わたしはかもめ2020年鴎の便り(9月)

便

9月22日

東北楽天12−4千葉ロッテ(楽天生命パーク)

楽天が3連勝。2−3の5回に鈴木大の適時打と浅村の2ランで逆転し、7回に浅村の適時打などで3点、8回に浅村の3本目の27号3ランなどで4点を加えた。ジョンソンが移籍後初勝利。ロッテは石川が7回途中8失点と崩れた。

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千葉ロッテ0021010004
東北楽天10013034x12

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マーティン死球生かすロッテ、最適布陣でらしさ徹底[ニッカン]

熱パの上位争いがますます過熱してきた。4回2死二、三塁。楽天辛島航投手(29)の初球が、ロッテのレオネス・マーティン外野手(32)の頭部近くに直撃した。怒るマーティンに、楽天野村克則1軍作戦コーチ(47)がベンチから飛び出した。一触即発ムードから逆転大勝の3位楽天と、完敗の2位ロッテ。4.5ゲーム差に縮まった両軍ベンチの側に立ち、機微を見つめた。


マーティンが、静かに歩き出した。女優似と話題の笑顔はあるはずもなく、正対するマウンドを冷たくにらむ。一塁側ベンチから一目散で制止に向かった井上にも、背を向ける。「当てられ続けたらいつかいきますよ」。冗談交じりに話していた陽気な助っ人も、我慢が限界を超えた。

伏線は明白だ。8月に10本塁打し、内角攻めが増えた。7月まで4死球。8月は7死球。楽天戦でも2打席連続死球があった。「故意じゃないのは分かるので」と話しながらも「故意と感じたら、どうなりますかね」と笑いながら添えたのが8月末のこと。個人の13死球も、チームの44死球も、12球団最多だ。

悔しさもある。2点リードを4点、5点リードに変えられる打席だった。マーティンの打点が勝敗に直結するケースが多い。派手な野球ではない。12球団1位の357四球を生かし、しぶとく1点1点を重ねる。この日も4回、ベンチは9番柿沼にためらいなくスクイズを指示した。

少ない得点を、投手陣が守る。救援陣が強固ながら、実は先発陣も好調。QS(6投球回以上で自責点3以内)達成率約49.4%はリーグ1位だ。だからこそ継投機は難しい。

先発石川が7回に奪われた3点が痛い。井口監督も「調子が良くなく、逆球も多く、難しいのはありました」としながら終盤も託した。劣勢時の救援陣の防御率が振るわず、現に石川降板後も失点は増えた。

マーティンが鬼になっても、後続で追加点はなし。井口監督も「あそこで引き離すくらいの流れが欲しかった」と悔やむ。試合運びもベンチワークも、より緊迫する秋。「1年やってきたことをそのままやるだけです」と指揮官。四球も安打、と割り切って得点し、投手陣が守る。綿密な分析に基づく、試合ごとの最適な布陣で挑む。マリーンズらしさを、より徹底する。

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井口監督「当然負ける」浅村に今季10発目許し苦言[ニッカン]

2位ロッテが、3位楽天に手痛い大敗を喫した。石川歩投手(32)が7回途中8失点と打ち込まれた。

初回、楽天田中に先頭打者本塁打を許すと、4回と5回には4番浅村に2打席連続で本塁打を浴びた。「全体的に良くなかったんですが、その中でももう少し粘れたら良かったのですが」と声を落とした。

9回には左腕山本が、浅村にこの日3発目となる3ランを打たれ、だめ押しされた。チームとしても今季浅村に10本塁打され、その10本だけで22失点を喫している。井口監督も「バッテリーはしっかりやらないと。楽天の主砲ですから、そこに打たれると当然負ける」と苦言を呈していた。

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右手指骨折のロッテ正捕手田村がスローイング再開[ニッカン]

戦線離脱中のロッテ田村龍弘捕手(26)に復帰への道筋が見えてきた。井口資仁監督(45)が22日、楽天戦の試合前に「今日からスローイングを始めるというので」と明かした。

今季60試合に出場し、夏場に調子も上げていたが、9月9日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で右手に死球を受け負傷退場。その後「右手第2指末節骨剥離骨折」と診断され、リハビリを続けていた。

また、田村と替わって昇格した江村直也捕手(28)が好リードを見せていたが「少し腰を痛めている」と井口監督は説明。この日の楽天戦は欠場した。江村の登録抹消はせず、吉田裕太捕手(29)が1軍に合流した。

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楽天あわや乱闘騒ぎ、ロッテ・マーティン死球に怒り[ニッカン]

両軍がベンチを飛び出し、一触即発ムードが漂った。

4回2死二、三塁、楽天辛島が初球、ロッテ・マーティンの背中部分へ死球。ヘルメットを脱いだマーティンが辛島へ歩み寄ると、楽天ベンチから野村作戦コーチを先頭にナインが出てきた。ロッテベンチからもナインが駆け寄り、マーティンの怒りを収めた。

2死満塁として辛島は降板。2番手津留崎がマウンドに上がった。

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ロッテ・石川、3本塁打浴び今季ワースト8失点KO、自身の連勝6でストップ[スポニチ]

自身6連勝中だったロッテの先発・石川が6回1/3で今季ワーストの8失点。浅村の2発など3本塁打を浴び、約2カ月ぶりの黒星となる3敗目を喫した。「何もないですね…。全体的に良くなかったが、その中でもう少し粘れたら良かったけど…」。

5回の浅村の決勝アーチは、初球のカットボールが甘く入った。浅村には16試合で10発を許しており、井口監督は「楽天の主砲ですから。そこに打たれたら負ける。もっと慎重に入るとか、バッテリーでしっかりやらないと」と語気を強めた。

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ロッテ先発・石川、今季ワースト3被弾含む8失点で3敗目「何もないですね…」[スポニチ]

自身6連勝中だったロッテ先発・石川が今季ワーストの8失点。浅村の2発など3本塁打を浴び「何もないですね…。全体的に良くなかったけど、その中でもう少し粘れたら良かったのですが…」と話した。

初回、田中にいきなり先頭打者本塁打を被弾。2点リードの4回に浅村にソロ本塁打を浴び、5回には決勝2ランを許した。

結局、7回1死満塁としたところで降板。リリーフ投手が打たれ、自身は6回1/3を9安打8失点。7月17日の日本ハム戦以来となる3敗目を喫した。

打線は12安打を放ったが、終わってみれば大敗。井口監督は「石川は逆球も多かったし、調子は良くなかった。(浅村は)楽天の主砲ですから。そこに打たれたら負ける。初球を打たれたのも含め、バッテリーでもっと慎重に入らないと」と話した。

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ロッテ・マーティンが楽天・辛島の死球に激高、両軍ナインがベンチから出て一触即発に[スポニチ]

死球を巡ってあわや乱闘という一触即発の事態が発生した。4回に楽天の先発・辛島が投じた玉がすっぽ抜けた。ボールが背中付近に当たったロッテ・マーティンは激高。大声を上げながらマウンドの辛島ににじり寄った。

慌てて周囲が制止したものの怒りは収まらず、両軍ナインがベンチがら飛び出してホームベース付近へ。最終的にマーティンが落ち着きを取り戻したことで事態は収拾した。

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マーティン死球で激高、両軍がベンチから飛び出し本塁付近で一触即発[報知]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(32)の死球を巡って両軍がベンチから飛び出し一触即発の事態となった。

4回2死二、三塁。辛島の初球の直球がマーティンの右肩に直撃。頭部付近だったこともあり、助っ人大砲は左腕の方に鋭い視線を向けながらマウンドの方に歩み寄ると、両軍のベンチから首脳陣、選手が飛び出してきた。マーティンが一塁へ向かった所で両軍ともにベンチへと戻ったが、スタンドは騒然となった。

この直後に辛島は降板となった。

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ロッテ・石川、今季ワースト8失点…6回1/3を9安打で3敗目[デイリー]

ロッテ・石川が6回1/3を9安打、今季ワーストの8失点で3敗目。自身の連勝が6で止まった。

制球に苦しみ不安定で、浅村の2発を含む3被弾に沈んだ。右腕は「全体的に良くなかったですけど、その中でも、もう少し粘れたら良かったのですが…」と険しい表情を浮かべた。

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ロッテ投手陣崩壊で大敗、石川の連勝6で止まる…井口監督「調子は良くなかった」[デイリー]

ロッテは投手陣が崩壊し大敗した。先発の石川歩投手は制球力に苦しみ不安定だった。6回1/3を投げ浅村の2本塁打を含む3被弾。9安打を浴び今季ワーストの8失点でKOされた。自身の連勝が6で止まり3敗目を喫した。

井口監督は「石川も調子は良くなかった。今日は逆球も多かった」と厳しい表情。投手陣は主砲の浅村に3本塁打を浴びるなど4被弾で12失点と炎上した。「全体的には同じ選手に3発打たれている。その辺含めてしっかりやらないと。楽天の主砲ですから。そこに打たれると負ける。バッテリーとして本塁打は防げたかなと」と悔しそうに語った。

首位ソフトバンクとし烈な優勝争いをしており、隙を見せる訳にはいかない。指揮官は「やるべきことをやらないと勝てない。明日以降しっかりやっていきたい」と言葉に強い力を込めた。

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ロッテ・マーティン死球に怒った、一触即発で球場騒然[デイリー]

ロッテ・レオネス・マーティン外野手への4回の死球を巡り、一触即発の事態となった。

2死二、三塁の場面。楽天先発・辛島の直球がすっぽ抜け、背中付近に直撃した。珍しく目をつり上げて怒ったマーティンは、辛島に向けて詰め寄ろうとし、周囲に止められた。

その間に両軍の選手らが入り乱れた。乱闘寸前の事態に球場は騒然となり、どよめきも起こった。

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ロッテ・安田が勝ち越しタイムリー、凡退の後に「絶対に取り返したいと」[デイリー]

首位ソフトバンクを1.5ゲーム差で追うロッテが、序盤にしぶとく逆転した。

0−1の3回1死二、三塁から打席には4番の安田。相手先発・辛島の暴投で同点とし、なおも1死三塁。この場面で安田は、スライダーを捉えて右前に運ぶ勝ち越し打を放った。

1回1死一、三塁の先制機で三邪飛に倒れていた安田。「初回はチャンスで打てなかったので、この打席では絶対に取り返したいと思っていました。打てて良かったです」と振り返った。

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