わたしはかもめ2020年鴎の便り(11月)

便

11月13日

ロッテ9番安田は下克上の鬼「泥くさく1点取りに」[ニッカン]

さぁ、晩秋の短期決戦が開幕だ。パ・リーグのクライマックス・シリーズ(CS)が14日、リーグ優勝したソフトバンクの本拠地ペイペイドームで開幕する。滑り込み2位から得意の下克上を狙うロッテは、CS初出場の3年目安田尚憲内野手(21)が気合十分。受けて立つソフトバンク工藤公康監督(57)は人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する呼吸法を引用し「明日からは、全集中でお願いします」と選手達を鼓舞した。


履正社出身のロッテ安田が、高卒3年目で初のCSに臨む。ソフトバンクとの初戦は「9番三塁」での出場が濃厚。「初めてで、何も分かっていないからこそできることもあると思う。当たって砕けろじゃないですけど」。前日に続いてペイペイドームで調整し、目指す下克上へ腕ぶした。

フリー打撃では、“1本締め”で勢いをつけた。2日連続で鳥越ヘッドコーチと「本塁打を打ったら終わり」の特別ルールで対戦。12日は9球連続でアーチが生まれなかった。だが、この日は違った。全員が見守る中、初球を完璧に捉えると、低い弾道で右中間にスタンドイン。「昨日は全然打てなかったので、今日は1発で仕留められてよかったです」と喜び、「試合で打ちたいです」と意気込んだ。

7月21日から10月30日まで86試合4番を務めたが、最終盤は7番や9番に打順を下げた。レギュラーシーズン終了後に打撃フォームの修正に着手。「シーズン終盤は窮屈になっていたので、ボールを飛ばせるようなスイングを意識しています」。短期決戦では、四球での出塁やつなぎの打撃も求められる。「泥くさく走者を進めたり、1点を取ったりすることが大事になる。興奮しすぎたらダメですけど、熱く熱くプレーしていきたい」と引き締めた。

安田尚憲(やすだ・ひさのり)
1999年(平11)4月15日、大阪府生まれ。履正社では甲子園に2度出場。2年夏は3回戦敗退、3年春準優勝。17年ドラフト1位でロッテ入団。1年目は出場17試合で初本塁打をマーク。昨季は1軍出場なし。今季は初の4番を務めるなど113試合、打率2割2分1厘、6本塁打、54打点。188センチ、95キロ、右投げ左打ち。

ページトップ

CSもロッテ「らしく」美馬→沢村の錬金術リレーだ[ニッカン]

さぁ、晩秋の短期決戦が始まる。パ・リーグのクライマックス・シリーズ(CS)が14日、リーグ優勝したソフトバンクの本拠地ペイペイドームで開幕する。滑り込みの2位から得意の下克上を狙うロッテは、安定感抜群の美馬学投手(34)を初戦の先発に立て、剛腕沢村との鉄板リレーでタイに持ち込む構え。ソフトバンクは投手3冠のエース千賀で日本シリーズ進出へ王手といく。「ホムンクルス」の手法で両軍の強みにフォーカス。雌雄の行方を探った。


あのZOZOマリンを、もう1度。第1戦に先発する美馬は「本当に“らしく”勝てた久々の試合だった。その流れをしっかり出せる投球をしたい」と、11月5日のソフトバンク戦の再現を目指す。

愛する妻子がお忍びで訪れた先発マウンドだった。初回、3番柳田に安打を許すも無失点。わずか9球で切り抜けた。大きな変化球を生かしながら、コーナーを丁寧に突いて深いイニングまで潜る。「打たせる球を打たせて」と話すこともある。術中にはめ、ムードを作る。

失点しても不思議と逆転してくれる。「ほぼほぼ、野手のおかげです」。美馬登板時の援護点は、9回換算で6.07得点。中大の後輩井上は、美馬の登板時は打率3割5分4厘、5本塁打、18打点と圧倒的だ。頼れる後輩は13日の打撃練習でもサク越えを連発し、予兆を感じさせた。

マウンドを降りることにも不安はない。「本当に頼もしいブルペン陣なので」。芽生えた終盤のピンチは、沢村が何度も力でつみ取ってくれた。スタジアムの空気はガラッと変わり、ゲームセットまで導く。美馬が「ロッテらしく戦えれば」と望む試合運びの、理想的なストーリーだ。

千葉からも多くのファンが福岡入りする。「このままずっと(ホークスがポストシーズンで)勝ち続けても流れは変わらないと思う。今年で終わるように、流れを変えたいなと思います」。大きな仕事に向かう。

ホムンクルス
米国、カナダの脳神経外科医ペンフィールドが、大脳の局所と運動、感覚の関係を発見し、地図に書き起こした。平面の地図を立体の人形にしたものを「ホムンクルス」と呼んだ。語源は「ヨーロッパの錬金術師」。感覚が集中している手、目、口などが大きくなる。学校教育で使用されることが多く、子供に「気になるところを大きく描いて」と設定して絵を描かせると、個性が分かるとされる。

ページトップ

[プロ野球番記者コラム]いざ福岡、関門海峡を越えてロッテ安田CS突破の陣[ニッカン]

「いざ、福岡」と声に出して県境をまたいだら、割と響いてこっぱずかしい。関門海峡は、海底の人道トンネルで越えられる。本州側の入り口は源平の地、壇ノ浦古戦場跡の横にある。

12日朝、担当記者の私が陸路?での九州上陸を企てていたころ、ロッテは空路で決戦の地へ。関係者によると、富士山は雲で見えなかったという。

雲の上で、若武者の安田尚憲内野手(21)は何を思っていたのか。プロ3年目で初のCS出場だ。「初めてで何も分かっていないからこそできることもあると思うので。当たって砕けろじゃないですけど」と楽しみにしている。

長いシーズンだった。4番で多く起用されたが、経験はまだ浅い。何度もチャンスが巡り、凡退も目立った。「本当に震える場面もあります」と明かしたことも。仕事で足が震える場面なんて、そうは経験できない。「苦しい試合でも前向きに取り組んでいきたい」と心に刻み、1歩ずつ大きくなっていった。

九州上陸後、待てどもバスが来ないから門司港までのアップダウンを歩きつつ、なぜか安田のことが頭に浮かんでくる。山あり谷あり。酸いも甘いも味わってきた今季のロッテの歩みともリンクする。

強敵とやり合う。たかぶるか、落ち着くか。「たかぶる方がボクはいいと思います」と即答。CSは9番起用が有力ながら「もちろん興奮しすぎたらダメですけど、熱く熱くプレーしていきたい」と頼もしい。13日の打撃練習は、完璧なライナー弾で締め「バッティング、終了です!」と高らかに叫んだ。関門海峡トンネルであの声を出したら、下関にも門司にも届く。令和のロッテに安田あり。自分の歴史をつくる戦いに挑む。

安田尚憲(やすだ・ひさのり)
1999年(平11)4月15日、大阪府生まれ。履正社では甲子園に2度出場。2年夏は3回戦敗退も3年春準優勝。17年ドラフト1位でロッテ入団。1年目は出場17試合でプロ初本塁打をマーク。昨季は1軍出場0に終わったが、今季は初の4番も務めるなど113試合に出場して打率2割2分1厘、6本塁打、54打点。188センチ、95キロ、右投げ左打ち。目標選手は松井秀喜。父の安田功氏(59)は大阪薫英女学院陸上部監督として全国高校駅伝で2度のV経験を持つ。

ページトップ

ロッテは頭から美馬ら「鷹キラー」3枚/データ[ニッカン]

今季のCSはファーストステージ(1S)を行わない。例年なら下位チームは1Sでエース級を使ってしまうが、今回は最初から投入できる。ソフトバンクに1勝のアドバンテージはあるが、ロッテは頭から美馬、二木、チェン・ウェインの「キラー」3枚で勝負できる強みがある。

美馬は今季ソフトバンク戦で5勝1敗。二木は昨季からこのカードで7連勝し、ペイペイドームでも17年途中から7連勝中。9月に加入したチェン・ウェインは対戦2試合と少ないものの、14回で自責点4(対戦防御率2.57)と安定。いずれもロースコアに持ち込む可能性は十分だ。

接戦では不用意な被本塁打を警戒しなければならないが、ロッテ投手陣は9月以降の対戦15試合で柳田に1発を許していない。二木は栗原を今季12打数無安打とカモにしている。

打線のカギは10年前、公式戦3位から日本一になった「下克上」を知る男、清田になりそうだ。新人の10年にCSで和田、森福(ソフトバンク)から本塁打。16年CSでは千賀、バンデンハーク(同)から2試合連続先頭打者本塁打を放つなど短期決戦、特にソフトバンク戦で強烈な印象を残してきた。今季も対ソフトバンクは打率3割7分8厘(37打数14安打)をマークする。

チーム打撃成績では四死球、出塁率でソフトバンクを上回る。リーグ最多の犠打を絡め、しぶとく得点する持ち味を出したい。

ページトップ

井上、藤岡の出塁期待/ロッテCS突破への鍵・後編[ニッカン]

ロッテは14日からソフトバンクとのCSを迎える。井口資仁監督(45)は、ソフトバンク優勝直後に「選手層は厚いですし、そういう中でも最後に連勝したりしているところは、経験値も含めて我々よりはるかに上だなというところ」と捉えていた。いかに日本シリーズへの道を開くか。攻守両面で勝機を探る。


一時は肉薄したソフトバンクに、最後は14ゲーム差をつけられた。直接対決は12勝11敗1分け。うち7敗は、コロナ禍で10人以上の選手が離脱して以降のもの。特に打線は特定の選手に負荷がかかり、深刻な状態に陥っていた。井口監督は「一時期の、皆が調子悪い状態からはだいぶ上がっている」と感じている。

積極的に振った上で「四球=安打」とポジティブに捉え、戦ってきた。24試合を振り返ると、四球と安打の合計数が「12」を超えた試合は、12勝1敗1分け。対して「10」以下では0勝9敗。いかに1つのイニングで複数の走者を出して、かえせるか。井口監督は「積極的にいきながら、1点を先に先に取って行けたらなと。とにかく全員でやるしかない」と見据える。

対戦成績の良さは、選手の成績にも表れる。セイバーメトリクスの指標で「出塁率+長打率」で算出される「OPS」をみると荻野、清田、中村奨の3人がソフトバンク戦で数値を0.1以上上げている。シーズン打率が2割4分9厘の中村奨は、ソフトバンク戦に限れば3割3分8厘。この3人が上位から中軸にかけての得点源になる。

一方で田村、角中、安田の3人は、いずれも普段はファウルで粘れる打者ながら、ソフトバンク戦での打率やOPS数値が低い。田村、安田は8、9番を任される可能性が高い。

彼らが送りやつなぎに専念できるよう、6、7番起用が予想される井上、藤岡の出塁は大事だ。特に井上は福岡入り後の練習でも快音が多く、期待がかかる。初回に先制後、中盤まで沈黙しがちなのが今季のロッテの傾向でもある。下位打線でチャンスを作っての1点で、勝利を近づけたい。

ページトップ

周東、柳田の分断を/ロッテCS突破への鍵・前編[ニッカン]

ロッテは14日からソフトバンクとのCSを迎える。井口資仁監督(45)は、ソフトバンク優勝直後に「選手層は厚いですし、そういう中でも最後に連勝したりしているところは、経験値も含めて我々よりはるかに上だなというところ」と捉えていた。いかに日本シリーズへの道を開くか。攻守両面で勝機を探る。


レギュラーシーズンは12勝11敗1分けだった。1試合平均失点は3.25点。敗れた11試合に限れば3.91点。ただ7点、6点、5点と失点ワースト3の日は、いずれも先発経験の浅い中村稔が投げている。福岡入り後の全体練習に姿はなく、今回のCSでは登板する機会はなさそうだ。

シーズンで勝ち越しただけのことはある。投手陣は役割を高水準でこなしてきた。今季チーム防御率3.81は、ソフトバンク戦に限定すると2.99にまで向上する。さらに、今回のCSで登板可能性が高い11投手に限ると、一気に2.35にまでなる。ロッテ打線のソフトバンク戦の1試合平均得点は3.46点。14ゲーム差がついているとはいえ、一方的な展開は考えにくい裏付けがある。

注意すべきは本塁打だ。今季、ソフトバンク戦でロッテが放った本塁打は14本(うち3本は現在は不在の両外国人)、一方で投手陣の被本塁打は25本。象徴的なのが11月4日のZOZOマリンでの試合だ。チェン・ウェインが丁寧に力強く投げていくものの、2本のソロを打たれ、打線は千賀に三振の山を築き、1点も奪えずに敗れた。2本の被弾はいずれも、あっさりと2死をとった直後だっただけに悔やまれる。

1番周東が出て3番柳田で返す−。ビッグイニングにつながりかねない得点パターンの“分断”も必須だ。今季、1番周東&3番柳田のコンビと戦ったのは12試合(うち1試合は4番柳田)あるものの、同一イニングで2人の連動が失点につながったのは7度にとどまっている。周東の出塁(併殺崩れなどを含む)は、直近9試合では38打席で11度。CSでも極力出塁を防ぎたいところだ。1試合を通じての高い集中力が求められる。

ページトップ

井口監督、CSは「シーズン通りでいく」/一問一答[ニッカン]

ロッテは14日からソフトバンクとのCSを迎える。井口資仁監督(45)の一問一答は以下の通り。

≫相手はソフトバンク。
井口監督
「最終的に10ゲーム以上離されて、それも我々の実力。2位という立場からしっかりと(日本シリーズを)つかみたい。」
≫打線が上向き。
井口監督
「調子の悪かった人も状態は上がっている。雰囲気もいい。明日勝ってタイに持ち込みたい。」
≫二木やチェン・ウェインも好調だが初戦は美馬。
井口監督
「ベテランというのもありますし、流れをつくって欲しい。」
≫極めて四球を選ぶ。
井口監督
「選ぶっていうより、積極的に振りながら追い込まれたら粘ろうと。それができれば相手の球数も増やせる。」
≫勝ちパターンの投手。
井口監督
「1点負けとか、接戦の時にどんどんつぎ込んでいく。総動員ですね、野手も含めて。」
≫監督として初の短期決戦の戦い方。
井口監督
「先制していくことが大事。長打がある打線ではないので、つなぐこと。得点圏で送りながら、色々仕掛けていけたら。シーズン通りでいく。」

ページトップ

巧みに「密」回避…ロッテ井口監督の手腕楽しみ[ニッカン]

井口ロッテが、初めてクライマックス・シリーズ(CS)を戦う。シーズンは過密な連投を避けたリリーフ陣の起用が光った。コロナ感染の直撃を受けながらも、なんとかCS圏に滑り込めたのは、そういった「密」を避けながらシーズンを戦ってきた効果が、最後に現れたとも言える。

井口監督といえば、現役時代から密を避けるのがうまかった。毎試合後、たいていが一番風呂。さっと入って1番に球場を後にした。湯船に先客がいるときなどは、シャワーだけで済ませて帰る時もあった。キャンプ中、早朝からのウエート・トレーニングをチームに持ち込んだのも井口。「練習後だとウエート場が混んでるから」と早起きをいとわなかった。

独特の思考がある。数年前、とあるハンバーガーチェーン店のナゲットに異物が混入したニュースが、世間を騒がせたことがあった。当時、そのチェーンへの客足は著しく減ったと聞く。だが、井口は違った。「今ならお店の人達は、絶対にそんなことがあってはならないって、いつも以上に気を付けると思うんですよ」と、ナゲットを買いに行った。

「逆張り」「あまのじゃく」とも捉えられかねないことにも、井口には合理性があった。そのマネジメント能力が、コロナ禍の特殊な環境下で、より効力を発揮している。14日から始まるソフトバンクとのCS。井口監督の手腕が、楽しみでならない。

ページトップ

ロッテCSキャンペーン、対象グッズが50%オフ[ニッカン]

ロッテはクライマックス・シリーズ(CS=14日開幕)の開催期間中、マリーンズストアミュージアム店、スタジアム店、海浜幕張駅前店で「パーソル CS パ 突ッパ!後押し!!キャンペーン」を実施すると13日、発表した。

税込み5000円以上の購入者に、マリンフェスタユニホームかCHIBAオリジナルユニホームのいずれかをプレゼントする。特典ユニホームはシーズン中来場者に配布したものと同じ。会計時に先着でどちらか選択できる。

特別セールとしてALL for CHIBAやマリンフェスタ関連、その他対象グッズが約50%オフで販売される。

広報室は「いよいよ明日から決戦が始まります。ファンの皆様にはぜひ声援の後押しをしていただきたいと思っています。さあクライマックスシリーズ突破!日本シリーズに行きましょう!盛り上がっていきましょう」とコメント。

CSはZOZOマリンで全試合パブリック・ビューイングを行う。通常の公式戦同様に公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんや、公式チアパフォーマーM☆Splash!!が試合前やイニング間のイベントを実施。特別ゲストとしてOBの立川隆史氏も出演する。

ページトップ

ロッテ安田“1本締め”弾丸アーチ、CSへ景気づけ[ニッカン]

13日は、前日に続いてペイペイドームで練習。フリー打撃の最後では、2日連続で鳥越ヘッドコーチVS安田が繰り広げられた。

「本塁打を打ったら終わり」の特別ルール。全員が見守る中、12日は9球連続でアーチが生まれなかった。10球目のチェンジアップが死球になって笑いまで起きたが、この日の安田は違う。初球を完璧に捉え、低い弾道で右中間にスタンドイン。「昨日は全然打てなかったので、今日は1発で仕留められてよかったです」と喜び「試合で打ちたいです」と意気込んだ。

ページトップ

ロッテ・安田、鷹・千賀のストレート一発で仕留める!「カウント取りに来るところをしっかり」[サンスポ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は、14日にペイペイドームで開幕する。リーグ2位のロッテは13日、同球場で調整。今季87試合で4番を務めた安田尚憲内野手(21)が、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠に輝いた相手エース・千賀滉大投手(27)の攻略を誓った。

決戦を翌日に控えた全体練習は、右中間スタンド中段に飛び込む安田の豪快な柵越えで締めくくられた。チームメートに見守られる中、前日12日はその一本がなかなか出ずてこずったが、この日は一発で決めた。

「試合で打てたらいいですけどね。短期決戦なので高ぶっていった方がいい。熱く熱くプレーしていきたい」。

大阪・履正社高からドラフト1位で入団し、プロ3年目で初めて臨むCSの舞台。高校通算65本塁打のスラッガーは、決戦への決意を示した。

今季は7月21日から計87試合にわたって自身初の4番を務めたが、打撃不振もあって最終盤は7番や9番に打順を下げていた。「(フォームが)窮屈になっていた」との反省から、CSまでの調整期間で打撃フォームを修正した。

その成果をフリー打撃で示した形。「キャンプでやっていたことを見つめ直して(フォローを)大きく取って飛距離の出るスイングを意識しています」と本来の力強さを取り戻しつつある。

千賀撃ちへのイメージもできている。初戦に先発する相手エースとの対戦では3三振を喫しているが、8打数2安打3打点とまずまずの相性。「あのフォークは打ちようのないボール。追い込まれたら厳しいので、ストレートでカウントを取りに来るところをしっかり仕留められるように」と狙いを定める。

2005、10、15年にCSファイナルステージでリーグ王者だったソフトバンクと戦い、2度の“下克上”を果たしているロッテ。10年ぶりの日本一へ、21歳のバットが鍵を握る。

ページトップ

ロッテ・美馬、第1戦先発「やってやろうという気持ち。気合です」[サンスポ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は、14日にペイペイドームで開幕する。リーグ2位のロッテは13日、同球場で調整。

第1戦の先発を託された美馬は34歳でポストシーズン初戦の先発は初めて。「やってやろうという気持ち。気合です」と大役を前に髪の毛も短く刈り込んだ。今季のソフトバンク戦は5勝1敗、防御率2.70と好相性だが、昨秋のCSファーストステージ第2戦では3本塁打を浴びて4回5失点で降板した。相手は同戦からポストシーズン10連勝中。「流れを止めたい。まずは周東を出塁させないこと」と固く誓った。

ページトップ

いざ下克上!ロッテがCS突破キャンペーンを実施[サンスポ]

ロッテは14日から開幕する「2020 パーソル クライマックスシリーズ パ」の開催期間中、マリーンズストアミュージアム店、スタジアム店、海浜幕張駅前店にて「パーソル CS パ 突ッパ!後押し!!キャンペーン」を実施する。

同キャンペーン特典として5000円(税込み)以上の商品購入者を対象に、シーズン中、本拠地で配布されたマリンフェスタユニホーム、またはCHIBAオリジナルユニホームのどちらか希望のものをプレゼントする。

併せて、同キャンペーン中、特別セールとしてALL for CHIBAやマリンフェスタ関連、その他対象グッズが特別価格として約50%オフで販売される。

また、CS期間中は、本拠地ZOZOマリンスタジアムで全試合のパブリックビューイングを開催。

同イベントでは通常の公式戦と同様に公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんや公式チアパフォーマーM☆Splash!!が登場し、試合前やイニング間でのイベントを実施する。チケット代金は1000円(税込み)で、雨天決行/荒天中止となる。

球団広報は「いよいよ明日(14日)から決戦が始まります。ファンの皆さまにはぜひ声援の後押しをしていただきたいと思っています。さあクライマックスシリーズ突破!日本シリーズに行きましょう!盛り上がっていきましょう」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・美馬がCS初の開幕投手に向けて「やってやろうという気持ち」[サンスポ]

ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)第1戦に先発するロッテ・美馬学投手(34)は13日、ペイペイドームでの練習後、「やってやろうという気持ち。CSは楽天時代にここで2回打たれてるので、しっかり勝てるように」と力を込めた。

チームのレギュラーシーズン最終戦の9日に大役を通達されたという。ソフトバンクはポストシーズン10連勝中だが「今年で流れを止めたい」と鼻息は荒い。

CSに備えて「気合です」と髪の毛も短く切った右腕は、相手のキーマンにシーズン50盗塁の周東の名を挙げた。「出したときは全部(本塁に)還ってきているような感じなので、とにかく出塁させないように」と警戒を強めた。

ページトップ

CS初出場のロッテ・安田「熱く熱くプレーしていきたい」[サンスポ]

プロ3年目でクライマックスシリーズ(CS)初出場となるロッテ・安田尚憲内野手(21)は「短期決戦なので高ぶっていった方がいい。熱く熱くプレーしていきたい」と言葉も自然と熱を帯びた。

13日のペイペイドームでの練習ではフリー打撃で最後に柵越え締め。「試合で打てたらいいですけどね。シーズン終盤は(フォームが)窮屈になっていたので、(CSまで)少し時間が空いたのでキャンプでやっていたことを見つめ直して、(フォローを)大きく取って飛距離の出るスイングを意識してやっています」。

今季は86試合に4番で起用されたが、打撃不振もあって10月31日の楽天戦から7番に降格。その後、4試合で9番を打ち、レギュラーシーズン最終戦の今月9日の日本ハム戦では4番に復帰していた。

ページトップ

ロッテ・井口監督がCS開幕に向けて、「パ・リーグをもう1度盛り上げるチャンス」[サンスポ]

ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)開幕を前にした13日、前日練習を終えたロッテ・井口資仁監督(45)は「雰囲気はいい。(CSは)パ・リーグをもう1度盛り上げるチャンス」と話した。

第1戦の相手先発は千賀。「積極的に打ちにいきながら、追い込まれたら何とか粘る。そうすれば球数も投げさせられる」と攻略のイメージを描きつつ、「長打のある打線ではないのでつないでいくしかない。CSだからといって、変わったことはできない」と普段着野球を強調した。

また、美馬の第1戦先発については「ベテランだし、流れを引き寄せて欲しい」と期待し、「短期決戦なので接戦、1点差で負けていてもどんどん(救援陣を)突っ込んでいく。総動員ですね」と出し惜しみはしない。

ページトップ

ロッテ・安田、千賀の直球狙い打つ!10年前の「下克上」再現へ「当たって砕けろ」[スポニチ]

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は14日、開幕する。今季はパ・リーグのみの開催で、レギュラーシーズン優勝のソフトバンクが1勝のアドバンテージを持って、2位のロッテと4試合制で対戦。セを2連覇した巨人と戦う日本シリーズへの進出を争う。10年に3位から日本一まで駆け上がったロッテは「下克上」を再現すべく、3年目の安田尚憲内野手(21)が、初戦先発の千賀滉大投手(27)攻略を誓った。

打球は右中間スタンドの中段まで飛んでいった。全ての練習を終えて、打撃練習を見守っていたナインから「オォ〜〜」と感嘆の声が上がった。ケージの中で打球の行方を見つめていた安田も満足げな表情を浮かべた。

「本当は試合で打ちたいですけどね。でも、昨日は全然打てなかったので、今日は最後、一発で仕留められてよかったです」。

敵地で行った全体練習。フリー打撃は2日連続で鳥越ヘッドコーチが打撃投手を務めてくれた。最後に「柵越えしたら終わり」のルールが設けられた中、前日は10球も要したが、この日はわずか一振りで捉えた。まさに「一本締め」だ。

プロ3年目で初のCS。今季87試合で4番を務めた21歳は「今回はチャレンジャー。そんなにビクビクする必要ないし、自分は初めてだから何も分かっていない。当たって砕けろ、じゃないけれど、ぶつかっていきたい」と心境を口にした。

千賀に対して玉砕覚悟で狙い球を絞っていく。今季8打数2安打ながら、8月18日の対決では150キロをはじき返し、左翼フェンスを直撃する2点二塁打を放った。「あのフォークは打ちようがない。追い込まれたら厳しい。直球、カウントを取りにくる球を仕留めたい」。CS進出を決めるまでのラスト7試合は7、9番に降格。初戦も同様に9番スタメンが有力で、マークが緩くなる打順だからこそ、甘い球が来る確率も高い。

初戦を落とすと後がなくなるが、チームは短期決戦が得意。05年はレギュラーシーズン2位からプレーオフを制してリーグ優勝、日本一、アジア王者へと輝いた。10年は3位から日本一。「史上最大の下克上」と称された。井口監督は「チームの雰囲気はかなりいい。明日、何とか勝ってタイに持ち込みたい」と力を込めた。今年は、若きスラッガーがその一翼を担う。

ページトップ

今季5勝1敗の鷹キラー、ロッテ・美馬、CS初戦先発「やってやろう」[スポニチ]

初戦の先発を任されたロッテ・美馬は、リラックスした表情で「やってやろう!という感じ」と意気込んだ。

楽天からFA移籍し、今季も5勝1敗の鷹キラー。しかしCSではソフトバンクに過去2戦2敗で「ここ(福岡)で2回打たれてる。しっかり勝てるように最初から全力でいきたい」と三度目の正直での白星を誓った。

2敗目は昨年10月6日のCSファーストS第2戦。その試合からソフトバンクはポストシーズン10連勝中で、「このままずっと勝ち続けられても流れが変わらない。今年で終わるように、流れを止めたい」と右腕は雪辱を期す。休日を利用して散髪にも出かけ「髪の毛、切りました。気合です」。ストップ・ザ・ホークスへ、こん身の思いで腕を振る。

ページトップ

ロッテ・藤原、対ソフトB打率.167で最も苦手な相手も、20歳の思い切りの良さに期待[スポニチ]

◇担当記者セレクト CS keyman

新型コロナの影響で大量13選手が離脱した10月上旬に昇格し、ここから1軍定着した藤原の活躍がCSを大きく左右すると考える。

怖いもの知らずのフルスイングは相手の主砲・柳田にも通じる。26試合で96打数25安打、打率.260は平凡な数字とも感じる。それでもプロ1、2号を先頭打者アーチで飾り、7日のオリックス戦での逆転3号3ランは弾丸ライナーで右翼席へ突き刺した。球場の空気を一振りで一変させることができる。

ソフトバンクに対しては打率.167とパ5球団で1番低い。今季の井口監督はデータを重視してきたが、短期決戦はラッキーボーイが必要。20歳の思い切りの良さを買うと思う。2番での起用が有力だ。

ページトップ

ロッテ・美馬、CSのソフトB戦は2戦2敗、3度目の正直へ「最初から全力でいきたい」[スポニチ]

ロッテ・美馬が3度目の正直でCSでの「鷹狩り」を狙う。

楽天からFA移籍し、今季も5勝1敗の鷹キラー。しかしCSでのソフトバンク戦は過去2戦2敗と結果を残せておらず、「ここ(福岡)で2回打たれているんで。しっかり勝てるように、試合を作れるように最初から全力でいきたい」と3度目の正直での白星を誓った。

ソフトバンクは現在、ポストシーズン10連勝中。昨年10月6日の対戦で楽天の一員だった美馬が敗戦投手となり、そこから連勝が続いている。「このままずっと勝ち続けられても流れが変わらない。(連勝が)今年で終わるように、流れを止めたい」と美馬。ストップ・ザ・ホークスへ全力で右腕を振る。

ページトップ

ロッテ、下克上祈願し特別セール実施、5000円以上購入でプレゼント[スポニチ]

ロッテは14日開幕する「2020 パーソル クライマックスシリーズ パ」の開催期間中、マリーンズストアミュージアム店、スタジアム店、海浜幕張駅前店で「パーソル CS パ 突ッパ!後押し!!キャンペーン」を実施する。

キャンペーンの特典として5000円(税込)以上購入した方を対象にレギュラーシーズン中に来場者プレゼントとして配布したマリンフェスタユニホーム、もしくはCHIBAオリジナルユニホームのいずれかをプレゼントする。

なお、キャンペーンの特別セールとしてALL for CHIBAやマリンフェスタ関連、その他対象グッズを特別価格約50%オフで販売する。また、CS全試合においてZOZOマリンでパブリックビューイングを開催する。(雨天決行/荒天中止、試合開始2時間前開場、チケット代金:税込み1000円)。

パブリックビューイングでは通常の公式戦と同様に公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんや公式チアパフォーマーM☆Splash!!が登場し、試合前やイニング間でのイベントも実施する。特別ゲストとしてマリーンズOBの立川隆史氏も出演する。

球団広報室は「いよいよ明日から決戦が始まります。ファンの皆様にはぜひ声援の後押しをしていただきたいと思っています。さあクライマックスシリーズ突破!日本シリーズに行きましょう!盛り上がっていきましょう」とPRしている。

ページトップ

ロッテ、CS初戦先発は美馬、井口監督「チームにいい流れを持ってきて欲しい」[スポニチ]

ロッテ・井口監督が14日に開幕するソフトバンクとのCS初戦先発に、美馬を起用することを発表した。

13日の練習前にペイペイドーム内で、「2020パーソナル クライマックスシリーズ パ」の記者会見に出席。「1年通してローテーションを守ってくれた。ホークスにもいい投球をしてくれた。初戦でいい投球をして、チームにいい流れを持ってきて欲しい」と期待した。

楽天か移籍1年目の美馬は今季10勝をマークし、ソフトバンク戦でも5勝1敗と相性のよさを発揮している。

ページトップ

アーチ合戦避けられればロッテ勝機…高木豊の眼[報知]

ソフトバンクに1勝のアドバンテージがある以上、ロッテにとっては初戦が全てだろう。ここを美馬で落とせば圧倒的に不利になる。しかし、全く勝ち目がない訳ではない。

美馬はボールを動かす多彩な投球と制球の良さで、楽天時代からソフトバンクに強い。相性の良さがプラスαの力になる可能性はある。マーティン、レアードを欠き長打力不足のロッテ打線だが、美馬が一発を打たせない投球でソフトバンクが得意とする“テラスゲーム”(アーチ合戦)を避け、僅差のゲームに持ち込めば勝機はある。加えて、周東を出塁させないこと。周東が出ると盗塁を警戒してリズムを乱され、高い確率で得点にも絡まれる。投手にとっては細心の投球が必要だ。

一方、ソフトバンクは投手陣が四球を出さないこと。低めの見極めを徹底させているロッテは四球が多い。打率の低い割に逆転が多い理由もその辺にあるのだろう。

最後に、終盤戦の調子や勢いを考えて、ロッテでカギを握る選手として、チェン・ウェインと藤原の名前を挙げる。チェンは安定した投球を続けており不気味な存在だ。藤原は甲子園という大舞台も経験している。短期決戦で若手が活躍すれば、相手にとっては嫌な存在になるだろう。

ページトップ

鷹キラー・美馬学、好相性5勝1敗、中大の後輩・井上「神様」と崇拝…担当記者が見た[報知]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)が14日、ペイペイDで開幕する。2位ロッテの第1戦先発は今季ソフトバンクに5勝1敗、防御率2.70の美馬に決定。下馬評では圧倒的に不利なチームの10年ぶりの下克上の可能性を、担当の小田原実穂記者が「見た」。3年ぶりのリーグ優勝を果たしたソフトバンク・工藤公康監督(57)は、キーマンに周東佑京内野手(24)を指名した。

井口監督は初戦の先発に美馬を選んだ。今季ソフトバンクに5勝1敗と好相性に加え、様々な経験を積んできたベテランという点でも期待は大きい。

移籍1年目でチーム最多の10勝を挙げた右腕の防御率は3.95。開幕時の先発ローテの中では二木(3.40)、小島(3.73)に次ぐ3番目だが、唯一の2ケタ勝利を挙げたのは“強運”も関係している。今季の援護率(9イニングを投げた場合の味方の得点)はチーム最高の6.07で、2番目に高い石川の4.34を大きく上回っている。美馬は勝ち投手になる度に「運がいいだけ。いつも(野手に)勝たせてもらっている」と話す。

その背景で奮闘しているのは、美馬を「神様」と崇拝する中大の後輩・井上だ。美馬が先発した6月21日のソフトバンク戦で満塁弾、7月28日の楽天戦では1試合3発をマークするなど、右腕の登板試合には井上が援護している印象が強い。

ソフトバンクとはポストシーズンで5回対戦し3回勝ち進んでいる。過去に初戦を取った3回全てで勝ち抜き、負ければ全て敗退。レギュラーシーズンでは最終的に14ゲーム差をつけられたが、今季の対戦成績は12勝11敗1分けと勝ち越しており、苦手意識は少ない。

チームの雰囲気は良好。美馬が「後半『1位にならなきゃ』というのがなくなった時から『2位を守らなきゃ』に変わった。今はそれもなくなって戦える」と感じているように、この日の練習でも選手はリラックスしていた。フリー打撃の最後には、安田が本塁打で締めないと練習が終わらない“謎ルール”が作られ、安田が締めの1発をスタンドに運ぶと清田、福田秀ら年上の選手らが盛り上げた。

若手が多く、CSを経験したことのない選手が多いことも、気負わず戦える要因になる。開幕前の下馬評が高くなかった中でCSに進出。失うものは、何もない。

ページトップ

プロ3年目でCS初出場の安田尚憲は「なるべく平常心で」[報知]

14日に開幕する同首位のソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)に備えて13日、ペイペイドームで全体練習を行った。

プロ3年目で初めてCSの舞台に立つ安田はフリー打撃などで快音を響かせ「飛距離の出るスイングを心掛けました」と流れる汗をぬぐった。

「これからどんどん緊張してくると思いますが、なるべく平常心で。(打席で)震えていても、打つしかないですから」と心を奮い立たせた。初戦で対決するソフトバンクの千賀については「追い込まれてからは厳しい。カウントを取りに来るボールを仕留められるようにしたい。熱く、熱くプレーしていきたいです」とフォーク以外の球を狙って捉える構えだ。

ページトップ

いざ、下克上へ!14日開幕のCS期間中に応援キャンペーンを実施[報知]

ロッテは14日に開幕するクライマックスシリーズの期間中、マリーンズストアミュージアム店、スタジアム店、海浜幕張駅前店で「パーソル CS パ 突ッパ!後押し!!キャンペーン」を実施すると13日、発表した。

キャンペーン特典として5000円(税込み)以上の購入者を対象に、レギュラーシーズン中に来場者プレゼントとして配布した「マリンフェスタユニホーム」もしくは「CHIBAオリジナルユニホーム」のいずれか好きな方をプレゼントする。

キャンペーンの特別セールとして「ALL for CHIBA」やマリンフェスタ関連、その他対象グッズを特別価格約50%オフで販売。また、14日に開幕するCS全試合において、ZOZOマリンスタジアムでパブリックビューイングを開催する。(雨天決行/荒天中止、試合開始2時間前開場、チケット代金:税込み1000円)

パブリックビューイングでは、通常の公式戦と同様に公式マスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんや公式チアパフォーマーM☆Splash!!が登場し、試合前やイニング間でのイベントを実施。さらに、特別ゲストとして球団OBの立川隆史氏も出演。球団広報室は「いよいよ決戦が始まります。ファンの皆様にはぜひ、声援の後押しをしていただきたいと思っています。さあクライマックスシリーズ突破!日本シリーズに行きましょう!盛り上がっていきましょう」とアピールした。

ページトップ

14日のCS初戦先発の美馬学は散髪して「気合を入れて頑張ります」[報知]

パ・リーグ2位のロッテは、14日に開幕する同首位のソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)に備えて13日、ペイペイドームで全体練習を行った。

初戦に先発する美馬は、レギュラーシーズン最終戦となった9日の日本ハム戦(ZOZO)の後、大役を伝えられたという。散髪して福岡に入り「気合です。気合を入れて頑張ります。やってやろうという感じです。初戦が大事というのは分かっている。なんとか全力でいきたいです」と決意表明した。

ソフトバンク打線のキーマンとなる柳田、周東については「(柳田は)点に絡む打者なので、本塁打など最大限にケアしていきたい。(周東は)塁に出したときは、全部かえってきているくらいの感じなので、とにかく出さないようにしたい」と警戒した。

ページトップ

選手会長の益田直也、CSのソフトバンク戦を前に「日本一になれるように頑張りたい」[報知]

ロッテの抑えで、選手会長を務める益田直也投手(31)は13日、ペイペイドームで井口資仁監督(45)とともに会見に臨んだ。

14日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)のソフトバンク戦に向けて「たくさんの人に感動を届けられるように。クライマックスシリーズを突破して、日本一になれるように頑張りたい」とCS突破、その先にあるセ・リーグ覇者の巨人と戦う日本シリーズの必勝までも誓った。

9年目の益田は今季も守護神として54試合に登板し、3勝5敗31セーブ、防御率2.25。チームの2位死守に貢献した。ソフトバンク戦は12試合に登板して0勝1敗6セーブ、防御率2.38。ロッテがCSを勝ち抜くには、益田の好投が不可欠となる。

ページトップ

14日のCS初戦の先発は美馬学、井口資仁監督は「流れをつくってもらいたい」[報知]

ロッテの井口資仁監督(45)は13日、14日にペイペイDで開幕するクライマックスシリーズ(CS)ソフトバンク戦の初戦先発に美馬学投手(34)を起用すると明かした。

楽天からFA移籍1年目の今季、10勝を挙げた美馬はソフトバンク戦に7試合に登板し5勝1敗、防御率2.70と好相性だった。レギュラーシーズン最終登板で、東浜と投げ合った5日の同戦でも8回途中1失点と好投し、勝利投手になっている。

井口監督は「移籍1年目でローテにも定着してくれて、ホークスにもいい試合をしてきたので、1戦目から流れをつくってもらいたいです」とCSでの力投も期待した。

ページトップ

ロッテ・井口監督、お散歩作戦で下克上だ!四球を絡めてつないで打つ[デイリー]

ロッテはソフトバンクとのCS初戦を翌日に控えた13日、ペイペイドームで全体練習を行い、井口資仁監督(45)がシーズン中と同じ“お散歩作戦”を展開すると予告した。四球を絡めて粘り、つないで相手の超強力投手陣を打ち崩す。優勝チームのソフトバンクが1勝のアドバンテージを持ち、4試合制で日本シリーズ進出を争う。

CSだからといって、戦い方を大きく変更することはない。「特に変わったことはできない。シーズン通りいきます」。全体練習を見守った井口監督は、穏やかな表情を浮かべながら語った。

現有戦力で野手陣に突出した存在はいない。チーム打率は両リーグワーストの・235。規定打席に到達した野手で、打率.250以上もいない。「全員がつないでいかないと、うちは勝てない。そういう野球を今年ずっとやってきて2位になれた」。粘り、つなぐ意識を重要視してきた“産物”が四球の多さだ。

今季491の四球数は両リーグ1位。最初から四球を狙っている訳ではないが、安打と四球は出塁するという意味では同じという考え方だ。「積極的に振りながら、追い込まれたら何とか粘ろうと。相手の球数を増やせる。結果的に四球になればいい形になる」。“お散歩打線”の異名を持ち、選手は勝つために歩いてでも出塁し、活路を見いだしてきた。

千賀ら超強力投手陣を攻略するため、攻撃は今季と同じ戦略で挑む。「明日何とか勝ってまずタイに持ち込みたい」。今季まで2年連続で勝ち越したソフトバンクとの短期決戦。ロッテならではの戦法でCSを突破し、10年ぶりの“下克上日本一”を狙う。

ページトップ

ロッテ・美馬14日先発「初戦はすごく大事。全力で行く」[デイリー]

CS第1戦の先発に指名されたロッテ・美馬が13日、必勝を誓った。

今季の対ソフトバンク戦は7試合に先発して5勝1敗、防御率2.70と好相性。「やっぱり初戦はすごく大事。何とか取れるように全力でいきたい」と意気込む。井口監督は「流れを作って欲しい」と期待した。

ページトップ

パ・リーグのCS、14日に開幕ソフトB千賀、ロッテ美馬が先発[デイリー]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は14日に開幕する。レギュラーシーズン優勝のソフトバンクが2位ロッテをペイペイドームに迎える。優勝チームが1勝のアドバンテージを持ち、4試合制で日本シリーズ進出を争う。

13日に第1戦の先発投手が発表され、ソフトバンクは千賀、ロッテは美馬が務める。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が遅れた影響で、セ・リーグは開催を断念。パは例年の上位3チームによる2ステージ制から、上位2チームのみの対戦に縮小して行う。

日本シリーズは21日に開幕。CSを勝ち上がったチームがセ2連覇の巨人と対戦する。

ページトップ

いざ下克上へ、ロッテCS突破キャンペーン実施、ユニホームプレゼントなど[デイリー]

ロッテは14日から開幕する「2020 パーソル クライマックスシリーズ パ」の開催期間中、マリーンズストアミュージアム店、スタジアム店、海浜幕張駅前店にて「パーソル CS パ 突ッパ!後押し!!キャンペーン」を実施すると13日、発表した。

キャンペーンの特典として5000円(税込み)以上買ったファンを対象に、レギュラーシーズン中に来場者プレゼントとして配布した「マリンフェスタユニホーム」もしくは「CHIBAオリジナルユニホーム」のいずれか好きな方をプレゼントする。特典のユニホームは先着でレジにて選択可能。

なお、キャンペーンの特別セールとして「ALL for CHIBA」や「マリンフェスタ」関連、その他対象グッズを特別価格約50%オフで販売する。なお14日から開幕する「2020 パーソル クライマックスシリーズ パ」の全試合においてZOZOマリンスタジアムでパブリックビューイングを開催(雨天決行/荒天中止、試合開始2時間前開場、チケット税込み1000円)する。

ロッテ広報室は「いよいよ明日から決戦が始まります。ファンの皆さまには、ぜひ声援の後押しをしていただきたいと思っています。さあクライマックスシリーズ突破!日本シリーズに行きましょう!盛り上がっていきましょう」と熱い口調で呼びかけた。

ページトップ

パCS第1戦、先発は千賀と美馬[デイリー]

プロ野球、パ・リーグCS「2020パーソル クライマックスシリーズ パ」の開催前日共同記者会見が13日、ペイペイドーム内で行われ、ソフトバンク・工藤公康監督、ロッテ・井口資仁監督らが出席。両チームの14日・CS第1戦の先発投手が発表された。

工藤監督は14日の先発に千賀滉大投手を指名。「うちのエースでもありますし。(今季)素晴らしいピッチングをしてくれた。できれば最後までいってくれれば」と“完投指令”を出した。

井口監督は14日の先発に美馬を指名。右腕は今季対ソフトバンク戦7試合に先発し5勝1敗、防御率2.70の好相性を誇る。「移籍1年目でローテを守りました。初戦にいい投球をしてチームの流れをつかんでもらえれば」と期待を寄せた。

今季、優勝争いを展開した両チームが激突する短期決戦。工藤監督は「(今季)戦ってきたやり方を変えるつもりはありません」と余裕をうかがわせた。井口監督は「しっかりつなぐ野球ができれば」と相手の強力投手陣粉砕に自信を見せた。

ページトップ

「隙なし」ホークスにロッテはどう立ち向かうべき?名参謀が異例のCSを読み解く[Full-Count]

◇1位〜3位まで全ての立場でCSを経験した森脇浩司氏

2020年のクライマックスシリーズ(CS)は14日からリーグ覇者のソフトバンクが本拠地PayPayドームでロッテを迎え入れ行われる。今季はファーストステージがなくなりファイナルステージの1本勝負となる。コロナ禍により例年とは違うCSを元オリックス監督で、ソフトバンク、巨人、中日でもコーチを務めた野球評論家の森脇浩司氏が分析した。

ソフトバンク、オリックスでは1位〜3位まで全ての立場でCSを経験している森脇氏。追う立場、追われる立場では異なった難しさがあるが今年は少し違う状況だ。

「1位がアドバンテージを持つのは同じだが、今回は本来のファイナルとは違い、4戦で決まる超短期決戦。1戦1戦の切り替えは大事になってくるが、やはり勢いをつけたい。例年以上に初戦が鍵になる」。

また、昨年まではリーグ優勝チームはCSファーストステージの勝者を待つため期間が空き、試合勘が鈍ることが懸念されていたが「今年に言えばブランクはなく、条件が同じでその点においては試合感覚を心配する必要はない。本来の力が出やすい状況ともいえる」と、レギュラーシーズンでの“力の差”が短期決戦でも出る可能が高いことを指摘した。

シーズン終盤に圧倒的な力を見せ3年ぶりのリーグ優勝を決めたソフトバンク、コロナ禍で主力を欠きながらも西武とのCS争いを制したロッテ。森脇氏は見所満載で目が離せないCSになるという。

◇ホークスは2年連続で2位となりCSを這い上がった経験も大きい

「先ずロッテは先日の大一番で本来の野球を体現した。継投も一発勝負に相応しい勝負心に満ちたもので起用に応えた選手も更に自信を持ったことだろう。物理的には例年より条件は苦しくなるが唯一ホークスと互角の戦いをしたチームでもあり、波乱要素は十分だ。そして、何より絶好の舞台、安田が何番かが重要ではなく、若い安田、藤原には結果を恐れない超積極的な姿を期待したいし、挑戦者に相応しいロッテの一丸野球が見れるだろう」。

一方、ホークスは助っ人陣ではグラシアル、デスパイネ、ムーア、モイネロ。正遊撃手・今宮が不在の中でも牧原、川瀬、そして周東、栗原ら若手たちが台頭するなど戦力は充実しているだけに「ベンチに控える選手の力量も投打共に隙のない状態でCSに入れる。また、優勝後の戦い方では個人タイトルを考慮しながらもCSを見据え全く隙のない戦いだった。総合すると心身共に受けて立てる準備が整っている」と分析。

また、昨年までは2年連続で2位となりCSを這い上がった経験も大きいという。

「何かが起こるのが短期決戦。劇的に瞬時にチーム力が上がることはないが想定外に機能しないことはある。しかし、ホークスのタレント陣の総崩れは考えにくい。また、ホークスは2年間、逆パターンを演じて来た。追いかける立場で相手を圧倒し隙を与えない。その怖さは十分に感じ取っているだけに2段、3段構えで整っている」。

1勝のアドバンテージを持つソフトバンクは初戦を取ればいきなり王手をかける。目に見える有利な条件以外にも森脇氏は選手層の厚さ、試合間隔、追いかける立場を知った2年間の経験値を挙げている。レギュラーシーズンではコロナ禍で主力を欠いたロッテだが、今回は万全の状態でリベンジできる状況も注目すべきポイントになりそうだ。

森脇浩司(もりわき・ひろし)
1960年8月6日、兵庫・西脇市出身。現役時代は近鉄、広島、南海でプレー。ダイエー、ソフトバンクでコーチや2軍監督を歴任し、2006年には胃がんの手術を受けた王監督の代行を務めた。オリックスでは2013年から監督を務めるなど、中日、巨人でも名コーチとして多くの選手を育てた。球界でも有数の読書家として知られる。現在は福岡六大学野球の福岡工大の特別コーチを務め、野球以外にも心理カウンセラーの資格を取得。監督通算成績は470試合239勝217敗14分け、勝率.524。(ソフトバンク、オリックス監督代行を含む)

ページトップ