ロッテドラフト5位の東海大相模・西川僚祐外野手(18)が契約金3000万円、年俸500万円で契約合意した。
「本塁打を打てて打率も残せる打者になりたい」と夢を描いた。名門で130メートル超弾も放ってきたチーム待望の右スラッガーは「飛距離はまだ伸びると思います」と自信。球団もいまだ実現していない「日本人のZOZOマリン場外弾」に期待している。(金額は推定)
ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18=明石商)に、早くも大役が舞い込む!?故郷の兵庫・丹波篠山(たんばささやま)市が、プロに羽ばたいた最速151キロ右腕に「丹波篠山ふるさと大使」への就任を要請する見込みとなった。
同市の酒井隆明市長(66)はリップサービスではなく、かなり本気で願っている。「中森君にふるさと大使をお願いしたいと思っています」。落語家の桂文珍、お笑いタレントの森田まりこらが務める同大使に、金の卵が仲間入りすることを熱望した。
黒豆やぼたん鍋で知られる山あいの町から、実に51年ぶりのプロ野球選手輩出。酒井市長は「地元の少年野球団、中学校の部活動で育った子。市民からすると自分達の子供のように思っています」と期待を込める。「市内の野球好きの半分以上が阪神ファン」と感じていた市長も、ドラフト後は事あるごとに「これからは市民みんながロッテファンです」と高らかに宣言。盛り上げ策の第1弾として、近く市内9カ所に祝賀横断幕を掲げる予定だ。
ふるさと大使についても今後、球団と中森本人に打診予定。すぐの就任か、将来的な就任か、時期も含めて協議していく。中森は26日のロッテとの契約会見で「恩返しできるよう、中森俊介という名前を使って、丹波篠山市をもっと有名にできたらなと思います」と力強く故郷をPR。立場はどうあれ、風情豊かな“日本遺産のふるさと”を「1年目から15勝したい」という強い思いで、全国区にする。
ロッテのドラフト5位・西川僚祐外野手(18=東海大相模)が28日、千葉市内で入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸500万円(金額はいずれも推定)で契約合意した。
高校時代はコロナ禍で対外試合も少ない状況ながら、通算55本塁打をマークした右の大砲候補だ。「本塁打にもこだわりたいですが、1番は確率を上げたい。本塁打を打てて、打率も残せる打者になりたい」と大きな夢を描いた。
理想は右中間への放物線だ。地元の千葉・船橋市出身。井口監督の引退試合の本塁打もテレビで見ていたという。「逆にもしっかり飛んでいく、そういう技術を聞いてみたいです」と目を輝かせていた。
ロッテからドラフト5位で指名された東海大相模高の西川僚祐外野手(18)=186センチ、98キロ、右投げ右打ち=が28日、千葉市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸500万円で合意した。
地元の千葉県(船橋市)出身で、高校通算55発を放った右の強打者は「日本を代表するようなバッターになりたい」と宣言。その目標を達成するため、現役時代の井口監督のような広角打法の習得をテーマに掲げた。
日米通算295本塁打をマークした指揮官は右方向への長打が特長だった。西川は高校時代、本塁打の約8割が引っ張った打球。井口監督が2017年の引退試合で右中間席へ放った本塁打が印象深いといい「逆方向へ伸びていく打球が理想。メジャーも経験している監督に会って話を聞いてみたい」と声を弾ませた。
ロッテがドラフト5位で指名した神奈川・東海大相模高の西川僚祐外野手(18)=186センチ、98キロ、右投げ右打ち=の入団が28日、決まった。契約金3000万円、年俸500万円で合意した。将来の大砲候補で「本塁打を打てて、打率も残せる打者になりたい」と球団を通じてコメントした。(金額は推定)
ロッテのドラフト5位・西川(東海大相模)にZOZOマリンスタジアム場外弾指令が出た。千葉市内で入団交渉し、契約金3000万円、年俸500万円で合意した大型内野手は「売りはホームラン」と宣言。永野吉成プロ・アマスカウト部長は「マリンで日本人初の場外ホームランを狙える」と期待した。
地元・千葉出身で高校通算55本塁打の右のスラッガー。東海大相模の先輩・日本ハムの大田に憧れ「(大田)泰示さんの高校65発が目標だった」と明かした。コロナ禍で試合数が減って本数は届かなかったものの、保土ケ谷と平塚の両球場で場外弾も放っている。
ZOZOマリンで左翼へ場外弾を放った右打者は03年の西武・カブレラだけ。この時の推定飛距離は160メートルだ。東京湾の海風が逆風。外野席後方には地上約27メートルの壁がそびえ、尋常なパワーでは越えない。だが、西川は可能性を秘める。
中学時代に強豪・佐倉シニアで全国制覇。その打撃が当時、清原和博氏の目に留まった。ネット動画で打撃を見た清原氏が「スイングの速さ。そして僕が苦労してつかんだ極意みたいなものを彼はさらっとやっていた」と、最短距離でバットを出す能力を絶賛した。
西川は「日本を代表する打者になりたい」ときっぱり。通算525本塁打の大打者が太鼓判を押したバットで、その夢をかなえる。
ソフトバンクの2年連続でのスイープ(4連勝)日本一という結果を受け、今後の議論になりそうなのがセ・リーグのDH制導入という問題。DH制がパのパワー野球の土壌を築いている、という経緯からだ。ただ、私自身は、導入しさえすれば全てが解決する訳ではないと考えている。
大リーグでも、DH制のないナ・リーグの弱さが指摘されることは、ここ数十年でも度々あった。例えば、オールスター戦では97年から09年まで1分けを挟んでアが12連勝。03年からは勝利リーグに本拠地開幕権が与えられただけに、ガチガチの真剣勝負とは言えないまでも、ただのお祭りではない。しかし、ワールドシリーズでは最近20年間でアの制覇が9回なのに対し、ナは11回と上回っている。
メジャーのポストシーズンを勝ち抜くために不可欠なのが、打者を圧倒できるパワーピッチャーの存在だ。01年のダイヤモンドバックスではジョンソンとシリングが、14年のジャイアンツではバムガーナーが、19年のナショナルズではストラスバーグがフル回転し、いずれもワールドシリーズMVPを獲得。今季のドジャースならカーショーの好投がチームを勢いづけ、32年ぶりの世界一につなげた。
逆に、「マネー・ボール」で知られるデータ重視のチームづくりで躍進した、ア・リーグ西地区のアスレチックスは対照的。最近20年間でポストシーズン進出を10度果たしながら、この間ワールドシリーズ進出はなく、9度はワイルドカードゲームか地区シリーズで敗退している。大型契約で絶対的エースを獲得するという方針はなく、自軍で育てたエースを大型契約で引き留めることもしないため、投手陣はど
うしても小粒になりがち。162試合をうまくやりくりできても、短期決戦に弱い。DH制がパワー野球を後押しする一因にはなるかもしれないが、それよりも重要なのは、球界を背負うエースを育てようという各球団の姿勢だろう。制度のみを拙速に導入しても、大きな効果は期待できない。
ロッテのドラフト5位の東海大相模高・西川僚祐外野手(18)が28日、千葉市内のホテルで契約金3000万円、年俸500万円で契約に合意した(金額は推定)。高校通算55本塁打の大砲に、球団からは日本人初となるマリン場外弾の期待をかけられた。
会見に同席した永野プロ・アマスカウト部長から“場外弾指令”が出された。「日本人初のマリンスタジアム場外(本塁打)を夢見て獲得することができた」。身長186センチ、体重98キロの大型スラッガーは緊張した面持ちながら「自分の売りは長打力とホームラン。将来的には日本を代表するバッターになりたい」と目標を掲げた。
高校1年夏の神奈川県大会(サーティーフォー保土ケ谷)で、公式戦初安打が推定120メートルの場外弾という鮮烈デビュー。2年春の県大会(バッティングパレスひらつか)では、本人が「一番飛んだ」と手応えを感じた左翼への推定130メートル場外弾。高校のグラウンドでは、左翼フェンス後方のテニスコート、さらに道路を挟んで奥にあるゴルフ場まで打球を飛ばす推定150メートル弾も放った。
ZOZOマリンで場外弾をマークするには140メートル以上の飛距離が必要。さらに、名物の強風がホーム方向に吹く。過去に日本人打者の場外弾はなく、右打者はカブレラ(当時西武)だけ。だが、数々の場外弾伝説を残してきた西川には夢が期待される。
1年目の目標については「具体的な数字はまだイメージは湧かない。自分にできることをやっていきたい」と控えめだが、練習自粛明けの6月頃から使用しているという木製バットも「慣れてきて、今はボールを怖がらず、思い切り打てる」と手応え十分。日本人初のマリン場外弾へ。若き大砲がプロの舞台に乗り込む。
ロッテ・鳥谷敬内野手(39)が、来季も“現役一本”で臨むことが28日、明らかになった。球団はレジェンドのリーダーシップも高評価しているが、本人の意思を尊重したとみられ、コーチ兼任などではなく、あくまでも戦力として契約を更新する見通しとなった。
鳥谷が、“現役選手”として移籍2年目を迎えることになった。
昨季限りで阪神を退団し、今年3月に1年契約で入団したベテラン。球団はリーダーシップを高評価し、来季の契約を更新する方針を固めていた。河合克美オーナー代行兼球団社長は17日に「本当のレジェンドの選手。チームメートがみんな尊敬している」と絶大な信頼を口にした。
若手らに的確なアドバイスを送り、練習に取り組む姿勢は真摯。そんな鳥谷は選手から慕われており、指導者としての資質も見い出されている。それでも球団はコーチ兼任などではなく、あくまでも戦力として期待。鳥谷にも現役の間はプレーヤーに徹したい、との思いが強いのだろう。球団は本人の意思も尊重したとみられる。
移籍1年目の今季は5度の先発を含む42試合に出場し打率.139。15日のCS敗退後、鳥谷は「自分の役割というか、できることは全力でやりました」としつつ「個人的な成績としては、満足する1年ではなかった」と語った。
2年ぶりに春季キャンプへ参加し“現役一本”で勝負するプロ18年目のシーズン。来年6月で40歳になるレジェンドはナインにプレーをする姿で手本を示し、悲願のリーグ制覇に貢献する。