ロッテが5連勝とした。1−2の5回にマーティンの2点適時打で逆転し、5回以降は継投でしのいだ。沢村が6回に移籍後初登板して3者三振。小野が2勝目を挙げ、益田が21セーブ目。日本ハムは14三振と要所でつながらなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハム | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 3 |
劇画デビューだ。巨人から移籍したロッテ沢村拓一投手(32)が8日、入団初日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でいきなり剛球を披露した。6回に3番手で登板し、ド迫力の3者三振。“ロッテ沢村”を強烈に印象づけた。朝9時に古巣に別れを告げて入団会見に臨み、強風のマリンで新天地初登板。長い1日の終わりは、5連勝の喜びを新しい仲間達と分かち合った。さぁ、逆転優勝へ。頼もしすぎる男がやって来た。
ZOZOマリンを、鳥肌が覆った。午後7時45分。「ピッチャー、沢村」のアナウンスが拍手に加え、嬉しい悲鳴を呼び起こす。「名前を呼ばれた時の声援は絶対に忘れません」。興奮と温かみに満ちたスタジアムの熱狂は今季最大94.5デシベルを記録。どんなエキサイティングな場面でも限界だった91デシベルを一瞬で超えてみせた。
149キロ、153キロ。立て続けの圧に、どよめきが続く。不安視された制球難も吹き飛ばす。直球でカウントを整え、最後は落とす、落とす、落とす、叫ぶ。140キロ台後半のスプリットで渡辺、大田、ビヤヌエバから3者連続空振り三振。「後ろの投手にゼロで渡すことができて良かったです」とベンチへ戻る沢村に、スタンディングオベーションが発生した。井口監督までも「球場の雰囲気が一変した」と興奮した。
人生の転機は突然やって来る。12時間前、ジャイアンツ球場にいた。「たくさん愛情を注いでもらったなと思います」としみじみ話した。山あり谷ありの巨人時代が終わった。2年前、尊敬する内海が西武に移籍する時に約束した。「オレがいなくなったら、投手陣を支えていってくれよ」。期待に応えたとは言えない。自身も移籍が決まり、電話で「約束を守れませんでした」と詫びた。
優しい言葉が返ってきた。「いい経験になるから、新しいところで頑張れよ」。野球はチームスポーツ。心に刻み、やって来た。「まずは溶け込みたいですね、ロッテに」と願う。
どこにいても、感謝は忘れない。「ボク1人じゃない。支えてくださる方々のため、1日1分1秒たりともムダにできないなと思ってます」。午後8時54分、5連勝が決まり、新しい仲間とのエアタッチも嬉しい。背番号は57。間に合わず、福嶋打撃投手の106番のユニホームを借りて投げた。「はじめまして、沢村です」。お立ち台での第一声にマリンがまた、強く温かい拍手に包まれた。
劇画デビューだ。巨人から移籍したロッテ沢村拓一投手(32)が8日、入団初日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でいきなり剛球を披露した。6回に3番手で登板し、ド迫力の3者三振。“ロッテ沢村”を強烈に印象づけた。朝9時に古巣に別れを告げて入団会見に臨み、強風のマリンで新天地初登板。長い1日の終わりは、5連勝の喜びを新しい仲間達と分かち合った。さぁ、逆転優勝へ。頼もしすぎる男がやって来た。
今でも、その言葉が鮮明に耳に残る。午後11時半過ぎにスマートフォンが鳴った。沢村だった。「消えた方がいいんじゃないかなって」。
4年前の16年9月14日の中日戦。2点リードの9回に登板し、1回2失点でセーブ失敗。4時間37分、延長11回の末にサヨナラ負けした試合後、消え入りそうな声で言った。
食事会場にも行けず、部屋に閉じこもった。「何か食べないと」と声を掛けた。「部屋から出るのは…すみませんが、お願いできますか?」と頼まれ「デミオムライス、めんたいこパスタ、焼き肉丼」をホテルのフロントに預けた。
翌日「3つは無理でした」と言った沢村は、初めて帽子に「信」と記した。「自分を信じる。仲間を信じる」。ありのままの魅力をロッテ初戦のマウンドでも表現した。
ロッテ沢村拓一投手(32)が、巨人からの移籍初日にいきなりの衝撃デビューを果たした。
1点リードの6回。「ピッチャー、沢村」のアナウンスに、割れんばかりの拍手。149キロ、153キロと球威ある直球を続け、日本ハム打線から3者連続空振り三振を奪うと、スタンディング・オベーションも。
ロッテ沢村拓一投手(32)が、巨人からの移籍初日にいきなりの衝撃デビューを果たした。
1点リードの6回。「ピッチャー、沢村」のアナウンスに、割れんばかりの拍手。心を震わせながら、マウンドへ向かった。
149キロ、153キロと球威ある直球を続け、日本ハム打線から3者連続空振り三振を奪った「ホッとしました。こういう展開だったので何とか後ろの投手にゼロで渡すことができて良かったです」。スタンディング・オベーションも発生し、井口監督も「スタンドの雰囲気がガラッと一変しましたね」と興奮しながら話した。
突然のトレードを通告され、その翌日に新しい場所で結果を残す胆力に、スタジアムが興奮した。「まだ1試合なので結果を残したとも思ってませんし、マリーンズに携わってくださる全ての方々に取ってよかったと思ってもらえるような努力をしていこうと思っています」と謙虚に話した。
ロッテのレオネス・マーティン外野手が来日2年目で初の20号。
ロッテの左打者でシーズン20本塁打以上は、08年大松(24本)以来になる。マーティンが本塁打を打った試合は、8月2日楽天戦から11連勝。ロッテ選手の本塁打によるシーズン11連勝は、15年デスパイネ(現ソフトバンク)の14連勝以来。
ロッテは初回、マーティンの右翼席への20号ソロで先制。日本ハムは3回、平沼の適時三塁打で同点に追いついた。
4回に勝ち越されたロッテは5回、マーティンの2点適時打で再逆転。移籍初日のロッテ沢村は6回に登板、3者三振を奪った。
ロッテは救援陣がリードを守り切り、今季2度目の5連勝。2番手の小野が2勝目。益田が21セーブ目。日本ハムは好機を生かせず2連敗。上沢が3敗目。
新天地での初日を迎えたロッテ沢村拓一投手(32)が、背番号「106」で日本ハム戦(ZOZOマリン)にベンチ入りすることが決まった。
背番号57の新しい試合用ユニホームは、この日までに間に合わなかった。背番号106は福嶋明弘打撃投手(53)が付けている番号。沢村と体格が近いため、暫定的に10日までレンタルすることになった。
NPBにも申請済みで、試合前には場内アナウンスでも発表された。
巨人からトレードで移籍したロッテ沢村拓一投手(32)が8日、入団会見を行った。背番号は「57」。
沢村は「力になりたいという気持ちです。体(のコンディション)も問題ないですし、求められたポジションで気持ちを込めて投げたい」と意気込んだ。
プロ10年目での新天地。「まずは溶け込みたいです」と笑い「自分がうまくなることが千葉ロッテのためになると思う。まだまだ野球がうまくなりたいと思っています」と話した。
ロッテは現在、首位ソフトバンクを0.5ゲーム差で猛追する。会見に同席した松本球団本部長は「残り試合を何とか勝ちたいというところで、間違いなく戦力になってくれる。実績もあって、経験値も高い選手の補強に動いていました。その中で、最高の選手に来ていただけたと思います。チームにかなりプラスになる」と大きな期待を寄せた。
若手の台頭で勢いづくロッテが、首位ソフトバンクに0.5ゲーム差と迫る。6日の直接対決で決勝弾を放った4番安田尚憲内野手(21)が象徴的だが、昨季は1軍出場ゼロ。2軍で本塁打王と打点王の2冠に輝き、3年目の飛躍に備えていた。安田の背中を追い、18年ドラフト1位の藤原恭大外野手(20)が今、2軍で英才教育を受ける。ロッテの未来を築く「入団2年目」に潜入する。
オンラインの向こうで、藤原は真っ黒に日焼けしていた。「危機感があります」と何度か口にした年始と比べると、吹っ切れた表情だ。「自分は自分。周囲は意識せずに、やりたいことをやっています」と充実ぶりをにじませる。
甲子園春夏連覇の偉業をひっさげて、大阪桐蔭からドラフト1位で入団。1年目から1軍開幕戦のスタメンに選ばれるなど、スター誕生を予感させた。プロ2年目の今、ファームにいる。井口監督からは3月に「2軍で力をつけて欲しい」と指示された。1軍の4番安田の、ちょうど1年前と同じように。
寮のテレビで見つめる。「1軍でもフォームを変えて、すごく対応しているなと思います」と先輩打者に刺激を受ける。去年の安田と同じように、藤原にも休む間はない。イースタン・リーグは44試合を消化。藤原はそのうち41試合が1番でのスタメンだ。
ペナントレースは長い。「フルで試合に出続けて感じるのは、疲労は結果に大きく関係するなと。まだまだ1年間を戦う力はないなと感じます」。英才教育は体力強化の意味合いも強い。「ヤス(安田)は去年ファームでほぼフルでしたし、上で休ませることはあまり考えていません」と井口監督。技術を高めつつ、失速しない体力を育む。
万事うまくは進まず、悩みもある。ここまで打率は2割3分6厘、4本塁打。何よりリーグワーストの55三振が目立つ。7月中旬から下旬に34打席連続無安打。15打席で10三振という時期もあった。「雑になって、引っ張りに行って、だんだん崩れていったのかなと」。
どん底での思考がすごい。「安打が出ないなら、切り替えて本塁打を狙おうと。いつもならやらないことをやりました」と自慢の脚力に目を向けず、フルスイングを貫いた。今岡2軍監督も「結果なんて見てない。三振しても堂々と帰って来い」と背中を押した。安田も昨季は2軍で年間109三振。逃げずに場数を踏み続け、引き出しを増やしてきたから今がある。
5年後は1番中堅藤原、4番三塁安田、エースは佐々木朗希−。球団もファンもそう夢見る。「来年は3年目。何番でもいいので1軍で。さらに磨きをかければ、来年につながるカギは見つかっていくと思います」。9月に入ってからは5試合10安打で、打率4割1分7厘。藤原らしくなってきた。
パ・リーグ2位のロッテは8日、日本ハム13回戦(ZOZOマリン)に3−2で逆転勝ちし、5連勝を飾った。前日7日に巨人からのトレードが発表された沢村拓一投手(32)が、入団記者会見当日に即ベンチ入り。1点リードの6回に3番手で登板すると、3者連続三振に仕留める圧巻の新天地デビューを飾った。各地で好投手による好ゲームが展開されたこの日のプロ野球。中でも際立ったのが“大忙しの1日”を送った沢村の存在感だった。
期待される喜びを感じながら、新天地のマウンドで躍動した。“ロッテの沢村”が合流当日にベンチ入り。緊迫の場面で圧巻の投球を披露した。
「はじめまして。沢村です」。
お立ち台での第一声は自己紹介。ペコリと頭を下げて新天地のファンのハートをつかみ「名前を呼ばれたときの声援は絶対に忘れません」と感謝した。一方、マウンドでは仁王像のように相手の前に立ちはだかった。
3−2の6回には「(不振で巨人の)3軍にいるときなど、今年に入ってずっと連絡をくれた」という先輩、上原浩治氏(元巨人、レッドソックスなど)と同じ登場曲「サンドストーム」に乗って現れた。さらに、強いインパクトを残したのは背番号「106」。この日決まった「57」の試合用ユニホームが間に合わず、体格が近い福嶋明弘打撃投手のものを借りてマウンドに上がると、そこから“沢村ショー”の幕は開けた。
先頭の渡辺を148キロのスプリットで空振り三振。大田、ビヤヌエバと巨人時代の同僚もスプリットで空振り三振に仕留めた。直球の最速は153キロ。相手を手玉に取り、鬼の形相でほえた。
捕邪飛と思われた飛球を田村が落球する場面もあったが「カバーするのがチームスポーツ。ミスと思っていません」と言い切った。制球を乱すこともなく、女房役の失策さえ“ショー”のスパイスとするほど沈着冷静だった。
井口監督からは「(失策は)3三振のおぜん立てをしましたね。そんなのいらないけどね」とジョークまで飛び出したほど。益田、ハーマン、唐川に続く勝利の方程式の一角たり得る実力を、いきなり証明した。
長い1日だった。午前8時22分、沢村の姿は川崎市のジャイアンツ球場にあった。9年半をともにした仲間への挨拶を終えると東京を横断し、午後0時45分には約60キロ離れた千葉市のZOZOマリンスタジアムで入団記者会見に臨んだ。
記者会見では目標を聞かれ「優勝です」と断言。井口監督に即日のベンチ入りを打診されると「頑張ります」と即答した。前日のトレード発表から激動の2日間。心身の疲労を感じさせない投球に、指揮官は「スタジアムの雰囲気がガラッと一変しましたね。頼もしいチームメートが来たなという思い」と最大級の賛辞を贈った。
「まだ1試合。結果を残したとも思っていない。マリーンズに携わっている全ての方々に、(獲得して)よかったと思ってもらえるように努力していきたい」と沢村は表情を引き締めた。チームは首位・ソフトバンクと0.5ゲーム差。巨人在籍9年間で4度のリーグVを経験した“優勝請負人”が、2005年以来15年ぶりの頂点を目指すロッテに加わった。
巨人からロッテにトレードで加入した沢村拓一投手(32)が8日、ZOZOマリンスタジアムで入団記者会見に臨み、現在の心境を吐露。3者連続三振の圧巻デビューを飾った日本ハム戦後には、お立ち台でファンの声援に応えた。
(入団記者会見)
(試合後)
昨季途中に加入したマーティンが1回、右越えに先制の20号ソロ。本塁打を放った試合は11連勝中で「それは知らなかった。勝利に貢献できているのが嬉しいね」と喜んだ。1−2の5回には2死満塁から2点打。両リーグ最多の22度目の逆転勝ちに導いた。右翼守備では4回2死一、二塁で西川の安打を捕球して二塁走者の大田を本塁で刺すなど自慢の強肩も披露。攻守で存在感を示した。
巨人からトレード加入した沢村拓一投手(32)が3−2の6回から登板し、圧巻の3者三振でチームの5連勝に貢献した。
米大リーグや巨人で投手として活躍した上原浩治氏(45)はこの日、自身のツイッターを更新し、沢村の活躍を「嬉しいニュースやったね」と喜んだ。
上原氏は、沢村について「ナイスピッチング。気合い入りまくり!いい方向にいってほしいね。自分のため、自分のため」とつづり、好投を喜んだ。
沢村の登場曲が、自身も使っていた「サンドストーム」だったことに触れ「たしか、ヤクルトの清水選手も…気になる選手になるなぁ」とつづった。
沢村は栃木・佐野日大高から中大を経て2011年にドラフト1位で巨人に入団。1年目は先発で11勝を挙げて新人王に輝き、15年に抑えに転向して、16年は最多セーブを獲得した。
ロッテのマーティンが全3打点をたたき出し、チームを5連勝に導いた。0−0の1回1死無走者で、来日2年目で初の20号本塁打をマークすると、1−2の5回2死満塁では中前へ逆転の2点適時打を放った。本塁打を放った試合でチームは11連勝で「それを聞くとすごく嬉しい。勝利に貢献できている」と白い歯をのぞかせた。
今季は日本ハムの上沢に対して、打率6割2分5厘、3本塁打、8打点とすこぶる相性がいい。「対戦していても、いい投手だと思う。たまたま、失投を見逃していないだけ」と謙虚に話した。
ロッテへ巨人から移籍したた沢村拓一投手(32)が加入から即登板し、3者三振の圧巻デビューを飾った。
3−2の6回から登板すると先頭の渡辺を148キロのスプリット・フィンガード・ファストボールで空振り三振。続く巨人時代の同僚、大田も147キロのスプリットで空振り三振、さらに巨人で一緒にプレーしたビヤヌエバも148キロのスプリットで空振り三振に仕留めると、満足そうにゆっくり歩きながら一塁ベンチへと戻っていった。
ロッテでの背番号は57だが、前日のトレード発表で試合用ユニホームが間に合わなかったため、体格が近い福嶋明弘打撃投手(53)の背番号106を着用して登板した。
巨人からトレード加入した沢村拓一投手(32)が3−2の6回から登板し、圧巻の3者三振でチームの5連勝に貢献した。
「はじめまして、沢村です」。
3安打のマーティンとともに並んだお立ち台では、まずはファンに挨拶。登板時にはファンから大きな声援があったことに対して「名前を呼ばれたときの声援は絶対に忘れません」とかみしめるように語った。
ロッテに巨人からトレードで加入した沢村拓一投手(32)が8日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でベンチ入りした。
この日の午後に入団会見を行ったばかりだが、沢村自身もコンディションは問題ないことを語っていたことから、メンバーに入ったようだ。井口監督は沢村の起用について「今のところ6回、7回というのを考えている」と話している。
ロッテは8日からフランク・ハーマン投手(36)の新グッズ「ハーマント」(税込3600円)を発売した。
サイズは約125センチ×63センチでハーマンの母国、米国の星条旗と背番号42がデザインされている。タオル生地だが隅にはボタンがついており、羽織って留めるととマントのように見える。
元ロッテ捕手の里崎智也氏(44)が8日、テレビ朝日系「グッド!モーニング」(月〜金曜前4:55)に出演。女優、広瀬アリス(25)が自身にそっくりと公認したロッテのレオネス・マーティン外野手(32)との“共演”に言及した。
番組では、広瀬が7日にCMキャラクターを務める「ジョージア 運だめしキャンペーン」のオンライン記者発表会に出席した際、マーティンからサプライズでビデオメッセージを送られたことを紹介。この話題について里崎は「そっくりだなと思いますけど、ロッテの選手が芸能界の方と絡む、こんなことは2度とないかも分からない」とまさかの古巣いじり。
さらに「広瀬さんにはこれを機に千葉ロッテマリーンズのファンになってもらって」とお願いし、「(ロッテが)優勝したときには、特番なんか一緒にやってもらいたいですね」と2人の“再共演”を期待していた。
ロッテに巨人からトレードで加入した沢村拓一投手(32)が8日、千葉市のZOZOマリンスタジアムでオンラインによる入団記者会見に臨み「求められるというのは嬉しいこと。力になりたいという気持ち」と活躍を誓った。背番号は「57」に決まった。
ロッテはソフトバンクと首位を争い、15年ぶりのリーグ優勝を目指している。2016年に37セーブでタイトルを獲得した実績があるだけに松本尚樹球団本部長は「実績も経験もある。最高の選手に来てもらえた」と歓迎した。
今後は勝ちパターンの一角として期待される。沢村は「体も問題ないし、与えられたポジションで気持ちを込めて投げたい」と意気込んだ。
巨人からロッテへトレードで加入した沢村拓一投手(32)が8日、ZOZOマリンでリモートによる入団会見を行った。主な一問一答は以下の通り。
7日に巨人からロッテへのトレードが発表された沢村拓一投手(32)が8日、リモートで入団会見を行った。
「やるしかないという気持ちです…。やるしかないはおかしいですね。力になりたいという気持ちです。やるだけだ、という感じ」。
入団が決まった心境を問われると笑顔をまじえながらコメント。井口監督からは戦力としてだけではなく、若手の手本としても期待の言葉をかけられたという。
それでも新加入右腕は「(手本となる姿を)僕が見せたいというより、日々勉強と思っていますので、僕に足りない部分を若い子が持っていたらそこから吸収するのもそうだし、自分がうまくなることが1番ロッテのためになる。チームのためもそうですけど、まだまだ野球がうまくなりたいと思ってここにきているので」と、さらなる向上心を示した。
会見に同席した松本尚樹球団本部長は「優勝するために来てもらっている。ウチにとってはかなり大きな補強になる」と語り、起用法については「基本的には後ろで、勝ちパターンで行って欲しいと思っています」と期待を寄せた。なお、沢村とのトレードで香月一也内野手(24)がロッテから巨人へ移籍する。
ロッテに巨人からトレードで移籍した沢村拓一投手(32)が8日の日本ハム戦で鮮烈な新天地デビューを飾った。7日に移籍発表されたばかりで、背番号57が間に合わず「106」をつけてのマウンド。1点リードの6回に登板し、3者連続三振に斬った。チームは5連勝で首位のソフトバンクを0.5ゲーム差で追走。勝利の方程式に実績抜群の強力なピースが加わった。
球場の空気が一変した。1点リードの6回だ。敵も味方もない。リリーフカーに乗って沢村が登場すると、観衆4952人の全員が大きな拍手を送った。
「風が強えなぁと思った。ただ気にしている余裕もなくて…」。
幕張名物の潮風が吹く。風速は10メートル。背番号57の新しいユニホームが間に合わず、福嶋明弘打撃投手から拝借した106番のユニホームが風になびく。「自分の仕事をすることが全て…」。自らに言い聞かせ、下車した。
強風にも体重102キロの体がぶれることはない。先頭・渡辺の2球目がこの日最速153キロを記録した。1ボール2ストライクから148キロのフォークで空振り三振を奪うと、続く大田は3球三振。ビヤヌエバには初球にファウルフライを打たせたが、風の影響もあり捕手・田村がまさかの落球。それでも気持ちを切らすことなく、最後はフォークで空振り三振に抑えた。魂の11球で、圧巻の3者連続三振。見事に新天地デビューを飾った。
登場曲は巨人時代の先輩・上原浩治氏と同じ人気DJ・ダルードの「Sandstorm」を使用した。同僚だったのは先輩が昨年5月に引退するまでの約1年だが、どんな時もひたむきに練習する姿を近くで見てきた。今季は1軍13試合で防御率6.08。不振で2軍だけでなく、3軍も経験したが「いつも連絡をくれたのが上原さんだった」と明かす。そんな先輩への感謝の気持ちも白球に込めた。
この日は午前中にジャイアンツ球場で古巣に別れの挨拶を行い、昼には新天地でオンライン入団会見。その後にチーム練習に合流し、ブルペン待機した。バタバタの1日も、緊張も感じさせない快投。井口監督も「負けていても6回に行くと決めていた。球場の雰囲気も一変したし本当に素晴らしい」と賛辞を惜しまなかった。
チームは5連勝。首位・ソフトバンクを0.5ゲーム差で追走する。唐川、ハーマン、守護神・益田の「勝利の方程式」に、16年にセーブ王に輝いた実績抜群の右腕が「Vの使者」として加わった。
「まだ1試合。結果を残したとも思っていない。沢村を獲ってよかったと思われるように努力していく」と沢村。やはり打者を見下ろすような豪快な投げっぷりが、よく似合う。
ロッテの沢村は午前中に古巣のジャイアンツ球場で2軍首脳陣や選手らに挨拶した。巨人での9年半について「たくさんの方に支えられ、愛情を注いでもらった」と感謝し「後ろ向きなことは一切ない。(ロッテに)しっかり入って活躍することが恩返しだと思う」と力を込めた。
中大の先輩で現役時代にバッテリーを組んだ阿部2軍監督は「可愛い後輩。もう一花咲かせて野球人生を終えてくれと伝えた」と期待した。
ロッテのマーティンが全3打点を叩き出した。初回に先制の右越え20号ソロを放つと、1点を追う5回2死満塁では中前に逆転の2点打。チームは11連勝となり「知らなかったけれど、勝利に貢献できていることが一番嬉しい」と喜んだ。
4回の右翼守備でも魅せた。2死一、二塁から西川の右前打を素早く捕球すると、本塁に矢のような送球。二塁走者の大田をアウトにし、攻守に大活躍だった。
プロ野球の斉藤惇コミッショナー(80)とJリーグの村井満チェアマン(61)は8日、そろってオンラインで会見し、連名で西村康稔経済再生担当相宛てに入場者数制限見直しの要望書を提出したことを発表した。2万人または収容人数の50%か、どちらか少ない方を上限とするよう緩和を求めた。
政府指針は9月末まで5000人または収容人数の50%か、どちらか少ない方が上限で、現在は実質的に上限5000人となっている。政府の分科会は11日にイベント制限について協議する予定で、早ければ連休が始まる19日にも緩和される可能性がある。
「どの球団も財政的に厳しいので、早くできるなら喜んでやると思う」と斉藤コミッショナー。来夏へ延期された東京五輪の運営へ向け、モデルケースとしても期待される。緩和されれば数万人単位の集客となり、観戦ガイドライン順守の呼び掛け、交通機関や周辺飲食店、各自治体との連携をより推し進めていく考えも強調した。
ロッテは巨人から移籍したばかりの沢村拓一投手(32)が、3−2と1点リードの6回に移籍後初登板。3者連続三振で圧巻のデビューを飾り「いや〜ホッとしました」とチームの5連勝に貢献できたことを喜んだ。
試合後のヒーローインタビューに呼ばれた沢村は第一声「初めまして沢村です」と挨拶。「名前を呼ばれた時の声援は絶対忘れません」と感慨深げに振り返った。
まずは移籍後初登板で1回無安打無失点に「こういう展開だったので何とか後ろのピッチャーにゼロで渡すことが出来て良かったです」と手応え。「これからはマリーンズのために腕を振っていきます」と本拠ファンの前で誓った。
井口監督も沢村の熱投を称賛し「頼もしい選手が来てくれた。どんどん、どんどんまたいいところで使っていきたい」と新戦力の加入を歓迎した。
ロッテはマーティンが打って守っての大活躍で5連勝。貯金を「11」に伸ばした。マーティンは初回に先制となる20号ソロを放つと、5回にはレーザービームで得点を阻止。1−2とリードを許した5回には2死満塁のチャンスで中前2点適時打を放ち、3−2の逆転勝利に貢献した。巨人から移籍したばかり沢村は6回からマウンドに上がり、三者連続三振で1回無安打無失点の圧巻デビュー。優勝へ向け頼もしい戦力が加入した。 ロッテは初回、マーティンの20号ソロで先制。日本ハム先発・上沢の甘く入ったストレートを捉え右翼スタンドまで運んだ。
今季2度目の先発となった大嶺は3回、1死二塁から平沼に右中間を破る適時三塁打を浴び同点とされると、4回は1死満塁から清水の右犠飛により勝ち越し点を許す。さらに2死一、二塁から西川に右安を打たれるも右翼手のマーティンの好返球により本塁で刺殺。追加点は与えなかったがこの回で降板となった。
すると守備でも好プレーを見せたマーティンが逆転打。5回、2死満塁のチャンスで打席が回ってくると、1ボール2ストライクから144キロの真ん中高めのストレートを中前へ弾き返す2点適時打。3−2と逆転に成功した。
1点リードの6回からは巨人から移籍したばかりの沢村が3番手としてマウンドへ。背番号は「57」に決定したがユニホームが間に合わず、福嶋明弘打撃投手の106番で登場すると、渡辺、大田、ビヤヌエバと気迫の投球で三者連続三振。悠々とベンチに戻る沢村に対し大きな拍手が送られた。
デビュー戦を無失点で飾った沢村の熱投にリリーフ陣も奮起。7回は唐川、8回はハーマンが無失点。9回は益田が2死二、三塁と一打逆転のピンチを迎えたが平沼を中飛に打ち取り試合終了。リーグ単独トップの21セーブ目を挙げた。
巨人からロッテに移籍した沢村拓一投手(32)が、3−2と1点リードの6回に移籍後初登板。三者連続三振の好投を見せると、スタンドからは大きな拍手が送られた。
背番号は「57」に決定したが、ユニホームが間に合わず、福嶋明弘打撃投手の106番でマウンドへ。先頭の渡辺を148キロのスプリットで空振り三振。巨人時代のチームメートであった大田やビヤヌエバもスプリットで空振り三振に打ち取ると雄叫び。圧巻の三者連続三振でデビュー戦を飾った。
直球は最速で153キロをマークし、ウイニングショットは全て140キロ後半のフォークだった。
17年6月8日中日戦以来3年ぶりの勝利を狙うロッテの大嶺祐太投手(32)が今季2度目の先発。味方の好守にも助けられ4回6安打2失点で降板。白星はお預けとなったが6奪三振をマークするなど“完全復活”へ向けまた一歩前進した。
大嶺は昨年1月に内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、8月23日に育成選手から支配下登録に戻ったばかり。今季初先発マウンドとなった1日の西武戦(ZOZOマリン)では5回9安打7失点で黒星を喫していた。
初回は三者凡退と抜群の立ち上がりを見せると、2回は無死一、二塁から大田を三直、ビヤヌエバと清宮ともにスライダーで空振り三振に打ち取り無失点で切り抜けた。
3回は1死二塁から平沼に右中間を破る適時三塁打を浴び同点とされると、4回は1死満塁から清水の右犠飛により勝ち越し点を許す。さらに2死一、二塁から西川に右安打を打たれるも右翼手のマーティンの好返球により本塁で刺殺。追加点は与えなかったがこの回で降板となった。
ロッテのマーティンが初回、右翼席へ先制の20号ソロをマークした。
「2番・右翼」でスタメンし、2球目の142キロ直球をとらえた。「積極的にいった結果がホームランになってよかった。先制できて嬉しいよ。YES!マーティン」。3日の西武戦以来となる一発に笑顔でポーズも決めた。
ロッテは9月8日の日本ハム戦(ZOZOマリン)からフランク・ハーマン投手の新グッズ「ハーマント」を販売することを発表した。価格は3600円(税込)で、8日午前10時からマリーンズオンラインストアで、午後1時からマリーンズストアミュージアム店にて開始している。
ハーマンも「とてもクールだ。嬉しいね。アメリカにいる家族にもプレゼントしたいね。スーパーマンみたい?確かにそうだね。でもマリーンズに入ってから広報からよくパーマンという日本のアニメがあると聞いて、主題歌を歌ってもらったりしていたからパーマンのイメージもあるのかなあと思うよ。とにかく、これからファンの皆様にとって正義のヒーローのような活躍をしたいよね!」とオリジナルグッズの完成に嬉しそうだった。
球団広報室は「ハーマントは基本的にはタオルですがマントのように羽織ると、前側がスーパーマン風のハーマン選手ピンストライプユニホーム、背中側は星条旗風マントのデザインとなっています。商品はタオル生地で右上と左上にボタンがついており、実際にマント風に着用できます」とPRした。
香月一也内野手との交換トレードで巨人からロッテに移籍した沢村拓一投手が8日の日本ハム戦(ZOZOマリン)からいきなりベンチ入りすることになった。
沢村の起用法について、試合前に井口監督が「6回、7回だと思っている」と中継ぎとして勝ちパターンに組み入れる方針を示した。その上で、「今日から入ります」とこの日、入団会見をしたばかりの右腕を出場選手登録することも明かした。
香月一也内野手との交換トレードで、巨人からロッテに移籍した沢村拓一投手が8日、ZOZOマリンでZOOMによる入団会見を行った。また、背番号は「57」に決定した。
松本尚樹球団本部長が同席する中、スーツ姿でテーブルについた沢村は「やっぱり求められるのは嬉しい。このチームで戦力になりたい」と今回の移籍について前向きな姿勢を示した。
新天地での目標については「まだユニホームを着て投げていないので大きなことは言えないが…」と言いながらも、「優勝です」とキッパリ。5、6日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦にも登板しており、「体に問題はない」とし、球速も157キロを計測している。松本本部長も「チームにとってはかなりプラス。基本的には後ろの勝ちパターンで」と期待した。
プロ野球の斉藤惇コミッショナー(80)と、Jリーグの村井満チェアマン(61)は8日、そろってオンライン会見に臨み、連名で政府へ入場者数制限見直しの要望書を提出したことを発表した。入場者は収容人数の50%以下か、もしくは2万人の少ない方への制限緩和を求めた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府の指針では、大規模イベントの入場者数はスタジアムの収容人数の50%以下か、もしくは5000人の少ない方と制限されている。両団体とも現実的には上限5000人となっており、7日の新型コロナウイルス対策連絡会議では「5000人という数字が妥当なのか。パーセンテージで求めていく方が論理性があるのでは」と議論されていた。
政府の有識者による分科会は11日に開かれ、大規模イベントの開催制限について議論される見込み。5000人という人数制限が撤廃される可能性もある。
巨人からトレードでロッテへ移籍した沢村拓一投手(32)が日本ハム戦、1点リードの6回に3番手で初登板。3者連続三振を奪い、チームを5連勝に導いた。午前中に古巣のジャイアンツ球場を訪れ、別れの挨拶。その後、ZOZOマリンで入団会見に臨み「(目標は)優勝です!」と決意表明した。背番号は57。
[入団会見での沢村]
[試合後、ヒーローインタビューで]
[試合後の取材で]
プロ野球とJリーグは8日、新型コロナウイルス対策で9月末まで最大5000人に制限されている観客数について「2万人か収容人員の50%の少ない方」への緩和を求める要望書を西村康稔経済再生担当相に提出した。
プロスポーツの入場者数制限について、政府は11日の新型コロナウイルス感染症対策分科会で検討し、19日にも制限を緩和することを検討中。上限5000人を撤廃して「収容人数の50%」のみを維持するとみられるが、プロ野球とJリーグは「中間基準として、2万人または50%の小さい方を新たに導入することで、地域や球場の実情に合わせた段階的な緩和を進めていきたい」と要望した。
プロ野球の斉藤コミッショナーは「いきなり50%はどうかと思い、段階的に、その手前に2万という数字を置いた。50%へのプロセスとして2万」と説明。早ければ19日から最大2万人の観客動員が可能になるが「球団によって(緩和のタイミングは)違うかもしれないが、どの球団も財政的に厳しいので早くできるなら喜んでやると思う」と話した。
緩和が実現すれば、東京ドームや甲子園など収容人数の多い球場は2万人、12球団で最も少ない楽天生命で約1万3000人の動員が可能になる。政府は今後、50%制限についても緩和を検討する見通し。無観客、上限5000人の制限を経て、来週末にも次のステップへ進むことになりそうだ。
プロ野球のホームスタジアム | |||
---|---|---|---|
チーム | 本拠地 | 収容人数 | 50% |
巨人 | 東京ドーム | 4万6000 | 2万3000 |
ヤクルト | 神宮球場 | 3万989 | 1万5494 |
DeNA | 横浜スタジアム | 3万4046 | 1万7023 |
中日 | ナゴヤドーム | 3万6370 | 1万8185 |
阪神 | 甲子園球場 | 4万3508 | 2万1754 |
広島 | マツダスタジアム | 3万3000 | 1万6500 |
日本ハム | 札幌ドーム | 4万2274 | 2万1137 |
楽天 | 楽天生命パーク宮城 | 2万6128 | 1万3064 |
ロッテ | ZOZOマリンスタジアム | 3万118 | 1万5059 |
西武 | メットライフドーム | 3万956 | 1万5478 |
オリックス | 京セラドーム | 3万6220 | 1万8110 |
ソフトバンク | ペイペイドーム | 4万122 | 2万61 |
Jリーグは8日、オンラインで実行委を開き、段階的に入場者数を増やす方針を固めた。早ければ19日から最大2万人の動員が可能になるが、まずは自主基準として上限を収容人数の30%に定める。村井満チェアマン(61)は「Jの自主基準として30%から始めて段階的に2万を目指す。クラブの自主的な安全管理を見極めながら増やしていく」と狙いを説明した。
J1だけでも7万人から1万5000人規模まで、スタジアムの収容人数に差がある。「50%という数字は1席ずつ空けるとそうなるが、スタジアムの形状によっては1席空けても1メートル空くかは微妙」と話すように、9月中は安全面を優先して上限を30%にする。それ以降は最大2万人の範囲の中でクラブの裁量に任せることになる。
またアウェー席の販売、アルコール販売の解禁は「人数緩和を実現した上で、次のステップとして検討していく方向」とした。
巨人からトレードでロッテへ移籍した沢村拓一投手(32)が日本ハム戦、1点リードの6回に3番手で初登板。3者連続三振を奪い、チームを5連勝に導いた。午前中に古巣のジャイアンツ球場を訪れ、別れの挨拶。その後、ZOZOマリンで入団会見に臨み「(目標は)優勝です!」と決意表明した。背番号は57。
「マリーンズのピッチャーは、さわむら〜」。ZOZOマリンでおなじみのウグイス嬢・谷保さんのコールとともに、白いリリーフカーに乗った沢村が姿を見せた。球場は割れんばかりの大歓声だ。1点リードの6回、3番手で登板すると、先頭の渡辺をスプリットで空振り三振。大田もスプリットで3球三振。ビヤヌエバが初球を打ち上げ、捕邪飛と思われたが田村が捕球ミス。「ミスだと思ってない。あれをカバーするのがチームスポーツ」と動じず、またまたスプリットで空振り三振。最速は153キロ。パーフェクトピッチングで新天地デビューを飾った。
背番号は「57」に決まった。試合前の会見ではレプリカユニホームを着用。試合用のユニホームは間に合わず、体格が似ている福嶋明弘打撃投手の「106」のユニホームを借りた。登板時の風速は9メートル。「風強いなあと思ったけど、正直気にしている余裕はなかったです」。田村とも初バッテリーで「初めて受けてもらうのがこういう試合展開でもちろん僕自身も緊張してた。うまく引き出してくれた田村くんに感謝してます」。試合前練習では中大時代の2つ先輩である美馬の後に付き、ダッシュメニューなどをこなした。井上は中大の後輩に当たり、練習中には固い握手。「色々教えてもらいながら成長していきたい」。2人の存在が心強い支えになっていく。
入団会見では「(目標は)優勝です!」「戦力になりたい」と力を込めた。「今日は6回に行くと決めていた」という井口監督。期待に応えた新戦力に「スタジアムの雰囲気も一変した。本当に頼もしいチームメートが来た。機会があればどんどん使っていきたい」とうなずいた。チームは5連勝。「マリーンズに携わってくれている全ての方々に『獲ってよかった』と思ってもらえるように努力していきたい」と決意を新たにした沢村。15年ぶりのリーグ優勝へ、頼もしいピースが加わった。
巨人からロッテに移籍した沢村拓一投手(32)が、8日の日本ハム13回戦(ZOZO)の6回から登板し、3者連続三振を奪うマリーンズデビューを飾り、チームの5連勝に貢献した。
沢村は最速153キロをマークするなどスピードで押す投球を披露し、渡辺諒内野手(25)、大田泰示外野手(30)、ビヤヌエバ内野手(29)から3者連続で空振り三振を奪い、マウンドから降りる際には鬼の表情で吠えた。
沢村はこの日、登録されたばかり。背番号「57」のユニホームが間に合わず、打撃投手の「106」番をつけてプレーした。
「沢村」と「106」番には、野球から離れた因縁があった。ポケモンGOで図鑑番号「106」番は「サワムラー」というモンスターだったのだ。タイプは「かくとう」。果たして偶然なのか、意図的なのか…。
巨人からロッテに移籍した沢村拓一投手(32)が、8日の日本ハム13回戦(ZOZO)の6回から登板し、3者連続三振を奪うマリーンズデビューを飾り、チームの5連勝に貢献した。
沢村は最速153キロをマークするなどスピードで押す投球を披露し、渡辺諒内野手(25)、大田泰示外野手(30)、ビヤヌエバ内野手(29)から3者連続で空振り三振を奪った。マウンドから降りる際には鬼の表情で吠えた。
沢村はこの日、登録されたばかり。背番号「57」のユニホームが間に合わず「106」番をつけてプレーした。
巨人からロッテに移籍した沢村拓一投手(32)が、8日の日本ハム13回戦(ZOZO)の6回から登板し、3者連続三振を奪うマリーンズデビューを飾った。
沢村は最速153キロをマークするなどスピードで押す投球を披露し、渡辺諒内野手(25)、大田泰示外野手(30)、ビヤヌエバ内野手(29)から3者連続で空振り三振を奪った。
ロッテは8日、ハーマン投手(36)の新グッズ「ハーマント」を同日の日本ハム戦から販売すると発表した。
価格は3600円(税込み)で8日10時からマリーンズオンラインストアで、午後1時からマリーンズストアミュージアム店で販売を開始。ハーマンは「とてもクールだ。嬉しいね。アメリカにいる家族にもプレゼントしたいね。スーパーマンみたい?確かにそうだね。でもマリーンズに入ってから広報からよくパーマンという日本のアニメがあると聞いて、主題歌を歌ってもらったりしていたからパーマンのイメージもあるのかなあと思うよ。とにかく、これからファンの皆様にとって正義のヒーローのような活躍をしたいよね!」と意気込んだ。
巨人からトレードで移籍したロッテの沢村拓一投手(32)が、8日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で登板する可能性が浮上した。
試合前取材に応じた井口資仁監督(45)は「今日もうメンバーに入って(出場選手登録して)、チャンスがあればと本人にも伝えてます」と明かした。起用法については「6回、7回のところで考えてますし、連投になったときに投げられないピッチャーが出てくるのでそういう時に」と説明。
昼頃、ZOZOマリンで入団会見を終えたばかりの右腕は、早速試合前の練習に加わり、中大時代の2年先輩である美馬の後ろに付きダッシュメニュー。ロッテの練習着に身を包み、新天地で汗を流した。指揮官は「チームとしては非常にいい形で上位にいますし、その中でさらに上に行くための彼の経験も含めて力になって欲しいと伝えました」と期待を寄せた。合流初日から即登板なるか。注目が集まる。
巨人から交換トレードで移籍したロッテ・沢村拓一投手(32)が8日、ZOZOマリンで入団会見を行った。背番号は「57」に決定した。
沢村は「チームの戦力になるために加入させていただいたと思っているので、期待に応えられるよう日々精進していきたい。与えられたポジションで気持ちを込めて投げようと思います」と意気込んだ。
チームは現在首位ソフトバンクに0.5ゲーム差の2位。ロッテでの目標を聞かれると「優勝です!まだユニホームを着て投げてる訳じゃないけど、チームの戦力になりたい。それだけです」と力強く答えた右腕。同席した松本本部長は「残りの試合の中で投手力は大事。後ろの勝ちパターンとして投げてもらえたら」と現時点での起用法を明かした。背番号は「57」に決定。15年ぶりのリーグ優勝へ沢村が新たなピースとして加わった。
日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は8日、オンラインで合同会見を開き、現在上限5000人となっている大規模イベントの入場制限について、「2万人または収容人数の50%の少ない方」への緩和を求める要望書を政府に提出したと発表した。
斉藤コミッショナーと村井チェアマンの連名で、西村経済再生担当相宛てに制限の見直しを要望。斉藤コミッショナーは「東京五輪、パラリンピックのためにも我々の指針が参考になるのでは、貢献できるのではないか」と説明。村井チェアマンは「政府、行政の判断を丁寧に聞いて進めたい」と話した。
プロ野球とJリーグは7月10日以降、政府の方針に従い、5000人を上限に公式戦を開催している。7日の新型コロナウイルス対策連絡会議では、感染状況が落ち着いていることも踏まえ、専門家チームも入場制限緩和を支持していた。
アスリート・マネジメント会社パムズ(PAMS)に所属するロッテ・井口資仁監督(45)と、鳥谷敬内野手(39)が井口監督が代表を務める「愛基金」を通じて国立国際医療研究センターに50万円の寄付を行ったことが8日、明らかになった。パムズオンラインなどで発売していた自身のデザインロゴの入った「洗える3Dマスク」(2枚組、税込2420円)の売上金(諸経費除く)と個人の寄付金を合わせた総額を送った。
井口監督は2018年にプロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「ゴールデンスピリット賞」を受賞するなど、幅広い社会支援活動に尽力してきた。今回はコロナ禍終息に努める医療機関支援のために、所属事務所の後輩でもある鳥谷と協力しての取り組みとなった。
井口監督は「この度は、本当にありがとうございました」と、マスク購入者をはじめとする関係者に感謝しつつ、「このような活動は続けていくことが大事だと思っております。今後も継続していきたいと思いますので、これからも皆様のご協力のほど、よろしくお願いします」と今後も精力的に活動していく姿勢を示した。
一方、これまでフィリピンの貧困な子供達に靴や文房具を届ける「RED BIRD PROJECT」をはじめ数多くの社会貢献活動を実施してきた鳥谷も「皆様の温かいお気持ちに本当に感謝申し上げます。これも今回の活動に賛同いただいた皆様のご協力のおかげです」と支援者に感謝。「これからも継続していきたいと思いますので、その際はご協力のほどよろしくお願いします」と活動継続と支援の輪の拡大を呼びかけた。
巨人からロッテにトレード移籍することが7日に決まった沢村拓一投手(32)が8日、ジャイアンツ球場で阿部2軍監督らファーム首脳陣、選手、スタッフにスーツ姿で挨拶を行った。その後、会見を行い、引き締まった表情で巨人への感謝とロッテのために全力を尽くすと誓った。主な一問一答は以下の通り。
激動の1日を締めくくる舞台は、予想だにしなかったお立ち台だった。新天地でいきなりヒーローインタビューに指名されたロッテ・沢村は「初めまして、沢村です。名前を呼ばれた時の声援は、絶対に忘れない」−。1回を3者連続三振という圧巻の投球で移籍後初ホールド。チームの5連勝に力強く貢献した。
出番は逆転した直後、1点リードの6回だった。新背番号「57」のユニホーム作成が間に合わず、福嶋打撃投手の背番号「106」のユニホームを借り、マウンドへ向かう沢村に大きな拍手が注がれた。本拠地で行われた入団会見後、即出場選手登録されて巡ってきた移籍後初登板。「マリーンズのために腕を振り抜く」と最速153キロをマークし、渡辺、大田、ビヤヌエバを三振に斬るとマウンドでほえた。
電撃トレードから一夜明けたこの日、午前中にジャイアンツ球場を訪れ、2軍の首脳陣や選手に別れの挨拶を行った。青空の下、晴れやかな表情で「たくさん愛情を注いでもらったなと思っています」と言った。
その中でも原監督、阿部2軍監督への思いは別格だ。「野球人としても一社会人としても、ずっと魅了されて9年半やってきた」と感謝の思いを込めた沢村。いつか“恩返し”を果たす日まで−。剛腕が新天地で大きな一歩を踏み出した。
日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、西村経済再生担当大臣宛てに、観客の上限緩和の要望書を提出した。現在の上限5000人から「上限2万人、または収容50%の少ない方」へ引き上げる新たな基準を求めた。政府も上限緩和を検討しており、11日に予定される政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で協議の末、最終決定される見通しだ。
7月10日の観客受け入れから約2ヶ月。次のステップが見えてきた。11日に開かれる政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、上限緩和が最終決定される見通しとなった。NPBとJリーグは「上限2万人、または収容50%の少ない方」への引き上げを求めており、早ければ19日にも閑散としていたスタンド風景に変化が見られそうだ。
政府が示した段階的緩和の目安において、次のステップは収容人員の50%となっている。その上で「上限2万人、または収容50%の少ない方」を要望した理由について、プロ野球の斉藤コミッショナーは「新たな基準の導入で、地域などの実情に合わせた段階的な緩和を進めていきたいと考えている」と説明。11日の分科会で協議されるが、基本的には政府の決定方針に従う。
NPBは有観客試合開始に合わせ、開幕前に作成した感染拡大防止ガイドラインを改訂。その後も修正を加えてきた。各球団、マニュアルに沿った運営を続けており、ここまでクラスター(感染者集団)は発生していない。感染者こそ1人は確認されたが、濃厚接触者はおらず、感染拡大には至っていない。
今季も折り返しを過ぎ、苦しい経営を余儀なくされている各球団にとっても上限緩和は朗報となる。感染状況次第では、上限50%の制限についてもさらなる緩和が検討される可能性もある。
実現した場合は満員とはいかないまでも、より多くの観客がペナントレース終盤やポストシーズンの戦いを球場で見られる見通し。ここまでの取り組みについて、斉藤コミッショナーは「それなりに効果が出ている」とし、緩和決定後は「どの球団も大変、財政的に厳しいので、早くできるなら喜んでやらせてもらう」とした。
我慢を重ねてきた末に見えてきた光。空席が目立つ風景に変化が訪れる日は、近い。
巨人からトレードで移籍したロッテ・沢村拓一投手が、電撃発表から一夜明けたこの日、出場選手登録。そして、ユニホーム作製が間に合わず、打撃投手から借りた背番号「106」を背負って、いきなりのマウンドに上がった。
出番は3−2と逆転に成功した直後の6回だった。先頭の渡辺、大田も空振り三振、続くビヌヤエバの放ったファウルを、田村が落球したが、その後空振り三振。三者三振に斬って雄叫びを挙げた。直球は153キロを記録。変化球も効果的に決まった。
お立ち台に上がった沢村は「初めまして。沢村です」と第一声。「名前を呼ばれたときの声援は絶対に忘れません。これからはマリーンズのために腕を振っていきます。宜しくお願いします」とファンに挨拶した。
三者三振に「ほっとしました」。雄叫びをあげたことには「こういう展開だったので、0で渡すことができて良かったです」と振り返った。
試合前練習では中大の先輩・美馬、後輩・井上らと談笑。チームに溶け込む思いを示した。「昔から知っている大好きな先輩なので、尊敬するところもありますし、色んなところを教えて頂きながら成長したいです」と誓った。
ファンには「また明日からもしっかり準備してマリーンズのために頑張ります。応援宜しくお願いします」と約束して締めくくった。
入団会見ではロッテの印象を「ファンが熱いです」と話していた。そのファンから大きな拍手を浴びた。松本球団本部長からは「優勝するために力になって欲しい」と懇願された右腕。新たなファンの大声援を受けて、優勝を託された男がデビューを飾った。
首位を猛追するロッテが逆転で5連勝、貯金11とした。
1点を追う5回、1死から角中が2打席連続となる右中間への三塁打で出塁。2死後、藤岡が打撃妨害、和田の四球などで満塁とし、マーティンが中前に逆転2点適時打を放った。マーティンは初回に先制ソロを放っており、全打点をたたき出した。
その直後の6回、巨人からトレードで移籍し、この日、入団会見を経て出場選手登録されたばかりの沢村が登板。ユニホーム作製が間に合わず、打撃投手から借りた背番号「106」を背負っての新天地デビューとなった。
沢村は渡辺、大田、ビヌヤエバを三者連続空振り三振に仕留める圧巻の内容。直球は153キロを記録。変化球も効果的に決まった。
7回以降は唐川、ハーマン、守護神・益田と自慢のリリーフ陣が無失点に抑えて逃げ切った。
巨人からトレードで移籍したロッテ・沢村拓一投手が、電撃発表から一夜明けたこの日、出場選手登録。そして、ユニホーム作製が間に合わず、打撃投手から借りた背番号「106」を背負って、いきなりのマウンドに上がった。
出番は3−2と逆転に成功した直後の6回だった。先頭の渡辺を空振り三振、続く大田も空振り三振、続くビヌヤエバの放ったファウルを、田村が落球するシーンもあったが、その後空振り三振に仕留めた。三者三振、直球は153キロを記録。変化球も効果的に決まった。
トレードは前日発表され、この日、入団会見を行ったばかり。会見では「美馬さんという大学でお世話になった先輩もいらっしゃいますし、顔を知っている選手も何人もいる。1日も早く覚えて学んで行けたらと思います」と話していた。試合前の練習では同じ中大出身の美馬、井上らと談笑。溶け込もうという姿勢も見せていた。
ロッテの印象を「ファンが熱いです」と話していた。松本球団本部長からは「優勝するために力になって欲しい」と懇願された。新たなファンの大声援を受けて、優勝を託された男がデビューを飾った。
巨人から交換トレードで移籍したロッテ・沢村拓一投手(32)が8日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行い、試合前の練習に参加。そのまま出場選手登録された。
ロッテのユニホーム姿で投手陣と共に汗を流し、ダッシュの合間に楽天から移籍した中大の先輩・美馬と言葉を交わしながら、野手のフリーバッティングに視線を向けた。
ティーバッティングを行っていた井上に握手を求め談笑しリラックスした表情を見せると、三塁側ベンチ前ですでに練習していた、かつては巨人のユニホームを着た日本ハムの大田に笑顔でかけ寄り談笑する一幕もあった。
ロッテは、8日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム、18時試合開始)からハーマン投手の新グッズ「ハーマント」を販売すると発表した。
ハーマン選手新グッズ「ハーマント」、価格:3600円(税込み)。販売は8日10時からマリーンズオンラインストア、13時からマリーンズストアミュージアム店にて開始している。
ハーマンは「とてもクールだ。嬉しいね。アメリカにいる家族にもプレゼントしたいね。スーパーマンみたい?確かにそうだね。でもマリーンズに入ってから広報からよくパーマンという日本のアニメがあると聞いて、主題歌を歌ってもらったりしていたからパーマンのイメージもあるのかなあと思うよ。とにかく、これからファンの皆さまにとって正義のヒーローのような活躍をしたいよね!」とコメントした。
ロッテ広報室は「ハーマントは基本的にはタオルですがマントのように羽織ると、前側がスーパーマン風のハーマン選手ピンストライプユニホーム、背中側は星条旗風マントのデザインとなっています。商品はタオル生地で右上と左上にボタンがついており、実際にマント風に着用できます」とPRした。
ロッテに巨人からトレードで加入した沢村拓一投手(32)が8日、千葉市のZOZOマリンスタジアムでオンラインによる入団記者会見に臨み「求められるというのは嬉しいこと。力になりたいという気持ち」と活躍を誓った。背番号は「57」に決まった。
ロッテはソフトバンクと首位を争い、15年ぶりのリーグ優勝を目指している。2016年に37セーブでタイトルを獲得した実績があるだけに松本尚樹球団本部長は「実績も経験もある。最高の選手に来てもらえた」と歓迎した。
今後は勝ちパターンの一角として期待される。沢村は「与えられたポジションで気持ちを込めて投げたい」と意気込んだ。
日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が8日、観客入場制限緩和を求める要望書を西村経済再生担当大臣室宛に送付した。
現状の政府方針では、9月末まで「上限5000人、または収容の50%の小さい方」という制限となっているが要望書では「上限2万人、または収容の50%のどちらか少ない方」への移行を求めた。
この日、オンラインでの会見に臨んだプロ野球の斉藤コミッショナーは「新型コロナウイルスと経済活動のバランスを取ることが大事なことかと思い、(Jリーグの)村井チェアマンと相談し、一緒に要望書を提出させてもらうこととなった」と説明。緩和された場合の実施時期については「どの球団も早ければ早い方がいいという感じだった。どの球団も大変財政的に苦しいので、早くできるのなら喜んで早くやらせてもらう」と話した。
ロッテの松本尚樹球団本部長(49)が8日、トレードで移籍した沢村拓一投手(32)のオンライン入団会見に同席。獲得の経緯を語った。
松本球団本部長は「チームとしてはいい状態にありまして、残り試合、沢村君に来て頂くのはチームにプラス。間違いなく戦力になってくれる。本人にも『優勝するために力になって欲しい』と伝えました」。
ロッテは勝ちパターンの一角を担ったジャクソンが7月9日に退団。10日に大麻所持の疑いで逮捕された。以来、リリーフ投手補強ポイントだった。
「残り数試合の中で投手力はかなり大事になっていくところで、実績もあって経験値も高い選手を、と編成の中で動いていた。その中で最高の選手に来てて頂けるのはチームにとってプラス。うちにとってはこのトレードは大きい」と説明。「基本的には後ろのところで、勝ちパターンでいって欲しいと思っています」と明かした。
残り52試合、首位ソフトバンクとは0.5差の2位。逆転Vへ、必要なパーツがそろった。
巨人からロッテにトレードで移籍した沢村拓一投手(32)が8日、オンラインで入団会見した。白いワイシャツ姿で現れた沢村は、時折笑みを見せながら、新天地にかける思いを語った。背番号は「57」。以下は沢村との一問一答。
巨人からロッテにトレードで移籍した沢村拓一投手(32)が8日、オンラインで入団会見した。背番号は「57」に決まった。
「やるしかないなという感じです。力になりたいという気持ちですね。やるだけだという感じです」。
白いワイシャツ姿で現れた沢村は、時折笑みを見せながら思いを語った。
目標を問われると「優勝です。まだユニホーム着て投げている訳じゃないので大きいことは言えないですが、いいチームに呼んでいただけたと思っているので期待に恥じないように頑張ります」と誓った。
松本球団本部長は「残り数試合の中で、投手力はかなり大事になっていくところで、実績もあって経験値も高い選手を、と編成の中で動いていた。その中で最高の選手に来てて頂けるのはチームにとってプラス。うちにとってはこのトレードは大きい」と獲得の経緯を説明。任せるポジションとして「基本的には後ろのところで、勝ちパターンでいって欲しいと思っています」と期待した。
沢村は「求められるって嬉しいこと。求められているところで戦力になりたいという気持ちですね」と意気込みを語り、「体も問題ないですし、与えられたポジションで投げようという気持ちですね」とリリーフとしての活躍を思い描いた。
沢村は10年ドラフト1位で巨人入り。1年目の11年は5完投を含む11勝11敗で新人王に選出された。15年にはクローザーに転向し36セーブ、翌16年には37セーブを挙げ、セーブ王に輝いた。17年は1軍登板はなし。18年からは中継ぎとして登板。今季は13試合に登板して防御率6.08と振るわず、7月26日に2軍降格。その後、3軍でも調整した。
沢村は7日にロッテ・香月一也内野手(24)との交換トレードが成立した。
日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナーとサッカーJリーグの村井満チェアマンは8日、合同でオンラインでの記者会見に臨み、現在5000人としている観客数の上限について、2万人か収容率50%のいずれか少ないとする制限緩和を求める要望書を連名で西村経済再生担当相に提出したことを明かした。
村井チェアマンは緩和の時期について「政府の判断に委ねる」としながら「お認めいただければ9月中にも対応できる用意はできている」と語った。さらに「(収容率)50%をいきなり求めていくのは現時点では難しい」との認識も示し、Jリーグとしては収容率30%を目安に制限緩和を進めていく考えを明かした。
また、現在禁止されているアウェー観客の来場については「10月以降に議論する」とし、「人数の緩和とアウェーの緩和を同時にするとクラブの対応も神経を使うので、ワンステップ置いてしっかり対応していく」と語り、アルコール類の販売も含めて段階的な緩和に踏み切る姿勢を示した。
巨人からロッテへトレード移籍した澤村拓一投手が8日、オンラインで入団会見した。背番号は「57」に決定。澤村は会見の第一声で、「やるしかないなという感じです。力になりたいなと思っているので。もうやるだけだという感じです」と意気込みを語った。
「ロッテ・澤村」の第一歩。晴れの入団会見には、編成部門のトップである松本尚樹球団本部長が出席した。チームが首位ソフトバンクに0.5ゲーム差で肉薄する中で、電撃トレード獲得のワケを語った。
「残り数試合の中でやはり投手力が大事になってくる。本当に実績もあって、経験値の高い選手を、と編成は動いていた。その中で最高の選手、澤村くんに来ていただけるのはチームにプラス。優勝するために来ていただいている。今回のトレードはうちにとっては大きいなと思っています。基本的には後ろのところで、勝ちパターンでいって欲しいと思っています」。
ブルペン陣では助っ人右腕ジェイ・ジャクソンが7月9日に電撃退団した。当初、先発だった唐川が中継ぎ転向して15試合連続無失点。ハーマンが8回に回り、守護神・益田が9回を締める勝ちパターンが完成したが、熾烈な覇権争いへ救援陣の整備が重要課題だった。救援防御率4.15はリーグ4位。同1位の救援防御率2.80を誇るソフトバンクとは大きな開きがあった。
松本球団本部長は「チームとしては非常にいい状態。残り試合、何とか勝ちにいきたいというところで澤村くんに来ていただけるというのは非常にチームにとってプラスになります。間違いなく戦力になってくれると。フロントも現場もかなり期待をしている。先ほど本人にも言いましたけど、優勝するために力になって欲しいと話をさせていただきました」と語った。
井口監督は澤村へ「若手の見本になって欲しい」と声をかけたという。右腕は「僕も日々勉強だと思っています。僕に足りない部分を若い子が持っていたら、吸収することもそうですし、自分が上手くなることがロッテのためになると思っている。まだまだ野球がうまくなりたい」と語ったが、11年新人王、16年最多セーブを獲得した右腕が若手への“無形の力”も大きいはずだ。
周囲をアッと驚かせるロッテ移籍となった澤村。新天地でのリスタートに注目していきたい。