わたしはかもめ2020年鴎の便り(12月)

便

12月1日

契約更改

名前年俸(万円)前年比
小島3400△1700
佐々木朗1600
角中7500▼2500
佐藤1600△400

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ロッテ佐々木朗希「来年から試合で投げる」現状維持[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が3月末以来、262日ぶりに報道陣と対面での会見を行った。14日、来季の契約交渉を行い、現状維持の年俸1600万円でサイン。大船渡(岩手)時代に最速163キロをマークした右腕は、今季は1軍帯同で肉体強化に励んでいた。

「失礼します!」と朗らかに響かせ、紺スーツで会見室に姿を見せた。コンディション不良もあり、希代の快速球の披露は来季にお預け。それでも「来年から試合で投げるにあたって、すごくいい経験だったと思います」と胸を張り、プロ1年目を回想した。

思い描いた日々とは違ったかもしれない。「目標は高く設定するものなので。目標に届かなかったですけど、思い通りになることは少ないと思うので。それでも充実した1年を過ごせたので、来年再来年に生きるようにと」。そんな2020年を「成長の成」と一文字で表現した。

プロ野球をつぶさに目撃した1年でもあった。体を大きくした。先発投手の調整を観察した。外国人選手にフランクに話しかけた。先輩達の活躍はテレビ観戦。熱戦の数々に「野球面白いな、って思いました」とマスク越しに笑った。「何か分かんないですけど面白かったです」。

飛躍の2年目へ、現在は最長60メートルほどのキャッチボールで調整する。「2月まで時間があるのでゆっくり、じっくり、多く。キャッチボールは大事だと思うので。感覚を研ぎ澄ませながら。気付いたら1時間半とかになっちゃって」と丁寧に紡ぎ、焦らず備える。

2021年への思いは「発」としたためた。「2年目ですけど、新たな出発ということで」。さぁ、マウンドへ。言葉にならないようなワクワクを、希代の快速球をもって伝える番だ。(金額は推定)

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ロッテが来季首脳発表、大谷智久氏が育成コーチに[ニッカン]

ロッテは14日、井口資仁監督(46)をはじめとする来季の首脳陣を発表した。大谷智久投手(35)が現役を引退し、育成投手コーチに就任する。

大谷氏は報徳学園(兵庫)、早大、トヨタ自動車とアマ球界屈指の強豪を経て、09年ドラフト2位で入団。リリーフを中心に11年間で340試合に登板し、20勝34敗、防御率は3.67。今季は1軍登板がなく、来季構想外となっていた。真摯に野球に取り組む姿勢は、チーム内外から高い評価を受けていた。

引退並びにコーチ就任にあたって、球団を通じ「派手さもないボクをいつも大声援で送り出してくださったファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。選手に寄り添い、1人1人の個性を伸ばせるようボク自身も学び、野球人として、1人の人間としてもともに成長したいと思います」とコメントを寄せた。

また、2年間ファームの指揮をとった今岡真訪2軍監督(46)が、来季は1軍ヘッドコーチに就任する。代わって、鳥越裕介1軍ヘッド兼内野守備コーチ(49)が来季は2軍監督を務める。元オリックス監督の森脇浩司氏(60)が、1軍野手総合兼内野守備コーチに就任する。

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NPBコロナ会議「さらに精査し自主トレ準備に」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは14日、今年最後となる新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、年間の活動を総括した。

感染事例もあったが、プロ野球は全日程を終了し、Jリーグも今週末で最終節を迎える。同会議では事例や対策などをリポートに作成中。NPB斉藤コミッショナーは「さらに精査した上で、専門家の先生方からご意見をたまわって、よりいいものにし、もう始まる自主トレ、春季キャンプに向けた準備に入りたい」と話した。

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ロッテ角中2500万減「情けないというのが1番」[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(33)が14日、来季の契約交渉を行い、2500万円減の年俸7500万円でサインした。

プロ14年目の今季は84試合に出場。2度の首位打者経験があるバットマンも、打率2割4分4厘と苦しんだ。「情けないというのが1番ですね。自分の状態を考えれば、普通に(3月末に)そのまま開幕したかったのはあるけど、時期がずれたことに対してプロとして対応できなかったのでしょうがないかなと思ってます。それに対して情けないなと」と現状を見つめた。

安田、藤原ら若い力も台頭してきた。「むしろそういう選手が出てこないとうまくチームは回っていかないと思う。そこで自分らが負けないように切磋琢磨してやってかないと」とし「それをやっているのがソフトバンクだと思う。だから強いと思う。そうなっていけば。いいサイクルが回れば」と話していた。(金額は推定)

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ロッテ小島は倍増3400万円、トレーナーに感謝[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(24)が14日、来季の契約交渉を行い、今季年俸から倍増となる年俸3400万円でサインした。

プロ2年目の今季は主に水曜日の先発を任された。20試合を投げ7勝8敗、防御率は3.73。規定投球回到達には6回2/3足りなかったが、貴重な先発左腕として飛躍の1年となった。「何よりもトレーナーさんにたくさんケアしてもらったおかげで1年間投げきることができたので、1番感謝したい」と話した。

来季の目標数値はあえて挙げなかった。「数字は言わなくてもしっかり目指すところはあるので、次の回も任せると言ってもらえるような投手に、信頼をつかめるよう頑張りたいです」と確固たる地位をつかみにいく。(金額は推定)

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ロッテ佐藤400万増「想像をはるかに超えた世界」[ニッカン]

ロッテ佐藤都志也捕手(22)が14日、来季の契約交渉を行い、400万円増の年俸1600万円でサインした。

昨秋ドラフト2位で東洋大から入団し、60試合に出場した。「想像をはるかに超えた、すごいレベルの高い、野球の最高峰。もっともっとやらなきゃいけないなと思った世界でした」と振り返った。6月27日のオリックス戦(ZOZOマリン)ではプロ初安打となるサヨナラ打も放った。

ソフトバンクに敗れたCS第2戦では、最後の打者にもなった。「あの場面での代打はなかなか味わうこともできないですし、それが1年目で、正直自分でも良かったのかと思ったりもしましたけど、あれが今後に生かされるようにもっともっと努力しなきゃいけない」と飛躍を誓った。トレーニングと合わせ、捕手としてのライバル研究にも精を出すオフにする構えだ。(金額は推定)

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佐々木朗希、今年は「成」来年は「発」/一問一答[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンで来季の契約交渉を行い、現状維持となる年俸1600万円(金額は推定)でサインした。

高校球界史上最速となる163キロをマークした右腕は、今季は体力強化に励み、公式戦登板は1、2軍ともになかった。契約更改後に会見を行った。主な質疑応答は以下の通り。

≫球団とはどんな話を。
佐々木朗希
「今年は体作りを中心にやったので、来年に向けて1軍に帯同させていただいたので、来年に生かせるようにという話を。1年間通して毎日野球をするのも初めてだったので、すごく疲れとかもありましたし、その中でも学ぶことがたくさんあったので、来年から試合に投げるにあたってすごくいい経験だったなと思います。」
≫1軍帯同での学び。
佐々木朗希
「全体の流れや試合までの先発投手の入り方だったり、1軍にいなきゃ見られないと思うので、勉強になりましたし、初めて1軍で投げるときにすごく生きるかなと思いました。」
≫印象的なシーンは。
佐々木朗希
「開幕戦とかはすごく初めての公式戦だったので、チームの雰囲気もすごく高まっていて、すごく勉強になったというか刺激になりました。」
≫注目されることに。
佐々木朗希
「大変ですけど、注目されているからこそ、自分の発言とか発信ができると思うので、そういうところはすごく影響力があると思うので、自覚をもって発言・発信していきたいなと思います。」
≫オフの取り組み。
佐々木朗希
「自分の体をコントロールしたりとか、体も心もコントロールできるように。そういうのを重点的にやっていきたいと思います。」
≫来季へ向けて。
佐々木朗希
「まずは試合で投げて、その中で結果がついてくるように、オフは一生懸命頑張りたいなと思います。」
≫先発投手の調整を見て学んだことは。
佐々木朗希
「ホームだと特に時間が長いので、何時に入るとか、何時から動き始めるとか、動くまで何をしているとか人それぞれ違ったんですけど、色々な選択肢があったので、自分に合うものを選んでいきたいなと思いました。」
≫1軍の試合をテレビ観戦してみて。
佐々木朗希
「あまり(自分が)抑えるとか、投げるイメージをするのは難しかったですけど、でも野球面白いなって思いました(笑)。何か分かんないですけど、面白かったです。」
≫体の成長について。
佐々木朗希
「大きさは僕はあまり分からないですけど、大きくなったねとか(言われます)。体重はキャンプの時からあまり変わってないですけど、目に見える大きさだけじゃなく強さもあると思うので、それは試合で投げてみて実感すると思うので、今年のオフもやって来年に向けて頑張りたいと思います。」
≫6月の練習試合で登板回避になった。
佐々木朗希
「(疲労のため)体調的に不良だったのと、フォームとか細かいところを見つめ直したりとか。すごく投手は繊細だと思うので、そういうところを自分のものにしてからというのもあったので。フォームは、それはいくつになっても変わらないと思うので。毎年少しずつ変わっていくと思うので、よりよいものを得るようにしていると思います。」
≫描いていた1年目との比較は。
佐々木朗希
「目標は高く設定するものなので、目標に届かなかったですけど、思い通りになることは少ないと思うので、それでも充実した1年を過ごせたと思うので、来年や再来年に生きるようにとは思っています。」
≫現在の練習。
佐々木朗希
「キャッチボールをメインにトレーニングしています。2月まで時間があるのでゆっくり、じっくり、多く。結構キャッチボールは大事だなと思うので、1番投げることが練習なので、そこには感覚をとぎすませながら。1時間半とか気付いたらなっちゃって。それくらいボクは大事だと思います。距離?離れている時は60メートルとかです。」
≫自身の今年の漢字1文字は。
佐々木朗希
「成長の『成』ですかね。やっぱりまだまだ心も体も幼かったなと。少しずつ成長できたかなと思います。心?先輩と話が合わないっす(笑)。話の内容というか、そういう扱いをされるのでまだまだです。」
≫オフに感じることは。
佐々木朗希
「開放された感があります(笑)。」
≫来年の目標は。
佐々木朗希
「『発』です。2年目ですけど、また新たな出発ということで。1軍で先発で投げて自分の力を発揮して、そういう意味があって書きました。」

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ロッテ佐々木朗希は現状維持、井口監督も来季に期待[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンで来季の契約交渉を行い、現状維持となる年俸1600万円(金額は推定)でサインした。

大船渡(岩手)3年時に参加したU18日本代表候補合宿の紅白戦で、高校生史上最速となる163キロをマーク。夏の岩手大会は決勝で敗れて甲子園出場はならなかったものの、昨秋ドラフト1位で4球団競合の末に入団した。

今季は開幕からシーズン終盤まで1軍に帯同し、肉体強化に励んだ。6月上旬の練習試合、10月下旬のシーズン終盤には井口資仁監督(46)が実戦デビューの可能性を示唆することもあったが、ともにコンディションが上がりきらず、注目の実戦デビューは来季以降に持ち越しになった。

5月26日のシート打撃では、正遊撃手の藤岡裕大内野手(27)から160キロの直球で空振りを奪うなど、プロでも十分に通用する球威を示した。井口監督も今月9日に「朗希も来季はしっかりと投げられると思う」と期待のコメントを寄せている。

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ロッテ・佐々木、来季こそデビュー!現状維持1600万円でサイン[サンスポ]

プロ1年目のシーズンを終えたロッテ・佐々木朗希投手(19)=大船渡高=が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1600万円でサインした。昨秋のドラフトで4球団競合の末にドラフト1位で入団したが、今季は公式戦での登板がなかった。

「学ぶこともたくさんありました。いい経験だったと思います」。

5月26日に初めて実戦形式のシート打撃に登板して160キロを2度計測。だが、登板後の体への反動が大きく、その後は練習のペースを落とした。それでもシーズンの大半は1軍に同行し、チーム全体の流れや先発の過ごし方などを学んだ。

同学年ではオリックス・宮城(興南高)が今季の高卒新人では12球団唯一の勝利を挙げ、同じくヤクルト・奥川(星稜高)も1軍デビューを果たした。最速163キロ右腕はやや後れを取ったが、「投手は繊細なので、そういうところを自分のものにしてから、というのもあった」と足元を見つめた。

今年の漢字一文字には成長の「成」を選び、来年については「発」と色紙に記した。「2年目ですけど新たな出発ということで、1軍で先発で投げて、自分の力を発揮して、という意味です」と佐々木朗。来季こそマウンドで剛腕を披露する。

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ロッテ自由契約の大谷が2軍コーチに[サンスポ]

ロッテは14日、今季限りで自由契約となった大谷智久投手(35)が現役を引退し、2軍の育成投手コーチに就任すると発表した。11年間で通算340試合に登板し、20勝34敗で防御率3.67だった。球団を通じて「チームの勝利のため、未来のために全力を尽くしたい」とコメントした。

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森脇浩司氏が1軍コーチ就任、ロッテ、来季スタッフ発表[サンスポ]

ロッテは14日、来季のコーチ陣を発表した。元オリックス監督の森脇浩司氏が野手総合兼内野守備コーチに、今季限りで現役を引退した大谷智久氏が2軍の育成投手コーチに就任した。今岡真訪2軍監督がヘッドコーチとなり、鳥越裕介ヘッド兼内野守備コーチが2軍監督となる。スタッフは次の通り。

[1軍]
監督:井口資仁(46)=青学大 背番号6
ヘッド:今岡真訪(46)=東洋大 77
野手総合兼内野守備:森脇浩司(60)=社高 86
投手:吉井理人(55)=箕島高 71
同:川越英隆(47)=青学大 89
バッテリー:清水将海(45)=青学大 84
打撃:河野亮(49)=日大藤沢高 96
走塁兼外野守備補佐兼打撃補佐:伊志嶺翔大(32)=東海大 81
外野守備・走塁:大塚明(45)=別府羽室台高 80
戦略兼バッテリー補佐:的場直樹(43)=明大 72
トレーニング:菊地大祐(40)=湘南医療福祉専門学校 97
[2軍]
監督:鳥越裕介(49)=明大 88
ヘッド兼打撃:福浦和也(45)=習志野高 70
投手:小野晋吾(45)=御殿場西高 82
同:大隣憲司(36)=近大 78
バッテリー:金沢岳(36)=矢板中央高 73
内野守備・走塁:根元俊一(37)=東北福祉大 87
外野守備・走塁:諸積兼司(51)=法大 83
育成総合兼育成打撃:堀幸一(51)=長崎・海星高 75
育成守備・走塁:小坂誠(47)=柴田高 74
育成投手:大谷智久(35)=早大 85
トレーニング:根本淳平(47)=テネシー大 98

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ロッテ・角中、1億円から大幅減「『1600万円(嘘)』としてください」[サンスポ]

ロッテ・角中勝也外野手(33)が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2500万円ダウンの年俸7500万円でサインした。

「1軍の最低限の働きしかできなかったので、そんなものが妥当かな、と。金額は嘘ですけど1600万円としていてください。『1600万円です『(嘘)』と書いておいてください」。

2012年、16年に首位打者に輝いた好打者も、今季は打率.244、2本塁打、15打点に終わり「情けないの一言です」。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が遅れたことに「対応できなかった。(要因は)色々ありますけど、完全に言い訳なので」と受け止めた。

自身も10月上旬にPCR検査で陽性反応がでたために6〜15日まで出場選手登録から外れた。当時の心境について「何とも思っていないです。仕方ないといえば仕方ないです」と語った。コロナ禍で過ごしたシーズンについて「しんどいですね。まだ終わりの日が決まった訳ではないので、引き続き対策はやっていきます」と振り返った。

来季へ向けては「個人的な目標はほぼないので、チームとして優勝したい気持ちしかない」と誓った。

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ロッテ・小島は年俸倍増、D1・鈴木に「負けないようにしたい」[サンスポ]

2年目のシーズンを終えたロッテ・小島和哉投手(24)が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、倍増の年俸3400万円でサインした。

「自分自身、貯金作ることができず、規定投球回にも届いていないですが、いい評価をしていただいたので、来年、もっともっと頑張らないといけないと思いました」。今季はシーズンを通して先発ローテの一角として、チームではエースの石川に次ぐ20試合に先発。7勝8敗、防御率3.73と活躍した。

D1位で入団する鈴木(法大)が、同じ東京六大学野球出身となる早大OBの小島を目標に掲げるなか、「お互いに頑張っていけたらと思うけど、僕も去年1年間(プロで)やっているので、負けないようにしたい」と先輩の意地をのぞかせた。

「監督、コーチに信頼される投手になりたいと思います。次の回も任せるといってもらえるような投手になれれば、投球イニングも増えていくと思う」。今季は最長でも7回までだった。来年は球数を減らし、8、9回まで投げる投手を目指し、オフに心身を鍛えていく。

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ロッテ・佐々木朗、現状維持の1600万円「勉強になりました」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持となる年俸1600万円でサインした。

「1年間を通して毎日、野球をするのは初めてだったので、その中で疲れもありましたし、学ぶこともたくさんありました。いい経験だったと思います」。

最速163キロ右腕として、昨秋ドラフトで4球団競合の末に岩手・大船渡高からロッテに入団。5月26日のシート打撃登板で160キロを2度計測した。英才教育の一環として開幕から1軍に帯同して練習を続けてきた。

「全体の流れや試合までの先発投手の入り方はすごく勉強になりました。初めて1軍で投げるときに生きるのかなと思いました」。

シーズンを通して、球団側も佐々木のコンディションを慎重に見極めながら育成。10月に入って首脳陣は1軍登板も検討していたが、再び調子を落として同月27日から2軍に合流。11月8〜29日の秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」でも登板は見送られた。

来年に向け、佐々木は「まずは実戦で投げてその中で結果がついてくるように、オフは頑張りたいです」と実戦デビューを見据えた。

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ロッテ・佐藤「プロは最高峰のレベル」1600万円で更改[サンスポ]

ルーキーシーズンを終えたロッテ・佐藤都志也捕手(22)が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、400万円増の年俸1600万円でサインした。

「1年目で優勝争い、クライマックスシリーズ(CS)など、なかなかできない経験をさせてもらいました」。

今季は正捕手・田村のけがによる離脱もあり、新人ながら20試合で先発マスクを任されるなど、60試合に出場。打率.228、2本塁打、12打点。また、プロ初安打をサヨナラで飾るなど代打として打率.310と勝負強さも発揮した。

それでも、プロの世界は「想像をはるかに超えた最高峰のレベルで、もっともっとやらなきゃいけない世界だと思いました」と実感。そのなかで「捕手として投手をうまくリードすることができなかったのが課題。打撃でも、いい投手を打つのがいい打者の条件と思う」という攻守での向上の必要性も感じた。

このオフは相手打者の特徴、投手とのコミュニケーションを重点的に振り返ることからはじめ、「来年1年間は捕手としての出場を増やし、チームに貢献したい」と目標を誓った。

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2年目は「発」の年に…ロッテ・佐々木朗、来季新たな出「発」、実力「発」揮、1軍先「発」誓う![スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1600万円でサインした。最速163キロを誇るドラフト1位右腕は右肘の張りで実戦登板なく1年目を終えたが、体力強化に専念できたことを前向きに捉え、漢字では成長の「成」と表現。来年を「新たな出発」という意味で「発」と記し、充電したパワーを一気に発揮することを誓った。

報道陣の取材に直接応じるのはフリー打撃に登板した3月27日以来262日ぶり。5月末のシート打撃登板で160キロを記録するなど、ポテンシャルの一端を見せてきたが、実戦登板なく、今季を終えた。現状維持の1600万円で契約更改交渉を終えた佐々木朗は、ここまでの経緯について自らの言葉で語った。

「(試合に投げなかったのは)体調的に不良だったのとフォームとか細かいところを見つめ直し、自分のものにしてからと思った」。

シート打撃後、右肘付近に張りが出た。軽症も予定していた実戦デビューを白紙とし体力強化に専念した。順調にステップを踏み、10月下旬には再び実戦登板の具体的プランが浮上したが、またも右肘の違和感で見送った。

悔しい−。久しぶりの取材対応でそんな感情を吐露するのかと思いきや、佐々木朗は「思い通りにならなかったけど思い通りになることの方が少ない。充実した1年を過ごせた。来年、再来年に生かせるようにしたい」と晴れやかな表情で言った。高校時代は体重80キロと細身だったが、地道なトレーニングを継続して現在は90キロ。「試合で投げたい気持ちはあったけど1年目なので。体が強くなって投げる出力が上がればいい」と来季を見据えて冷静に分析する。

現在は故郷・岩手などで自主トレを行っている。「キャッチボールをメインでやっている。2月まで時間があるので、ゆっくり、じっくり、多く、感覚を研ぎ澄ませながら1時間30分ぐらい投げている」。今季試合に投げなかったことで、ファンの間では「故障説」もささやかれていたが、大きな問題はなく、距離も60メートルまで延びている。球団関係者も「ここまでは順調」と明かす。

今季登板記録は「0」でも、多くの経験を積み、成長を実感できた。だから佐々木朗は漢字で「成」と表現した。「1軍登板&プロ初勝利」が目標となる来季については「発」と記し「また、新たな出発。1軍で先発で投げて、自分の実力を発揮して頑張ろうという意味もある」と力を込める。大きな体にため込んだパワーは、2021年に爆発させる。

◇佐々木朗の2020年

1月10日
NPB新人選手研修会に出席。ヤクルト・奥川らと再会。
同11日
ZOZOマリンで新人合同自主トレがスタート。約70人の報道陣に囲まれ「疲れました」。
2月1日
石垣島での春季キャンプ初日。プロでの第一歩に「凄く充実感があった」。
同13日
初ブルペン。制限時間5分で、捕手を立たせて25球。
3月24日
フリー打撃に初登板。福田光ら打者2人に全て直球で25球。最速157キロで13球が150キロ超え。
同27日
2度目のフリー打撃登板。変化球を解禁してスライダー、フォークを投げる。
5月26日
初の実戦形式となるシート打撃に登板し、菅野、藤岡、福田光と対戦。11球を投げ、菅野に一発を浴びるも2三振を奪う。160キロを2度計測。
6月4日
井口監督が「急ぐ必要はない」と実戦デビューの先送りを明言。
10月13日
井口監督が「何とかいいところで放れれば」と今季中の1軍デビューの意向を示す。
同30日
井口監督が「まだ、試合に投げられるレベルまでこない」と話し、今季中のデビューを断念。フェニックス・リーグにも参加せず。

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ロッテ・小島、倍増3400万円でサイン、同じ左腕ドラ1鈴木と「切磋琢磨」共闘誓う[スポニチ]

ロッテ2年目で今季7勝の左腕・小島は倍増となる年俸3400万円でサイン。「開幕から出場選手登録を抹消されることなく20試合投げたことを評価してもらった。(8敗で)貯金をつくれず、規定投球回にも届かなかったけど、いい評価をしてもらった」と笑った。

ドラフト1位で即戦力左腕の鈴木(法大)が加入するが「負けないように切磋琢磨していければ」と目を輝かせた。

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ロッテ、引退の大谷、2軍育成投手コーチに、来季コーチングスタッフ発表[スポニチ]

ロッテは14日、今季限りで自由契約となった年内最後のコロナ対策連絡会議智久投手(35)が現役を引退し、2軍の育成投手コーチに就任すると発表。11年間で通算340試合に登板し、20勝34敗で防御率3.67だった。球団を通じ「チームの勝利のため、未来のために全力を尽くしたい」とコメントした。また来季コーチングスタッフも発表した。

◇21年ロッテ・コーチングスタッフ

担当背番・氏名(年齢)出身校
1軍監督6井口資仁(46)青学大
ヘッド77今岡真訪(46)東洋大
野手総合兼内野守備□86森脇浩司(60)
投手71吉井理人(55)簑島
89川越英隆(47)青学大
バッテリー84清水将海(45)青学大
打撃96河野亮(49)日大藤沢
走塁兼外野守備補佐兼打撃補佐81伊志嶺翔大(32)東海大
外野守備走塁80大塚明(45)別府羽室台
戦略コーチ兼バッテリー補佐72的場直樹(43)明大
トレニーング97菊地大祐(40)湘南医療福祉専門学校
2軍監督88鳥越裕介(49)明大
ヘッド兼打撃70福浦和也(45)習志野
投手82小野晋吾(45)御殿場西
78大隣憲司(36)近大
バッテリー73金澤岳(36)矢板中央
内野守備走塁87根元俊一(37)東北福祉大
外野守備走塁86諸積兼司(51)法大
育成総合兼育成打撃75堀幸一(51)海星(長崎)
育成守備走塁74小坂誠(47)柴田
育成投手○85大谷智久(35)早大
トレーニング98根本淳平(47)テネシー大

□は移籍、○は新任。

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NPBと12球団、来季日程大綱を承認、3・26セパ同時開幕で143試合[スポニチ]

12球団と日本野球機構(NPB)は14日、オンラインで実行委員会を開き、来季の日程大綱を承認した。

3月26日にセ・パ同時開幕で143試合を行い、今季は中止や短縮された交流戦、球宴、CSは従来通りで行う。東京五輪での中断期間を挟み、日本シリーズは11月13日からを予定。

また、来年に延期された東京五輪に臨む侍ジャパンの選出スケジュールも確認され、3月9日までに120人前後の1次候補を登録。24人のメンバーは5月末から6月頭にかけて提出し、登録期限の7月上旬に最終決定。

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プロ野球&Jリーグ、年内最後のコロナ対策連絡会議、観客から感染なしを評価[スポニチ]

プロ野球とJリーグが合同設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の年内最後となる第22回が14日、オンラインで行われた。ここまで観客から集団感染などは起きておらず、専門家チームは両団体の感染対策を高く評価。政府分科会のメンバーでもある舘田一博氏は「プロ野球もJリーグも正しいメッセージを発信してお願いし、それに1人1人が応えてくれたおかげだと思う」と話した。今季の感染事例などをまとめたリポートを作成中で、来季以降に生かす方針を確認した。

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ロッテの大谷智久が現役引退、育成投手コーチ就任発表、「勝利のため、未来のために、全力を尽くす」[スポニチ]

ロッテは14日、今季限りで自由契約となった大谷智久投手(35)が今季限りで引退し、来季から育成投手コーチに就任することを発表した。大谷は報徳学園3年発春の甲子園で優勝投手となり、早大、トヨタ自動車を経て10年に入団し、通算340試合に登板して20勝34敗、120ホールド、防御率3.67をマークした。

また、来季のコーチングスタッフも発表し、野手総合兼内野守備コーチとして元オリックスの森脇浩司氏を招聘し、堀幸一2軍打撃コーチが育成総合兼育成打撃コーチとなる。

なお、大谷のコメントは以下の通り。

「ファンの皆さま、11年間たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。本日をもってプロ野球選手生活に区切りをつけ引退を決断しました。幼い頃から野球が大好きでプロ野球選手になるという夢を抱き両親をはじめ沢山の方々と仲間のサポートがあって09年ドラフトでマリーンズに入団をすることができました。大学の大先輩である小宮山悟さんの背番号14をつけさせていただく事となり興奮したことを今でも鮮明に覚えています。プロ1年目にマリンで初登板を果たしプロ初勝利、初ホールド、先発、中継ぎ、抑えと様々な経験をさせていただきました。派手さもないボクをいつも大声援で送り出してくださったファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。失敗ばかりでしたがどんな時も勇気と力を与えていただき、いくたの困難をともに乗り越え、支えてくださり本当にありがとうございました。今後はコーチという立場で選手をサポートする形になります。選手に寄り添い、1人1人の個性を伸ばせるようボク自身も学び、野球人として1人の人間としても共に成長したいと思います。マリーンズでの出会いと縁を大切にチームの勝利のため、未来のために、全力を尽くしてまいります。11年間、本当にありがとうございました」。

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ロッテ角中、大幅減俸!?「1600万円。それぐらいの働きしかしていない」[スポニチ]

ロッテの角中勝也(33)が14日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、2500万円ダウンの年俸7500万円でサインした。

首位打者2度のベテランだが、今季は84試合出場で打率.244。2014年にレギュラー定着してから自己最低の成績となっただけに、「来季年俸は1600万円にしといてください。1軍の最低年俸ぐらいの働きしかしていないので…」と振り返った。

来季目標について「個人的な目標はないので、チームとしてリーグ優勝、日本一しかないですね」と打倒・ソフトバンクを誓っていた。

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ロッテ・小島、倍増3400万円、開幕ローテで7勝挙げ「トレーナーさんに感謝」[スポニチ]

ロッテの小島和哉投手(24)が14日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、倍増となる年俸3400万円でサインした。

開幕からローテーションを守り、7勝をマークし「3月に合わせていたところ、コロナでもう1度つくり直すのは難しかったが、使ってくれた監督、コーチ、そしてケアをしてくれたトレーナーさんのおかげ」と感謝した。

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ロッテ・佐藤、400万円増「来年は捕手出場を多く!」[スポニチ]

ロッテの佐藤都志也捕手(22)が14日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、400万円アップの年俸1600万円でサインした。

強打の捕手として期待されたように、6月27日のオリックス戦ではプロ初安打がサヨナラ安打という華々しいデビューを飾った。それでも、DHや代打での出場が主となっただけに、「来年は捕手の出場を多くしていきたいということを目標にしていきたい」とキッパリ。プロ1年目の経験を糧に、田村、柿沼らとの正捕手争いに食い込んでいく。

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プロ野球とJが今年最後のコロナ対策連絡会議、専門家は感染対策を評価[スポニチ]

プロ野球とJリーグが合同で設置した新型コロナウイルス対策連絡会議は14日、今年最後となる第22回会議をオンラインで行った。今季のプロ野球は12球団が120試合を戦い、総入場者数は482万3578人。それに対し、観戦後48時間以内に新型コロナウイルス感染症に陽性反応を示したケースは2人だった。専門家チームからは球場内での感染対策と、体調不良の方には来場を自粛を呼び掛ける対応などが効果的だったと評価された。

無症状の感染者もいるため、実際の感染者が2人だったのかは分からない、というのは3人の専門家チームに共通した認識。その上で、座長の賀来満夫氏(東北医科薬科大特任教授)は「他におられた可能性は否定できないが、非常に少なかったのは事実。事前の体調管理の呼び掛け、球場内での感染対策が効果を上げていたのだろうと思う」と見解を示した。

政府分科会のメンバーでもある舘田一博氏(東邦大教授)は「2人というのは恐らく氷山の一角ではないか。でも10倍いても、かなり低く抑えられていると思う」とし、「プロ野球もJリーグも、正しいメッセージを出して、それにお客さんの1人1人が応えてくれたということではないか」と評価した。

三鴨広繁氏(愛知医大感染症科部長)は「2人ではないと、私もそう思っている。でもこれはいわゆる飲食店での事例などより明らかに少ない」と説明した。

対策連絡会議では今季を振り返り、様々な事例をまとめて、来季以降への重要な参考資料とする。斉藤惇コミッショナーは「細かいデータが入ったレポートはできつつある。精査し、専門家の先生方からご意見をたまわり、自主トレ、春季キャンプへの準備に入りたい」と話した。

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ロッテ佐々木朗、現状維持1600万円、今季実戦登板なしも「細かいところ見つめ直した」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1600万円でサインした。

「1年間通し、野球をするのが初めてだったので、疲れもありましたし、その中で学ぶこともありました。来年、試合に投げるにあたっていい経験になったと思います」。

昨年のドラフト会議で、4球団から1位指名された最速163キロ右腕は今季実戦登板することなく、体力強化の明け暮れた。

春季キャンプからシーズン終盤まで1軍に同行。5月末のシート打撃登板で160キロを計測したものの、体の張りを訴えて予定されていた実戦登板の予定も白紙となったこともあった。そのことにいては「体調的に不良だったのと、フォームとか細かいところを見つめ直し、投手は繊細なので、そういうところを自分のものにしてからと思った」と振り返っていた。

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佐々木朗希、現状維持1600万円で更改、登板ゼロも「充実した1年だった」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンで契約更改を行い、現状維持の1600万円でサインした。今季は実戦登板が0に終わったにもかかわらず「充実した1年だった」と話した黄金ルーキーの胸の内を担当の小田原実穂記者が「見た」−。

朗希は今年の漢字に『成』を選んだ。「まだまだ心も体も幼かったと思うけど少しずつ成長はできた」。半年ぶりに報道陣の取材に対応した最速163キロ右腕の表情は充実しているように見えた。5月下旬のシート打撃で160キロを2度計測し周囲の度肝を抜いたがその後、コンディション不良が続き今季の実戦登板はなしに終わった。それでも1軍に帯同しながらトレーニングや走り込みを徹底して行い、体作りに黙々と励んだ。本人は2月のキャンプ前と体重に変化はないというが明らかに体は一回り大きくなっていた。

焦りはなかったのか−。シーズン終盤になっても状態はなかなか上がらず、2軍では同期入団の横山や本前が実戦経験を積んでいた。でも朗希は「1年目なのでゆっくりという感じ。投げられたら投げられたで、投げれなかったら投げれなかったでいいかな」と焦るどころか「充実した1年だった」と語った。

その要因はシーズンを通して「1軍帯同」したことにあるように思う。遠征先の試合前練習では先輩達と積極的に会話。石川やハーマン、フローレス、時にはマーティン。外国人とも笑顔でコミュニケーションを交わした。「全体の流れとか1軍にいないと見れないので勉強になった」と本人が言うように、実戦登板をせずとも吸収できることが多かったからこそ「充実」していたのだろう。

オフもキャッチボールなどで地道に土台づくりをして、デビューに備えている右腕。来季の一文字には新たな出発という意味を込め『発』を選択した。5月下旬の“マリンの衝撃”を来季こそ1軍の舞台で見せてくれることを期待したい。

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NPB、来季は7月16&17日に球宴開催…理事会&実行委で日程大綱承認[報知]

プロ野球の理事会、実行委員会が14日に開かれ、来季の日程大綱が承認された。新型コロナウイルスの影響で今季中止となったオールスター戦は7月16日にメットライフドーム、同17日に楽天生命パーク宮城で開催。クライマックスシリーズ(CS)はセ、パ両リーグとも10月30日から従来の2ステージ制で行われ、日本シリーズは11月13日にパ本拠地で開幕する。

また、東京五輪に出場する侍ジャパンの選手選考スケジュールが確認された。1次ロースター(約120人)の提出期限が3月9日で、5月下旬から6月初旬の最終ロースター(24人)提出を経て、7月上旬が出場選手登録期限となる。

◇2021年プロ野球日程

3-26
セ・パ公式戦開幕
5-25
セ・パ交流戦開幕(〜6-17)
7-15
フレッシュオールスター(松山)
7-16
オールスター第1戦(メットライフ)
7-17
オールスター第2戦(楽天生命)
7-18
オールスター予備日
7-19
公式戦休止(〜8-12)
10-9
ファーム日本選手権(宮崎県内)
10-11
フェニック・リーグ開幕(〜11-1)
10-30
クライマックスシリーズ開幕
11-13
日本シリーズ開幕(パ本拠地)
11-30
NPBアワーズ

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大谷智久が引退、育成投手コーチに就任、11月に戦力外通告[報知]

ロッテは14日、11月に戦力外通告を受けた大谷智久投手(35)が現役を引退し、育成投手コーチに就任することを発表した。

大谷のコメントは以下の通り。

「ファンの皆様、11年間たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。本日をもってプロ野球選手生活に区切りをつけ引退を決断しました。幼い頃から野球が大好きでプロ野球選手になるという夢を抱き両親をはじめたくさんの方々と仲間のサポートがあって09年ドラフトでマリーンズに入団をすることが出来ました。大学の大先輩である小宮山悟さんの背番号『14』をつけさせていただくこととなり興奮したことを今でも鮮明に覚えています。プロ1年目にマリンで初登板を果たしプロ初勝利、初ホールド。先発、中継ぎ、抑えと様々な経験をさせていただきました。派手さもない僕をいつも大声援で送り出してくださったファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。失敗ばかりでしたがどんな時も勇気と力を与えていただき幾多の困難を共に乗り越え、支えてくださり本当にありがとうございました。今後はコーチという立場で選手をサポートする形になります。選手に寄り添い、1人1人の個性を伸ばせるよう僕自身も学び、野球人として1人の人間としても共に成長したいと思います。マリーンズでの出会いと縁を大切にチームの勝利のため、未来のために、全力を尽くしてまいります。11年間、本当にありがとうございました」。

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プロ野球&Jリーグが今年最後のコロナ対策連絡会議、専門家チーム「日本のスポーツのあり方の1つのロールモデルになる」[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第22回が14日、感染拡大防止の観点からWeb会議システムにて実施された。

コロナ禍でのシーズンとなったが、プロ野球は全日程を終え、Jリーグもあと1節で全日程を終える。専門家チームの賀来氏は「このコロナ禍の中で皆さんが努力されて、選手の皆さんもちろんですけど、関係者の皆さんが努力されてこうやって無事にある程度終えることができたというのは本当に画期的なことではないかと思います。皆様方のご苦労本当に素晴らしいと思っております」と話せば、舘田氏も「プロ野球とJリーグが連携して、乗り越えようという活動ができたことが何よりもうれしいことだと思っております。これは日本のスポーツのあり方の1つのロールモデルになるんじゃないかなと思いますし、それが来年の東京オリンピック、パラリンピックに、非常に大事な、参考になる情報を提供するんじゃないかなと感じています」と明かした。

今後に向けてプロ野球とJリーグでは協力して今季の感染事例などを取りまとめた総括リポートを作成している。また対策連絡会議は来年も継続して開催されることになった。

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佐藤都志也が400万円増の1600万円でサイン、「課題はリード面につきる」[報知]

ロッテの佐藤都志也捕手(22)が14日、ZOZOマリンで契約更改し400万円増の1600万円でサインした。

ルーキーイヤーの今季は開幕1軍を勝ち取り、60試合に出場。その中でも4試合に先発出場し、2本塁打、打率2割2分8厘の結果を残した。「入団1年目にも関わらずCS、優勝争いとなかなかできない経験をさせてもらった。経験した以上来年はそれを生かせるように」と振り返った。

来季の課題は「リード面につきる」と明確。オフはバッターの分析や投手の研究に徹し、「捕手としての出場を多くしたい」と意気込んだ。

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佐々木朗希が現状維持の1600万円でサイン「来年から投げられるように」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が14日、ZOZOマリンで契約更改を行い、現状維持の1600万円でサインした。

最速163キロ右腕として注目を集め、開幕から1軍に帯同。今季は吉井投手コーチの指導の下で体作りを最優先し、実戦登板はなかった。

「1年間通して野球するのが初めてだったので疲れもありましたし、その中で色んなことがたくさんあったので、来年から試合で投げられるように」と佐々木朗。オフに向け、「自分の体も心もコントロールできるように重点的にやりたい」と、心構えを語った。「体作り中心にやって、1軍に帯同させていただいたので、来年に生かせるように」。来季こそマリンのマウンドで本領発揮する。

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ロッテ・佐々木朗希、成長の1年目、実戦登板なし…自身見つめ直した日々[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が14日、契約更改交渉に臨み、現状維持の1600万円でサインした。最速163キロの豪腕新人として注目を集めたが、成長過程の体の負担が考慮され、実戦登板はなかった。1年目を振り返り「まだまだ心も体も幼かった」と告白した右腕が来季こそ、1軍デビューを果たす。(金額は推定)

今年、最も注目を集めた最速163キロルーキーは、淡々とした表情で久々に報道陣の取材に応じた。実戦登板がなかった1年目を振り返り「思い通りになることは少ない」と率直な思いを語った。

5月26日にプロ初のシート打撃に登板し、プロ入り後最速の160キロを2度記録。その後、「体調的に不良だった。フォームとかを見つめ直した」ためペースを落とした。成長過程の体の負担を考慮し1、2軍の公式戦を含めた実戦登板は見送られた。

ゲームで投げたい思いもあったが「1年目なのでゆっくりというか。投げられなかったら投げられなかったで、それは別にいい」と持論を展開。「まだまだ心も体も幼かった」と自己分析し今年の漢字一文字に成長の“成”を選んだ。

それでも出場選手登録はせず、今季開幕後から10月末まで1軍に同行し多くの経験を積んだ。だが「先輩と話が合わないです(笑)」と10代の若武者らしい本音も吐露した。

キャッチボールを中心に調整を続けるオフは、シーズン中とは違い「解放された感が(ある)」とほほ笑んだ。来季の目標を「(1軍で)投げて勝つ。自分の力を発揮したい。新たな出発です」と意気込みを示した。

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ロッテ大谷が引退、ファンに感謝「派手さもない僕を大声援で送り出してくれた」[デイリー]

ロッテは14日、大谷智久投手(35)が現役を引退、育成投手コーチに就任することを発表した。

大谷は報徳学園高3年時に選抜大会で優勝。夏は1回戦で敗退した。早大、トヨタ自動車を経て09年ドラフト2位でロッテ入り。主に中継ぎとして活躍。14年には49試合に登板して2勝2敗23ホールド、防御率1.94の安定した成績を残し、翌15年には自己最多の登板56試合、32ホールドを記録した。17年には史上26人目の100ホールドを達成。19年は1軍登板2試合にとどまり、今季は1軍登板がなかった。

通算成績は登板340試合、20勝34敗120ホールド、防御率3.67だった。

大谷は球団を通じて以下のコメントを発表した。

「ファンの皆さま、11年間たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。本日をもってプロ野球選手生活に区切りをつけ引退を決断しました。
幼い頃から野球が大好きでプロ野球選手になるという夢を抱き両親をはじめ沢山の方々と仲間のサポートがあって2009年ドラフトでマリーンズに入団をすることができました。大学の大先輩である小宮山悟さんの背番号「14」をつけさせていただく事とになり興奮したことを今でも鮮明に覚えています。
プロ1年目にマリンで初登板を果たしプロ初勝利、初ホールド、先発、中継ぎ、抑えと様々な経験をさせていただきました。派手さもない僕をいつも大声援で送り出してくださったファンの皆さまには感謝の気持ちで一杯です。
失敗ばかりでしたがどんな時も勇気と力を与えていただき、幾多の困難を共に乗り越え、支えてくださり本当にありがとうございました。今後はコーチという立場で選手をサポートする形になります。
選手に寄り添い、1人1人の個性を伸ばせるよう僕自身も学び、野球人として1人の人間としても共に成長したいと思います。マリーンズでの出会いと縁を大切にチームの勝利のため、未来のために、全力を尽くしていきます。11年間、本当にありがとうございました」。

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ロッテの佐々木朗投手は現状維持ドラフト1位、1年目登板なし[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1600万円でサインした。ドラフト1位で入団した今季は1、2軍の公式戦での登板がなかった。「思い通りになることは少ない。来年、再来年に生きるようにしたい」と1年を総括した。

5月26日に初めて実戦形式のシート打撃に登板して160キロを2度記録。投げた後の体への反動が大きく、その後は練習のペースを落とした。「投球フォームなど細かい部分を見つめ直した。投手は繊細なので、そういうところを自分のものにしたかった」と話した。(金額は推定)

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ロッテ・佐々木朗希、登板なしも「充実した1年」現状維持で契約更改[一問一答][デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が14日、契約更改交渉に臨み、現状維持の1600万円でサインした。(金額は推定)。

最速163キロ右腕として注目を集めたが1年目の今年、実戦登板はなし。佐々木朗が5月末以来となる公の場での取材で、1年目を振り返った。

主な一問一答は以下の通り。

≫今年はどんな1年だったか。
佐々木朗希
「体作り中心に、やったので。来年に向けて1軍に帯同させていただいた。来年に生かせるようにという話を(球団とした)。」
≫注目を浴びた。1年振り返り。
佐々木朗希
「1年間を通して毎日野球をするのが初めてだった。すごく疲れとかもありましたし、学ぶことがたくさんあった。来年から試合に投げるにあたって、いい経験になった。」
≫来年はどんなシーズンにしたいか。
佐々木朗希
「まずは試合で投げて。その中で結果がついてくるように、オフは一生懸命、頑張りたいと思います。」
≫開幕前の5月の練習で2回バッター相手に投げた。その後は投げない期間があった。その要因は。
佐々木朗希
「体調的に不良だったのと。フォームとか色んな細かいところを見つめ直した。すごくピッチャーは繊細だと思うので。そういうところを自分のものにしてからというのもあった。」
≫去年の今頃描いた1年と1年終えてみて比較して。
佐々木朗希
「目標は高く設定するのは…、届かなかったですけど。思い通りになることは少ないと思う。充実した1年を過ごせたと思う。来年、再来年に生きるといいなと思ってます。」

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NPB&Jリーグ、コロナ禍のシーズン報告書を作成、専門家チームが解析へ[デイリー]

日本プロ野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)による、新型コロナウイルス対策連絡会議が14日、行われた。

3月に第1回が行われてから22回目の活動となり、年内では最後の開催。プロ野球はすでに全日程を終えており、Jリーグのも今週末にリーグ最終節を残すのみ。NPBの斉藤コミッショナーによると、10ヶ月の活動記録を振り返り、選手スタッフなど関係者の検査体制や、遠征時の感染予防策、有観客時の運営方法などの詳細をまとめた報告書を作成している段階という。

専門家チームの賀来満夫特別教授(東北医科薬科大)は「あらためて専門家チームで詳細に解析させて頂いて、将来に残る報告書を作れるようにご支援をさせてもらいたい」と話した。

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ロッテ佐々木朗希は現状維持1600万「来年に生かせるように」1年目は実戦登板なし[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が14日、契約更改交渉に臨み、現状維持の1600万円でサインした。

最速163キロ右腕として注目を集めたが1年目の今年、実戦登板はなかった。5月26日にはプロ初のシート打撃に登板し、プロ入り後最速の160キロを2度記録して実力の片りんを披露。だがその後、体調面に不安がありペースを落とした。今年は成長過程の体の負担を考慮し1、2軍の公式戦を含めた試合での登板を見送った。

それでも出場選手登録はせず“異例”の形で今季開幕後も1軍に同行した。10月末まで1軍首脳陣の管理の下、多くの経験を積んだ。佐々木朗が公の場で取材に応じたのは、5月末以来。右腕は「(今年は)体作り中心に、やった。来年に向けて1軍に帯同させていただいた。来年に生かせるように」と語った。さらに「まずは試合で投げて。その中で結果がついてくるように、オフは一生懸命、頑張りたい」と決意を示した。1軍で投げたい気持ちについて聞かれ「もちろんあります」と話した。

2年目の来季こそ“令和の怪物”が、本領を発揮する。(金額は推定)

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開幕前は不安定も…シーズン自己最多の7勝を挙げたロッテ・岩下大輝[BASEBALL KING]

◇先発ローテ入り

昨季5勝を挙げたロッテの岩下大輝は、ローテーションの一員として主に木曜日に先発し、シーズン自己最多の7勝を挙げた。

春季キャンプ中、「僕の立場が確立されている訳ではない。去年もそうだったですけど、どちらかというと奪いにいかなければいけない立場。変に意識をせず、与えてもらえるようにやるだけだと思います」と意気込んでいたが、2、3月の練習試合、オープン戦では結果を残せず、6月の練習試合でも不本意な投球だった。先発ローテーション入りが決定的だった西野勇士の故障により、先発ローテーションのイスを掴む。

春先に1軍で安定した投球を見せた昨季も、2、3月の練習試合やオープン戦で自身の思った感覚を掴めず、先発ローテーション入りを逃した。それでも、昨季は開幕直後に昇格し、2度目の先発となった4月11日のオリックス戦で6回を3安打9奪三振1失点に抑えると、4月17日のソフトバンク戦では6回を1安打無失点に抑え、先発ローテーションに定着。

今季も初先発となった6月25日のオリックス戦、昨季イニング別では14失点と最も多かった初回を3人で打ち取ると、2回以降もリズムの良い投球で、5回2/3を無失点に抑え、今季初勝利を手にした。7月2日の楽天戦は2回まで変化球でストライクがなかなか取れずにいたが、3回以降は変化球で見逃し、ファウル、空振りが奪え5回3失点で2勝目。7月16日の日本ハム戦では、初回にボールが先行し、初回だけで30球を要し2点を失う苦しい投球も、2回以降は走者を出しながらも粘りのピッチングで、5回を7安打3四球2失点で3勝目を挙げた。

◇自己最長の8回0/3

7月23日の西武戦で6回3失点とゲームを作りながらも今季初黒星を喫すると、そこから6試合白星なし。その間4試合で6イニング以上投げるなど先発の役目を果たした。

7月23日の西武戦では、中村剛也、岡田雅利に対し走者がいない場面でもクイックで投げ、この登板以降は走者がいない場面でもクイックで投げる割合が増えていった。また昨季は走者を出してから力技と高い集中力で打者を封じていたが、今季は走者を出してからも間合いを変えたり、工夫を凝らしているように見えた。

9月3日の西武戦、5回2失点で、7月16日の日本ハム戦以来の白星を手にすると、17日の西武戦ではプロ入り後自己最長の8回0/3を投げ、4安打1失点に抑え5勝目をマークした。

今季3度目の“連敗ストッパー”となった17日の西武戦、圧巻だったのは4回。先頭の栗山巧に対し、3球連続フォークで2ボール1ストライクとボール先行も、ここから2球連続で外角のストレートがきっちりと決まり見逃し三振に仕留めた。前の打席フォークで空振り三振に仕留めた山川に対しては、初球にフォークで空振りを奪うも、この打席は一転して直球勝負。3ボール1ストライクから2球連続で外角のストレートで見逃し三振。5番の森友哉もストレートで二ゴロに打ち取った。

「究極は四球を出さなくても、強い球を投げて三振を取れるのが理想」と過去の取材で話していた岩下にとって、強いストレートで二者連続三振はまさに理想的な三振だったのではないだろうか−。

プロ初完封・完投勝利はお預けとなったが、5回以降もストレートとフォークの制球が冴え渡り、4回から8回まで許した安打は0というのは立派だ。

10月5日に新型コロナウイルス感染により離脱したが、復帰後初登板となった25日のオリックス戦、5回4安打無失点でシーズン自己最多の6勝目。11月1日の楽天戦で4回3失点と不安定な投球内容も、CS進出を決めた8日の西武戦ではリリーフで登板し2回1/3を1安打、3奪三振、無失点に抑える好リリーフを見せた。4回愛斗に投じた2球目の148キロストレート、3球目の148キロ外角ストレートは素晴らしく、フォークも5回に外崎修汰を空振りさせた4球目の134キロのボールは落差、威力がかなりあった。

ボール球が先行、またはファウルで粘られ、5回で球数が100球近くいくときもあれば、少ない球数でテンポ良く抑える試合もあった。ストレートでガンガン押していく投球スタイルでも、6月25日のオリックス戦、9月17日の西武戦のような投球を増やすことができれば、長いイニングを投げることができるだろう。年々、進化を見せている。来季は今季以上のパフォーマンスを見せ、美馬学や石川歩といったエース格の投手達に肩を並べるくらいの投球を披露し続けて欲しい。

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