名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
種市 | 2700 | ▼300 |
佐々木千 | 1570 | ▼400 |
土肥 | 1100 | ▼430 |
永野 | 1000 | △100 |
成田 | 670 | − |
平沢 | 1800 | ▼500 |
江村 | 1100 | ▼100 |
宗接 | 700 | ▼50 |
松田 | 700 | ▼50 |
茶谷 | 600 | △100 |
国内FA権の行使を熟考していたロッテ清田育宏外野手(34)が、権利を行使せずに残留する意向を固めたことが3日、分かった。この日までに球団と交渉を行い、複数年契約で合意したとみられる。
プロ11年目の今季は70試合に出場。シーズン終盤では4番も任されるなど、貴重な右のポイントゲッターとして存在感を見せた。さらなる出場機会を求め、得た権利についてシーズン後に検討を重ねていた。ロッテでの優勝への願い、ともに戦ってきた井口監督への思いから、最終的に残留を選んだようだ。
海外フリーエージェント(FA)権の行使を検討していたロッテ唐川侑己投手(31)が、権利を行使せずに残留することが3日、分かった。シーズン終了後、球団との交渉を続ける中で、複数年などの条件提示を受けたとみられ、この日までに決断した。
松本尚樹球団本部長が、FA権を持つ選手との交渉について「話し合いはずっとしています。みんないい話し合いがきっちりできているのは確かですね」と、好感触を口にしていたとおり、FA申請期限の4日を前に「唐川残留」の朗報を聞くこととなった。
FA権の行使検討は、唐川にとって今後の野球人生と向き合う行為だった。昨年、代理人と契約を結び、こういうケースに備えていた。今季、カットボールを武器に32試合に登板し防御率1.19の好成績を残せたこと。年俸ランクがCランクで、移籍するならば絶好の機会であることなどから、真剣に考えた様子がうかがえる。結果、結論を導き出すのがギリギリになったようだ。
チームでは沢村、松永と救援陣のFA権行使が続いたが、唐川は来季以降もロッテで戦う。4日にも、残留の意思を表明する。
ロッテ種市篤暉投手が「勉強のオフにしたい」と意気込んでいる。300万円減の年俸2700万円で契約更改。(金額は推定)
右肘のトミー・ジョン手術で、来季中に実戦登板に復帰できるかは微妙だ。それだけに「(今まで)考えていない知識が欲しい、勉強したい。12月も色々。1月は1週間くらい勉強しに行きたい」と、学びに貪欲だった。
ロッテ松永昂大投手(32)が3日、国内FA権の申請書類を球団に提出した。代表取材に応じ「権利を得たということで、他チームの評価を聞きたいのが1番です」と話した。実績豊富なサイドスロー左腕は、FA戦線でも気になる存在になりうる。13年の入団1年目から昨季まで7年連続で40試合以上に登板し、ブルペンを支えた。一方、今季は左肘の状態が万全でなく1軍登板は5試合のみ。他球団の編成担当が例年より評価しづらい中での、FA権行使となる。
コロナ禍の試合数減で、出場登録日数が例年の1.3倍で換算されたため、今季中の権利取得に至る結果になった。松永は「それも運命か何かかなという感じです」と独特の言い回しで表現する。「残留するにしても移籍をすることになったとしても、FAをすることで新しい経験ができると思う」。沢村も含め、球団は宣言残留OKの方針を示している。
労働組合・日本プロ野球選手会は3日、大阪市内で定期大会を開き、コロナ禍での課題について協議した。
来季の続投が承認された炭谷銀仁朗選手会会長(33)は「選手の視点からの課題、練習環境や試合の運営方法、遠征中を含めた生活の制限、コロナ特例の運用やメディアによる報道など議論した。来季に生かせる。NPBと早めに協議できる機会をいただきたい」と話した。
新型コロナウイルス感染やその疑いがある選手を登録抹消した際に適用される特例について、濃厚接触者の扱い、移動、登録抹消などについて再検討を求めていく。またシーズンを遂行できたことに球団関係者へ感謝しつつ「今回のコロナで明らかになった野球界の様々なひずみについては、中長期的にしっかり考えていかないといけない」と選手会に相談なく6月19日開幕を決めたことなどに懸念を示した。
05年頃にNPBが開き、近年は形骸化していた構造改革協議会も、観客動員に依存しない収入増を目指し、開催を求めた。
ロッテ永野将司投手(27)が来季契約交渉に臨み、100万円増の年俸1000万円でサインした。
3年目の今季は自己最多13試合に登板した。「1軍で投げ始めて、最初みたいにそんな緊張もなく、いい投球ができはじめたかと思います。感覚を忘れずにいきたいです」と話した。
昨年3月に不安症の一種である「広場恐怖症」であることを公表。今季は自家用車を運転し、いくつかの遠征にも帯同した。「球団が自分のためにやってくれてありがたいので、結果で恩返しできるように頑張りたいです」と誓っていた。(金額は推定)
ロッテの松本尚樹球団本部長(50)が3日、ZOZOマリンで報道陣の代表取材に応じた。
この日、松永昂大投手(32)が国内FA権を行使する意向を表明。同本部長は、これまでに本人と話し合ったことを明かした上で「いい話はできたと思います。FA権は頑張ってとった権利なので、他球団の評価も聞いてみたいという本人の希望もありました。うちは宣言残留も認めているので、他球団の話を聞いて、また話をしようということになりました」と話した。
すでに海外FA権の行使を表明した沢村拓一投手(32)も含め「本人の結論が出るまで待ちます」とのスタンスを示した。
ロッテ平沢大河内野手(22)が来季契約交渉に臨み、500万円減の年俸1800万円でサインした。
5年目の今季は右肘の痛みを抱え、イースタン・リーグでも打率1割4分台と苦しんだ。10月に手術。「もう少し早く(手術)できれば良かったんですけど、今は順調なので、治して、来年いい結果を出せればなと思います」と気持ちを切り替えている。激しくなる遊撃争いには「ライバルはいっぱいいるので負けないようにしたいなと思います」と話した。12月中にスローイング再開の見込みだ。(金額は推定)
ロッテ宗接唯人捕手(26)が来季契約交渉に臨み、50万円減の年俸700万円でサインした。
右肩の故障もあり「(2軍で)途中から試合に出していただいたんですけど、結果は満足できる結果ではなかった」と1年間を振り返った。
打撃が売りで、11月のフェニックス・リーグでは「1番左翼」でスタメン起用されるケースも多かった。「どこを守っても頑張りたいです。2月からアピールして、1軍にずっといられるように」と勝負の5年目に向けて意気込んだ。(金額は推定)
ロッテ茶谷健太内野手(22)が来季契約交渉に臨み、100万円増の年俸600万円でサインした。
出場こそ31試合にとどまったものの、内野手の控えとしてシーズンの大部分を1軍で過ごした。「数字としては全く残せませんでしたが、多くの経験をさせていただきました」と振り返る。
遊撃などの守備は「確実性は上がったのではと思います」と手応えがある。課題は打撃。「球団からも打撃を頑張ってくれ、と言われました」。オフはソフトバンクを退団する内川らの自主トレに参加する予定だ。(金額は推定)
日本プロ野球選手会(ソフトバンク松田宣浩理事長)は、社会貢献情報発信メディア「Player's Plus」を6日にスタートさせると3日、発表した。
選手会は一般社団法人の活動として、独自の野球振興やファンコミュニケーション施策だけでなく、さまざまな社会貢献活動にも取り組んできた。社会貢献情報発信メディア「Player's Plus」は、こうした活動を統合し、可視化する装置として機能させ、すでに米国のプロスポーツチームが多種多様な活動を成功させているように、アスリートによる社会貢献活動の領域を日本で拡大させ、「スポーツと社会の懸け橋」をつくることを目的としている。
同プログラムは、趣旨に共鳴する企業との連携をベースとし、今回の趣旨に賛同した大正製薬株式会社が、スタートにあたってのゴールドパートナーに決定した。
ロッテ成田翔投手(22)が来季契約交渉に臨み、現状維持の年俸670万円でサインした。
プロ5年目の今季はキャンプでサイドスローに取り組んだが「あまりうまくいかなかったので」と、途中でオーバースローに戻した。11月のフェニックスリーグでは再びサイドスローにトライ。「左打者が打ちづらそうな反応だったので、多少手ごたえはありました」と振り返った。
1軍登板は3試合のみで、防御率も18.00と精彩を欠いた。スライダーのさらなる向上を目指しながら「来年は最低でも30試合は投げたい。左打者には絶対打たれたくない気持ちもあるので」と話していた。(金額は推定)
ロッテ種市篤暉投手(22)が来季契約交渉に臨み、1割減の年俸2700万円でサインした。
大きな飛躍が期待された今季は、開幕から約1ヶ月で自身初完封を含む3勝を挙げたが、右肘の違和感で戦線離脱。9月にはトミー・ジョン手術を受けた。
優勝争いやCSもテレビ観戦をしていたといい「自分もいい投球をして注目されたい、そう思いながらリハビリを頑張っていました」と明かした。今オフは退寮せず、復活へ地道に取り組んでいく構えだ。(金額は推定)
ロッテ土肥星也投手(25)が来季契約交渉に臨み、430万円減の年俸1100万円でサインした。
昨年10月に左肘のクリーニング手術を受け、今季は1、2軍とも公式戦登板はなかった。11月のフェニックス・リーグで登板再開した左腕は「オフを挟んで、しっかりトレーニングすれば、来年はしっかり投げられるかなと思います。来年は下がった分以上に上げられるように、活躍したいです」と巻き返しを誓った。(金額は推定)
ロッテ松永昂大投手(32)が3日、国内フリーエージェント(FA)権を行使する書類を球団に提出した。「自分で得た権利なので使いたいなと思いました。他チームの評価を聞きたいのが一番です」と報道陣の代表取材に対応した。
8月8日に出場選手登録日数が7年となり、条件を満たしていた。ロッテについて「素晴らしい仲間とは思いますけど、残留するにしても出て行くにしても、自分の今の立場から新しい経験ができると思う」と来季以降を見すえた。
貴重なリリーフ左腕として、プロ入りから昨季まで7年連続で40試合以上に登板。今季は左肘のコンディション不良もあり、5試合の登板にとどまった。今季推定年俸は7500万円で、獲得球団には人的補償や金銭補償が必要になるBランクとみられる。球団は「宣言残留」を認めており、松永の決断を待つことになる。
ロッテ佐々木千隼投手(26)が来季契約交渉に臨み、約20%減の年俸1570万円でサインした。
今春に肩のコンディション不良が発生し、投球再開は夏場に。1軍昇格後も中継ぎで5試合に登板し、防御率8.31と目立てなかった。16年ドラフト1位右腕も来季は5年目を迎える。「短いイニングでも、先発でも、ロング(リリーフ)でも、何でもやっていきたい。上で本当に活躍したいです」と気を引き締めていた。(金額は推定)
ロッテ松田進内野手(26)が来季契約交渉に臨み、50万円減の700万円でサインした。
今季は2軍でも定位置をつかみきれなかったが、イースタン・リーグの最後10試合は打率4割6分4厘、2本塁打と、3年目を迎える来季への期待を抱かせた。
「ある程度自分の形も見いだせたと思うので、来年は打撃のほうでもアピールしたいなと思います。本当に結果を出さないといけない」と遊撃争いに闘志を燃やしていた。(金額は推定)
ロッテ・松永昂大投手(32)が3日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使すると表明した。行使の期限となる4日を目前に決断した左腕は、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ「権利を得たので、他チームの評価を聞きたいというのが1番」と心境を明かした。
今季は左肘が万全ではなく5試合の登板にとどまったが、救援陣に左投手が少ないロッテにとって貴重な存在。球団は宣言残留を認める方針で、松本球団本部長は「いい話ができている。他球団の話を聞いて、また話をしようとなっている」と残留を願った。
大阪ガスから2012年にドラフト1位で入団。ブルペンを支える貴重なリリーフ左腕として1年目から昨季まで7年連続で40試合以上に登板している。今季年俸は7500万円。人的、金銭の補償が必要になるBランクとみられる。
9月に右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けたロッテ・種市は3日、300万円減の年俸2700万円で更改。「きっちり治して、再来年に大幅アップできるように頑張ってくれという話だった。今は投げられない分、勉強のオフにする」と話した。4年目の今季は先発ローテの一角を任ったが、8月に離脱。3勝2敗、防御率3.47だった。
労働組合・日本プロ野球選手会の定期大会が3日、大阪市内で開かれ、新型コロナウイルス禍の中でのプロ野球興行の在り方を議論するため、構造改革協議会の開催を日本野球機構(NPB)に提案することを決めた。
構造改革協議会は2004年の球界再編問題の際に設置され、ドラフト制度改革などが議論された。選手会の森忠仁事務局長は記者会見で「今まで収入を観客動員に頼ってきたところがある。どうやって収入を上げるかを一緒に考えていければ」と述べた。
炭谷銀仁朗会長(巨人)は続投が決まった。今季取り組んだ闘病中の子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援では、安打数など成績に応じた寄付の総額が1085万9000円になったと発表した。
ロッテ・平沢大河内野手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、500万円減の年俸1800万円でサインした。
「ケガもあって思うようにいかなかったが、収穫もあった。今年の悔しい思いを来年にぶつけられればなと思います」。
プロ5年目の今季は春先から肘の痛みに悩まされ、10月に右肘骨棘切除および遊離軟骨除去手術を受けた。1軍出場はなく、2軍で出場56試合、打率.142、1本塁打、10打点だった。
ロッテ・種市篤暉投手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、300万円減の2700万円(推定)でサインした。
「(右肘の)手術の話をして来年きっちり治して、再来年大幅アップできるように頑張ってくれという話でした」。
3年目の今季は、開幕から先発ローテーションの一角を任されたが、8月に右肘の違和感でチームを離脱。その後9月に右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。今季成績は3勝2敗、防御率3.47。
来年1月後半にはキャッチボールを再開予定だが、復帰は早くても来季終盤になる見込み。
一般社団法人・日本プロ野球選手会(松田宣浩理事長=ソフトバンク)は3日、大阪市内で通常総会を開き、社会貢献情報発信メディア「プレーヤーズプラス」を6日にスタートさせ、大正製薬株式会社がゴールドパートナーに決定したと発表した。
選手による社会貢献活動を可視化する装置として機能させ、「スポーツと社会の架け橋」をつくることが目的。
また、病気の子供達とその家族の滞在施設を支援する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への選手からの寄付総額が、今季は1085万9000円に達したことが報告された。
労働組合・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)は3日、大阪市内で定期大会を開催。日本野球機構(NPB)に対して、改めて「構造改革協議会」の開催を提案することを決めた。
同協議会は2004年の球界再編騒動の後、選手会とNPBが球界の諸問題を話し合う場として立ち上げられたが、ここ数年開催されていない。森忠仁事務局長は「観客動員に頼っている収入をどうやって上げるかなどを、一緒に考えていきたい」と語った。
コロナ禍の中で開催された今シーズンについて、炭谷会長は「球団によって開幕前の自主練習に差が出たことが反省点」とし、「練習のための場所や時間を十分に確保できた球団と、できなかった球団がある」と指摘した。試合が開催できたことに対して12球団側に感謝する一方、開幕日やルール変更について事前に相談がなく、12球団側で決定した後に伝えられたことに不満を示した。
既に始まっている契約更改交渉では、選手への査定方法の説明が不十分だった中日に対し、抗議文を出した。森事務局長は「(球団には)選手と十分にコミュニケーションをとって欲しいと話をしている。他球団でも実行されなければ、同じような対応をしていかなければならない」との見識を示した。
ロッテの松永昂大投手(32)が3日、国内フリーエージェント(FA)権を行使する書類を球団に提出した。
松永は「(FA権を)取得してその権利を得たので、他チームの評価を聞きたいというのが1番です」と理由を説明。今後は残留も含め、他チームと交渉していく姿勢を明らかにした。
松永はブルペン陣を支えるリリーフ左腕として昨季まで7年連続で40試合以上に登板したが、今季は5試合の登板にとどまった。
ロッテの松永昂大投手(32)が3日、今季取得した国内FA権の行使を表明した。千葉市内の球団事務所に申請書を提出し「他チームの評価を聞きたいというのが1番。自分で得た権利なのでそれを使いたいと思った」と心境を明かした。
12年に大阪ガスからドラフト1位で入団し、1年目から7年連続で40試合以上に登板。18年は最多の60試合に投げるなど左の中継ぎエースとしてチームを支え続けた。昨季終盤に発症した左肘炎症の影響でキャンプは2軍スタートするなど、今季は5試合の登板に終わった。今季は年俸7500万円で人的補償が必要になるBランクであることもネックとなるが、実績のある左腕は貴重な存在だ。なお、ロッテは宣言残留を認めている。
労働組合・日本プロ野球選手会は3日、大阪市内で定期大会を開き、日本野球機構(NPB)に対し「構造改革協議会」の再開を求めることを決議した。新型コロナウイルスの影響で球団の収入が減り、今後のプロ野球の在り方を議論することが目的となる。
「コロナの状況での試合の形式、見せ方など。収入を観客動員に頼っていたので、どう上げるかを一緒に考えていければ」と選手会の森忠仁事務局長。構造改革協議会は04年の球界再編問題の際に設置され、数年にわたり労使間でドラフト制度改革などが議論されてきた。この日はコロナ禍でのシーズンを終え、選手の視点から課題などをまとめた。続投が決まった炭谷銀仁朗会長(巨人)は「来季に生かせる部分もある。NPBと早めに協議できる機会を頂きたい」と話した。
また11月末には中日の契約更改交渉において、説明が不十分であることなどについて抗議文を出した。森事務局長は「しっかりコミュニケーションを取ってやって欲しい。実行されない場合は同じような対応をしないといけない」と指摘した。
選手会は、今季から取り組んだ闘病中の子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援に28選手が参加し、支援総額が1085万9000円だったと発表した。参加選手は1安打につき1万円など支援内容を自ら決め、成績に応じて寄付した。今後も野球振興と社会貢献活動を拡大させるため、6日に情報発信メディア「Player's Plus」(支援・大正製薬)を立ち上げることも発表した。
18年に海外FA権を取得していたロッテの唐川侑己投手(31)が権利を行使せず、残留することが3日、分かった。
今季は中継ぎとして32試合に登板し、防御率1.19と抜群の安定感を発揮。守護神・益田につなぐ存在として沢村、ハーマンらと勝ちパターンの継投を担った。今季年俸は6200万円。獲得を望む球団にとっては人的補償が発生しないCランクであることも魅力で、FA宣言するか否かが注目されていた。
ロッテ・平沢大河内野手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み500万円減の年俸1800万円でサインした。
「ケガもあって思うようにいかなかったが収穫はあった。悔しい思いを来季にぶつけたい」。
今年10月15日に「痛みで打撃にも力が入らなかった」と右肘骨棘切除・遊離軟骨除去術を受けた。その影響もあり、5年目で初めて1軍出場はなし。2軍でも56試合で1本塁打、打率も1割台だった。「まだ痛みはあるが、リハビリは順調」と、現在ではスイングは5割程度ながらティー打撃も行っている。年内にはスローイングも再開する予定だ。
来季はドラフト3位で国学院大・小川が新加入し、内野争いは激化。「同学年の(福田)光輝とか、(佐藤)都志也も出ていたし、茶谷もずっと1軍にいた。悔しい思いもあったし、ライバルは多いので負けていられない」と、来季は1軍復帰と定位置穫りを狙う。
ロッテ・松永が国内FA権を行使したことについて、松本尚樹球団本部長は「松永とはいい話できたと思うが、頑張って取った権利。他球団の評価も聞いてみたいという本人の希望もありましたんで、ウチとしては宣言残留を認めている」と、宣言イコール移籍ではないと強調した。長い間チームのブルペンを支えてきた功労者だけに「FAはお祝い事なんで、他球団と話を聞いて、また話しましょうという話です」と、残留交渉は続けると明言した。
また沢村、唐川ら他のFA権利取得者についても「全員と話している。明日(申請書の提出)期限だけど、いい話出来ている」と話した。
ロッテの永野将司投手(27)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、100万円増の年俸1000万円でサインした。
今季は自己最多の13試合に登板。イースタン・リーグでは14試合に登板して無失点だったが「下ではいい投球ができたが、1軍では四球が目立った。いい打者は多いがファームと同じように投げられないと駄目」と課題を口にした。(金額は推定)
ロッテの茶谷健太内野手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、100万円増の年俸600万円でサインした。
今季は8月7日のオリックス戦(京セラドーム)で、ソフトバンク時代の17年以来3年ぶりとなる安打も記録。主に守備固めながら自己最多の31試合の出場を果たした。「1年間ほぼ1軍にいさせていただいて貴重な経験が出来たので生かしたい。守備に関しては確実性が上がったと思う」と、課題の打撃力アップでさらなる飛躍を目指す。(金額は推定)
労働組合・日本プロ野球選手会は3日、大阪市内のホテルで定期大会を開催した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、今季はシーズンが大幅に短縮されるなど異例な形での1年となった。
それを受けて定期大会では、練習環境や試合の運営方法など、選手視点での課題を出し合って議論、総括した。
炭谷選手会長(巨人)は「様々なひずみもあった。中長期的にしっかり考えていかないといけない」と話した。
また、選手会では改めて「構造改革協議会」の開催をNPB側に提案することも決めた。ポストコロナの時代に向けて、森忠仁事務局長は「球界が全体的にどうやって収入を上げるか。一緒に考えていきたい」と話した。
ロッテの宗接唯人捕手(26)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、50万円減の年俸700万円でサインした。
今季は右肩痛で出遅れ、イースタン・リーグでも48試合で2本塁打、打率.234の成績に終わった。「どこを守るというこだわりはない。出してもらえればいい」と、打撃力を生かすため、捕手以外のポジションにも挑戦。「スタートからアピールして、1軍にいることが目標」と、新たな気持ちで来季に臨む。
ロッテの5年目左腕・成田翔投手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の年俸670万円でサインした。
「ケガなく1年間投げられたことは中継ぎとして全う出来たと思う」。
今季は中継ぎで1軍3試合に登板した。イースタン・リーグでは31試合に登板し、防御率は4点台ながら安定感は増している。来季こそ1軍定着が期待される。
ロッテのロッテ・種市篤暉投手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改を行い、300万円減の年俸2700万円でサインした。
「手術の話をメインに話した。球団からは来年きっちり直して、再来年大幅アップとなるように頑張ってくれ、と言われた」と明かした。
今季7試合の先発で3勝2敗、防御率3.47をマークしたが、9月に右肘内側側副靱帯の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。
チームのCS・ソフトバンク戦はトレーニングしながら観戦。「何とも言えない気持ちだったが、ここで自分も投げたい」と思いを強くした。
スローイング練習は来年1月中旬に再開する見込み。今オフに退寮する予定だったが、「移動の時間ももったいない」と環境を変えずに当面はリハビリに集中。早ければ来年シーズン中の復帰も視野に復活を目指す。
ロッテ・松永昂大投手(32)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使し、他球団との交渉を行うことを表明した。
「本日申請書を提出しました。自分で得た権利なので使いたい」。
大阪ガスから12年ドラフト1位で入団すると、1年目から7年連続40試合以上の登板。18年は最多60試合に投げ、チームのブルペンを支え続けたが、19年シーズン終盤に発症した左肘炎症の影響で今年のキャンプは2軍スタート。状態は万全には戻らずに今季は5試合の登板に終わった。
「ロッテは素晴らしい仲間がいるが、新しい経験が出来る。(移籍条件は)求められていること」と、リーグにこだわらず移籍チームを模索していく構えだ。
ロッテの佐々木千隼投手(26)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改を行い、400万円減の1570万円でサインした。
「春先にケガして、コロナ禍で思うようなリハビリも出来なかった。毎年どこかコンディション不良が出ている。1年間万全な状態で、来年5年目なので何とか期待に応えたい」。
右肘、右肩などケガに悩まされ、今季は1軍で5試合4回1/3の登板で、防御率8.31。18年に右肘を手術した影響も残っており、今季は中継ぎでの起用となったが「とにかく上(1軍)で活躍したい。投げられるところで精一杯投げたい」と、役割にはこだわらずに1軍定着を目指す。
ロッテの松田進内野手(26)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改を行い、50万円減の700万円でサインした。
「1軍の戦力になれず悔しい思いをした。社会人出身なので3年目は覚悟を持ってやらなければいけない」。
遊撃の定位置獲りを狙う松田は社会人・Hondaから18年ドラフト2位で入団。2年目の今季は1軍出場機会がなかったが、イースタン・リーグでは62試合に出場して打率.264、3本塁打だった。
ロッテの10年目、江村直也捕手(28)が千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、100万円減の年俸1100万円でサインした。「5分でサインした。こんな成績ですから。いい言葉もいただきましたし、納得してサインしました。チャンスをいただいても僕がしょうもないケガでチームに貢献出来なかった」。
今季は腰痛の影響や、5年目の柿沼、ドラフト2位で新加入した佐藤都志也の台頭もあり、出場は1軍デビューした13年以来、最少の5試合に止まった。
江村は「もう若い訳ではない。1年1年が勝負になる。結果にこだわってやっていきたい」と来季の巻き返しを誓った。
ロッテの松永昂大投手(32)が3日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを正式に表明した。ZOZOマリンで取材に応じた左腕は「他チームの評価を聞きたいというのが1番です。(移籍条件は)求められていること」と説明した。
昨季発症した左肘炎症の影響で今季は登板5試合にとどまった。左肘が万全でなく、8月上旬に抹消されたが2軍では計8試合で1敗1セーブ、防御率4.50の成績を残した。変則フォームから力強い球を投げ込むのが魅力の経験豊富な左のセットアッパーは「ロッテは素晴らしい仲間がいるけど、残留するにしても出て行くにしても自分の今の立場から新しい経験ができると思う」と残留も視野に入れていることを明かした。
球団は宣言残留を認めており、松本球団本部長も「松永といい話し合いはできている」と説明し、本人の決断を待つ方針だ。
労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)は3日、大阪市で定期大会を開き、コロナ禍の中で行われた今季を総括し、問題点を議論した。日程やルール変更について決定後に報告を受けた事実を挙げ、同会長は「課題を来季に生かすため早めにNPBと協議できる機会が欲しい」と話した。
総括では、選手から開幕前の練習環境が球団ごとに異なった点を問題視する声が挙がった。感染者や濃厚接触者などが出た際に出場選手登録の入れ替えを柔軟に行えるよう定めた「特例2020」については、球団側に細部の再検討を求める方針を示した。
選手会の森事務局長は改めて、NPBに「構造改革協議会」の開催を提案する考えを表明。構造改革協議会はドラフト制度など球界の改革案を協議するため、04年の球界再編に際して設置されたが、近年は行われていない。同事務局長は「観客動員に頼ってきた収入を今後どう上げていくかを(球団側と)一緒に考えていけたら」と説明した。
FA権の行使を検討していたロッテの清田育宏外野手(34)と唐川侑己投手(31)がともに残留を決めたことが3日、分かった。
清田はプロ11年目の今季、海外FA権を取得した。70試合に出場して7本塁打、打率2割7分8厘。規定打席未到達ながらも、長打率4割6分7厘はマーティン(4割8分5厘)に次ぐチーム2位。シーズン終盤には4番を任された。チームを盛り上げる存在で後輩からの信頼も厚い。清田もロッテ愛は強く、球団の残留要請に応えて決断したとみられる。
唐川は18年に海外FA権を取得。プロ13年目の今季は32試合に登板して1勝1敗14ホールド、防御率1.19。セットアッパーとして、チームのCS進出の原動力になった。唐川に対しても、球団は残留を熱望していた。松永のほか、勝ちパターンを担った沢村が海外FA権の行使を表明したが、2人の残留はチームにとって朗報だ。
ロッテの平沢大河内野手(22)が3日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、700万円ダウンの1800万円でサインした(金額は推定)。
2015年のドラフト1位で入団した期待の内野手だが、昨季から抱えていた右肘痛の影響で今春のキャンプは2軍スタート。シーズン中も右肘の痛みに悩まされ、不振が続き10月15日に右肘のクリーニング手術を受けた。今季は自身のキャリアで初めて1軍出場なしに終わった。「もう少しはやくできればよかったですけど」と胸の内を明かしたが、「今は順調なのでまあそれを治して来年良い結果を出せれば」と前向き。約2週間後にはスローイングが可能になる。
来季は大学NO.1遊撃手の呼び声高い、ドラ3・小川龍成=国学院大=も入団する。「新人だと注目もされますし、ライバルもいっぱいいるので負けないように頑張りたい」と平沢。まずは右肘の完治に取り組んだ上で、レギュラー争いへと闘志を燃やした。
ロッテの成田翔投手(22)が3日、千葉市内の球団事務所で契約更改に望み、現状維持の670万円でサインした(金額は推定)。
「去年も今年もケガなく1年間投げられたことは中継ぎとして(役割を)全うできたと思うので、それを継続して来年も1年間投げきれるように」。今季は中継ぎで3試合に登板。ファームでは31試合に登板し1勝1敗、防御率4.29だったが、11月中に行われたみやざきフェニックスリーグでも安定感をアピールした。
昨年のフェニックスリーグからサイドスローに転向したがうまくいかず自粛期間中に本来の上手投げへ変更。「自分のなかであいまいな部分があったので、もう1度挑戦したいという気持ちと、左のバッターには絶対打たれたくない気持ちがあった」と今季のフェニックスリーグからサイドに再転向した。来春のキャンプも新たなサイドスローでスタートを切る。「今年は3試合しか投げられなかったので最低でも1軍で30試合は投げたい」と成田。6年目となる来季は1軍定着を狙う。
ロッテの松永昂大投手(32)が3日、ZOZOマリンで取材に応じ、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを正式に表明した。
「本日、FAの申請書を提出させていただきました。まずは取得したので、その権利を得たと言うことは、他チームの評価を聞きたいというのが1番です」と説明した。松永は昨季発症した左肘炎症の影響で今年のキャンプは2軍スタート。7月下旬に昇格し、5試合に登板して3ホールド、防御率0.00だったが、左肘が万全でなく、8月上旬に抹消。だが、回復して2軍では2軍では計8試合で1敗1セーブ、防御率0.00だった。
大阪ガスから12年のドラフト1位で入団し、1年目から58試合に登板。変則フォームから力強い球を投げ込み、通算359試合で16勝15敗1セーブ、135ホールドをマーク。経験豊富な左のリリーフとしてチームにとっては貴重な存在だ。球団側は宣言残留も認め、本人の決断を待つ方針だ。
ロッテの松永昂大投手(32)が3日、今季取得した国内FA権を行使すると表明した。ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ「自分で得た権利なので、それを使いたいと思った。他チームの評価を聞きたいというのが1番」と話した。
香川・高松商高から関西国際大、大阪ガスを経て2013年にドラフト1位で入団。昨季まで7年連続で40試合以上に登板した。今季は左肘が万全ではなく、5試合の登板にとどまった。通算成績は359試合で16勝15敗1セーブ、防御率2.91。
労働組合日本プロ野球選手会は3日、大阪市内のホテルで定期大会を開催し、NPBに対して来季に向けた早期の協議を求めることを決議した。
大会では主に新型コロナウイルスの感染拡大下でのシーズンについて議論。練習環境や試合の運営方法などについて意見が交わされ、炭谷選手会会長(巨人)は「来季に生かせるものもある。NPBと早めに協議できる機会をいただきたい」と話した。
さらに「(コロナ禍で)明らかになった野球界のひずみは将来に向けて中長期的にやっていかないと」と球界の現状を変えていく必要性を言及。選手会として改めて「構造改革協議会」の開催をNPB側に提案することも決めた。また、役員の改選も行われ、炭谷会長や菅野副会長(巨人)らが再任された。
ロッテの契約更改交渉が3日、ZOZOマリンスタジアムで始まり、プロ初完封を含む3勝を挙げた種市は、300万円減の年俸2700万円でサインした。9月に右肘内側側副靱帯の再建手術を受けた。来季中の実戦復帰を視野に入れており「今は投げられない分、勉強のオフにする」と話した。
平沢は今季の1軍出場がなく、10月に右肘を手術した。500万円減の1800万円。佐々木千は5試合で防御率8.31と振るわず、400万円減の1570万円。
土肥は今季1軍登板がなく、430万円減の1100万円で更改。永野は、13試合に登板して100万円増の1千万円だった。(金額は推定)
労働組合・日本プロ野球選手会は3日、大阪市内のホテルで定期大会を開催した。
大会では主に新型コロナウイルスの感染拡大下で行われたシーズンについて議論。練習環境や試合の運営方法、遠征中を含む生活の制限などについて意見が出たといい、炭谷選手会長(巨人)は「個別の課題については来季に生かせるものもある。NPB側と早めに協議できる機会をいただきたい」と話した。
さらに、炭谷会長は「明らかになった野球界のひずみは将来に向けて中長期的にやっていかないといけないということ」と球界の現状を変えていく必要性に言及。選手会として「構造改革協議会」の開催をNPB側に提案することも決めた。また、役員の改選も行われ、炭谷選手会長が再任された。
ロッテの松永昂大投手(32)が3日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使すると表明した。ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ「自分で得た権利なので、それを使いたいと思った。他チームの評価を聞きたいというのが1番」と話した。
香川・高松商高から関西国際大、大阪ガスを経て2013年にドラフト1位で入団。昨季まで7年連続で40試合以上に登板した。今季は左肘が万全ではなく、5試合の登板にとどまった。通算成績は359試合で16勝15敗1セーブ、防御率2.91。