ロッテが逆転で4連勝を飾った。0−1の5回にマーティンの4試合連続となる12号3ランでひっくり返した。美馬が5回1失点で3勝目を挙げ、益田が13セーブ目。日本ハムは再三の好機を生かせず、連勝が4で止まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | x | 3 |
ロッテ・マーティンが、自身初の4戦連発で美馬の本拠地初勝利をアシストした。
1点を追う5回2死二、三塁、日本ハム上沢の133キロを捉えて右翼席中段へ。決勝の逆転12号3ランとした。5回守備で美馬がピンチを招くと、ファンを誘うように率先して手拍子。拍手は右翼スタンド全体に広がった。「家族だと思っているし、美馬投手のモチベーションが少しでも上がればと。勝ちがついてよかった」。カッコよすぎるヒーローとなった。
ロッテ美馬学投手が、5回1失点で勝利投手の権利を持って降板した。
苦しみながらも粘った。3、4、5回と先頭を出して6安打2四球、114球を要したが、味方がマーティンの12号3ランで逆転するまで最少失点でこらえた。
日本ハム上沢とは7月14日にも投げ合い、7回2失点で勝っている。「かなり粘り強く、といったピッチングでした。田村に感謝ですね。丁寧に、丁寧に投げられたかと思います。ランナーを出してからが課題だったので、そこはちょっとずつ良くなってきたのかなと思います。あとはベンチで全力で応援します」と振り返った。
日本野球機構(NPB)は11日、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議を行った。
ソフトバンクに感染者が出て2日の西武戦が中止になったことを踏まえ、保健所による濃厚接触者の特定がなされるまでの「空白の時間」に試合中止とならないよう、リーグ独自で「濃厚接触の可能性のある選手」のリストをつくる方針を確認。リストの選手を除外した編成で試合を実施できるようにする。今後はすでにある素案をもとに、週内にマニュアルをまとめる。マニュアル完成前に感染者が出た場合は素案で対応する。検査の迅速化のため、抗原検査の導入なども提案された。
また、9日に発表された2軍戦に出場した20代審判員がコロナ陽性となった件について、保健所から一緒に出場していた他の審判員は濃厚接触者には当たらないと認定されたことも説明された。
ロッテのレオネス・マーティン外野手が、4試合連発となる12号3ランで形勢を逆転した。
1点を追う5回2死二、三塁。2ボール2ストライクから133キロキロを右翼スタンド中段まで運んだ。4回まで被安打1と安定していた日本ハム上沢から一気に3点を奪った。
前カード終了時点でロッテは3連勝、日本ハムは4連勝。0.5ゲーム差で、敗れれば順位がひっくり返る。「打ったボールはフォークボール。4試合連続なんて初めてだよ。今日も勝てるようにまだまだ頑張るよ。YES!マーティン!」と気合を入れた。
ロッテは「ALL for CHIBA」イベントとして行う18日と20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で市川市、浦安市の名産品を先着で無料配布すると11日、発表した。
18日は市川市の「市川のなし」を先着600人に、20日は浦安市の「浅田せんべい」を先着500人に配布する。広報室は「過去にもさまざまな特産品、名産品を無料配布し、ファンの皆様から大きな反響をいただいてきました。今回も地元千葉の誇る味をぜひご賞味いただければと考えています」とコメントした。
第13回新型コロナウイルス対策連絡会議が11日、行われ、NPB斉藤惇コミッショナー、Jリーグ村井満チェアマン、専門家チーム座長の賀来満夫氏(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授)がオンラインでの記者会見に臨んだ。
会議では、チーム内で陽性者が出た場合、保健所による濃厚接触者の特定がなされるまでの“空白の時間”に試合が中止とならないよう、チームやリーグ独自でできることについて議論がなされた。
斉藤コミッショナーは「クラスターの場合は中止はやむを得ない。スタッフや数名程度の罹患は、濃厚接触者を我々の方で認定して、試合を挙行できればと思っている」と、一時的に独自で認定する方向性を説明。村井チェアマンも「我々の判断で試合を開催する可能性はあるということです。我々の独自判断とはいえ、引き続き専門家のご意見もうかがっていく」とした。
あくまで最終的な判断は保健所で、斉藤コミッショナーは「我々だけ単独でやって保健所は無視するということではない。あくまでも(空白の時間の)つなぎ。いろいろデータもそろってきて、どういうケースを保健所が濃厚接触者認定してるか分かってきている。その辺をベースにして判断する」と話した。
現状、市中では感染拡大が続いているが、賀来氏は「また無観客に戻すのではなく、5000人の規模で感染対策を行いながら試合を続けていく、それでいいと判断しています」とした。
ロッテにフリーエージェント(FA)で楽天から加入した美馬が5回6安打1失点で粘り、本拠地での初勝利をつかんだ。本拠地3試合目の登板で初めてヒーローインタビューを受け「この声援を浴びるために来た。本当に嬉しい」と感慨に浸った。
0−1の5回2死二、三塁で大田をスライダーで空振り三振に仕留めると、その裏にマーティンに逆転3ランが出て白星が転がり込んだ。決め球に苦労して114球を要しただけに「先発として長いイニングを投げ、チームが勝てるようにしたい」と課題を挙げた。
プロ野球の12球団代表者会議が11日、オンラインで開かれ、球団内で選手やスタッフから新型コロナウイルスの感染者が出た場合に試合の挙行を判断するための業務マニュアルを、今週末をめどに作成することを決めた。
プロ野球は1日に2軍で調整中のソフトバンク・長谷川勇也外野手の感染が判明。ファーム施設を使う選手、スタッフを経由しての感染の可能性を否定できず、保健所による濃厚接触者の特定が間に合わないため、翌2日に予定されていた1軍のソフトバンク−西武が中止になった。
午前中に開かれたJリーグと連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第13回会議では、専門家チームからPCR検査は結果が出るまで時間がかかるため、より時間が短縮できる高感度の抗原検査の導入が提案された。また、保健所との連絡体制や信頼関係の構築、濃厚接触者を特定する判断材料になる行動記録の重要性を再確認した。
ロッテ・荻野貴司外野手(34)が、来週にも1軍復帰する見込みとなった。同選手は7月22日の西武7回戦(メットライフ)で走塁中に右足を負傷。「右大腿二頭筋の筋損傷」と診断され、翌23日に出場選手登録を抹消されていた。井口資仁監督(45)は11日、「今週末ぐらいから(2軍の)試合に出られそう。2、3週間は実戦を離れているから、(1軍復帰は)何試合かはしっかり出てから」と話した。荻野は今季ここまで28試合に出場し、打率.333、12盗塁。
ロッテは11日、8月18日と20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)を地元千葉県のために戦う「ALL for CHIBA」イベントとして開催し、同県市川市と浦安市の名産品を先着で無料配布すると発表した。18日は市川市の「市川のなし」を先着600人に、20日は浦安市の「浅田せんべい」を先着500人に無料配布する。配布はいずれもCコアラのマーチゲートおよびDトッポゲートで、開場時間の午後4時半から行う。ロッテ広報室では「過去にも様々な特産品、名産品を無料配布し、ファンの皆さまから大きな反響をいただいてきました。今回も地元千葉の誇る味を、ぜひご賞味いただければと考えています」としている。
プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第13回会議が11日、オンラインで開かれ、新型コロナの感染者が出て保健所による濃厚接触者の判定が間に合わない場合、リーグやチームが濃厚接触の有無を判断した上で試合を開催することを目指すことで一致した。
プロ野球では8月2日のソフトバンク−西武、Jリーグでは7月26日のJ1の広島−名古屋などが中止となった。Jリーグの村井満チェアマンは「我々のスケジュールに合わせて(保健所から)回答をいただくことが不可能なこともある」とし、プロ野球の斉藤惇コミッショナーも「どういう場合を濃厚接触と認定するか、相当ケースが出てきている。それを基にベストを尽くし、やむを得ず挙行する場合がある」と述べた。
濃厚接触者を判定するための前提として、保健所との連絡体制や信頼関係の構築、材料となる行動記録の重要性を再確認。PCR検査は結果が出るまで時間がかかるため、より時間が短縮できる高感度の抗原検査の導入なども協議した。
プロ野球、Jリーグはともに今月末まで観客数の上限を5000人に据え置くことを決めている。
日本野球機構(NPB)とサッカーJリーグが連携して感染症の専門家チームから意見を聞く「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第13回会議が11日、オンラインで開かれ、球団やクラブ内から感染者が出た場合に試合を挙行する判断などについて協議した。
プロ野球は8月2日のソフトバンク−西武、Jリーグは7月26日のJ1広島−名古屋などが、保健所による濃厚接触者の特定が間に合わないなどの理由で中止となった。
専門家チームからは、PCR検査は結果が出るまで時間がかかるため、より時間が短縮できる高感度の抗原検査の導入が提案された。また、保健所との連絡体制や信頼関係の構築、濃厚接触者を特定する判断材料になる行動記録の重要性を再確認した。
プロ野球は午後に12球団代表者会議を開き、具体策などを検討する。
パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社は、米国スポーツ専門チャンネル、For the Fans「FTF」と米国国内における2020 年のパ・リーグ主催試合放送の契約に11日までに合意した。11日の試合より、米国内でパ・リーグ試合の生中継がスタートする。なお、クライマックスシリーズは放送されない。
「プロ野球の新しいファンを増やす」というパシフィックリーグマーケティングのミッションのもと、今回の契約が実現。米国内では今季、スポーツ専門局のESPNが韓国プロ野球(KBO)とテレビ中継の契約を結ぶなど、米国内でもアジア野球など、米国外での野球が関心を集めている。
プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第13回会議が11日、オンラインで開かれ、新型コロナの感染者が出た場合、チーム内の感染者を特定するために短時間で結果が出る緊急検査の方法を検討した。
7月下旬以降に選手や球団職員の感染が相次ぎ、プロ野球では8月2日のソフトバンク−西武、Jリーグでは7月26日のJ1の広島−名古屋などが、保健所による濃厚接触者の特定が間に合わないなどの理由で中止となった。
保健所との連絡体制や信頼関係の構築、濃厚接触の判断材料になる行動記録の重要性を再確認した。その上でPCR検査は結果が出るまで時間がかかるため、より時間が短縮できる高感度の抗原検査の導入などを協議した。
プロ野球、Jリーグはともに今月末まで観客数の上限を5000人に据え置くことを決めている。
ロッテ・マーティンの4戦連発が、4連勝をもたらした。0−1の5回2死二、三塁から上沢の投じたチェンジアップを捉え、右翼席へ運ぶ逆転の12号3ラン。「最高に嬉しい。4試合連続なんて初めてだよ」と満面に笑みを浮かべた。
女優の広瀬アリス似と評判の輝く笑顔。「笑っている顔は似ていると思う。自慢だよ」と言い、その笑顔には理由があった。18年にインディアンスに移籍した直後、重度の細菌感染症で入院。「死んでしまうと思った」という経験を経て「第2の人生なのだから笑って過ごそうと決めた」と明かした。
井口監督は「しっかり仕留めてくれた」と感謝。「チームを助けたい」というマーティンの笑顔は頼もしかった。
わずか3安打で4連勝を飾ったロッテ・井口監督は「マーティンがしっかり仕留めてくれた」と、助っ人に感謝した。
マーティンが0−1の5回2死二、三塁で上沢の投じた133キロの落ちる球を右翼席へ12号逆転3ラン。マーティンは「2ストライクと追い込まれてから失投を見逃さずに打てた」と笑みを浮かべた。
マーティンの4戦連発とチームの4連勝が重なる。5回1失点と粘った美馬にも3勝目をプレゼントし、「(ZOZOマリンの)ファンの前プレーできることが最高に嬉しい。いい練習が出来ている」と、力強かった。
女優の広瀬アリス似で話題のロッテ・マーティンが会心の一撃で勝利を呼んだ。
ロッテは本拠で日本ハムに3−1で下し4連勝。貯金を「4」に伸ばした。1点を追う5回に2死二、三塁からマーティンが自身初の4戦連発となる逆転12号3ラン。リリーフ陣の無失点リレーで逃げ切りに成功。先発の美馬が5回6安打1失点で3勝目を手にした。
先発の美馬は5回まで毎回安打を許しながらも114球と粘り投球。3回、1死満塁から中田の左犠飛による1点のみに抑えた。
すると0−1で迎えた5回2死二、三塁からマーティンが日本ハム先発・上沢の甘く入った133キロのチェンジアップを完璧に捉え、右翼スタンドへ逆転12号3ラン。これが4試合連発となるマーティンは「4試合連続なんて初めてだよ。YES!マーティン!」と笑顔で喜んだ。
3−1とリードを奪うとリリーフ陣が奮起。フローレス、唐川、ハーマンが1イニングずつ締め無失点。9回は守護神・益田が3者凡退に抑えリーグトップの13セーブ目を挙げた。
女優の広瀬アリス似で話題のロッテ・マーティンが0−1の5回2死二、三塁で逆転3ランを放った。上沢の投じた133キロの落ちる球を捉え、右翼席中段に叩き込んだ。
これが4試合連発となる12号。マーティンは「4試合連続なんて初めてだよ。YES!マーティン!」と笑顔で喜んだ。
ロッテが18日と20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)を地元千葉県のために戦う「ALL for CHIBA」イベントとして行い、市川市および浦安市の名産品を先着で無料配布すると発表した。
18日は市川市の「市川のなし」を先着600人に、20日は浦安市の「浅田せんべい」を先着500人に無料配布する。
配布はいずれもCコアラのマーチゲートおよびDトッポゲートにて開場時間(午後4時30分)から。
球団広報室は「ALL for CHIBAイベントとして過去にも様々な特産品、名産品を無料配布しファンの皆様から大きな反響をいただいてきました。今回も地元千葉の誇る味をぜひご賞味いただければと考えています」と来場を呼びかけた。
パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社が米スポーツチャンネル・For the Fans(FTF)と合意した米国内での今季のパ主催試合放送が11日からスタートすることが決まった。
前日10日に合意したばかりで、米国で初めてパ・リーグ試合のライブ放送が開始される。今季中の残る200試合以上が放送対象で、ライブ放送の他、最大2度までの再放送も予定している。パ・リーグは現在、台湾でも主催試合を放送しており、14、15年には韓国でも放送していた。
本拠地が歓声に包まれた。0−1の5回2死二、三塁、マーティンが上沢の変化球を豪快に仕留め、右翼席中段へ運んだ。打った瞬間に本塁打を確信したベンチも総立ちになる4試合連発の逆転12号3ラン。チームを4連勝に導いた。
プロ野球は11日、新型コロナウイルス感染者が出た場合に保健所による濃厚接触者の特定が間に合わないケースで、独自に濃厚接触の疑いを判断して試合開催を目指す方針を固めた。保健所による最終的な認定が出るまで、濃厚接触の疑いのある選手らをチームから外した上で直近の試合挙行を目指す。
この日、Jリーグと合同の対策連絡会議と代表者会議を開催。保健所の濃厚接触者認定が数日かかる傾向を踏まえ、斉藤コミッショナーは「クラスターの場合、中止はやむを得ないが、数名程度の罹患の場合は濃厚接触者は(保健所の特定を待たず)我々の方で認定して試合の挙行ができたら」と説明。最終的には保健所の認定に従うとした上で、保健所の過去の事例を参考に、濃厚接触者の判定基準や、試合開催可否判断の手順を定める。
独自判断の前提として、専門家は1〜2時間ごとに行動記録をとる必要性を指摘。より短時間で結果が判明する高感度の抗原検査の活用も検討していく。
プロ野球ではソフトバンク・長谷川の感染が1日に判明し、2日の西武戦が中止となった。3日には1軍スタッフの感染が判明。球団独自の判断で同スタッフと接触のある2人を自宅待機とした上で、4日の楽天戦は予定通り行った。同日、2人は保健所から濃厚接触者に該当しないと判定され、5日からチームに合流した。
打った瞬間にZOZOマリンが大歓声に包まれた。
1点ビハインドの5回2死二、三塁。ここまで3試合連続本塁打中と打撃好調のロッテのレオネス・マーティン外野手(32)が、日本ハム・上沢の変化球を仕留めた。打った瞬間にベンチ、ファンは総立ち。打球はぐんぐんと伸び右翼席中段へと飛び込む逆転の12号3ランだ。「打ったボールはフォークボール。4試合連続なんて初めてだよ。今日も勝てるようにまだまだ頑張るよ。YES!マーティン!」ととびっきりの笑顔を見せた。
乗りに乗っているマーティンの4試合連続弾でロッテが2点をリードした。
ロッテは11日、本拠地で行われる18日と20日のソフトバンク戦で、市川市、浦安市の名産品を先着で無料配布すると発表した。
地元千葉県のために戦う「ALL for CHIBA」イベントとして、18日は市川市の「市川のなし」を先着600人、20日は浦安市の「浅田せんべい」を先着500人に無料配布する。配布はCコアラのマーチゲートと、Dトッポゲートで開場時間(午後4時30分)から行う。球団広報は「過去にも様々な特産品、名産品を無料配布しファンの皆様から大きな反響をいただいてきました。今回も地元千葉の誇る味をぜひご賞味いただければと考えています」とコメントした。
プロ野球は11日、Jリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」(第13回)をオンラインで開き、専門家を交え、感染者が出た場合の試合挙行に関する対応について協議した。
選手らに陽性者が出た場合、保健所による濃厚接触者の認定が直近の試合開催に間に合わない事例があったため、今後同様のケースが起きた場合の対応策を話し合った。プロ野球、Jリーグとも、保健所の認定が間に合わないケースは行動記録をもとに独自に濃厚接触者を洗い出し、該当者を外した上で直近の試合挙行を模索する考えを示した。
プロ野球の斉藤コミッショナーは「クラスターの場合、中止はやむを得ないが、スタッフや数名の選手の罹患の場合、濃厚接触者を我々の方で認定して試合を挙行できたらと思う。各地の保健所に説明した上でやらせていただきたい」と説明。最終的に保健所による判断を優先する方針は変わらないという。専門家からは、その前提として、1、2時間ごとに詳細な行動記録をとることの重要性が指摘された。
プロ野球は11日、Jリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」(第13回)をオンラインで開き、専門家を交え、感染状況の分析や、感染者が出た場合の試合挙行に関する対応について協議した。
プロ野球、Jリーグとも選手らに感染者が出たことに伴い、試合が中止になった事例が出ている。保健所による濃厚接触者の認定に時間がかかる場合を想定し、感染拡大を防ぎつつ、可能な限り試合を挙行する方法について協議した。
専門家からは、保健所との信頼関係が重要との見解が改めて示されたほか、短時間で結果が出る抗原検査の導入を検討すべきとの意見が出されたという。専門家チームの賀来座長(東北医科薬科大特任教授)は「PCRは時間かかる。高感度の抗原検査があるのでどう導入できるか。早急に詰めていこうという話をした」と話した。
ロッテのマーティンが4試合連発となる逆転の12号3ラン。0−1の5回2死二、三塁で、上沢のチェンジアップを完璧に捉え、右翼席中段へ運んだ。チームを4連勝に導き「4試合連続なんて初めてだよ」と驚き交じりに喜んだ。
先発の美馬に移籍後初の本拠地勝利を付け「頑張っていたので勝ちが付いて良かった」と語った。
プロ野球は11日、臨時の12球団代表者会議を開き、選手やスタッフが新型コロナウイルスの陽性判定を受け、保健所による濃厚接触者が認定されるまでの試合について、当該球団が独自で濃厚接触疑いを調査した上で、挙行を目指す方向で一致した。
具体的なマニュアルなどについては、今週中の取りまとめを目指す。NPB・井原事務局長は「濃厚接触の可能性のある人たちのリストは作る。そして可能性のある人を外して、チーム編成を考えることになると思う」と話した。先だって開かれたJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議で、専門家チームからは保健所との信頼関係が重要との指摘を受け、綿密な行動記録の徹底や、検査結果が迅速に出される抗原検査導入の検討も提言された。
ロッテの美馬が移籍後ホームZOZOマリンスタジアムで初勝利を挙げた。5回6安打1失点で降板。その裏にマーティンの逆転3ランが飛び出し、3勝目を挙げた。
「この声援を受けるために来たので本当に嬉しいです」。移籍初のお立ち台で、笑顔を見せた。
7月14日の日本ハム戦以来、約1カ月ぶりの勝利。「最近いいピッチングができていなくて、不安の中でのピッチングでした。負けている中でマーティンがホームランを打って勝ちをつけてくれて嬉しかった」と4試合連続本塁打の頼もしい仲間に感謝した。
毎回安打を許しながら要所を締める投球。3回1死満塁からの中田の犠飛による1点にとどめた。5回は2死二、三塁のピンチで大田を空振り三振に仕留めた。「最後は本当にファンの皆さんの後押しのおかげで空振りが取れたと思います」。
チームはこれで4連勝、貯金を4とした。「先発としてチームが勝てるようにしっかり長いイニングを投げていきたい」とさらにチームに貢献することを誓った。
ロッテ先発の美馬は粘りの投球で5回6安打1失点だった。
毎回安打を許しながら要所を締める投球。3回一死満塁から中田の犠飛による1点にとどめた。
0−1と1点ビハインドの段階で降板。だが、5回裏にマーティンが4試合連続となる逆転3ランを放ち、勝利投手の権利が発生した。
絶好調のロッテ・マーティンが4試合連続となる12号逆転3ランを放った。
1点を追う5回、それまで1安打に抑えられていた日本ハム・上沢に対し、1死から福田が四球で出塁。角中の左前打などで2死二、三塁とし、打席にマーティンを迎えた。
マーティンはカウント2ボール2ストライクからの5球目、それまで苦戦していたチェンジアップが真ん中に甘く入ったのを見逃さなかった。完璧に捉えた打球は、右翼席中段に弾んだ。
5回を終えて3−1とリードを奪った。