12月9日12月9日ロッテは9日、来季の残留交渉を続けている沢村拓一投手（32）に背番号「14」を打診していることを明らかにした。現在の「57」をドラフト3位小川龍成内野手（22＝国学院大）がつけることが発表され、同時に異例の発表となった。
9月の途中入団時に空き番号から57に決定。その後、チームをCSに導く活躍を見せ、球団も今オフの背番号若返りをシーズン中から前向きに検討していた。
巨人時代に14番はつけられなかった。故沢村栄治氏の永久欠番。「沢村さんを1つ超えるという意味で」との球団の期待を受けての15番だった。ロッテの14番は大谷がつけていたが、今オフの戦力外で空き番号になっていた。沢村は海外フリーエージェント（FA）権を行使しているが、球団は今後の交渉に全力を注ぐ方針。来季残留となればロッテで「背番号14の沢村」が実現することになる。
ロッテのドラフト2位中森俊介投手の育成方針について、井口資仁監督が言及した。本人は来季15勝の目標を貫くが、球団には昨秋1位の佐々木朗をはじめ高卒新人はゆっくり育てる方針もある。
指揮官は中森を「高校時代も投げ込んできている投手。去年の朗希とはまたちょっと違うタイプ」とし、状態を見ながらの早期起用の可能性にも「ゼロではないし、しっかり育てたい思いもある」と含みを持たせた。
ロッテの新入団選手発表会が9日、さいたま市内で行われた。プロ生活で楽しみなことを問われると、ドラフト1位の鈴木昭汰投手（22＝法大）は「ヒーローになって、ライトスタンドの皆さんと“ウィーアー”をやりたい」、同2位の中森俊介投手（18＝明石商）は「レベルの高い方々とお話しすることが楽しみです」など思い思いに話した。
会見に出席した井口資仁監督（46）は「思いを持ち続けて欲しい。自分も入団した時は多分大きいことを言ったと思うんですけど、思いを持ち続けたからこそ」と日米で活躍した現役時代を振り返り、プロ1年生たちにエールを送った。
ロッテの新入団選手発表会が9日、さいたま市内で行われた。
会見後、ZOZOマリンの名物場内アナウンス担当の谷保恵美さんが「最後に新人選手の皆様にご案内があります」といつもの名調子で話し始めた。
「皆さんの大好きなロッテのパイの実ですが、美味しさの秘訣をご存じでしょうか？実はパイ生地を64層にも重ね合わせて焼き上げられています。驚きましたか？64層が美味しさの深みとサクサク感を作り上げているんですね。ぜひこれから皆さんの活躍で、千葉ロッテマリーンズをパイの実のように層の厚いチームにしていってください」。
恒例のロッテ工場見学が今年は行われず、ファンの間でも話題の「パイの実64層」の伝統が途切れるかと危ぶまれていたが、無事に“研修”は行われた。
ドラフト1位の鈴木昭汰投手（22＝法大）は「生産過程は残念ながら見学をすることができませんでしたが、パイの実が64層からなっていることを教えてもらい、とても驚きましたし感銘を受けました。今までは、ただ美味しいとしか思っていませんでしたが、美味しいと世間まで評価されるようになるまでには深い過程があるのだと思いました。自分も夢に掲げている最多勝を達成できるように、まずは1つ1つ白星を重ねていきたいと思いました」と話していた。
ロッテの新入団選手発表会が9日、さいたま市内で行われた。
新たな背番号のユニホームを袖を通した9選手に「これまでの野球人生を象徴する数字はいくつですか？」と尋ねた。思い思いに数字を挙げた。
ドラフト1位・鈴木昭汰投手（22＝法大）は「21」を挙げた。
「大学4年間でつけてきた番号ですし、尊敬する左投手の和田さんも21番をつけているので、ずっと目標にしてきました」。
少し緊張しながらも、自慢の直球のように力強く真っ直ぐ言い切った。
同2位・中森俊介投手（18＝明石商）は「1」を挙げた。
「これまで1番をつけてきた機会が多かったのと、高校時代に打った本塁打数も甲子園の1本だけだったからです」。
アクションもつけながら緩急を入れ、さすがのマウンドさばきだった。
同3位・小川龍成内野手（22＝国学院大）も「1」を挙げた。
「野球の数字とはあまり関係ないですが、1番を挙げさせていただきました。性格的に負けず嫌いで、1番をとりたいという気持ちが強いので」。
90度に視線を配り、アナウンサーのように明るい目で話すのが印象的だった。
同4位・河村説人投手（23＝星槎道都大）は「18」を挙げた。
「ドラフト指名された年も18番をつけてプレーしていましたし、プロ野球は18番がエースという印象があるので、チームに入ったからには1番の投手になりたいということで」。
色々な質問にも慌てず、動じず、ウイットも入れながら自分の世界観を表現していた。
同5位・西川僚祐外野手（18＝東海大相模）は「55」を挙げた。
「高校通算本塁打数が55ですし、やっぱりホームランバッターといったら55のイメージが強いからです」。
持ち前の強烈なスイングのように、迷いなくスパッと第一声が飛んできた。
育成ドラフト1位・谷川唯人捕手（18＝立正大淞南）は「2」を挙げた。
「中学、高校と背番号2番で、このチームで1ケタをとれるように頑張っていきたいです」。
しっかりと前を見て、強い意志がこもった言葉が多かった。
同2位・小沼健太投手（22＝BCリーグ茨城）は「4」を挙げた。
「独立リーグに4年間いたからです。独立リーグにいなければここにいないと思っているので、自分を象徴する番号だと思います」。
河村投手同様、自分をしっかり表現するシーンが多く、熱さを感じた。
同3位・山本大斗外野手（18＝開星）は「9」を挙げた。
「野球を始めたときに、初めてつけた背番号が9番だったので、印象に残っています」。
緊張しながらも場を楽しんでいる様子があり、どことなく大物感が漂った。
同4位・佐藤奨真投手（22＝専大）は「130」を挙げた。
「周りがここ最近150キロを投げる投手ばかりの中で、自分は平均130キロ台で抑えてきて、遅くても抑えられることを証明したいからです」。
全ての質疑に個性を出しながら、言葉も詰まらず、回転の良さに驚かされた。
ロッテは9日、新人9選手の背番号を発表した。
背番号は以下の通り。
ロッテは9日、来季の残留交渉を続けている沢村拓一投手（32）に対し、背番号「14」を打診していることを発表した。
沢村は今季途中にトレードで加入し、背番号57でプレーした。シーズン後、海外フリーエージェント（FA）権の行使を表明し、公示されている。
ロッテの新入団選手発表会が9日、午後2時から行われる。球団公式YouTubeなどで生配信される予定。
発表会では、ドラフト1位の法大・鈴木昭汰投手（22）らがファンからの質問にも回答する予定。球団は8日正午まで質問を募集し、906件の応募があったことを発表した。球団広報室は「今年は残念ながらファン参加型の新入団選手発表会を行えず、例年と比べると大幅にスケジュールを短縮して新入団選手の行事を実施させていただいています。今回、たくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました。マスコミの方が質問をしないような面白い質問も多数あり、選手達がどのように答えるのか今から楽しみにしています」とコメントを寄せた。
ロッテの新入団9選手の入団会見が9日行われ、会見終了後に場内アナウンス担当の谷保さんからロッテの人気商品「パイの実」の実体が明かされると、新人選手から驚きの声が上がった。
ロッテは9日、さいたま市内のロッテ本社施設で育成4人を含む新入団9選手の入団記者会見を行った。
ドラフト2位で入団する中森は「1年目から15勝し、チームを日本一に導きたい」と大きな目標を掲げた。兵庫・明石商高2年時には甲子園大会で春夏連続のベスト4入りに貢献。直球の最速は150キロを超えており「プロの舞台で160キロを出したい」と意気込んだ。
1年先輩の佐々木朗とともに、将来のチームを背負うことが期待される。井口監督は「高校時代も投げ込んできている投手。1年目でどれだけいけるか判断したい」と話した。
ロッテは9日、海外フリーエージェント（FA）権を行使して米大リーグ移籍を目指している沢村拓一投手（32）に、来季残留する場合には背番号「14」を打診していると発表した。今季巨人から加入して背負った57番は、ドラフト3位で入団する小川龍成内野手（22）が着ける。
沢村は巨人では15番を背負っていた。巨人の14番は故沢村栄治氏の功績をたたえて、永久欠番となっている。
ロッテは9日、さいたま市内のロッテ本社施設で育成4人を含む新入団9選手の入団記者会見を行った。ドラフト1位の鈴木昭汰投手は「夢は最多勝。持ち味である強気の投球を見せていきたい」と抱負を語った。新入団選手は次の通り。
ロッテは9日、この日14時から行われる「2020年新入団選手発表会」を前にファンから新人選手への質問を募集したところ前日8日の締め切りまでに、900件を超える質問が寄せられたと発表した。
この日の発表会の中で、選ばれた質問に新人選手が回答する。
同発表会はインターネット動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」、「イレブンスポーツ」、球団公式YouTubeチャンネルで14時から生配信される。
球団広報は「今年は残念ながらファン参加型の新入団選手発表会を行えず例年と比べると大幅にスケジュールを短縮して新入団選手の行事を実施させていただいています。今回、沢山のご応募をいただき、本当にありがとうございました。マスコミの方が質問をしないような面白い質問も多数あり選手達がどのように答えるのか今から楽しみにしています」とコメントした。
ロッテが来季から今岡真訪2軍監督（46）を1軍ヘッドコーチ、1軍の鳥越裕介ヘッド兼内野守備コーチ（49）を2軍監督に配置転換する方針であることが9日、分かった。
元オリックス監督の森脇浩司氏（60）を1軍内野守備走塁コーチとして招聘することがすでに決定しており、今岡2軍監督はヘッドコーチとして同学年の井口監督をサポートする。
ロッテは9日、「新入団選手発表会」をさいたま市内のロッテ本社施設で実施。ドラフト2位・中森（明石商）は「かなえたい夢」として「160キロ！！」をボードに記し、「1年目から15勝し、日本一に導けるように頑張ります」と宣言した。
夢は大きくていい。151キロ右腕の言葉に井口監督も「来季は（佐々木）朗希もしっかりと投げると思う。いい刺激になる」と目を細める。昨年ドラフト1位で最速163キロを誇る佐々木朗は体力強化に専念し、1年目の今季は実戦登板なし。中森も同じ高卒ルーキーだが、指揮官は「高校時代から投げ込んでいるので昨年の朗希とは違う。キャンプでどれくらい体ができるか判断していきたい」とし、2年目を迎える「令和の怪物」のライバルになると期待した。
高卒1年目の15勝なら99年の西武・松坂以来となる。ZOZOマリンから車で20分の距離に東京ディズニーランドがあり、会見では「修学旅行ではインフルエンザになって行けなかった。死ぬまでに行きたい」と冗談も飛ばした中森。マウンド度胸も良さそうだ。
ロッテは9日、「新入団選手発表会」をさいたま市内のロッテ本社施設で実施した。
球団は新入団選手の背番号が決定したことに伴い、海外FA権を行使してメジャー挑戦も視野に入れる沢村に「14」を打診していることも発表。今季途中に巨人からトレード加入してつけていた「57」はドラフト3位の小川（国学院大）が背負う。チームでは小宮山（現早大監督）らが背負ったエース級の番号だが、古巣の巨人では同姓で伝説の投手である沢村栄治の永久欠番。来季去就について現時点で沢村は「まだ報告することはない」と話しているが、残留を熱望する球団にとっては沢村が侍ジャパンでも背負った番号の提示は誠意の1つだ。
ロッテは新人9選手がさいたま市内にて新入団会見を行い、会見後に司会で場内アナウンス担当30年目のシーズンを終えた谷保恵美さんからロッテの人気商品「パイの実」に関して次のような紹介が送られた。
「最後に新人選手の皆様にご案内があります。皆さんの大好きなロッテのパイの実ですが、美味しさの秘訣をご存知でしょうか？実はパイ生地を64層にも重ね合わせて焼き上げられています。驚きましたか。64層が美味しさの深みとサクサク感を作り上げているんですね。ぜひこれから皆さんの活躍で千葉ロッテマリーンズをパイの実のように層の厚いチームにしていってください！」。
パイの実が64層であることに、選手達も驚きの表情で、ドラフト1位の鈴木は「今年は工場でパイの実の生産過程は残念ながら見学をすることができませんでしたがパイの実が64層から成っていることを教えてもらい、とても驚きましたし感銘を受けました。今までは、ただ美味しいとしか思っていませんでしたが、美味しいと世間まで評価されるようになるまでには深い過程があるのだと思いました。自分も夢に掲げている最多勝を達成できるようにまずは1つ1つ白星を重ねていきたいと思いました」とコメント。また、ドラフト2位の中森は「64層のパイの実、最高です。ボクもまずはストレートで160キロを超える投手を目指したいです」となぜか？パイの実から大きな刺激を受けていた。
ロッテは9日、さいたま市内のロッテ本社施設で新入団会見発表会を行った。ドラフト1位の鈴木（法大）は、背番号35の真新しいユニホームに袖を通し、「持ち味である強気の投球で、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込みを語った。
また、育成4選手を含めた9選手は「かなえたい夢」をボードに記した。
ロッテが9日、ドラフト指名した新入団選手9人の背番号を発表した。
ドラフト1位・鈴木昭汰「35」、同2位・中森俊介「56」、同3位・小川龍成「57」、同4位・河村説人「58」、同5位・西川僚祐「59」、育成1位・谷川唯人「122」、育成2位・小沼健太「121」、育成3位・山本大斗「124」、育成4位・佐藤奨真「129」。なお、沢村拓一投手には、背番号「14」を打診している。
ロッテは9日に開催する2020年新入団選手発表会で、新入団選手への質問をファンから募集したところ906件の応募があったことを発表した。
この日午後2時から開催する発表会の中で質問に回答する予定。新入団選手発表会はファンにも楽しんでもらえるように、インターネット動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」、「イレブンスポーツ」、球団公式YouTubeチャンネルでも生配信する。
球団広報室は「今年は残念ながらファン参加型の新入団選手発表会を行えず例年と比べると大幅にスケジュールを短縮して新入団選手の行事を実施させていただいています。今回、たくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました。マスコミの方が質問をしないような面白い質問も多数あり選手達がどのように答えるのか今から楽しみにしています」とコメントした。
ロッテは9日、海外フリーエージェント（FA）権を行使して米大リーグ移籍を目指している沢村拓一投手（32）に、来季残留する場合は背番号「14」を打診していると発表した。巨人の14番は、戦前のエースである故・沢村栄治氏の功績をたたえて永久欠番となっている。この日はさいたま市内で新入団会見を行い、背番号を発表。沢村の「57」はドラフト3位の小川龍成内野手（22）がつける。
海外FA権の行使を表明している沢村に、ロッテがお金では買えない誠意を見せた。沢村が残留する場合の背番号として「14」を打診。宣言残留も認めており、本人の意思を尊重した上で残留交渉を続けている。
日本球界での「14」は、言わずと知れた沢村栄治氏のトレードマーク。戦前の巨人でエースとして君臨したが、1944年に27歳の若さで戦死した。その功績をたたえ、47年にはプロ野球初の永久欠番となった。沢村は巨人入団時に球団から、同姓の大投手を1つ超えて欲しいという意味を込めて「15」を贈られ、9月のロッテ移籍までつけていた。
2012年に侍ジャパン日本代表に選出された際には「15」が埋まっていたため、空き番号の中から「14」を選んだこともあった。ロッテでは97年に最優秀防御率のタイトルを獲得し、日米通算117勝144敗の小宮山悟氏（55＝現・早大監督）が背負っていた由緒ある番号でもある。
プロ入りから10年。FA権の行使を表明した11月30日には「日米42球団と（交渉が）可能になった。メジャー、宣言残留、日本国内の移籍全て考えられる中で、自分のことを1番必要としてくれる球団で腕を振りたい」と話していた。香月とのトレードで加入した今季は勝利の方程式の一角として、22試合に登板し1セーブ13ホールド、防御率1.71の好成績をマーク。球団側も残留を熱望しており、剛腕の決断に注目が集まる。
ロッテは9日日、さいたま市内で新入団会見を行った。会見終了後には名物場内アナウンス担当の谷保恵美さんがロッテの「パイの実」について、新人選手に紹介した。
「皆さんの大好きなロッテのパイの実ですが、美味しさの秘訣をご存知でしょうか？実はパイ生地を64層にも重ね合わせて焼き上げられています。驚きましたか？64層が美味しさの深みとサクサク感を作り上げているんですね。ぜひこれから皆さんの活躍で千葉ロッテマリーンズをパイの実のように層の厚いチームにしていってください！」。
新人選手恒例のロッテ工場見学は今年は行われず、製造過程を見ることができなかったが、ドラ１・鈴木昭汰投手（22）＝法大＝は「とても驚きましたし感銘を受けました。今までは、ただ美味しいとしか思っていませんでしたが、美味しいと評価されるようになるまでには深い過程があるのだと思いました。自分も夢に掲げている最多勝を達成できるようにまずは1つ1つ白星を重ねていきたいと思いました」、ドラ2・中森俊介投手（18）＝明石商＝は「64層のパイの実、最高です。ボクもまずはストレートで160キロを超える投手を目指したいです」とコメントした。
ロッテは9日、新入団選手の背番号を発表した。背番号は次の通り。
また背番号「57」を付けていた海外FA権を行使した沢村には「14」への変更を打診していることも合わせて発表した。
ロッテは9日、さいたま市内で育成4人を含む新入団9選手の入団記者会見を行った。ドラフト2位・中森俊介投手（18）＝明石商＝は、高校時代に実現しなかったディズニーランドに行く夢を具体的に明かすなど“緩やか”に決意表明。将来のエース候補らしい大物ぶりを発揮した。
晴れ舞台でも、全く動じることはなかった。本拠地がある千葉県の印象を聞かれた中森は「ディズニーランドです」と即答した。
苦い経験？を明かした。高校2年時の修学旅行の場所としてディズニーランドが予定されていた。だが「インフルエンザになってしまい行けてないです」と苦笑い。「死ぬまでに行ってみたいです」と堂々と宣言し、周囲をどよめかせ、そして和ませた。
クリスマスも近い中、1番、欲しいものには生活感があった。「携帯（電話）です」とした上で、その理由は「最近、電池の減りが早い。充電をどれだけしてもなくなってしまう」と明かした。
本業の目標は、どでかい。「（高卒）1年目から15勝。チームを日本一に導けるように」と掲げた。会見に出席した井口監督は「高校時代に投げ込んでいる。（1年目に実戦登板がなかった佐々木）朗希とは違うタイプ」とし、「戦力だと思っている」と期待を口にした。
最速151キロの右腕は160キロをマークする夢を抱く。「小さい時から160キロを投げたい、と思って投手をしてきてプロ野球選手になれた。プロの舞台で160キロを出したい」。将来のエース候補が、力強く第一歩を踏み出した。
ロッテは9日、新人9選手が、さいたま市内にて新入団会見を行い、会見終了後に司会で場内アナウンス担当30年目のシーズンを終えた谷保恵美さんが、新人選手にロッテ「パイの実」に関して紹介した。
谷保さんは、澄み渡る声でルーキーに語りかけた。「皆さんの大好きなロッテのパイの実ですが、美味しさの秘訣をご存じでしょうか？実はパイ生地を64層にも重ね合わせて焼き上げられています。驚きましたか。64層が美味しさの深みとサクサク感を作り上げているんですね。ぜひこれから皆さんの活躍で千葉ロッテマリーンズをパイの実のように層の厚いチームにしていってください！」。
これにドラフト2位・中森俊介投手（明石商）は「64層のパイの実、最高です。ボクもまずはストレートで160キロを超える投手を目指したいです」と力強く誓った。
ロッテは9日、さいたま市内のロッテ本社施設で育成4人を含む新入団9選手の入団記者会見を行った。ドラフト1位の鈴木昭汰投手は「夢は最多勝。持ち味である強気の投球を見せていきたい」と抱負を語った。新入団選手は次の通り。
ロッテは9日、新入団選手の背番号を発表した。ドラフト1位の鈴木昭汰投手（法大）は35。同2位の中森俊介投手（明石商）は56に決まった。
ドラフト指名選手の背番号は以下の通り。（）内は順位。
以下は育成。
ロッテは9日、海外FA宣言し、米大リーグ移籍を目指す沢村拓一投手に来季の背番号として「14」を打診していると発表した。
背番号14は、巨人軍初代のエースとしても有名な伝説の大投手・沢村栄治氏と同じ番号。巨人で背番号14は永久欠番となっている。
ロッテは9日に開催する「2020年新入団選手発表会」での新入団選手への質問をファンからも8日正午まで募集したところ、906件の応募があったと発表した。
9日の14時から開催する2020年新入団選手発表会の中でファンからの質問に回答する予定。新入団選手発表会は、ファンにも楽しんでもらうためにインターネット動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」、「イレブンスポーツ」、球団公式YouTubeチャンネルで生配信する。
ロッテ広報室は「今年は、残念ながらファン参加型の新入団選手発表会を行えず、例年と比べると大幅にスケジュールを短縮して新入団選手の行事を実施させていただいています。今回、たくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました。マスコミの方が質問をしないような面白い質問も多数あり、選手達がどのように答えるのか今から楽しみにしています」とコメントした。
今年は結局、試合で投げることができませんでしたが、シーズン後半まで1軍に帯同させていただき、1軍の雰囲気、流れなどを知ることができたのは大きかったと思います。これで来年、1軍で投げるときに最初から戸惑うことなく、自然と試合に入っていけると思います。
今年は自分と向き合う時間もあり、自分に何が足りないのか、どうしたいのか、どうなりたいのか、など色々なことを考え、しっかりと取り組むことができた1年でもありました。ご配慮いただいた首脳陣に感謝しています。
ここまでバックアップをしていただいた訳ですから、来年は1軍で投げることを目標に、オフはしっかりと取り組んでいきたいと思います。基本的に体力強化をメインに毎日、練習をするつもりです。投げるのはキャッチボール、遠投が中心になると思います。
あと、オフのテーマに掲げているのは、自分の身体をしっかりと操れるようにすることです。感覚的なことなので言葉で表現するのは非常に難しいのですが、動かしたい体の部分、筋肉を思い通りに動かす。身体の動きを自分でコントロールし、思い通りに腕を振るという感じです。
この1年を振り返ると昨年12月の新入団会見から1月の新人合同自主トレ、2月の春季キャンプと本当にメディアの方にたくさん、紹介いただき注目をしてもらいました。周囲からはメディアが多くて大変ではないかと言われましたが、プロ野球選手である以上、発信してもらうこと、そして自分の口から発信することはとても大事な役割、義務だと思っていますし、見られている自覚をもって日々、取り組んできたので、大変という感覚はありませんでした。
ただ、まだまだ自分の言葉でしっかりと話ができていないというもどかしさが自分の中であります。先ほど書いたオフのテーマとして掲げる自分の身体を操る話1つでも、本来、自分の頭の中では理解していることでも言葉に出して相手に伝えきれていません。話を誰かに理解をしてもらうということは本当に難しいことだと改めて感じ、もっと勉強したいと思っています。
プロ野球は影響力も発信力もあるので、色々なことをしっかりと言葉で伝えられる人間になりたいと思っていますし、そうありたいです。
さて、すぐに2年目のシーズンが始まります。新たな出発という気持ちで一からまた頑張ります。1軍のマウンドで先発させていただけるように日々、取り組んでまいります。
ファンの皆さま、応援よろしくお願いします。＝おわり