わたしはかもめ2020年鴎の便り(10月)

便

10月5日

ロッテのチェン・ウェイン、来週に1軍戦初先発も[ニッカン]

救世主になる。ロッテの新外国人左腕チェン・ウェイン投手(35)が、13日からの楽天3連戦(ZOZOマリン)で初先発する可能性が5日、高まった。

チェンは台湾で中6日で試合に登板し、調整を続けてきた。直近の登板は9月中旬。4日の入団会見では「先発調整に関しては問題ないです」と話した。まずは2軍で投げる。井口資仁監督(45)は「1度浦和で放ってから」と話しており、7日または8日の2軍DeNA戦(ロッテ浦和)に先発する見込みだ。

井口監督も映像は確認してきた。「本当に切れのいい球を放っていますので、あとはゲーム感覚やサインプレーを来週1週間で仕上げれば、かなり戦力になると思います」と期待する。「(2軍で投げて)状態を見てからですけれど、次の週からというのは考えています」と中6日での1軍先発を見越している。

開幕から水曜日の先発を務めてきた岩下が、新型コロナウイルス感染で戦線離脱。その穴を埋める15日の楽天戦でのデビューが有力とみられる。「最大限の力を発揮して、チームに貢献できるようにやっていきます」と意気込む。最大の危機に、チームを助ける。

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優勝争いロッテに試練、岩下以外にも陽性判定[ニッカン]

ロッテに最大の試練が訪れた。4日午後に受診したPCR検査の結果、主力野手を含む複数選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが5日、分かった。

6日に球団から正式発表される予定。4日には岩下大輝投手(24)ら2人が陽性判定を受けて療養に入っている。今週末には首位ソフトバンク、来週頭には3位楽天との直接対決を控える。悲願の逆転優勝へ、千葉ロッテマリーンズの総合力が試される時が来た。


今季最大の試練が訪れた。4日に1軍全選手、首脳陣、スタッフが受けたPCR検査の結果、5日夜までに新たに新型コロナウイルスの「陽性」判定が出た。主力野手を含む複数選手が陽性判定を受け、療養に入るとみられる。

午後に届く検査結果に備え、チームは5日朝から対応に追われた。河合代表取締役社長オーナー代行、松本球団本部長、原田同副本部長ら球団幹部も早々にZOZOマリン入りし、日没後まで長時間にわたっての協議が行われた。管轄の保健所との最終協議が6日午前に行われ、その上での正式発表となる見込みだ。

ロッテはコロナ対策にいち早く取りかかった。国内での感染拡大前、2月の石垣島キャンプでも毎朝の体温測定を全選手、関係者に義務づけた。以降、毎日2度の検温と報告、行動記録の報告などを徹底。PCR検査も毎月実施してきた。球場敷地内での動線はしっかり分け、感染リスク回避に努めた。長年にわたり積極的に行ってきたファンサービスもすでに8ヶ月近く、自粛している。

4日、5日と2日続けて球場の消毒が行われた。5日には2軍全関係者のPCR検査も行われた。5日中の正式決定はなかったが、6日からのオリックス3連戦は実施する方向で進めているもようだ。若きエース候補の種市と主砲レアードが早々に今季絶望に。主力にケガも多い中、ここまで全員野球で首位ソフトバンクと2ゲーム差の2位。大健闘といえる状況での試練となった。

悲願の逆転優勝へ、残り28試合は1つ1つの重みが増す。主力離脱が正式に決まれば苦しい展開は必至だが、そのたびに救世主が現れ続けたのが今季のロッテでもある。今週末から首位ソフトバンク、3位楽天との直接対決が続く。最大の危機に一丸となり、立ち向かう。掲げるチームスローガン「突ッパ!」の真価が問われる時が来た。

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ロッテPCR検査の結果は出ず、前日に岩下ら陽性[ニッカン]

ロッテは5日、前日4日の西武戦の試合後にZOZOマリンで行った1軍首脳陣、選手、関係職員のPCR検査について「本日5日までに検査結果は出ておりません」と発表した。

また2軍首脳陣、選手、関係職員のPCR検査を5日、ロッテ浦和球場で実施。それぞれ判明次第、発表する方針を明かした。

4日に新型コロナウイルスの陽性と判定された岩下大樹投手(24)とチームスタッフ1名の濃厚接触者については、管轄の保健所が5日現在、球団から報告された行動履歴や接触状況をもとに特定を行っている。

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感染ロッテ岩下1日先発も札幌ドームは試合後に消毒 [ニッカン]

新型コロナウイルスに感染したロッテ岩下大輝投手が1日に先発マウンドに上がった日本ハムの本拠地・札幌ドームでは、その日の試合後にベンチやロッカールームなどの消毒作業を終えていた。

札幌ドームの広報担当者は「毎回、消毒してリセットしています」と説明。今季は毎試合後に関係各所の消毒作業を実施しており、今回の事態を受けて特別な対応をすることはない見込み。

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NPB、コロナ会議「11月へ真剣に取り組む」[ニッカン]

第17回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5日、オンラインで行われた。会議後の合同会見に日本プロ野球機構(NPB)斉藤惇コミッショナー、Jリーグ村井満チェアマン、専門家チームの東北大・賀来満夫氏、愛知医大・三鴨広繁氏らが出席した。

斉藤コミッショナーは「野球の方は残念ながら選手、関係者で複数、感染者が数チームで発生した。リーグ戦の中断という事態には陥らなかった。経済と人間の生活とウイルスのバランス。新内閣の方針、流れは経済活動の活性化があるように思います。いくつかの『GO TO シリーズ』が促進されている。どうしてもウイルスは人が動いたり、接触したりすると、感染数が上がってくる。国際的には色んな人がかかってきて、ますます、このウイルスの力を考えざるをえない。プロ野球は、あと30試合を切ってきた。11月に向かって、真剣に取り組んでいきたい」と話した。

プロ野球では4日にロッテ岩下大輝投手(24)と1軍スタッフ1人がPCR検査を受け、新型コロナウイルス陽性と診断された。9月25日には阪神岩貞、糸原ら選手5人と1軍スタッフ2人の陽性反応が確認された。小川、岩崎が濃厚接触者。福留、木浪、江越、小林を球団独自で濃厚接触者と同等の扱いとしていた。

専門家チームの座長を務める賀来氏は「大規模なイベント、マスギャザリング、感染リスクをどう考えていけばいいか。2名の専門家の先生にデータを紹介させていただいて、皆さんに紹介させていただいた。疫学の専門家の先生1人にも新たに参加していただいた。残された時間、選手、関係者、観客に感染が広がらないように、観客の数を徐々に増やしていきながら、今後も注視していこうと、皆さんと議論した」。

三鴨氏は「最近、感染は下がってきているとはいえ、専門家の先生方からは下げ止まりで微増傾向にあるとの指摘もある。日本は2020プラス1のオリンピックを控えている。これから以降にこの取り組みがつながると確信している。前向きな議論ができると思う」と来年に延期されている東京オリンピック(五輪)を見据えた。

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ロッテの複数選手がコロナ陽性か[サンスポ]

ロッテは5日、1軍の関係者全員に実施したPCR検査の結果が、6日に判明するとの見通しを明らかにした。岩下大輝投手(24)と1軍のチームスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、前日4日の試合後に監督、選手らが検査を受けていた。

関係者によると、複数の選手が陽性と判定され、当該選手の再検査などによる最終診断を待っているものとみられる。6日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで予定されているオリックス戦は開催する方向で調整している。

1日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発した岩下は、2日にチームと同じスケジュールで帰京。本拠地で練習した3日の夜に体調不良を感じ、4日朝に38.4度の発熱があったため千葉市内の病院でPCR検査を受け、陽性と判定された。5日時点では平熱まで下がったが、同じく陽性だったチームスタッフの発熱は続いているという。2人との濃厚接触者は、管轄の保健所が特定を進めている。5日には2軍の関係者も全員がPCR検査を受けた。

また、岩下はこの日、代替選手を指名できる「感染拡大防止特例2020」が適用され、出場選手登録を外れた。今季14試合に登板し5勝7敗、防御率4.46。開幕から先発ローテーションの一角を担ってきた。

2ゲーム差で追うソフトバンクとの優勝争いの真っ最中に起きた不測の事態。今は影響が最小限にとどまることを祈るしかない。

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ロッテ、PCR検査結果は6日に、岩下は平熱に戻るもチームスタッフは発熱続く[サンスポ]

プロ野球ロッテは5日、岩下大輝投手(24)と1軍のチームスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、4日に1軍の関係者全員に実施したPCR検査の結果が判明するのは6日になる見通しを明らかにした。6日に千葉市の本拠地ZOZOマリンスタジアムで予定されているオリックス戦は開催する方向で調整している。

球団によると岩下投手は5日時点で平熱となったが、チームスタッフは発熱が続いているという。2人との濃厚接触者は、管轄の保健所が特定を進めている。岩下投手は「感染拡大防止特例2020」が適用され、出場選手登録から外れた。

5日には2軍の関係者も全員がPCR検査を受けた。

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プロ野球とJリーグが観客50%以上想定、感染リスクや対策について議論[サンスポ]

プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第17回会議が5日、オンラインで開かれ、新たに疫学などの専門家3人をオブザーバーとして迎え、観客数の上限を現状の球場やスタジアムの収容人数の50%から引き上げた場合を想定した感染リスクや対策について議論した。

政府が9月19日からスポーツの観客数の上限を50%まで認め、各球団やクラブは段階的に人数を増やしている。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「人が動いたり接触したりすると感染数が上がってくる。気を引き締めながら取り組んでいきたい」と述べた。

イベントなどに多くの人が集まる「マスギャザリング」を統計的手法で研究する専門家も出席。専門家チームの座長を務める東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「対策を複合的にやっていくと、かなりリスクが下がるというお話をいただいた。50%の枠を超えてチャレンジすることも必要だと思う」と、一層の観客数の引き上げに前向きな姿勢を示した。

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ロッテ、PCR検査結果は6日に、岩下は平熱に戻るもチームスタッフは発熱続く[サンスポ]

プロ野球ロッテは5日、岩下大輝投手(24)と1軍のチームスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、4日に1軍の関係者全員に実施したPCR検査の結果が判明するのは6日になる見通しを明らかにした。6日に千葉市の本拠地ZOZOマリンスタジアムで予定されているオリックス戦は開催する方向で調整している。

球団によると岩下投手は5日時点で平熱となったが、チームスタッフは発熱が続いているという。2人との濃厚接触者は、管轄の保健所が特定を進めている。岩下投手は「感染拡大防止特例2020」が適用され、出場選手登録から外れた。

5日には2軍の関係者も全員がPCR検査を受けた。

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プロ野球とJリーグが観客50%以上想定、感染リスクや対策について議論[サンスポ]

プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第17回会議が5日、オンラインで開かれ、新たに疫学などの専門家3人をオブザーバーとして迎え、観客数の上限を現状の球場やスタジアムの収容人数の50%から引き上げた場合を想定した感染リスクや対策について議論した。

政府が9月19日からスポーツの観客数の上限を50%まで認め、各球団やクラブは段階的に人数を増やしている。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「人が動いたり接触したりすると感染数が上がってくる。気を引き締めながら取り組んでいきたい」と述べた。

イベントなどに多くの人が集まる「マスギャザリング」を統計的手法で研究する専門家も出席。専門家チームの座長を務める東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「対策を複合的にやっていくと、かなりリスクが下がるというお話をいただいた。50%の枠を超えてチャレンジすることも必要だと思う」と、一層の観客数の引き上げに前向きな姿勢を示した。

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26日ドラフト会議 2位以降のウエーバー指名順 25日終了時の順位が“くじ順”[スポニチ]

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は26日、都内ホテルで行われる。1位指名は入札方式。2位以降のウエーバー指名順は、会議前日25日終了時の順位で決める。

例年は日本シリーズ直前の開催で順位が確定していたが、新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズン終了が11月にずれ込んだための措置。2位指名はパ6位、セ6位の順番で始まり、3位指名はセ1位からとなる。通常指名に引き続き、育成指名が行われる。

高校生、大学生については12日に締め切りとなるプロ志望届を提出した選手が指名される。

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ロッテ、大量感染か、コロナ禍最大の危機、優勝争い真っただ中、6日オリ戦開催方向も戦力ダウン必至[スポニチ]

首位ソフトバンクと優勝を争うロッテで、新型コロナウイルスの感染が拡大していることが5日、分かった。前日に岩下大輝投手(24)とチームスタッフの計2人が陽性判定を受け、1軍の監督、コーチ、選手、スタッフ全員に対してPCR検査を実施。この日は発表されなかったが、さらに複数の感染者が出ているとみられる。6日のオリックス戦(ZOZOマリン)は予定通り開催する方向だが、戦力ダウンは必至だ。

完全オフのZOZOマリンスタジアムには球団関係者に加え、保健所からも職員が派遣されていた。岩下の新型コロナウイルス陽性を受け、前日に井口監督をはじめ、コーチ、選手、球団職員ら1軍に関係する全70人はPCR検査を受けていた。

一夜明け、球団は検査結果を発表する予定だったが、1日だけでは情報を整理することができなかった。6日に延期した理由について球団関係者は「検査結果が出そろっていない。および、保健所への連絡、協議、判断ができていないので」と説明した。

4日朝の検温で38.4度だった岩下は千葉市内の病院でPCR検査を受け、すぐに結果が判明した。ところが他の選手は持ち込みの検査のため、陽性判定が1度出ても、2度目の検査で陰性となる可能性もある。ただ、その場合は再検査が終わるまで時間を要する。岩下以外の感染者が複数出ていることが、発表が1日ずれ込んだ理由と考えられる。

9月25〜30日にかけて、阪神は5選手とスタッフ4人の感染を発表。ロッテも選手とスタッフを合わせ、阪神と同等かそれ以上の陽性判定を受けた可能性が高そうだ。

チーム内の感染をこれ以上広めないため、前日に続いて球場内の消毒作業も実施。6日のオリックス戦開催も心配される中、関係者は「明日の試合に関しては、球団としてはやる方向で進めたい」と語った。万全を期すため、ロッテ浦和球場で2軍の全関係者にもPCR検査を行った。

自宅隔離で静養に努めている岩下はこの日、「特例2020」で出場選手登録を抹消されたが、既に平熱に戻った。同様に前日感染したスタッフは発熱症状こそあるが、大事に至っていない模様。ただ、複数の感染者による戦力ダウンは、今後の戦いに向けて大きな痛手になりかねない。

首位ソフトバンクとは残り28試合中、9試合の対戦があり、週末の9日からは、敵地での3連戦が控えている。前日には中継ぎの山本と東妻がコンディション不良でベンチ外になった。05年以来15年ぶりのリーグ制覇に向け、正念場を迎える。

◇特例2020、感染者出たら柔軟入れ替え

「感染拡大防止特例2020(通称・特例2020)」とは、感染者や濃厚接触者などが出た場合に柔軟に選手を入れ替えられるようにする今季限りの特例。感染やその疑いで出場選手登録を外れた場合は代替選手を指名できる。また、体調の回復や感染がなかったことを証明する医師の所見などがあれば、規定の10日間を待たずに再登録できる。

NPB感染予防ガイドライン(抜粋)
チーム関係者に陽性事例が複数発生した場合は、管轄保健所、専門家チームおよび12球団との連絡・情報共有を特に迅速に行う。また、臨時実行委員会の招集に着手し、リーグ日程、リーグ戦継続可否等、リーグ戦全体の運営を検討する。
阪神の大量感染
9月24日に2軍の浜地がコロナ陽性判定を受け、翌25日には1軍の糸原、陽川、岩貞、馬場とスタッフら6人の感染が判明。名古屋市内で会食をともにし、濃厚接触が疑わしいと判断された選手を含む10人が出場選手登録を抹消。計19選手を緊急で入れ替え、25日ヤクルト戦は決行された。開幕後、1軍選手に陽性者が出たのは初めてで「特例2020」の適用も導入後初となった。

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NPB、ロッテの陽性者の状況によっては臨時実行委員会開催も[スポニチ]

ロッテ1軍関係者がPCR検査を受けたことについて、日本野球機構の井原敦事務局長は「現時点では確定報告はいただいておりません」と説明した。感染予防ガイドラインではチームに複数陽性者が出た場合は、臨時実行委員会で検討するとしている。阪神で集団感染が発覚した9月25日も臨時実行委で試合開催の可否などを協議した。

今後、オンラインで臨時実行委を行う可能性には「状況によってはあり得ます。検査結果と保健所のご判断がそろった段階で、また判断することになる」とした。

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プロ野球、Jと合同対策連絡会議、観客収容50%以上へ「チャレンジしていくことは必要」[スポニチ]

プロ野球とJリーグ合同の新型コロナウイルス対策連絡会議が5日、オンラインで開かれ、新たに3人の専門家をオブザーバーで迎え、将来的な観客数増へ向けた感染リスクや対策などを議論した。疫学や、多くの群衆が集まる「マスギャザリング」を統計的手法で研究する専門家が出席。現在は政府指針にならい、収容人数の50%以下での開催が続いており、専門家チーム座長の賀来満夫氏は「50%という枠を超えてチャレンジしていくことは必要ではないかと思う」と話した。

また一部の観戦ルールを守らないファンへの啓発や対応も協議。「退場をお願いすることも含めた施策を行っていく」と村井満チェアマン。斉藤惇コミッショナーは「数名ですが、一部退場をお願いしているケースもあります」と明かした。

◇Jリーグ鳥栖クラスター

Jリーグでは、8月中旬にJ1鳥栖で関係者計12人が感染するクラスターが発生。同11日に金明輝(キム・ミョンヒ)監督が陽性判定と発表。翌12日に選手ら9人の陽性が判明し、同日に開催予定だったルヴァン杯広島戦は試合開始4時間15分前に中止となった。チーム活動は15日間休止され、リーグ戦4試合が延期となった。

◇メジャー60試合未消化も

大リーグは60試合制のレギュラーシーズン中にカージナルスとマーリンズで新型コロナの集団感染が発生した。カ軍は7月末に18人の感染者を出し、2週間ほど試合を開催できず、再開後はダブルヘッダーを増やして58試合を消化。10人以上が感染したマ軍は数試合延期しながらも全60試合を消化した。今季は60試合未満でも順位を勝率で決めることができ、両チームはベンチ入り枠外からの昇格や緊急補強による戦力を駆使してポストシーズンに進出した。

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コロナ感染拡大、岩下大輝に続き選手ら計10人以上か…V争い真っ最中に激震[報知]

首位ソフトバンクと2ゲーム差の2位につけているロッテに、新たに複数の新型コロナウイルス感染者が判明したことが5日、分かった。球団は4日に岩下大輝投手(24)と1軍スタッフ1人の感染を発表。これを受け4日に監督、コーチ、選手、スタッフらにPCR検査を行った結果、新たに陽性者が出た模様だ。6日のオリックス戦(ZOZO)は予定通り開催する予定。選手の入れ替えは避けられず、15年ぶりのリーグ優勝に大きな試練が訪れた。

今季残り28試合となったV争いの大詰めで、ロッテが危機に直面した。球団は4日に岩下と1軍に帯同するスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、同日に1軍の監督、コーチ、選手、スタッフら全員にPCR検査を実施。球団はこの日、検査結果の判明は6日になるという見通しを発表したが、関係者によると、新たに複数の感染者が発生したことが分かった。首脳陣やスタッフを含めると合計10人以上になるという情報もある。

岩下は3日夜に体調不良を感じ発熱、4日の起床時に38.4度だったため千葉市内の病院でPCR検査を受けた結果、陽性が判明した。チームスタッフも4日起床時に38.3度の熱があり、同じく千葉市内の病院でPCR検査を受けたところ陽性が判明。2人には一緒に行動するなどの接触履歴はなく、各自自宅から車で球場入りし、その他の外出はしていなかった。現在は2人とも自宅療養中で、岩下は平熱に戻っているがスタッフは熱が続いているという。

先発ローテの一角を担っていた岩下は5日、今季適用された「特例2020」によって登録から外れた。通常の10日を待たずに1軍復帰が可能だが、現実的には長期離脱を強いられそうだ。チームは6日からのオリックス戦(ZOZO)の開催を目指す前提で、2軍選手との大量入れ替えを準備していると見られる。

9月25日に阪神で陽性者が相次いだ際には臨時の実行委員会を行い、同日のヤクルト・阪神戦(神宮)を予定通り開催することを決めた。日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「検査結果や保健所の判断がそろった段階で判断したい」と話し、状況次第で臨時の実行委員会を開く可能性を示した。

チームは9月28日に1、2軍の全監督、コーチ、選手、スタッフらのPCR検査陰性を発表していたが、状況は一変。保健所は感染した選手やスタッフの濃厚接触者の特定を行っている段階で、この日は2軍の監督、コーチ、選手、スタッフらもPCR検査を受けた。オリックス3連戦の後は、9日から敵地でソフトバンクとの首位攻防3連戦を控えており、戦力ダウンが懸念される。

◇感染拡大防止特例2020(通称・特例2020)

新型コロナ感染や感染の疑い(家族を含む)が発生した場合、濃厚接触者となった場合、体調不良の場合に適用できる。

手続き
規定

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プロ野球とJリーグ「極端にルールを守れないお客さまには退場をお願いすることも含めた施策を行う」[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第17回が5日、感染拡大防止の観点からWeb会議システムにて実施された。

その後の会見で会場内で禁止行為の大声での応援やブーイングなどを行う観客に対して、Jリーグの村井チェアマンが「極端にルールを守れないお客さまに関しては、退場をお願いすることも含めた施策を行っていこうと思っています。多くのお客さまは善良な手拍子を中心に応援している方が大半ですので、逆に言えばそういうお客さまからしても迷惑行為そのものであります。周りに迷惑をかける行為そのものに関しては、厳重に対応していきたいということで申し合わせた次第です」と話した。

またプロ野球の斉藤コミッショナーは「お客さんでいうと99%以上は野球が好きだからこそ、慎重に、でも楽しみたいということで会場に来て頂いている、非常に素晴らしい方々と思っています」と感謝。しかしその一方で「本当に数名、一部退場をお願いしているケースもあります」と明かした。

プロ野球ではほとんどのチームがシーズン30試合を切っているが「お客さんをある程度入れる上では、より責任が重いという気持ちが非常にありますので、我々は気を引き締めている状況です。全体的には非常に緊張した中で運営されている」と説明した。

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プロ野球とJリーグの入場制限に専門家「50%を超えてチャレンジすることも必要」…将来的な緩和見据え議論[報知]

プロ野球とJリーグは5日、専門家を交えて新型コロナウイルス対策連絡会議(第17回)を開いた。現在の感染状況について専門家チームの賀来座長は「第2波のピークは過ぎたが、やや下げ止まりの状況」と説明。阪神やロッテで選手やスタッフの感染が判明したが、同チームの三鴨氏は「比較的順調に来ている」と評した。

この日はマスギャザリング、疫学統計の専門家も招き、幅広く議論が行われたという。現在は政府方針に従い入場者を収容率の50%以下に制限して開催しているが、賀来座長は「(観客が増えた場合でも感染対策を)複合的にやっていくとリスクは下がっていくという話だった」と説明。続けて、「まだ慎重な対応が必要だと思うが、(クラシック)コンサートなどの入場者は50%を超えている。50%超えても(観客が)マスクをつけ大声を出さないということができるなら、50%を超えてチャレンジすることも必要と思う」と話し、来季以降を含めて上限が収容率の75%や8割などに引き上られた場合も見据えて議論を重ねていることを明かした。

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ロッテ、岩下コロナ感染もオリックス戦開催へ、1軍全員PCR検査、5日に結果判明[デイリー]

ロッテは5日、岩下大輝投手(24)と1軍のチームスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、4日に1軍の関係者全員に実施したPCR検査の結果が判明するのは6日になる見通しを明らかにした。6日に千葉市の本拠地ZOZOマリンスタジアムで予定されているオリックス戦は開催する方向で調整している。

球団によると岩下は5日時点で平熱となったが、チームスタッフは発熱が続いているという。2人との濃厚接触者は、管轄の保健所が特定を進めている。岩下は「感染拡大防止特例2020」が適用され、出場選手登録から外れた。

5日には2軍の関係者も全員がPCR検査を受けた。

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NPB、専門家チームが会食時のルール提言へ[デイリー]

プロ野球とJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5日、オンラインで開かれ、専門家チームの座長を務める東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、遠征先などでの外食について人数や時間などのルールを提言する意向を示した。

阪神では9月下旬に複数の選手やスタッフがコロナに感染する事案が発生。球団は遠征時の指定日に限り「4人まで」「2時間程度」などの条件付きで外食を許可していたが、陽性反応者の中の一部の選手らが球団設定ルールを超える8人で会食していたことが判明している。

賀来特任教授は阪神も含め「各球団とも厳しい規制を作っている」と現状に理解を示した上で「1時間以内がいいとか、人数的なものなど、もう少しルール的にこうした方がリスクを下げるということを疫学の専門家の先生らの意見も踏まえて検討しているところ」と説明。コロナの影響が来季も続く可能性を踏まえ「こうしてもらえませんかという提言をすることになる」と話した。

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NPB、禁止行為続ける観客は退場、ルール守れば観客数引き上げも[デイリー]

プロ野球とJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5日、オンラインで開かれ、専門家チームの座長を務める東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、遠征先などでの外食について人数や時間などのルールを提言する意向を示した。

「新型コロナウイルス対策連絡会議」後の会見では、ブーイングや大声での応援など、禁止行為をする観客の対応について言及があった。プロ野球の斉藤コミッショナーは「本当に数名、一部退場をお願いしたケースもある」と話した。

大声での応援は飛沫の懸念から、禁止行為としてルール設定されている。だが、球場によっては応援歌を歌ったり、ヤジを飛ばすケースも見られており、この日の会議でもルールの啓発や禁止行為への対処について議論された。

また、現状の上限50%からの緩和になった場合のリスクや対策についても議論。賀来特任教授は「マスク着用、大声を出さないということができるのであれば、50%の枠を超えたチャレンジも必要なのではないかと思う」と観客数引き上げに前向きな姿勢を示した。

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ロッテ・岩下を「特例2020」で登録抹消[デイリー]

ロッテが5日、岩下大輝投手を出場選手登録抹消した。

同投手は、4日に新型コロナウイルスの陽性判定を公表している。今回の抹消は「特例2020」の対象となっている。

ロッテは1軍のチームスタッフ1人の陽性を発表している。

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観客数50%以上を想定し議論プロ野球とJリーグの対策会議[デイリー]

プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第17回会議が5日、オンラインで開かれ、新たに疫学などの専門家3人をオブザーバーとして迎え、観客数の上限を現状の球場やスタジアムの収容人数の50%から引き上げた場合を想定した感染リスクや対策について議論した。

政府が9月19日からスポーツの観客数の上限を50%まで認め、各球団やクラブは段階的に人数を増やしている。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「人が動いたり接触したりすると感染数が上がってくる。気を引き締めながら取り組んでいきたい」と述べた。

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プロ野球&J「退場をお願いする」ヤジやブーイングの観客への対応を確認[デイリー]

日本野球機構(NPB)とJリーグは5日、「新型コロナウイルス対策連絡会議」を開催。ブーイングや大声での応援など、禁止行為をする観客の対応について言及した。

大声での応援は飛沫の懸念から、禁止行為としてルール設定されている。Jリーグの村井チェアマンは「お客さんの中で大きな声を出してしまうというケースはあるが、野球界もサッカー界もそういう応援に対してどう対処していくか、啓発していくかという議論もした」と報告。

そのうえで前日4日、浦和−名古屋の試合で客席からブーイングや指笛が鳴り響いたことを受け、「ルールを守れないお客さんに対しては退場を願うような施策をしていきたい。多くのお客さんは善良でルールを守っている。そういう人からすると迷惑行為。選手を鼓舞するものではなく、まわりへの迷惑行為。厳重に対応していきたい」と、語った。

観客の入場数上限緩和で、今後はこうしたケースはより増えていく可能性もある。NPBの斉藤コミッショナーは「本当のファンは慎重に、ただ野球を楽しみたいということで会場に来ている」とする一方で、大声を出すなどの観客に対しては「退場をお願いするケースもある。全体的に非常に緊張した中で運営しているということを報告したい」と強調した。

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