わたしはかもめ2020年鴎の便り(11月)

便

11月16日

ロッテ育成4位佐藤143キロでも「全然打たれない」[ニッカン]

熱い視線は、150キロ投手以外にもちゃんと注がれている。捕手として15年間のプロ生活を送ったロッテ福沢洋一スカウト(53)は1人の大学生投手の存在がずっと気になっていた。

「3年生の時の、春のリーグ戦ですかね。目が留まって」と回想する。東都2部の試合を追いかけた。「見に行く度に打たれない。全然打たれない。私の中の注目選手になりました」。その彼、育成ドラフト4位の専大・佐藤奨真投手(22=関東第一)が16日、都内ホテルで球団と仮契約を結んだ。

身長は177センチ、直球の最速は「142キロ、143キロくらいです」と本人談。数字からは際立った個性は見えない。「打者を打ち取る要素というところで、スピード以外にもいくつかある。それを彼はいくつか備えていました。トレーニング次第で球速は上がるので」と福沢スカウト。「こういう選手がいます」と推薦し、指名に至った。

昨年のドラフト1位では佐々木朗を獲得。今年も球速の速い投手を指名した。対極の存在ともいえる。永野吉成プロ・アマスカウト部長(52)は「パワーピッチャー全盛の中、キレとコントロール、そして“奥行き”という目に見えない特長のある投手」と指名理由を明かす。「柔らかさや球持ちの良さ。教えてできることではない。天性のものだと思います」と、数値化できない魅力を話した。

佐藤本人も、打ちづらさを自分の長所として自覚している。さらなる成長の場は、幼少期から応援しているロッテ。「少年野球のチームに、当時の渡辺俊介選手や今江選手が教えに来てくださって、そこから憧れるようになりました」という。「1歩ずつはい上がって、スカウトの方々の期待を裏切らないように」と誓っていた。

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ロッテ、チェンとハーマンの残留交渉本格的に進める[ニッカン]

ロッテがチェン・ウェイン投手(35)フランク・ハーマン投手(36)との来季契約更新の交渉を本格的に進めていくことが16日、分かった。

10月に電撃入団したチェン・ウェインは未勝利に終わったが、先発左腕として高い能力を示した。15日のCS敗退後には、来季のロッテ残留の可能性も「十分考えられるかと思います。自分自身は日本の方がいいと思う」と話した。ハーマンは今季、セットアッパーとして38試合に登板。3勝2敗1セーブ23ホールド、防御率2.15の成績で、チームの2位躍進に大きく貢献。16日に米国へ帰国した。リリーフ左腕のチェン・グァンユウ投手(30)は来季残留が決定的となっている。

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ロッテが沢村の「宣言残留」承認へ、今季も方針不変[ニッカン]

海外FA権行使を検討しているロッテ沢村拓一投手(32)に対し、球団が「宣言残留」をOKとする姿勢であることが16日、分かった。

ロッテは以前からFA宣言しての残留を認めており、複数関係者の話を総合すると今季も方針は変わらない。

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ロッテ唐川FA行使検討、国内移籍へ代理人とも契約[ニッカン]

ロッテの勝利の方程式が解体の危機にある。唐川侑己投手(31)が2018年(平30)に取得した海外FA権の行使を検討していることが16日、分かった。関係者によると、ここ数年、今後の野球人生について、より真剣に考えるようになった様子が見られ、昨年には代理人と契約し、準備を整えたという。

今季は空振りの取れるカットボールを武器にリリーフを主戦場としてきた。7月30日の初登板から快投を重ね、守護神の益田、沢村、ハーマンとともに勝ちパターンを担った。32試合に登板し防御率1.19の成績で、日本シリーズには届かなかったが、クライマックス・シリーズ進出の原動力ともいえる救援陣の安定感をもたらした。

視野に入れているのは国内移籍で、メジャーについては考えていないとみられる。年俸ランクはCランクのため、移籍となっても人的補償が発生しないことは後押しになる。近く、球団としっかり話し合った上で、どうするか決断する見込みだ。

地元千葉の成田高出身で高卒入団1年目から15試合に先発し5勝を挙げるなど、チーム内でも人気の高い選手。シーズン最終戦を終えたばかりだが、海外FA権を行使してのメジャー挑戦を検討している沢村。来季に向けて交渉中のハーマン。そして唐川。球団としてはリリーフ陣との残留交渉が、いきなり局面を迎えることになる。

FAメモ
FA有資格者が権利を行使するための申請期間は、日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日間。期間中に在籍球団へ権利行使の意思を伝え、期間終了の翌日に「FA宣言選手」として公示される。公示翌日から交渉が可能となる。宣言選手は旧球団の年俸順位でA(1〜3位)B(4〜10位)C(11位以下)にランク分けされ、ランクによって旧球団への補償内容が異なる。
唐川侑己(からかわ・ゆうき)
1989年(平元)7月5日、千葉県成田市生まれ。成田高2年春、3年春に甲子園出場。07年高校生ドラフト1巡目でロッテ入団。08年4月26日ソフトバンク戦でプロ初登板初勝利、平成生まれのプロ勝利投手第1号に。11年にはチーム最多の12勝をマーク。18年途中から中継ぎ転向。181センチ、80キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ石川ポスティングせず、来季メジャー挑戦断念[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(32)が来季のメジャー挑戦を断念したことが16日、分かった。関係者によると球団に今オフはポスティングシステムを利用しない意思を伝えたという。昨オフの契約更改交渉で、早ければ今オフのメジャー移籍を球団に要望していた。

7年目の今季は21試合で7勝6敗、防御率4.25。ソフトバンクとのクライマックス・シリーズを前に左ふくらはぎを痛め、治療に専念しているところだった。新型コロナウイルスの感染拡大など、今後の情勢が読めない中での決断と思われる。

昨年の契約更改時の米球界挑戦の意思表明を根拠に、獲得に向けた調査を進めているメジャー球団もあった。先発投手が不足気味で、補強ポイントとする球団が多く、石川の能力は高く評価されていた。

石川が海外FA権の資格を取得するのは最短で2023年シーズンとなっている。

石川歩(いしかわ・あゆむ)
1988年(昭63)4月11日、富山県生まれ。滑川−中部大−東京ガス。13年ドラフトで2球団から1位指名を受け、ロッテ入団。14年に10勝して新人王。1年目から3年連続2桁勝利を挙げ、16年は最優秀防御率。通算160試合、63勝55敗、防御率3.56。17年WBC日本代表。今季推定年俸1億500万円。186センチ、80キロ。右投げ右打ち。

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ロッテ藤原「短期決戦で勝つ難しさ」かみしめ宮崎へ[ニッカン]

ロッテ藤原恭大外野手(20)がCS敗退から一夜明けた16日、報道陣に対応した。15日の第2戦では3安打したものの「短期決戦で勝つ難しさと、2試合とも逆転されているので流れも難しいと思いました」と振り返った。

プロ2年目は10月上旬に1軍昇格。初対戦の投手も多い中で、26試合で25本の安打を放った。15日に対戦したソフトバンク東浜は「2回対戦させてもらっていて、すごく苦手意識もありましたし、相性が自分の中では悪い投手」という認識だった。東浜からの2安打に「すごく、次につながる打撃ができたかなと思います」と手ごたえを感じた。

今季は1、2軍合計で84試合に出場し、うち79試合がスタメンだった。「1軍で143試合に出る体力はないなとは感じていますし、そこは(体力を)つけないといけないなとは、去年より強く実感しました」とさらなるフィジカル強化を誓っていた。安田、佐藤、和田らとともに、同日から宮崎県でのフェニックス・リーグに合流する。

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NPB、ハマスタでの検証報告に「前向きなデータ」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグの第20回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システムにて実施)が16日、行われた。

会議後の合同会見(Web会議システムにて実施)でNPB斉藤惇コミッショナーは「おかげさまで、何とか乗り切って日本シリーズを残すのみとなった。世界を見ると桁違いの感染者が出ている。スポーツを見るとアメリカの野球は無観客だった。欧州はロックダウンもあってスポーツを止めてしまった。日本だけ万人単位のお客さんを入れて継続的にスポーツができた。すぐに春季キャンプが始まる。来年どうするか。2月まで今のルールという話もあるが、横浜スタジアムでの検証の報告も受けた。前向きなデータだと思っている。正しく恐れて、このウイルスと向き合っていかなければいけないと思っている」と話した。

座長を務める専門家チームの東北大・賀来満夫氏は「今日は感染が急拡大してきているというデータをお示しした。主要都市での感染が拡大し、欧州ではロックダウンが行われている。今後、来年に向けて、横浜スタジアム、東京ドームの色んなデータを拝見して、色んな議論をさせていただいた。今後、どのような点に注意していかなければいけないのかと。色んな実証データが出てきた。見える化した中で安全にやっていく中で何が必要なのか。観客を含めて、全ての人が協力をしてやっていくということが重要だと再認識をした」とした。

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ロッテ・石川、今オフの米挑戦断念、球団幹部に連絡[サンスポ]

ロッテの石川歩投手(32)が、ポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦を、今オフは断念する意向であることが16日、分かった。球団が今オフの利用を認める方針を示したが、本人が同日中に球団幹部に連絡を入れた。新型コロナウイルスの感染拡大により、情勢が不安定なことが要因とみられる。

石川は昨オフの契約更改交渉で、早ければ今オフの米大リーグ挑戦を球団に要望していた。海外フリーエージェント(FA)権取得は最短で2023年シーズン。球団幹部は「球団としてストップをかけることはない」と話していた。

ポスティング制度は、海外FA権を取得する前にプロ野球12球団の所属選手が米大リーグへ移籍する際に利用する。

石川は富山・滑川高から中部大、東京ガスを経て14年にドラフト1位で入団。1年目に10勝を挙げ新人王に輝き、3年目に自己最多の14勝を挙げて最優秀防御率を獲得した。7年目の今季は21試合で7勝6敗、防御率4.25で、通算成績は160試合で63勝55敗、防御率3.56。

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ロッテ、沢村に権利行使の意思確認へ、海外FAでの米挑戦[サンスポ]

ロッテが今季海外フリーエージェント(FA)権を取得した沢村拓一投手(32)に権利行使の意思確認を近く行うことが16日、球団関係者の話で分かった。米大リーグに挑戦するかが注目されている。

9月に巨人からトレードで移籍し、中継ぎで22試合に登板して防御率1.71と活躍。チームの13年ぶりの2位とクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。15日のCS敗退後には権利行使について「終わったばかりなので、これからゆっくり考える」と話していた。

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ロッテ、D4位指名の佐藤と合意、支度金300万円、年俸300万円[サンスポ]

ロッテが育成ドラフト4位で指名した専大の佐藤奨真投手(22)=177センチ、78キロ、左投げ左打ち=の入団が16日、決まった。支度金300万円、年俸300万円で合意した。(金額は推定)

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ロッテ、D4位指名の佐藤と合意、支度金300万円、年俸300万円[サンスポ]

日本野球機構(NPB)とサッカーJリーグが連携して感染症の専門家チームから意見を聞く「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第20回会議が16日、オンラインで開かれた。プロ野球が10月30日〜11月1日のDeNA−阪神(横浜)などで50%以上の観客を収容して感染対策の技術実証を行った結果が報告され、斉藤惇コミッショナーは会議後の会見で「前向きの結果と受け取っている」と語った。

専門家チームの三鴨廣繁・愛知医科大大学院教授は「科学的データに基づいて議論が進んでいる。(現在の50%から)もう少し人数を増やしてもいいのでは、ということが分かってきた」と説明。「来年の東京五輪・パラリンピックに前向きなデータを提供できる」と評価した。

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ロッテ・藤原、CS敗退から一夜明けてフェニックスLに出発「143試合出る体力を」[サンスポ]

クライマックスシリーズ(CS)敗退から一夜明けた16日、ロッテ・藤原恭大外野手(20)が秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」(宮崎、11月29日まで)に参戦するため、福岡から宮崎に向かった。

プロ2年目でCSの大舞台に出場し、第2戦では3安打1盗塁。「(ソフトバンク先発の)東浜さんにはレギュラーシーズンで2回対戦して苦手意識があったのですが、そういう投手から打てたのは次につながる」と手応えをつかんだ様子。一方で、「短期決戦を勝ち抜く難しさを感じました」とも話した。

来季は21歳の安田尚憲内野手とともに“チームの顔”となる活躍が期待される中、「今年は体力面でまだまだと強く実感したので、1年間、1軍で143試合出る体力をつけたい」と力を込めた。

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ロッテ・石川、今オフメジャー挑戦断念、球団はポスティング利用容認も[スポニチ]

ロッテ・石川歩投手(32)が今オフのポスティングシステムを利用した大リーグ挑戦を断念したことが16日、分かった。

昨オフの契約更改交渉で、石川は「米国で野球をやりたい」と球団側に希望を伝えていた。球団幹部としても「ストップをかけることはない」と本人から申し入れがあった場合はポスティングシステムの申請を容認する方針だったが、この日のうちに石川自身から来季もロッテでプレーしたいとの連絡が入ったという。

石川は1年目に10勝で新人王に輝き、3年目に自己最多の14勝を挙げて最優秀防御率を獲得した。2年連続で開幕投手を任された今季は7勝6敗、防御率4.25。プロ7年間の通算成績は160試合で63勝55敗、防御率3.56をマークしているが、海外FA権の取得は最短で23年の見込みとなっている。

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ロッテ、沢村の意思確認へ、海外FA権取得、メジャー挑戦か?[スポニチ]

ロッテはソフトバンクとのCSに敗退してから一夜明け、藤原、安田、三木、岡、佐藤、和田の6選手がフェニックス・リーグ出場のため、宮崎の2軍に合流。前日に3安打をマークした2年目・藤原は「課題が見つかったので1つでも多く克服したい」と誓った。

吉井投手コーチは海外FA権を取得した沢村がメジャー挑戦した場合に備え、後継者となる若手を探すべく宮崎入り。球団は近日中にも、沢村に権利行使の意思確認を行う。

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ロッテ育成ドラ4・佐藤、少年時代からファン、俊介&今江の“教え子”[スポニチ]

ロッテの育成ドラフト4位、専大・佐藤が東京都内で入団交渉を行い、支度金300万円、年俸300万円で合意した。

最速143キロながら変化球とのコンビネーションで奥行きを使える左腕で、目標はソフトバンク・和田。少年時代からロッテファンで「少年野球のチームに渡辺俊介選手と今江選手が教えに来てくれて、そこから憧れた」と球団OBの教え子であることも明かした。

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コロナ対策連絡会議、観客50%以上の開催実現に自信[スポニチ]

プロ野球とJリーグ合同の新型コロナウイルス対策連絡会議が16日、オンラインで行われた。横浜スタジアムと東京ドームで行われた、観客数を現在の上限50%以上に増やしての実証実験のデータを共有して議論。専門家チームは50%以上の来場者数での開催実現への自信を示した。

調査結果は公表されなかったが、混雑具合を表す二酸化炭素濃度の測定など、多角的に調べた。専門家チームの三鴨広繁氏(愛知医大感染症科部長)は「5割を超えて入れるにはどうしたらいいか、はっきり見えた。今の対策をしていればもう少し人数を増やしても良いと分かってきた」と説明。政府の分科会は12日に感染者の増加傾向を受け、50%以下の来場者制限を当面、来年2月まで継続する方針を決めている。

◇来春キャンプは従来通り目指す

プロ野球は来春のキャンプで従来通りの場所での実施を目指し、各自治体と協議を重ねていく。「広く深く連絡を取り合っている。医療体制も含めて検証して進めている」と斉藤惇コミッショナー。12球団代表者会議後に対応した日本野球機構の井原敦事務局長は「負担を掛けずに例年通り同じ場所でどのようにすればキャンプを行えるか、考えている状況」と説明した。

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斉藤コミッショナー再任、18日のオーナー会議で決定へ[スポニチ]

プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)が、18日のオーナー会議で再任される見通しであることが16日、分かった。

斉藤コミッショナーは17年7月にコミッショナー顧問に就き同年11月に就任。今月18日が任期となっていた。野村証券の副社長や東京証券取引所の社長などを経て、eスポーツ関連事業を広げるなど手腕を発揮。今季は新型コロナウイルス感染拡大の混乱の中、Jリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議を設置するなど、異例の危機に先頭に立って指揮した。

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ロッテ石川が今オフの大リーグ挑戦断念、球団はポスティング容認方針も[スポニチ]

ロッテの石川歩投手(32)が今オフのポスティングシステムを利用した大リーグ挑戦を断念したことが16日、分かった。球団は移籍を容認する方針を固めていたが、石川が球団側に今オフは移籍を見送る意向を伝えた。

石川は昨オフの契約更改交渉で「アメリカで野球をやりたいと言いました」と早ければ今オフのメジャー挑戦を球団に要望。これを受けて球団幹部は「球団としてストップをかけることはない。本人次第だ」と、申し入れがあれば受け入れる方針を固めていた。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響からメジャー球団の経営も厳しく、移籍市場の動きも不透明。申請締め切りは12月12日となっていたが、16日夜、石川から球団に今オフ、同制度を使用したメジャー移籍の意思がないことが伝えられた。

石川は14年ドラフト1位入団。1年目に10勝を挙げ新人王、3年目に自己最多の14勝を挙げて最優秀防御率を獲得した。7年目の今季は21試合で7勝6敗、防御率4.25。通算成績は160試合で63勝55敗、防御率3.56。海外フリーエージェント(FA)権の取得は最短で23年の見込みとなっている。

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ロッテ石川歩のメジャー志向は入団1年目からあった、昨年12月に正式に直訴[スポニチ]

ロッテが、石川歩投手(32)の今オフのポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認する方針であることが分かった。

石川が球団にメジャー挑戦を直訴したのは、昨年12月25日の契約更改交渉の席上だった。

「アメリカで野球がやりたいと言いました。球団も応援してくださるということでした。契約更改の席で話したのは初めてです」。

石川は入団1年目の14年に10勝を挙げて新人王。その頃から「より高いところを目指すのは当たり前」との思いが沸き上がっていた。17年には第4回WBCに侍ジャパンの一員として出場。米国でプレーしたいとの思いはより強くなった。

海外FA権を取得するのは最短でも23年オフ。昨年の契約更改後の会見では「年齢的にもラストチャンス」との思いを口にした。

石川からの申し出を受けた松本尚樹球団本部長は「球団としては応援する。来季、成績を残してまた、話をしようと伝えた」とし、20年の成績を踏まえて後押しすると話していた。

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ロッテが石川歩のポスティング容認の方針、大リーグ挑戦へ、昨年の契約更改で要望[スポニチ]

ロッテが、石川歩投手(32)の今オフのポスティングシステムを利用した大リーグ挑戦を認める方針であることが16日、分かった。

石川は昨オフの契約更改交渉で早ければ今オフのメジャー挑戦を球団に要望。「アメリカで野球をやりたいと言いました。球団も応援してくださるということでした」と話していた。球団幹部は「球団としてストップをかけることはない。本人次第だ」と近日中に話し合いを持ち、申し入れがあれば受け入れる方針を明かした。

石川は14年ドラフト1位入団。1年目に10勝を挙げ新人王、3年目に自己最多の14勝を挙げて最優秀防御率を獲得した。7年目の今季は21試合で7勝6敗、防御率4.25。通算成績は160試合で63勝55敗、防御率3.56。海外フリーエージェント(FA)権の取得は最短で23年の見込みだった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で変則日程となった今年は、申請締め切りが12月12日となっている。

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ロッテ育成4位の専大・佐藤奨、OB渡辺俊&今江の“教え子”だったことを告白[スポニチ]

ロッテの育成ドラフト4位・佐藤奨真投手(専大)が15日、東京都内で支度金300万円、年俸300万円で契約を結んだ。最速142キロながら、カットボールとのコンビネーションで奥行きを使えるサウスポー。チームのドラフト指名選手の中では最後に呼ばれたが、契約は一番乗りとなった。

東京都墨田区出身の左腕は、少年時代からロッテファンだった。「小学2年生ぐらいからファンだった。少年野球のチームに渡辺俊介選手と今江選手が教えに来てくれた」と告白。ソフトバンクとのCSも、ファンのような気分で応援していたという。

目標は、そのライバルチームの左腕だ。「和田選手に憧れています」と打ち明ける。「まだ、自分は直球で空振りが取れない。和田選手は取れている。140キロ台後半ぐらいまで球速を出せるようにないたい」。まずは支配下登録を勝ち取り、将来的には100勝できるような投手を目指す。

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NPBとJリーグ合同コロナ対策会議、専門家は50%以上の集客も可能と見解[スポニチ]

プロ野球とJリーグが合同設置した新型コロナウイルス対策連絡会議の第20回会議が16日、オンラインで行われた。プロ野球の横浜スタジアムや東京ドームなどで行われた収容人数制限を緩和しての実証実験のデータを共有。専門家チームからは現状の「収容人数の50%以下」の大規模イベント制限よりも、多くの来場者を迎えることは可能だという見解が示された。

実証実験のデータは公表されていないが、二酸化炭素の測定器を使い密集状況を確認するなど、多角的に多くの情報が分析された。専門家チームの三鴨広繁氏(愛知医大感染症科部長)は「数字は今すぐ申し上げられないが、5割を超えて入れるにはどうしたらいいか、はっきりと見えた。今の対策をしていればもう少し人数を増やしても良いと分かってきたし、そのためにはどうすればいいのか見えてきた」と話した。

政府の分科会は12日、感染者の増加傾向を受けて大規模イベントの開催制限を当面、来年2月末まで継続する方針を決めた。一方で映画館など、科学的に感染リスクが低いことが確認されたイベントは制限の緩和も進めている。

分科会のメンバーでもある専門家チームの舘田一博氏(東邦大教授)は「分科会は2月末まで据え置きと発表したが、状況に応じて変えていく姿勢がみられると思う。結果を見ながらみんなで考えていく」と指摘した。

対策連絡会議では来夏の東京五輪も見据えて、感染症対策についての議論を重ねていく。前日15日には国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が来日した。三鴨氏は「来年の五輪・パラリンピックがどうすれば安全に開催できるかの参考になればと今まで努力してきた。(五輪は)できるもの、やるものと信じて実際に努力している」と強調した。

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石川歩、今オフのポスティングを断念…球団容認の方針も自ら申し入れ[報知]

ロッテの石川歩投手(32)が今オフのポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦を断念する意向であることが16日、分かった。球団側は利用を認める方針を示したが、本人が同日中に球団幹部へ連絡を入れた。新型コロナの感染拡大など、情勢が不安定なことが要因とみられる。

石川がメジャー挑戦を表明したのは昨年末の契約更改の席上。7年目の今季は21試合に登板し7勝6敗、防御率4.25でレギュラーシーズン最終戦(9日)で左ふくらはぎを痛め、現在は治療に専念している。海外FA権取得は最短でも23年シーズン。球団側は「球団としてストップをかけることはない」と話していた。

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ハーマンと残留交渉、勝ちパターン38試合登板23ホールド[報知]

ロッテがフランク・ハーマン投手(36)と残留交渉中であることが16日、分かった。

昨オフに単年契約で楽天から移籍し、開幕から勝ちパターンの一角として38試合に登板し23ホールド。9月には右人さし指の伸筋腱損傷で約1か月ほど離脱したが、防御率2.15とチームを支えた。CS敗退から一夜明けたこの日、球団はハーマンが米国に帰国したことを発表。来季も必要な戦力として残留交渉を続けている。外国人選手ではすでにマーティンが来季から新たに複数年契約を締結。10月に腰の手術を受けたレアードは来季が2年契約の2年目となる。

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育成4位、専大・佐藤奨真が仮契約、ロッテファンで好きなロッテのお菓子はコアラのマーチ、「1番下からはい上がる」と支配下へ向け闘志[報知]

ドラフト会議でロッテから育成4位指名された専大・佐藤奨真投手(22)が16日、都内の同大学で永野吉成プロ・アマスカウト部長、榎康弘アマチーフスカウト、福沢洋一スカウトから指名挨拶を受けた。その後、都内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸300万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。背番号は未定。

最速143キロの直球と4種の変化球を操り、緩急を使った投球で打者を打ち取る技巧派左腕。「(育成4位で)1番下からのスタートだが、はい上がっていけるように頑張りたい」と意気込んだ。

小1の時に墨田スターズで野球を始めた佐藤は「渡辺俊介選手と今江選手がチームに教えに来てくれたのがきっかけでロッテファンです」と告白。チームには同じ名字の佐藤都志也(22)がいるため「奨真と呼んでもらいたい」とロッテファンに呼びかけた。

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プロ野球、来春キャンプは例年通りの実施へ向けて自治体と連携[報知]

プロ野球は16日、12球団代表者会議を開き、午前に行われたJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議の内容について情報を共有した。

対策連絡会議では横浜スタジアムや東京ドームで行われた技術実証に関するデータを共有。Jリーグの柏レイソルで感染者が相次いだ事案に絡み、専門家チームからは初期の対応が重要として体調不良を言語化する必要性が説かれた。

また、プロ野球の斉藤コミッショナーは対策連絡会議後に、来春のキャンプについて例年通りの実施を目指して沖縄、宮崎などキャンプ地の自治体と話し合いを進めていると説明。各自治体の医療に負担をかけないようにするため、自治体を交えて検討しているとした。

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ロッテ石川、今オフの米挑戦断念球団は容認の方針も[デイリー]

ロッテの石川歩投手(32)が、ポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦を、今オフは断念する意向であることが16日、分かった。球団が今オフの利用を認める方針を示したが、本人が同日中に球団幹部に連絡を入れた。新型コロナウイルスの感染拡大により、情勢が不安定なことが要因とみられる。

石川は昨オフの契約更改交渉で、早ければ今オフの米大リーグ挑戦を球団に要望していた。海外フリーエージェント(FA)権取得は最短で2023年シーズン。球団幹部は「球団としてストップをかけることはない」と話していた。

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プロ野球とJリーグ、観客増議論2球場の調査データを基に[デイリー]

プロ野球とサッカーのJリーグが新型コロナに連携して対応するため設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」が16日、オンラインで開かれ、プロ野球が横浜スタジアムと東京ドームで実施した調査のデータを基に、来年の観客増に必要な対策を議論した。

横浜スタジアムでは10月30日から11月1日、東京ドームでは11月7、8日に、現在の上限となっている収容人数の50%を超えた観客を収容した際の影響を調べる調査が行われた。感染症の専門家チームは、詳細な説明は避けたが「どのような状況で(換気の状況を示す)二酸化炭素濃度が高くなるかなどをお示しいただいた」と述べた。

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ロッテ、沢村拓一の意思確認へ海外FAでの大リーグ挑戦か[デイリー]

ロッテが今季海外フリーエージェント(FA)権を取得した沢村拓一投手(32)に権利行使の意思確認を近く行うことが16日、球団関係者の話で分かった。米大リーグに挑戦するかが注目されている。

9月に巨人からトレードで移籍し、中継ぎで22試合に登板して防御率1.71と活躍。チームの13年ぶりの2位とクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。15日のCS敗退後には権利行使について「終わったばかりなので、これからゆっくり考える」と話していた。

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ロッテ安田が“不動の4番”になるには?専門家が「物足りない」と指摘した課題とは[Full-Count]

◇「打てなかったことより、振れなかったことを悔しがって欲しい」

来季の本格的なブレークにつながるか。ロッテは15日、敵地PayPayドームで行われた「パーソル クライマックスシリーズ パ」第2戦で、ソフトバンクに4-6の逆転負けを喫し、連敗で日本シリーズ進出が夢と消えた。この日「4番・三塁」で出場した安田尚憲内野手は、2試合を通じて9打数4安打4打点、打率.444と気を吐いたが、豊かな可能性とともに、課題も改めて浮き彫りになった。昨年まで5年間ソフトバンクのコーチを務めた飯田哲也氏が分析した。

「7番・三塁」で出場した前日の第1戦では、1回に千賀から右翼席へ先制2ラン。4番に昇格したこの日も、1回無死二、三塁で東浜から左中間を破る先制2点二塁打を放ち、7回には左腕・嘉弥真に中堅フェンス直撃の二塁打、9回には守護神・森に中前打を浴びせた。

飯田氏は「特に、東浜の外角低めのシンカーを逆らわずに左中間へ運んだ先制二塁打は見事でした」と高く評価したが、一方で、1点リードで迎えた4回2死一、三塁での空振り三振を、見逃すわけにはいかないと言う。

「ロッテとしては、不調の相手先発・東浜にとどめを刺すチャンスでした。カウント3−1の有利なカウントから、5球目はほぼど真ん中のストレート。この1球に手を出さなかったのは、痛恨でしょう」と指摘する。結局、カウント3−2となってから、外角低めのボール球のシンカーを振らされ、三振に倒れた。

◇「物足りない所があるとすれば甘い球を絶対に逃さないという気迫、積極性」

「まだプロ3年目、21歳の安田には、失敗を恐れず、どんどん行って欲しい。それだけに、あの甘いストレートを見逃したことには、僕もがっかりしましたが、ロッテの首脳陣はもっとがっかりしでしょう。打てなかったことより、振れなかったことを悔しがって欲しい」。

安田は今季、開幕4番のレアードが腰痛で打撃不振に陥り、その後戦列を離れたこともあって、7月21日から10月30日まで86試合連続で4番を任された。西武との2位争いが激しくなった同31日からは、その座を清田に明け渡し、今季打率.221、6本塁打、54打点も、4番に相応しい数字とはいえないが、三塁守備を含めて成長のあとは見せた。

2017年ドラフト1位で履正社から入団した時には、ヤクルト・村上、日本ハム・清宮とともに「高校BIG3」と呼ばれた。昨年セ・リーグ新人王を獲得した村上は、今季も全120試合で4番を務め、打率.307、28本塁打、86打点をマークしている。

飯田氏は「村上があれだけできたのだから、安田だってもっとできるはず」と檄を飛ばし、「この1年は良い経験になったと思うが、来年結果が出なかったら、『何のために4番を打たせたのか』という話になる。村上と比べて、安田に物足りない所があるとすれば、甘い球を絶対に逃さないという気迫、積極性でしょう」とエールを送った。

短期決戦を含め、チームの最前線に立って経験を貯め込んだ若武者。あとは一気に飛躍を遂げるだけだ。

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