ロッテが終盤の猛攻で快勝した。2−2の7回2死満塁で代打清田の内野安打で1点を勝ち越すと続く安田の2点適時打が失策を誘ってこの回計4得点。美馬が7回2失点で7勝目。オリックスは粘ったが、守備の乱れが響いた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | x | 9 |
4番が復調の3適時打を放った。ロッテ安田尚憲内野手は1回2死二塁、オリックス張奕の内角直球を左中間へ。
「最近ずっとチャンスで打ててなくて、今日も試合前、緊張して。1本出てほっとしました」。3回2死一、二塁でも左中間を割り、2打席連続二塁打とした。
9月6日の2ランを除くと、適時打は8月21日以来19試合ぶり。張奕には同29日の対戦で3打数無安打に封じられた。「直球がいい。それに負けないように」と練習からイメージ。構えも戻した。「7月はヒットが打てていた。いい時を見返すと(最近は)どんどんトップが浅くなったり、構えが小さくなっていた」。
投手交代後の7回も左前適時打と、全て逆方向へ。3カード連続勝ち越しと今季最多の貯金13をもたらした。3安打は今季3度目、4打点は自己最多タイ。「今はまだ“4番目の打者”くらいの成績。“4番打者”として活躍できるようにもっと頑張ります」。8連戦初戦を白星で飾り、首位ソフトバンクに1ゲーム差に迫った。
雨ニモマケズ、ロッテ美馬学投手が7勝目を挙げた。雨天中止の前日12日からスライド。2度の中断を挟み、序盤はびしょぬれになりながら7回を無四球2失点にまとめた。
「(中断は)長い攻撃だと思えば大丈夫。今日も援護点が多くて、何なんですかね、この運の良さ」。離脱中の正捕手田村に代わり、柿沼との初タッグで粘投した。
ロッテの4番、安田尚憲内野手(21)に久々の適時打が飛び出した。
1回2死二塁、フルカウントでオリックス張奕の内角146キロを左中間への先制二塁打とした。9月6日の2ランを除くと、適時打は8月21日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来、19試合ぶり。
「打ったのはストレートです。久々にタイムリーが出て嬉しいです。次の打席も頑張ります」とコメントした。
さらに3回2死一、二塁で迎えた第2打席。2ストライクから粘り、低め143キロを同じく左中間への適時二塁打とした。2打席連続、二塁打で打点を挙げ「追い込まれていたので、逆方向を意識した結果がヒットにつながってくれたと思います。いい追加点になって良かったです」と振り返った。
ロッテは12月10日まで、オンラインストア限定で「マリーンズスペシャルおせち2021」を1都3県(千葉・埼玉・神奈川、離島は除く)対象に予約販売すると13日、発表した。
洋中あわせて47品目を、チームカラーの白を基調としたマリーンズオリジナル重箱に詰め込んだ商品。エコバッグとしても使用できるオリジナルデザインの風呂敷と祝い箸も付属する。予約者には12月31日に商品が届く。税込み2万5000円。
広報室は「マリーンズおせちは2017年にも2018年お正月用として販売して大好評をいただき、多くのお客様から、またやらないのかという声をいただいていました。お正月からマリーンズとともに過ごしていただき、素敵な1年になればと思います。この機会にぜひご予約ください」とアピールした。
雨が降る中でも集中していた。ロッテの若き4番、21歳の安田尚憲内野手が3本の適時打を放ち、プロ3年目で初の1試合4打点を記録した。
「最近は打てていなかったので、試合前も緊張していた。まさか3本も打てるとは思っていなかった」。
まずは1回。フルカウントからの速球を左中間へ運び、先制の適時二塁打とした。3回にも左中間への適時二塁打。7回は清田の適時内野安打で勝ち越した直後、左前へ2点打。結果を求めるあまり「構えが小さくなり、余裕がなくなっていた」との反省から7月の好調時の打撃フォームに戻したことが奏功した。
7月に4番打者に抜擢され、この日まで47試合連続で先発出場。重圧を感じる中、休日は米プロバスケットNBAのプレーオフなどを見てリラックス。シーズンMVPを4度獲得したレイカーズのエース、レブロン・ジェームズ(35)のファンで「リーダーシップやメンタリティは勉強になる」と憧れのスターから刺激を受けている。
不振脱却の兆しが見えた安田の活躍で、チームは2連勝を飾った。さらにZOZOマリンスタジアムでのオリックス戦は、開幕から負けなしの8連勝。対戦成績を14勝2敗1分けとした。
4番で起用し続けている井口監督は「(雨天中止だった)昨日は室内で練習前から打ち込んでいた。4番の仕事をしてくれた」とご満悦。再び首位ソフトバンクに1ゲーム差に迫り、安田は「優勝の戦力になれるように頑張っていく」と言い切った。
ロッテの美馬は7回2失点で5連勝を飾り、チーム単独トップの7勝目を挙げた。2−2の7回無死二塁のピンチをしのぐと、その裏の攻撃で味方が4点を挙げて勝ち越した。今季は援護点が多く「『何なんだ、このラッキーは』と常に思っている」と感謝しきりだった。
試合序盤は降雨のために2度の中断があったが「意外と時間が短かったので、イニングの合間くらいの気持ちで」とベテランらしく全く動じなかった。8連戦の初戦での好投に、井口監督は「しっかりと切り替えて投げてくれた」とたたえた。
ロッテの安田が2年ぶりの1試合4打点と大暴れだ。初回は張奕の146キロ直球を捉え、左中間へ先制二塁打。「最近はチャンスで全く打てず、試合前は凄く緊張していた」という呪縛が解かれた。3回にも適時二塁打を放つと、7回には2点左前打。「トップが浅く小さくなっていた」と7月の好調時の大きな構えに戻したことが奏功した。
貯金は今季最多の13。先制試合の連勝も「21」に伸ばした。首位・ソフトバンクには1ゲーム差。4番の活躍に、井口監督も「本人もホッとしていると思う」と笑みを浮かべた。
ロッテ・美馬が7回8安打2失点と粘ってチームトップの7勝目を自身5連勝で飾った。チームは今季最多の貯金13で、先制すれば21連勝と「勝利神話」も継続。首位ソフトバンクにも1ゲーム差と迫った。
98球で降板した直後に打線が4点を勝ち越したことで勝利投手の権利を得た美馬は「何でしょう。この運のよさ」と笑顔を浮かべた。
前日の登板予定が雨で中止となってスライド登板だったが「気持ちを切らさずに入れた」と頼もしい。この試合も1回裏の攻撃中に19分間、3回の登板中に12分間と雨で2度の中断を挟んだが、集中力は途切れなかった。
これで8月11日の日本ハム戦から5戦5勝。右腕は「(チームに)感謝します」と、打線の援護を称えた。
ロッテ・清田の執念のリクエストアピールが実り、2−2の均衡を破った。
2死満塁の場面で代打で登場した清田が、遊撃へのゴロで一塁へ全力疾走。際どいタイミングで審判は1度はアウトの判定を下したが、清田は両手を拡げてベンチに「セーフ」の猛アピール。すかさず井口監督が球審にリクエストを求め、長い審議の末に判定は覆り、勝ち越しの内野安打となった。
清田は「打った瞬間にやっちゃったと思ったんですけど、とにかく全力で走った。セーフになってくれてよかった」とにっこり。
この回、相手守備のミスも重なり、4得点のビッグイニングを演出した。
ロッテの若き4番・安田のバットは雨中でも熱かった。1回2死二塁で、張奕(ちょう・やく)の146キロ直球を左中間へ先制の適時二塁打。直前に大雨で19分間中断したが、集中力は切らさなかった。
これが3試合13打席ぶりの安打とあって「久々にタイムリーが出て嬉しい」と笑顔があふれた。
3回オリックス攻撃中に再び12分間の雨による中断があったが、安田は3回2死一、二塁の2打席目にも中越えの適時二塁打。序盤に1人で2打点を稼いだ。
ロッテがマリーンズオンラインストア限定で「マリーンズスペシャルおせち2021」を12月10日まで一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県=離島を除く)を対象として予約販売すると発表した。18年正月用に販売して以来の復活となった。
おせちは和・洋・中あわせて47品目をチームカラーの白を基調としたマリーンズオリジナル重箱に詰め込んだ商品。エコバッグとしても使用できるオリジナルデザインの風呂敷と祝い箸も付属で、新年をマリーンズとともに過ごせる。
価格は2万5000円で、オンラインストアにて数量限定で12月10日まで受付、同31日に配達を予定している。
球団広報室は「多くのお客様からまたやらないのかという声をいただいていました。お正月からマリーンズと共に過ごしていただき、素敵な1年になればと思います。この機会にぜひご予約ください」とコメントした。
雨にも、中断にも負けなかった。ロッテの安田が初回2死二塁、左中間二塁打で先制点を奪うと、3回2死一、二塁でも内角の直球を左中間へ適時二塁打。3−2と勝ち越した直後の7回2死満塁では、三たび逆方向へ2点適時打を放った。3安打4打点の活躍に、「チャンスで打ててなくて、ずっとチームの戦力になれてなかった。3つ(本)も出ると思わなかったけどチームの役に立ててよかった」と、安堵の表情だ。
7月21日の西武戦(メットライフ)から全試合で4番に座り、35打点中30打点を挙げる勝負強さを見せている。ただ、11日までの5試合では打率1割7分6厘と低迷。6日のソフトバンク戦での2ランを除くと、適時打は8月21日のソフトバンク戦以来19試合ぶりだった。「成績を見ても4番として活躍できてないのでもっと頑張りたい」。チームは首位・ソフトバンクと1ゲーム差に再接近。パの灯は消さない。
ロッテは13日、マリーンズオンラインストア限定で「マリーンズスペシャルおせち2021」を12月10日まで一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)を対象に予約販売を行うと発表した。
和・洋・中あわせて47品目をチームカラーの白を基調としたマリーンズオリジナル重箱に詰め込んだ商品。エコバッグとしても使用できるオリジナルデザインの風呂敷と祝い箸も付属されており、新年をロッテとともに過ごせるおせちとなっている。価格は25000円(税込み、送料込み)で詳細は公式ホームページで要確認。数量限定で12月10日まで予約を受付し12月31日に商品到着予定。
球団広報は「2017年にも1度、2018年お正月用のおせちとして販売し大好評をいただき、多くのお客様から、またやらないのかという声をいただいていました。お正月からマリーンズと共に過ごしていただき、素敵な1年になればと思います。この機会にぜひご予約ください」とコメントした。
不振脱却の兆しが見えた。ロッテの若き4番、21歳の安田が3本の適時打を放ち、2年ぶりに4打点をマークした。いずれも2死の場面で、中堅から逆方向の左へはじき返し「まさか3本も打てるとは思っていなかった」と顔をほころばせた。
1回2死二塁は左中間へ先制の二塁打。「最近はチャンスで全く打てず、試合前はすごく緊張していた。ほっとした」。これで波に乗ると3回は左中間に適時二塁打、7回は左前へ2点適時打。「構えが小さくなり、余裕がなくなっていた」との反省から7月の好調時の打撃フォームに戻したことが奏功した。
井口監督は「4番の仕事をしてくれた」とご満悦。再び首位ソフトバンクに1ゲーム差に迫り、安田は「優勝の戦力になれるように頑張っていく」と言い切った。
ロッテが終盤にオリックスを突き放して快勝。首位・ソフトバンクとの差を1ゲームに縮めた。
若き4番・安田が打線を牽引した。初回、2死二塁から中堅左への適時二塁打で先制点をもたらした。
「ずっとここ最近チャンスで打っていなかったので、試合前から緊張していて。打ててホッとしました」。ここ4試合、16打数2安打1打点7三振、打率.125と不振をかこっていたが、この一打でもやもやもが吹っ切れた。
「追い込まれていたので何とか食らいついていこうと」と、3回の2死一、二塁でもセンターへの二塁打を放ち、2点目をたたきだした。
トドメは7回だ。1点を勝ち越してなお2死満塁で入った第4打席。左前へはじき返す2点タイムリーで試合を決めた。
チャンスで巡ってきた場面でことごとく走者をかえす勝負強い安田の打撃に、井口監督は「今日は4番の仕事をしてくれた。本人もホッとしたと思う」と目を細めた。
安田は「ここ最近は打ちたいと、自分のスイングができなかったけど、今日は自分のスイングができた。チームの皆さんに助けてもらっているけど、優勝できるように、少しでも戦力になれるように頑張っていきたい」と声を弾ませていた。