ロッテがリーグ最速で30勝に乗せ、単独首位に立った。3−3の6回に角中の適時打で勝ち越し。7回に2点、8回も1点を加えて突き放した。7回3失点の石川が自身4連勝で4勝目。ソフトバンクは投手陣が崩れ、3位に転落した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | x | 7 |
逆転のロッテが50年ぶりの8月単独首位に立った。ソフトバンクとの首位攻防戦で連日の劣勢をひっくり返し、14安打7得点の快勝。4番安田尚憲内野手(21)が適時二塁打で反撃ののろしを上げ、5番井上晴哉内野手(31)にバックスクリーン弾が飛び出し、最後は6番角中勝也外野手(33)が決めた。1分けを挟んで4連勝で、貯金は今季最多の8に伸びた。
角中は思わず振り抜いていた。同点に追いつかれた直後の6回2死一、二塁。サブマリン高橋礼の外角低め113キロを中前に落とした。「普段見ないアンダースローなんで、とりあえず1球見ようと思ったんですけど。タイミング合ってんなーと思って、気付いたら振り終わってました」。想定外?の初球打ちを殊勲打にしてみせた。
打棒とともに角中節も健在だった。二走は前夜決勝の場面で代走を出された安田。「あの当たりでホームにかえれなかったら後で説教しようと。ちゃんとした4番にするために、普段から自分らが鍛えてます」。21歳らしい滑り込みで余裕のセーフだった若武者を、愛あるいじりで迎えた。
じわじわと着実に攻め立てた。3割をゆうに超える打者はいないが、線となり4度満塁をつくった。井口監督は「戦略として球の見極めに力を入れている。それができている」とうなずく。14安打に加えて四死球10個。新スピードスター和田が出て、2番中村奨が得点圏へ進ませる。安打のなかった3番マーティンも2本の犠飛で2打点を挙げるなどし、打点は2番から6番全員に付いた。今年と同じように1番荻野が7月に離脱した18年は、夏からずるずる失速した。レアードがいない。種市もいない。西野も田中もいない。でも今夏は主力の不在を感じさせない。
初回の攻撃は3日連続でゲッツーだった。それでも巻き返せる地力がある。1分けを挟み4連勝で、7年ぶりのリーグ最速30勝に到達。例年と試合消化数の割合こそ違うが、前後期制の73年から82年を除き、リーグ優勝した1970年以来の8月単独首位となった。
よど号ハイジャックに大阪万博、2度目の安保闘争−。選手はもちろん、1軍首脳陣も吉井投手コーチ以外は生まれていない。浮かれることもない。「選手は多分、そこまで嬉しいとかはない。何なら僕は、昨日の時点で単独首位だと思ってました。選手は意外とそんなもんです。目先の勝利と、終わった時に1番上にいること。それだけ考えてやってます」と角中。まだまだ日差しも強い8月。1番「熱い」夏はこれからだ。
50年前、1970年のメンバーは以下の通り。
50年前はぶっちぎりV | |||||
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順位 | チーム名 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝差 |
1 | ロッテ | 80 | 47 | - | |
2 | 南海 | 69 | 57 | 4 | 10.5 |
3 | 近鉄 | 65 | 59 | 6 | 13.5 |
4 | 阪急 | 64 | 64 | 2 | 16.5 |
5 | 東映 | 54 | 70 | 6 | 24.5 |
6 | 西鉄 | 43 | 78 | 9 | 34.0 |
ロッテが17年9月3日日本ハム戦以来の毎回安打を放ち、13年以来7年ぶりのパ・リーグ30勝一番乗り。
ソフトバンク戦は6月20日の2回戦から○○○△○○となったが、このカードで5連勝したのは12年5〜9回戦以来になる。前日20日に続く2点差逆転勝ち。今季の逆転勝ち16度は、西武の14度を上回り両リーグで最も多い。
逆転のロッテが50年ぶりの8月単独首位に立った。ソフトバンクとの首位攻防戦で連日の劣勢をひっくり返し、14安打7得点の快勝。4番安田尚憲内野手(21)が適時二塁打で反撃ののろしを上げ、5番井上晴哉内野手(31)にバックスクリーン弾が飛び出し、最後は6番角中勝也外野手(33)が決めた。1分けを挟んで4連勝で、貯金は今季最多の8に伸びた。
角中は思わず振り抜いていた。同点に追いつかれた直後の6回2死一、二塁。サブマリン高橋礼の外角低め113キロを中前に落とした。「普段見ないアンダースローなんで、とりあえず1球見ようと思ったんですけど。タイミング合ってんなーと思って、気付いたら振り終わってました」。想定外?の初球打ちを殊勲打にしてみせた。
打棒とともに角中節も健在だった。二走は前夜決勝の場面で代走を出された安田。「あの当たりでホームにかえれなかったら後で説教しようと。ちゃんとした4番にするために、普段から自分らが鍛えてます」。21歳らしい滑り込みで余裕のセーフだった若武者を、愛あるいじりで迎えた。
じわじわと着実に攻め立てた。3割をゆうに超える打者はいないが、線となり4度満塁をつくった。井口監督は「戦略として球の見極めに力を入れている。それができている」とうなずく。14安打に加えて四死球10個。新スピードスター和田が出て、2番中村奨が得点圏へ進ませる。安打のなかった3番マーティンも2本の犠飛で2打点を挙げるなどし、打点は2番から6番全員に付いた。今年と同じように1番荻野が7月に離脱した18年は、夏からずるずる失速した。レアードがいない。種市もいない。西野も田中もいない。でも今夏は主力の不在を感じさせない。
初回の攻撃は3日連続でゲッツーだった。それでも巻き返せる地力がある。1分けを挟み4連勝で、7年ぶりのリーグ最速30勝に到達。例年と試合消化数の割合こそ違うが、前後期制の73年から82年を除き、リーグ優勝した1970年以来の8月単独首位となった。
よど号ハイジャックに大阪万博、2度目の安保闘争−。選手はもちろん、1軍首脳陣も吉井投手コーチ以外は生まれていない。浮かれることもない。「選手は多分、そこまで嬉しいとかはない。何なら僕は、昨日の時点で単独首位だと思ってました。選手は意外とそんなもんです。目先の勝利と、終わった時に1番上にいること。それだけ考えてやってます」と角中。まだまだ日差しも強い8月。1番「熱い」夏はこれからだ。
ロッテ石川歩投手が7回3失点で自身4連勝の4勝目を挙げた。
ソフトバンク中村晃と柳田に被弾したが、粘った。先発した10試合全てで6回以上を投げている。
3日連続の連投をさせない投手起用の中、2連投していた唐川とハーマンを休ませ、4点差で守護神益田の温存にも成功。「神経を使いました。柳田の打席はやばかった」と言いながら、開幕戦で投げ合った東浜との再戦を白星で飾った。
日本野球機構(NPB)が21日、新型コロナウイルスの感染者が出た際の試合開催の可否を判断する新たな手順を公式サイトで公開した。
公式戦継続の判断基準として、選手らチーム関係者に感染者が発生し、当該者が発症48時間前から隔離されるまでに1、2軍の行き来をしていない場合は1、2軍の試合は挙行する。保健所が濃厚接触者と認定した関係者を隔離できた場合は試合開催を判断。認定が間に合わないケースでは、疑いのある関係者全員を隔離し、感染拡大防止を講じた上で試合開催を判断する。
都道府県単位を含む緊急事態宣言が発出された場合は緊急実行委員会を開催し、リーグ戦の中断を含めた対応を検討し、決定するなどを明記した。チーム関係者が濃厚接触者に認定された時は、PCR検査とともに高感度の抗原検査も状況に応じて実施することも記した。
ロッテは21日、オンラインストアで「70周年チャンピオンシリーズ」グッズの受注販売を22日から30日まで実施すると発表した。
球団設立70周年を記念して、日本一になった1950年、1974年、2005年、2010年の4シーズンに焦点を当てた同シリーズ。主なグッズは以下の通り。
その他商品や詳細は公式ホームページまで。
球団広報室は「販売開始日である22日ソフトバンク戦の70周年チャンピオンシリーズイベントと連動して、1974年の日本一に関連したグッズを多くラインアップしています。当日は当時のメンバーである有藤通世氏、山崎裕之氏、木樽正明氏、村田兆治氏の4人による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーや、村田兆治さんが始球式を務められるなどのイベントが行われます」とアピールした。
ロッテは21日、同率首位で並んでいたソフトバンク7回戦(ZOZOマリン)に7−3で勝利。パ・リーグ最速で30勝に乗せ、単独首位に立った。8月以降の単独首位は1970年以来、実に50年ぶり(73年から82年の前後期制を除く)。21歳の4番打者、安田尚憲内野手が2安打1打点で勝利に貢献した。
半世紀のときを経て、8月に単独首位に立った。ロッテが首位で並んでいたソフトバンクを撃破。21歳の若き4番、安田が勝利を呼び寄せた。
「追い込まれていたので何とか食らい付いていった結果がヒットにつながってくれた」。
2点を先制された直後の3回、左中間へ適時二塁打。追いつかれた6回には2死から四球で出塁し、角中の中前打で勝ち越しのホームを踏んだ。2安打1打点。今季はコロナ禍で開幕が遅れたとはいえ、8月以降で単独首位に立つのは1970年以来50年ぶり(73年から82年の前後期制を除く)となった。
大阪・履正社高からドラフト1位で入団して3年目。開幕直後は主に3番や7番だったが、井口監督から勝負強さと将来性を見込まれ、7月21日の西武戦から4番を任されている。6月の月間打率は.053だったが、7月は同.289、3本塁打、12打点。8月は.250ながら、既に先月を上回る16打点を稼いでいる。
先輩からも愛される若者だ。ロッカーが隣同士の角中から「あの当たりで(安田が)ホームにかえれなかったら、後で説教しようと思っていました」とジョーク交じりにコメントされた。続けて「厳しい言葉をみんなで投げかけて鍛えています。本物の4番にするために」と明かされた。
チーム一丸の勝利で単独首位に立った井口監督は「何とかあと2つ勝てるように」と、ここまで3勝1分けのソフトバンク6連戦に目を向けた。角中は「シーズンが終わったときに一番上にいることだけを思っている」とチームの思いを代弁した。50年前はレギュラーシーズン1位で優勝。井口ロッテが新たな歴史を作る。
ロッテの角中が3−3の6回2死一、二塁で、下手投げの高橋礼の初球を中前に運ぶ適時打を放った。今季の1本塁打は、楽天の牧田から記録しており、アンダースローと相性がいい。「1球は見ていくつもりだったが、気付いたらタイミングが合っていたので振ってしまった」と苦笑交じりに話した。
2012、16年に首位打者を獲得した実力者としては、今季は開幕から調子が今一つ。それでも7回は押し出し死球で、今季5打点目をマーク。チームは単独首位に立つ好調ぶりで「勝っていますからね。雰囲気はいい」と笑顔だった。
小刻みに得点を重ねたロッテが競り合いを制し4連勝。今季は開幕が6月19日にずれこんだが、8月では1970年以来50年ぶり(前後期制だった73年から82年を除く)の単独首位に立った。7回を投げ4安打3失点の石川が今季4勝目(2敗)。ソフトバンクは投手陣が粘りを欠いた。
ソフトバンクは3回1死一塁から中村晃が3号2ランを放ち先制。ロッテはその裏、1死一塁から安田が左中間へ適時二塁打。続く4回、マーティンの犠飛で同点すると、5回には井上のバックスクリーンに運ぶ12号ソロで勝ち越しに成功した。
ソフトバンクは6回に先頭の柳田がバックスクリーンへ同点の16号ソロを放ったが、ロッテはその裏、2死から2つの四死球で一、二塁とし角中の中前適時打で再度勝ち越し。さらにロッテは7回に1点、8回に2点を加え差を広げた。
ロッテは21日、球団オンラインストアで22〜30日まで球団設立70周年を記念した「70周年チャンピオンシリーズ」グッズの受注販売を実施すると発表した。
日本一に輝いた1950年、74年、2005年、10年の4シーズンに焦点を当て、「オリジナルロッテオリオンズグローブ(税込6万6000円)」、「1974CHAMPIONプルオーバーパーカー(同5800円)」、「1974CHAMPIONTシャツ(同3500円)」、「全選手対応ロッテオリオンズクールマスク(同1600円)」、「全選手対応ロッテオリオンズネーム&ナンバーTシャツ(同3500円)」など多数のアイテムをそろえている。詳細は球団公式ホームページで確認できる。
日本野球機構(NPB)は21日、公式ホームページ上の「新型コロナウイルス感染予防ガイドライン(有観客開催)」を20日付で更新した。
感染しているかどうかを調べる検査方法として、PCR検査のほかに高感度の抗原検査を取り入れている病院もあるため、発症者・陽性感染者発生時の対応指針を表すフローチャートに、新たに「抗原検査」が盛り込まれた。
また、「球団と関係者予防措置」の「マスクの着用」の項目に、「マスクを外した際は会話・掛け声・大声は控える」を追記。別添1「球団入場時のガイドライン(球団と関係者)」の全般項目には「選手、スタッフ、帯同者全員の名簿を事前にホーム球団担当者に提出。帯同者名簿内の来場者に〇を付け、当日試合開始4時間前までにホーム球団担当者に提出する」が追記された。
新たに、別添3として「2020年度シーズン特例事項」、別添4としてチーム関係者から要請感染者が発生した場合などの「公式戦継続の判断基準」が加わった。
これが首位打者を2度獲得した男の本能か。ロッテ・角中は初球を見送るつもりだったが、体が自然と反応した。同点の6回2死一、二塁でサブマリン・高橋礼のシンカーをはじき返した。
「アンダースローは打席であまり見ないので、1球見てと思っていた。全く打つつもりはなかったけど、気がついたら打っちゃっていました」。
タイミングは完璧。打球はきれいなライナーで中前へ抜けた。二塁から安田が激走する。「あの当たりでホームに還れなかったら後で説教しようと思っていた」。そんな思いも届いた。
同率首位だったソフトバンクに対し、これで引き分けを挟み4連勝を飾った。13年以来7年ぶりのパ30勝一番乗り。さらに73〜82年に実施された前後期制を除けば、8月以降の単独首位はパ・リーグを制覇した70年10月23日以来、実に50年ぶりだ。開幕が遅れ、11月上旬まで続くシーズンとはいえ、2位、3位からの「下克上」でいずれも日本一に輝いた05、10年も8月中には1度も単独首位に立てなかった。
ただ、殊勲の角中は「自分は昨日から単独首位だと思っていた。選手なんてそんなもの。目先の勝利とシーズンが終わったときに1番上にいることだけを考えている」と天然ぶりを発揮。ロッカールームでは隣の安田をいじるのが日課だ。「厳しい言葉を投げ掛けて、メンタルを鍛えてあげているんです。真の4番にするために」と笑った。
将棋に例えるならば豪快な攻撃力を誇る安田が「飛車」で、巧みな斜めから攻め込む「角行」こそが角中だ。力と技の融合は打線の破壊力を大きく増す。今季最多の貯金8に「17残塁と多かったけれど、打線がつながった」と井口監督。毎回の14安打が、半世紀ぶりに壁をぶち破った。
ロッテの石川が7回4安打3失点で今季4勝目を飾った。6・19開幕戦の再戦となった東浜との投げ合いを制した。
「別に投手と勝負する訳ではないので…」と言うが、立ち上がりから直球が走り、制球ミスも少なかった。1点リードの6回には柳田に内角直球を投げ込んで同点ソロを浴びたが「あれはヤバい。防ぎようがない」。開幕から6試合連続で白星に恵まれなかったが、これで自身4連勝。名前の「歩」の通り、一歩ずつ勝ち星を積み重ねている。
日本野球機構は21日、新型コロナウイルス感染予防ガイドラインを改定。マスクを外した際は会話、掛け声などを控える記述を加えてマスク着用の重要性をより強調した。
また別添として、今季限りのシーズン特例事項と、関係者に感染者が出た際の公式戦継続の判断基準を付け足した。保健所による濃厚接触者の認定が間に合わない場合は、濃厚接触の疑いのある関係者をリストアップし隔離した上で、開催を判断するケースもある。
現在上限5000人の観客数については、政府の指針に従う。政府は9月以降も5000人までの制限を続ける公算が高まっている。井原敦事務局長は「政府の方針が変われば、その範囲内で動く。各球団の判断になる」と方針を示した。
ロッテは4連勝を飾り、リーグ30勝一番乗りで単独首位に浮上した。先発の石川が7回105球を投げて、4安打3失点で今季4勝目をマークした。
石川は「状態はあまり良くなかったので、しっかり投げたいと思ってマウンドに上がりました。いつもならヒットをいっぱい打たれるんですけど、今日はヒット少なめだったので自身の投球は良かったと思います」と振り返った。「田村のリードも良かったです」と女房役に感謝し、打線の援護についても「凄く楽に投げられています」と感謝した。
単独首位浮上については「チームの雰囲気も良いので嬉しいです」と話し、最後に「これからも勝っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。
6回に勝ち越しの中前適時打を放った角中は「1点欲しいと思って打席に入りました。正直アンダースローだったので、とりあえず1球見てと思っていました。全く打つつもりはなかったんですけど、気づいたらタイミングが合っていたので振っちゃいました」と話し、打った直後は「絶対ホームまで安田帰って来いよと思って見ていました」と勝ち越しの場面を振り返った。
先発の石川の好投についても「自分は守ってないので何とも言えないですけど、投球テンポが良いので守っていた時は守りやすかったので、それが打線にも良い影響になっていると思います」と語った。
単独首位浮上となったが「選手はあんまり嬉しいとかはないです」とキッパリ。「とりあえず目先の勝利と終わった時に1番上にいることだけ考えています。明日も勝ちます!」と意気込んだ。
ロッテ・井上が8試合ぶりの12号ソロを放った。
2−2の5回、先頭で打席に入ると、1ボール2ストライクから東浜の143キロを豪快にバックスクリーンへ運んだ。
「打ったのはストレートです。チャンスを2回つぶしていたので、この打席は何とかしたいと思っていたところで、打つことができて良かったです。決まり手?寄り切りです。ごっちゃし!」。
井上は初回1死満塁で遊ゴロ併殺、3回1死二塁でも遊ゴロに倒れていた。
ロッテはマリーンズオンラインストアで22日から30日まで「70周年チャンピオンシリーズ」グッズの受注販売を実施する。「70周年チャンピオンシリーズ」は球団設立70周年を記念して、1950年・1974年・2005年・2010年と日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当て、70年間の歩みを振り返るイベント。
主なグッズは次の通り。
70周年記念オリジナルロッテオリオンズグローブ、価格6万6000円(税込)、仕様:右投げ用、左投げ用。1974CHAMPIONグッズプルオーバーパーカー:5800円。1974CHAMPIONTシャツ:3500円。1974CHAMPIONキャンパストート:2000円。全選手対応ロッテオリオンズクールマスク:1600円。全選手対応ロッテオリオンズネーム&ナンバーTシャツ:3500円。Bigバブルガム坊やTシャツ:3200円。ひょっこりバブルガム坊やTシャツシャツ:3900円。
10月下旬頃の届けを予定している。球団広報室は「70周年チャンピオンシリーズグッズは販売開始日である8月22日のソフトバンク戦に開催される70周年チャンピオンシリーズイベントと連動して1974年の日本一に関連したグッズを多くラインナップしています。当日は1974年当時のメンバーである有藤通世氏、山崎裕之氏、木樽正明氏、村田兆治氏の4名による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーや村田兆治さんが始球式を務められるなどのイベントが行われます」とアピールしていた。
これが好調なチームの勢いか。角中のバットは思わず、初球に反応した。「アンダースローは普段見ないので、まずは1球見て。全く打つ気なかったけど、気づいたらタイミングが合ってて振っちゃってました」。同点の6回2死一、二塁。高橋礼の初球をセンター前へと運んだ。二塁走者・安田がスタート良く激走し、勝ち越しのホームイン。その後3点を追加し、同率首位に並んでいたソフトバンクを下して、単独首位に躍り出た。今季は開幕が6月にずれ込んだものの、ロッテが8月以降で単独首位となるのは1970年以来(73〜82年の前後期制を除く)50年ぶりの快挙。50試合以上を消化しての単独首位は2013年以来だ。
1分けを挟んで4連勝。昨季日本一のソフトバンクにも、1分けを挟んで5連勝。リーグ一番乗りで30勝到達と、ロッテ旋風が止まらない。実は、総得点は242点、失点は245点で、得失点差はマイナス。それでも首位に立つ。その理由は1点差ゲームを12勝5敗と制しているような粘り強さにある。
角中は「勝ってるからチームの雰囲気は悪いわけないですよ」と話す。首位打者2度のプロ14年目は、3年目の4番打者の教育係も買って出る。ロッカーが隣の安田に時には説教。「あえて上の選手がたくさんキツい言葉をかけて、メンタルを強くしています。本当の4番にするために」。安田は3回に反撃の適時二塁打。今季28打点中、7月21日から任される4番で23打点を稼いでいる。打率は2割4分5厘と低いものの、ベテランたちと一体となってチームを引っ張っている。
この雰囲気の良さが、今年のロッテの強さの秘訣。井口監督は「悪い波も来ると思うけど最後まで戦い抜きたい」と気を引き締めた。レギュラーシーズン2位からプレーオフを制して優勝した05年以来のVへと突っ走る。
単独首位へ執念の一打だ。
同点で迎えた6回2死一、二塁。ロッテの角中勝也(33)がソフトバンク・高橋礼の初球を見逃さなかった。「打ったボールは分かりません」と無我夢中で打球をセンター前へと運ぶと、すでにスタートを切っていた二塁走者・安田が一気にホームイン。「あの当たりでホームに帰れなかったら後で説教しようと思っていました。ロッカーも隣なので。ランナーを返せて良かったです」と角中は冗談交じりに笑った。
チームは5回に勝ち越し、6回に同点に追いつかれる厳しい展開の中で、再び勝ち越しに成功した。
ロッテは21日、マリーンズオンラインストアで「70周年チャンピオンシリーズ」グッズの受注販売を22日から30日まで実施すると発表した。
「70周年チャンピオンシリーズ」は球団設立70周年を記念して、1950年・1974年・2005年・2010年と日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当て、70年間の歩みを振り返るイベント。グッズは70周年記念グローブ(6万6000円)やプルオーバーパーカー(5800円)、Tシャツ(3500円)、クールマスク(1600円)など(いずれも税込み)。
球団広報は「販売開始日である22日のソフトバンク戦に開催される「70周年チャンピオンシリーズ」イベントと連動して、1974年の日本一に関連したグッズを多くラインナップしています」とPRした。
日本野球機構(NPB)は公式サイト上で公開している「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン(有観客開催)」を更新し、感染者の判明時などにおける公式戦継続の判断基準を追記した。
チーム関係者(ユニホーム着用者ら)から陽性者が出た際は、発症48時間前から隔離までに1、2軍の行き来をしてない場合、同関係者が帯同していない1軍または2軍の試合は挙行する、としている。
かねて課題となっていた保健所による濃厚接触者の認定が試合開催判断に間に合わない場合については、球団がリスト化した濃厚接触者の疑いがある者全員を隔離した上で、1軍または2軍の開催を判断する、としている。その際は専門家の助言、理事会、自治体、保健所との連絡を通じて適切な判断を下す−と定めた。
チームに濃厚接触者や体調不良者が複数発生した場合は、開始2時間前にチーム編成ができない状況を目安に中止を検討する。状況が複数対戦カード以上続き、試合開催が困難な場合は緊急理事会などを開き、対応を決めるとした。
ロッテは一丸になって宿敵のソフトバンクを倒した。勝利の瞬間、本拠地が大きな拍手と声援に包まれた。1分けを挟み4連勝で単独首位に浮上。8月以降で単独首位に立つのは1970年以来(73〜82年の前後期制を除く)、50年ぶりだ。
試合後の井口監督が頬を緩めて選手をたたえた。「球自体、みんなしっかり見えている。いい形で打線がつながった」。14安打7得点。3回から8回まで全てのイニングで得点を奪って、相手にジワジワとダメージを与えた。
重要な舞台で中軸も奮闘した。4番・安田が3回に適時二塁打を放つなど3番・マーティン、5番・井上を含めたクリーンアップ全員が打点をマークしてチームを鼓舞した。
主軸だけではない。3−3の6回2死一、二塁の場面では角中が勝ち越しの中前打を放った。単独首位浮上に貢献した経験豊富な男は「目先の勝利と終わった時に上にいることだけを考えている」と先を見据えた。
快勝し、13年以来7年ぶりの30勝リーグ一番乗りとなった。だがチームに慢心はない。「挑戦者の気持ちで戦っていきたい」と常々、語ってきた指揮官。「(ソフトバンクと)あと2つある。2つ勝てるように」。一戦一戦の勝利だけを目指し、頂点に立つ。
日本野球機構(NPB)は21日、有観客開催における新型コロナウイルス感染予防ガイドラインを更新した。選手らチーム関係者に感染者が発生した場合の公式戦継続の判断基準を別添で掲載。保健所による濃厚接触者の認定に時間を要する場合などは、当該球団がリストアップした疑いのある関係者全員を隔離し、感染拡大防止を講じた上で試合開催を判断することなどが明記された。また、都道府県単位を含む緊急事態宣言が発出された場合は緊急実行委員会で中断を含めた対応を検討、決定するとした。
また、ガイドラインにはマスクを外した際に「会話、掛け声、大声を控える」よう追記。チーム関係者が濃厚接触者に認定された場合の手順の中に、状況に応じて高感度の抗原検査を実施することも加えられた。
同率で並ぶ首位攻防戦はロッテが毎回の14安打、6イニング連続得点となる7点を奪って快勝。引き分けを挟んでの4連勝、ソフトバンク戦を5勝1敗1分とし、単独首位に立った。
ロッテ・石川、ソフトバンク・東浜という6月19日の開幕戦で激突した2人のエースの投げ合い。東浜は1点ビハインドの5回9安打3失点で降板。石川は2本の本塁打で3点を失ったものの、7回4安打3失点の好投で自身4連勝とした。
打線は同点の6回、2死一、二塁から角中の中前適時打で勝ち越し。7回1死一、三塁からマーティンが中犠飛。さらに2死満塁とし、角中の押し出し死球で加点。9回は中村の適時打で1点を追加した。
ロッテは2013年以来7年ぶりの30勝一番乗り。ソフトバンクは楽天に抜かれ3位に転落した。
ロッテが2点を先行されながらも、クリーンアップがそろい踏みで打点を挙げて逆転に成功した。
まずは3回。1死一塁の場面で4番・安田がフルカウントから東浜のシンカーをしぶとく捉え、左中間に運ぶ二塁打。エンドランでスタートを切っていた中村奨が一気に生還し、1点差とした。安田は「追い込まれていたので何とか食らいついていった結果がヒットにつながってくれたと思います」と振り返った。
4回には1死満塁から3番のマーティンが左犠飛を放って同点。
5回には5番の井上がバックスクリーンにたたき込む12号ソロをかっ飛ばして勝ち越した。勝てば単独首位に浮上する重要な一戦で中軸が奮闘した。
日本野球機構(NPB)は21日、有観客開催における新型コロナウイルス感染予防ガイドラインを更新した。
選手らチーム関係者に感染者が発生した場合の公式戦継続の判断基準を別添で掲載。保健所による濃厚接触者の認定に時間を要する場合などは、当該球団がリストアップした疑いのある関係者全員を隔離し、感染拡大防止を講じた上で試合開催を判断することなどが明記された。
また、都道府県単位を含む緊急事態宣言が発出された場合は緊急実行委員会で中断を含めた対応を検討、決定するとした。
また、ガイドラインにはマスクを外した際に「会話、掛け声、大声を控える」よう追記。チーム関係者が濃厚接触者に認定された場合の手順の中に、状況に応じて高感度の抗原検査を実施することも加えられた。
ロッテは21日、マリーンズオンラインストアで22日から30日まで「70周年チャンピオンシリーズ」グッズの受注販売を実施すると発表した。
「70周年チャンピオンシリーズ」は、球団設立70周年を記念して、1950年、1974年、2005年、2010年と日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当て、70年間の歩みを振り返るイベントとなる。
主なグッズは以下の通り。
販売はマリーンズオンラインストアにて8月22日10時から30日23時59分まで受注。10月下旬頃に届く予定。生産の状況により、届け日が前後する可能性がある。
ロッテ広報室は「70周年チャンピオンシリーズグッズは、販売開始日である8月22日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、17時試合開始)に開催される70周年チャンピオンシリーズイベントと連動して1974年の日本一に関連したグッズを多くラインナップしています。当日は1974年当時のメンバーである有藤通世氏、山崎裕之氏、木樽正明氏、村田兆治氏の4名による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーや村田兆治さんが始球式を務められるなどのイベントが行われます」とPRした。