わたしはかもめ2020年鴎の便り(8月)

便

8月24日

ロッテ益田「縁起がいい」日本一ユニで10月西武戦[ニッカン]

日本一ユニで優勝争いに箔を付ける。ロッテが10月2日から4日の西武戦(ZOZOマリン)を、日本一になった05年に着用していた「誠ユニホーム」で戦う。56試合を終えて首位と1ゲーム差の2位。総試合数の3/4を消化する10月上旬も、V戦線から脱落するつもりはない。抑えの益田は「縁起がいいユニホーム。当時、選手会長の小林雅英さんが胴上げ投手になる映像を見た。自分も選手会長として胴上げ投手になりたい」と“防波堤”としての決意を強くする。

益田はここまで両リーグトップの16セーブを記録。だが3日連続の登板は1度もない。吉井投手コーチは「勝負の時期にへばっていると本末転倒。どこが勝負かを見極めて、いける時はいってもらおうと考えている」と3連投解禁の時を見定める。シーズン終盤に向けて必ず来る正念場。誠ユニの力も借りて、守護神が腕を振るう。

井上
「僕はベニーさんのイメージですかねえ…。ハワイアン・パンチですよね!ベニーさんのようなパワーで勝利に貢献できる選手になりたいです。」
安田
「当時の左打者で主砲として活躍されたイ・スンヨプさんのように、バットでチームの勝利に貢献して優勝、日本一になりたいです。」

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ロッテ9月の日程ポスターに益田を起用[ニッカン]

ロッテは9月の日程ポスターに益田直也投手を起用すると24日、発表した。 同ポスターはZOZOマリン内各所、マリーンズストア各店、JR海浜幕張駅、JR千葉駅、千葉市内の商業施設、公共交通機関などに同日から掲出される。

広報室は「満場一致で益田選手に決まりました。通算100セーブを達成し、通算500試合登板もあと3試合に迫っており、守護神として絶対的な安定感でチームの快進撃を支えている点などから起用になりました。最終回のマウンドに上がった緊張感が伝わるようにデザインされており、高い完成度になっていると思います。皆様もぜひ、貼ってあるポスターを見ていただければと思います」とコメントした。

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観客動員制限緩和は持ち越し、NPB球団代表者会議[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は24日、新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議を行った。

Jリーグのサガン鳥栖のクラスター発生事例を挙げ、接触感染が原因とされる情報、分析を共有。8月末まで上限5000人とする観客動員の制限は議論されなかったが、この日の政府の感染症対策分科会でも来月末までの継続でまとまった。プロ野球も方針に従う予定で、制限緩和は持ち越しとなった。

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斉藤コミッショナー「重大な事態に至らず」と感謝[ニッカン]

第14回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システムにて実施)が24日、行われた。会議後の合同会見に日本プロ野球機構(NPB)斉藤惇コミッショナー、Jリーグ村井満チェアマン、専門家チームの東北大・賀来満夫氏、愛知医大・三鴨廣繁氏が出席した。

斉藤コミッショナーは冒頭で「プロ野球の方は120試合のうち、ほぼ半分ぐらいまでやってまいりました。重大な事態に至らず、皆さんのおかげでここまでやってこられた」と感謝の意を示した。同時にプロ野球、Jリーグなどの「いくつかケースをベースにした話題になった。どうも発症が出ると、出た人を悪人、差別、偏見というものが散見される」と警鐘を鳴らした。賀来氏も「大きな問題はかかってしまったことに対して、攻めるような、差別するようなことが日本全体で大きな影響を与えている。目に見えないものへの恐怖、恐れから生まれてきているのも事実」と話した。

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[プロ野球番記者コラム]ロッテ大嶺、トミー・ジョン手術を受ける人の希望に[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(32)が、23日に支配下選手登録された。チームメートに拍手で祝福され「すごく嬉しかったです」とさわやかに笑った。

1軍経験豊富な右腕は19年1月、右肘内側側副靱帯の再建手術を受けた。「痛い時は、自信をもって直球を投げることができなかったです」。リハビリに約1年を要する大きな決断をし、復活を目指した。

肘の内側側副靱帯の再建手術は、通称「トミー・ジョン手術」と呼ばれる。エンゼルス大谷も18年10月に受けている。大嶺は無事にリハビリを終え、石垣島キャンプから精力的に投げていた。今は「痛いところはないです」と喜ぶ。2軍では球速が150キロ超をマークしている。

30代になったプロ13年目の昨季は、マウンドとは無縁の1年だった。「リハビリに携わってくれた方々に、本当に、感謝の気持ちでいっぱいです」としみじみ話す。「これ以上悪くならないと自分に言い聞かせて、絶対に良くなるんだという気持ちでした」。

トミー・ジョン手術の経験者として、振り返る。

「投げ始めは怖さもありましたけど、自分の場合は早い段階で肘の恐怖心をとることができたので。もちろん、リハビリはしんどいですけど、やっていくうちに良くなっていくので気持ちも前向きになります」。

ロッテでは、今季の先発ローテーション入りが決定的だった西野勇士投手(29)が開幕直前に戦線離脱し、6月末に同手術を受けた。プロ野球選手のみならず、高校生にもこの手術を受ける選手はいる。彼らの不安は手に取るように分かる。だからこそ。

「西野とも手術後に色々な話をしました。多分今後(トミー・ジョン)手術をする人は増えてくると思います。その人達の希望というか、絶対に大丈夫というところを見せられたらなと思います」。

道しるべに−。2ケタの背番号「64」を取り戻したその目は、希望の光に満ちていた。

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パ同一カード6連戦をデータで検証、投手陣に“受難”、5球団で防御率悪化[サンスポ]

パ・リーグは新型コロナウイルス感染対策として行っていた同一カード6連戦が先週で終了。昨季のデータと比較すると、5球団で防御率が悪化した。25日から通常の3連戦ごとの日程に戻る。首位・ソフトバンクから4位・日本ハムまでが3.5ゲーム差にひしめく混戦模様となっている。

約2ヶ月にわたる同一カード6連戦は投手陣に“受難”の日々を与える形となった。今季パ・リーグのチーム防御率では、4点台が4球団。セは下位2球団だけなのと比較すると、やはり変速日程の影響が感じられる。昨季パの同時期に4点台は2球団だけで、今季は西武を除く5球団が防御率を悪化させている。

チームの被安打数で見ると、昨季より増やしたのは3球団。被本塁打数では、逆に昨季より多く被弾した球団は一つもない。同一カード6連戦という長丁場の中で集中力を欠き、勝負どころで失点してしまっていたと見ることができるだろう。

対戦成績でもオリックスは、ソフトバンクに2勝10敗、ロッテには1勝10敗1分け。長期の同一カードという中で、悪い流れに陥ると、断ち切るのが難しいことをあらためて印象づけた。25日以降、パに新たな流れが生まれるかどうか。

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プロ野球、観客5000人を維持へ、井原事務局長、政府方針「各球団がその範囲内で対応する」[サンスポ]

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会がイベントの人数上限を5000人とする制限を9月末まで1ヶ月間延長したことを受け、プロ野球とサッカーのJリーグは引き続き最大5000人の観客数を維持する方針。

西武は既に9月中の主催試合を5000人までとすることを発表した。巨人、阪神、日本ハム、楽天も9月に入ってからも最大5000人に据え置くことを決めていた。分科会に先立って24日に開かれた臨時12球団代表者会議では議題に上らなかったが、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は政府方針について「各球団がその範囲内で対応する」と尊重する考えを示した。

サッカーのJリーグは9月6日までの公式戦を観客5000人以下で開催すると決めている。それ以降については25日にクラブ代表者による実行委員会を開き、協議する。政府の方針に従う方針で、9月中は5000人以下に据え置く見通し。

プロ野球は6月19日に無観客で開幕し、Jリーグも同27日に再開。ともに7月10日から最大5000人で観客を受け入れている。

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12球団代表者会議、ガイドラインの感染防止策を徹底[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が24日、オンラインで開かれ、サッカーJリーグで初のクラスターが発生した事例などを共有し、感染症の専門家チームからの提言を確認した。

午前中に開かれたJリーグと連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第14回会議では、J1鳥栖で金明輝監督ら12人が感染し、リーグ戦4試合が延期された事例などが紹介され、専門家チームから

(1)
マスクの重要性
(2)
環境整備
(3)
感染者が出ることによる偏見や差別をなくすこと

などが提言された。

プロ野球でもソフトバンク・長谷川勇也外野手の感染が判明して1試合が中止になったほか、審判員1人の感染が判明。会議後、井原敦事務局長は「これまで飛沫感染のイメージが強かったが、接触感染でクラスターになることもある。ガイドラインの感染防止策を、さらにしっかりとやっていただくことに尽きる」と語った。

観客数の上限を現在の5000人から増やすことについての議論は行われず、これまで通り政府の方針に従っていく。

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日本プロ野球選手会が学童向け体験会に現役選手を派遣[サンスポ]

一般社団法人日本プロ野球選手会(松田宣浩理事長=ソフトバンク)は24日、新たな野球振興事業として、12月に学童チームを対象とした「野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」を実施すると発表した。

学童チームが行っている体験会をより魅力的な内容にしていくための応援企画で、現役選手が体験会に参加し、運営をサポートする。実施日は12月13、19、20日のいずれか。全日本軟式野球連盟と日本ソフトボール協会に登録のある47都道府県の学童チームから、12チーム(複数チームでの合同開催も可能)を募集する。応募期間は10月20日まで、応募方法など詳細は選手会公式サイトで。

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プロ野球が医療従事者支援のためチャリティーグッズを販売[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は24日、医療従事者や医療機関の支援を目的に、チャリティーグッズのインターネットによる受注販売を開始した。

グッズは12球団のマスコットが集合したデザインで、トートバック(3200円)、タンブラー(2300円)、フェイスタオル(2000円)、キーホルダー2個セット(1800円、いずれも税込み)の4アイテム全5種類。受注期間は10月9日まで(決済方法によっては同2日まで)で、10月中旬から順次発送を予定している。NPBの公式サイトで受注を受け付けるほか、一部球場でも商品の準備ができ次第、販売する。

売り上げから経費を差し引いた全額を、医療支援または新型コロナウイルス感染症対策を目的とした各団体に寄付する。

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プロ野球とJリーグで感染者が出た事例の情報を共有[サンスポ]

日本野球機構(NPB)とサッカーJリーグが連携して感染症の専門家チームから意見を聞く「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第14回会議が24日、オンラインで開かれ、Jリーグで初のクラスター発生やプロ野球で感染者が出たケースの情報を共有した。

8月に入ってJリーグはJ1鳥栖で金明輝監督ら12人が感染し、リーグ戦4試合が延期された。プロ野球はソフトバンク・長谷川勇也外野手の感染が判明して1試合が中止になったほか、審判員1人の感染も判明した。

会議後の会見で、三鴨廣繁・愛知医科大大学院教授は「誰もが感染してもおかしくない時代」とあらためて強調。観客数の上限を現在の5000人から拡大することについて、賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は「国民の理解も必要。(現状では)厳しいという判断をさせていただいている」と語った。

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ロッテ、リーグ優勝&日本一の“戦闘服”「誠ユニホーム」10月に15年ぶり復活![スポニチ]

優勝争いが佳境に入る10月にロッテが伝説のユニホームで戦うことが24日、分かった。31年ぶりのリーグVと日本一に輝いた05年に採用された「誠ユニホーム」。レプリカが10月2〜4日の西武戦(ZOZOマリン)で来場者に配布されるため、選手から着用したいとの声が上がったことで急遽決まった。

誠ユニホームは新選組をモチーフにし、袖のギザギザが特徴的。選手会長を務める守護神・益田は「ロッテと言えば、このユニホーム。当時、選手会長がストッパーの小林雅英さんで胴上げ投手をしている映像を見た。自分も選手会長として胴上げ投手になりたい」と意気込んでいる。

05年にプレーオフで死闘を演じたソフトバンクは今季も最大のライバル。プロ3年目で4番を任される安田は「李スンヨプさんのようにバットで貢献したい」と05年に30発を放った同じ左の強打者を思い浮かべた。井上も「僕はベニーさんのイメージかな。ハワイアンパンチですね」。15年前の歓喜がよみがえるユニホームになりそうだ。

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ロッテ、9月日程ポスターに益田を起用[スポニチ]

ロッテは9月の日程ポスターに益田直也投手を起用することを発表した。 ポスターの掲出先はZOZOマリンスタジアム内外の各所、マリーンズストア各店、JR海浜幕張駅、JR千葉駅、千葉市内商業施設、公共施設など各所、京成バス等公共交通機関内、球団各営業先など。ポスターは約4500枚製作し、24日より貼り出しを開始する。

球団広報室は「9月の日程ポスターは満場一致で益田選手に決まりました。通算100セーブを達成し通算500試合登板も、あと3試合に迫っており、なによりもここまで守護神として絶対的な安定感で今季のチームの快進撃を支えている点などからポスターに起用することになりました。ポスターは最終回のマウンドに上がった益田選手の緊張感が伝わるようにデザインされており、とても高い完成度になっていると思います。皆様もぜひ貼ってあるポスターを見ていただければと思います」とコメントした。

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井上晴哉05年「誠」ユニでV誓う「ベニーさんのように勝利に貢献したい」[報知]

球団はこの日、10月2日からの西武3連戦で、ロッテが日本一になった05年に採用された「誠ユニホーム」を着用して試合を行うことを発表。当初は来場者にプレゼントする予定だったが、優勝を狙う選手達の強い要望で急遽決定した。05年に日本一となった際にも着用されていた。

実際にユニホームを着た井上は「パワーに満ちあふれている感じ。僕はベニーさんのイメージが強い。ベニーさんのようなパワーでチームの勝利に貢献できる選手になりたいです」と04年に35本塁打をマークしたベニー・アグバヤニのような活躍を誓った。チームは23日にソフトバンクに負け首位陥落。日本一のユニホームで後半戦の巻き返しを狙う。

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9月のポスターに守護神・益田直也を起用[報知]

ロッテは24日、球団の9月日程ポスターに益田直也投手(30)を起用したことを発表した。

ポスターの掲出先はZOZOマリンスタジアム内外の各所、マリーンズストア各店、JR海浜幕張駅、JR千葉駅、千葉市内商業施設、公共施設など。約4500枚を製作し、同日から張り出しを開始する。球団広報は「満場一致で益田選手に決まりました。通算100セーブを達成し通算500試合登板も、あと3試合に迫っており、何よりもここまで守護神として絶対的な安定感で今季のチームの快進撃を支えている点などから起用することになりました。皆様もぜひ貼ってあるポスターを見ていただければと思います」とPRした。

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上限5000人は9月も維持…観客動員制限緩和ならプロ野球各球団ごとの対応に[報知]

プロ野球はJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議に続き、12球団代表者会議を開催。クラスターが発生した鳥栖の事例を共有し、マスク着用の重要性、環境整備の徹底、感染に伴う偏見や差別の根絶−の3点を確認した。斉藤惇コミッショナー(80)は「差別のない社会を訴えていきたい」と話し、Jリーグと協力して啓発に取り組む意向を表明。また、代表者会議では高感度の抗原検査など、新たな検査方法の検討を進めることも確認された。

プロ野球は政府の方針に従い、観客動員の上限を5000人とする制限を9月も維持する。既に複数球団が9月の主催試合について、入場者を最大5000人に制限してチケットを販売中。制限の緩和など政府の方針が変更された場合は、追加販売などを含め、各球団ごとの対応となる見通しだ。

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プロ野球、医療従事者や医療機関支援へチャリティーグッズ発売[報知]

プロ野球12球団と日本野球機構は、医療従事者や医療機関の支援を目的としたチャリティーグッズを24日から発売する。

グッズは12球団マスコットが集合したデザインで、トートバッグ(3200円)、フェイスタオル2種類(各2000円)、キーホルダー2個セット(1800円)、タンブラー(2300円)の4アイテム全5種類。いずれもインターネットによる受注販売で期間は24日正午から10月9日午後11時59分まで。詳細はNPB公式サイトトップページの「特設ページ」まで。

グッズの売上から経費を差し引いた全額は医療支援または「新型コロナウイルス感染症対策」を目的とした各団体に寄付される。

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プロ野球&Jリーグコロナ対策連絡会議、感染者への誹謗中傷ストップを呼びかけ[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第14回が24日、感染拡大防止の観点からWeb会議システムにて実施された。

プロ野球では選手、スタッフらに感染者が発症し、Jリーグでは陽性判定者が複数出るクラスターが発生したが、冒頭のあいさつで斉藤コミッショナーは「発症が出ると出た人に差別、偏見というものが散見される。偏見、人権の侵害をなしに、コロナというものを一つの病気の源泉として処理していこう、なおかつ、今の段階では環境的にある程度ウイルスと共存というのはおかしいですけど、せざるを得ない、他の病原菌とも共存している訳でありますので、その辺のことを頭に入れながら、善処していくということを協議させて頂きました。非常に重要なテーマだったと思います」と話した。

さらに「不幸にしてウイルスにかかった人達を差別することからは何も生まれない。100%パーフェクトな人間、社会はないので、それをどれだけ最大限の努力、コントロールをしながら、しかし、よりベターな方向に持っていくかというのが社会を作る上での責任なので、是非我々は(Jリーグの村井)チェアマンと協力して、スポーツを通して訴えていきたい」と呼びかけた。

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プロ野球とJリーグ、9月以降の観客動員増「厳しい」…専門家が見通し[報知]

プロ野球は24日、Jリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議(第14回)をオンラインで開き、専門家から現在の感染状況について説明が行われた。専門家チームからは7月下旬にピークに達した可能性があり、一部地域を除き低下傾向にあるとの見解が示された。

最大5000人としている観客の上限について、専門家チームの賀来座長は、この日の政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会での見解を踏まえた上で決断すべきとした上で、「今すぐ50%まで増やせるかは少し厳しいかなという判断をしている」と話した。

プロ野球は6月19日に無観客試合で開幕し、7月10日から上限5000人で観客の入場を解禁。当初の政府指針では8月から収容人数の50%まで緩和される可能性があったが、感染の再拡大を受け、8月も最大5000人とする制限を維持している。

また、この日の会議ではJリーグ・鳥栖で発生したクラスターの情報を共有し、今後の課題や対策について協議。新型コロナウイルスに関連する偏見、差別も問題視され、プロ野球の斉藤コミッショナーは「差別のない社会を訴えていきたい」と話した。

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ロッテ、05年日本一ユニが復刻、10月2日からの西武戦[デイリー]

ロッテが、阪神を倒して日本一に輝いた2005年から採用された「誠ユニホーム」を復活させることが24日、分かった。

メモリアルな戦闘服だ。05年は、レギュラーシーズン2位からプレーオフを勝ち上がり31年ぶりのリーグ優勝を達成。阪神との日本シリーズでは4勝0敗で日本一を成し遂げた。05年に虎の一員として頂上決戦で苦杯をなめた鳥谷が着用するのも、何かの“因縁”だろう。

復刻させるのは、10月2日からの西武3連戦(ZOZOマリン)。当初は、その3連戦で「誠ユニホーム」のレプリカを来場者に配布する予定だったが、選手やファンの強い要望を受け、実際に着用して試合を行うことが急遽、決まった。

4番の安田は「(05年当時、ロッテで)主砲として活躍されたイ・スンヨプさんのようにバットでチームの勝利に貢献して優勝、日本一になりたいです」と意気込む。“記念ユニ”で勢いを増し、頂点を狙う。

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プロ野球、観客上限5000人継続へ、新型コロナ政府方針受け[デイリー]

プロ野球で上限5000人の観客入場制限が、9月末まで延長される方向となった。24日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が開かれ、大規模イベントの人数制限について協議。感染者数が高止まりしている現状を踏まえ、現行の5000人上限を再延長する方針で一致した。

8月末までだった現行方針を維持する一方で、政府は感染が収まれば9月末を待たずに制限を緩和することも検討。感染状況次第で上限緩和が前倒しされる可能性は残された。プロ野球は当初から政府が示す方針に従っており、すでに複数球団で上限5000人を想定した入場券を発売している。

この日開かれた12球団代表者会議では、Jリーグ・鳥栖で発生したクラスターについての情報を共有。マスク着用の重要性や環境整備の徹底、そして感染者への偏見、差別の撲滅の必要性を確認した。また、新たな検査態勢として、高感度の抗原検査や理化学研究所が開発したスマートアンプ法も候補の1つとして研究を進めていく模様だ。

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プロ野球、上限5000人の観客入場制限9月末まで再延長へ、政府の方針決定で[デイリー]

プロ野球で上限5000人の観客入場制限が、9月末まで延長される方向となった。24日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が開かれ、大規模イベントの人数制限について協議。感染者数が高止まりしている現状を踏まえ、現行の5000人上限を再延長する方針で一致した。

8月末までだった現行方針を維持する一方で、政府は感染が収まれば9月末を待たずに制限を緩和することも検討。プロ野球は当初から政府が示す方針に従っており、すでに複数球団で上限5000人を想定した入場券を発売している。

この日開かれた12球団代表者会議では、Jリーグ・鳥栖で発生したクラスターについての情報を共有。マスク着用の重要性や環境整備の徹底、そして感染者への偏見、差別の撲滅の必要性を確認した。

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連絡会議で感染事例の情報を共有プロ野球とJリーグ[デイリー]

プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第14回会議が24日、オンラインで開かれ、Jリーグでのクラスターの発生やプロ野球で感染者が出たケースの情報を共有した。

JリーグではJ1鳥栖で金明輝監督ら12人の感染が明らかになり、リーグ戦4試合が延期となった。プロ野球ではソフトバンクの長谷川勇也外野手や審判員1人の感染が判明した。個々の事例を基に感染拡大防止のガイドラインを改善していく方針で、Jリーグの村井満チェアマンは「鳥栖から学ぶことはある。しっかり全クラブにお伝えする」と話した。

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NPBコミッショナー、新型コロナ感染者への差別に危機感「何も生まれない」[デイリー]

プロ野球とJリーグが合同で設立した新型コロナウイルス対策連絡会議が24日、オンラインで開かれた。14回目の会議となった今回は、現在の感染状況についての説明や、Jリーグの鳥栖など感染者が出たいくつかの事例について情報共有がなされた。

専門家チームの座長を務める賀来満夫東北医科薬科大教授は「(感染の)ピークは過ぎているが、200人といった陽性例が多いのが続くと病院を圧迫する」とした上で、現在の観客上限5000人からの緩和について「そういう状況下で(上限)50%まで増やせるかというと、少し厳しいところもあるのではないか」と話した。イベントの人数制限については、この日の政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で協議される模様だ。

また、感染者に対する偏見や差別が散見されている現状についても議論。NPBの斉藤惇コミッショナーは「不幸にしてかかってしまった人を差別しても何も生まれない」と語気を強め「(Jリーグの)村井チェアマンと協力して、差別のない社会を訴えていきたい」と力を込めた。

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NPBとJリーグ、9月以降の観客50%への緩和は「少し厳しい」専門家チーム見解[デイリー]

日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第14回会議が24日、オンラインで開かれ、上限5000人としている観客動員について感染症専門家チームの賀来満夫座長(東北医科薬科大特任教授)は、この日開かれる政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」での協議を踏まえての判断とした上で「今すぐ(収容率の)50%に増やせるかは、少し厳しいという判断をしている」との見解を示した。

Jリーグは11日の臨時実行委員会で8月末までとしていた観客動員の上限5000人について、9月6日まで延長する方針を発表していた。

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[千葉魂]鳥谷冷静に一気の生還、代走起用見せたベテランの業[千葉日報]

蒸し暑い真夏の夜に大ベテランがさすがの業を見せた。全力疾走しながらの一瞬の時で全てを計算し尽くした。プロ通算2193試合に出場をしている大ベテランの鳥谷敬が走塁でチームを劇的勝利に導いた。20日のホークス戦(ZOZOマリンスタジアム)。同点で迎えた延長10回2死一、二塁。暴投の間に二塁からイッキにホームを陥れた。

「キャッチャーの追い方を見て、いい勝負になると思った、チャンスだと思った」。

ホームに生還した際には満面の笑みを見せて仲間達と喜びを分かち合っていたが試合後の鳥谷はいつものクールな表情に戻り振り返った。カウント3ボール、2ストライク。投手がボールを投げると同時にスタートを切るフルカウントの場面。走った瞬間にボールが一塁側に逸れたのを確認した。全力疾走をしながらも、決してボールの位置から目を離さない。強いバウンドで飛び跳ねるボールと捕手の位置の距離感がつかみにくかったが、激しく高いバウンドと捕手の慌てた追い方を見て走りのギアを上げた。意志が連動するように三塁ベースコーチも腕をグルグルと回した。

「ああいう場面ではいつも走り始めた瞬間からホームヘイッキに行く可能性があると心の準備をしている」と語る鳥谷が見ていたのは転々と転がるボールを必死に追う捕手の動きとホームカバーに入った投手の位置、すなわちそのラインだった。慌ててスライディングをしてまでボールを追いかけた捕手の態勢から切り替えしての的確なスローイングは厳しく、投手も捕球後のタッチの難易度は極めて高いと判断した。

「ボールの高さなども色々と想定して走路を三塁側から反対側に切り替える選択を最初に行った。そして次が足からではなく手という判断。ホームで待つ投手に対して足から行くと操作性が難しくなるけど、内側にまわって手でタッチをすれば、何とか、かいくぐれると思った」。

走り出した瞬間からホームタッチまで7秒。その中で鳥谷は判断し、思惑通りの結果を導いた。ボールはホームベースから三塁側に少し逸れ、ベースカバーに入った投手は態勢を崩しながらボールを捕球。鳥谷がしっかりと見定めた手はホームベースを楽々と触り、球審の手が横に開いた瞬間、幕張の夜空に歓喜の声がこだました。

今はスタメンで出場する機会は決して多くはないが、いつ出番が来てもいいように準備を行い、自分が呼ばれる状況を想定し備える。この試合では代走の可能性を頭に入れていた。だからベンチ裏の廊下でダッシュを繰り返し、入念に体を温め続けた。

「あそこで代走はあると思っていた。それもサヨナラのランナーになる可能性としての出番があると分かっていた」と鳥谷。ベテランの思惑通りに井口監督も経験値を計算に加えて背番号「00」を代走に指名をした。期待通りに最短距離で走り抜け、セーフになるもっとも可能性の高い選択を行いチームを勝利に導いた。しかしその男は「神走塁ではない。冷静に、思い切りいけただけ」と軽く笑った。

準備は日々から徹底している。ナイターでも基本的に寝るのは夜の12時で起きるのは午前7時。デーゲームでもナイターでも同じリズムを作る事で体の状態をいつでもフラットな状態に整える。早めに球場に来てウエートを行い、ショートダッシュに坂道ダッシュ、階段上りを行いマシン相手に打ち込み全体練習に臨むのが日課だ。毎日、最善の準備を行い、出番を待つ。人事を尽くして天命を待っているからこそ、結果は生まれるのだ。

「まだまだこれから。これで終わりではなくて始まりだから」。グラウンドでは今まで見た事がないような表情で喜んでいた男はロッカーに戻るとすぐにシャワーを浴び、私服に着替えスタジアムを後にした。鳥谷はいつも若い選手達に言っていることがある。「プロ野球は明日もある。(勝って)喜び過ぎず、(負けて)落ち込み過ぎず。切り替えが大事」と。大ベテランだからこその走塁に誰もが酔った真夏の夜も背番号「00」はいつも通りのルーティンを崩すことなく過ごした。こんな男がいるから今年のマリーンズは強いのだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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