ロッテの背番号121、小沼健太投手(23)がアピールの日々を送っている。11日、石垣島キャンプでシート打撃に登板。打者7人と対戦し、安打性は三木の1本のみだった。
BCリーグ2球団を渡り歩き、20年の育成ドラフト2位で指名された。長身からの最速150キロ超を生かし、プロ1年目の昨季はイースタン・リーグで最多セーブのタイトルを獲得。井口資仁監督(47)も「中継ぎの1人の候補ではあります」としており、今後の実戦でのアピール次第では支配下登録も見えてくる。
この日は最速148キロ。カットボールやカーブも交えながら、臆せず投げ込んだ。「決めきるところで抜ける球があった」と反省し「悪いなりにも直球をしっかり投げ込むことをやっていきたいです」と、今月中旬からの練習試合へのイメージを膨らませていた。
ロッテのドラフト1位、松川虎生捕手(18=市和歌山)の存在感が日に日に増している。11日の沖縄・石垣島キャンプではシート打撃で打席にも立ち、左腕成田から左中間へ大飛球を放った。
フルカウントからの外寄りの球をきっちりとコンタクトした。右翼への強い風で失速し外野手に捕られたものの、井口資仁監督(47)も「風がなければ、かなりいいところまでいっていたと思います」とうなる打球だった。総合的な力量を確かめている指揮官は「今の捕手陣の中では上の方ですから」と期待を高めている。
ブルペンでも精力的で、この日も高校の先輩でもある益田直也投手(32)と組んだ。ショートバウンドの変化球をしっかり止めると、益田からも「ナイスキャッチャー!」とお褒めの言葉。40球で投球完了。フワッとした球で徐々に距離を詰め、最後は2メートル前の益田からソフトボール投げでプロテクターへの快速球。予期せぬ1球にはミットが追いつかず、直撃に「おうっ」と苦笑い。「ありがとう」とねぎらわれていた。
ロッテは11日、小島和哉投手(25)藤原恭大外野手(21)のレプリカユニホームの予約販売を開始したと発表した。
今季から小島は14に、藤原は1に、それぞれ背番号が変わっている。球団オンラインストアで受付し、発送は3月上旬から中旬となる見込み。3月以降にはマリーンズストア各店でも販売予定。
ロッテ森遼大朗投手(22)が11日、沖縄・石垣島キャンプのシート打撃で登板した。
カウント1−1の設定で、まずは打者7人に対し安打性は1本。安田からは内角直球で見逃し三振を奪った。小野を挟んで、再びマウンドへ。今度は打者10人と対戦。西川には右中間三塁打を打たれるも、安打性はその1本のみ。合計で17人と対戦し、2安打2奪三振だった。
井口資仁監督(47)は「先発(候補)の1人としては考えています。そこまでしっかりとアピールしてくれれば」と期待。「ストライクを取るのに困らない投手」と評価し、この日も17人中初球がボールになったのは3人のみ。左打者外角からのスライダー系も含め、複数のバリエーションで有利なカウントを作っていた。
12球団のキーマンに迫るインタビュー「誓い 2022」の第8回は、3年目を迎えたロッテ・佐々木朗希投手(20)。昨季はプロ初勝利を飾るなど、11試合の登板で3勝2敗、防御率2.27。今キャンプでは早くも最速158キロを計測し、さらなる高みを目指してカーブの習得に着手している。飛躍が期待される今季について、22試合以上の登板など、明確な目標を掲げるとともに、10年後の自分も思い描いた。
コロナ禍で今キャンプもチーム規則は厳しい。練習以外で不要不急の外出は禁止。昼食はキャンプ施設で済ませ、夜の外食も禁じられている。宿舎での息抜きは「中学、高校時代の野球部の仲間と電話をしています」という。お笑い芸人の動画なども見て、リラックス。球場では「やはり先発投手と話す機会が多いです。年は離れていますが、特に美馬さん、石川さんですね。野球の質問をすると教えてもらえます」と学びの日々だ。
初日からブルペンに入り捕手を座らせて31球、4日にも40球を投げた。井口監督はキャンプ4日目で、「1人だけ別格。ケガさえなければ間違いない」と早くも開幕ローテーション入りを公言。7日に視察した日本代表の栗山監督の前では、フォームのバランスを崩すほどの強風の中でも最速157キロを計測した。さらに10日はブルペンで最速158キロをマーク。キャンプを訪問した元西武・松坂氏は、直球の制球力に感心していた。
1月に故郷で成人式に出席したばかり。元気いっぱいで、何をするにもはしゃぐことが許される年代だが、世の20歳に描くイメージとは真逆だった。落ち着きがあり、しっかりとした言葉遣いで、丁寧に対応してくれた。
自分が20歳の頃を振り返ると、生意気で遊ぶことしか考えず…。南国の地で思わず恥じた。取材が殺到し、過密スケジュールの中でも、インタビューの場を調整してくれた球団広報室にも、この場を借りて感謝したい。
今回はコロナ禍でリモートでの取材となった。対面と比べると、どうしても微妙な空気感や表情などがつかみづらい。ぜひ、コロナが収束したら、改めて直接話を聞いてみたいと思わせる青年だった。今後の取材も楽しみにしている。
ドラフト2位新人の池田(国士舘大)が2度目のシート打撃で1安打を放った。成田のシュートをバットの先で巧みに中前へはじき返し「自分の打ち方で打てたのが1番。芯を外されたようなボールだったが何とか食らい付いた」と振り返った。
本拠地の千葉県出身で強打の即戦力内野手として期待されている。徐々に疲労もたまってきたようだが「充実している。1年目から活躍してチームの原動力になりたい」と決意を示した。
育成選手の小沼が2度目のシート打撃に登板して打者7人に対し、2三振を奪った。抜けたカットボールや1四球を与えたことを反省し「しっかり調整して試合で結果を出していきたい」と先を見据えた。
最速152キロの速球が武器の右投手で、昨季は2軍で最多の18セーブを挙げた。14日に沖縄本島へ移動する1軍組に入って練習試合に出場する予定。井口監督は「中継ぎの候補ではある。昨年はずっとファームで抑えをしてくれていたので」と期待した。
ロッテのA組で行われたシート打撃にB組から高卒2年目の西川が合流。1死二、三塁の想定で森から右中間へ三塁打を放ち「初球から思いきっていこうと決めていた」と胸を張った。
同期入団で同じ19歳の山本斗が育成ながらA班に抜擢されており「負けたくない」と刺激を受けている。東海大相模時代に通算55本塁打を放った長距離砲は、昨季は2軍で3本塁打をマーク。「今年は1軍でホームランを打ちたい」と力を込めた。
ロッテのドラフト2位・池田(国士舘大)は沖縄・石垣島キャンプで行われたシート打撃で左腕・成田と対戦し、1死二、三塁から中前2点打。
二塁、三塁をこなせる即戦力の内野手で開幕1軍を目指しており「自分のスイングでヒットになったことがよかった。この時期は結果が1番大事」と語った。疲労もピークを迎えているが「充実なキャンプを送れている」と手応えをにじませた。
ロッテのドラフト2位の池田来翔内野手(国士舘大)が11日、石垣島キャンプで行われたシート打撃で、左腕・成田から中前2点打。「自分のスイングでヒットになったことがよかった」と語った。
バットの先で拾った技ありの一打で、「追い込まれていたので、逆方向を意識した中であそこに飛んだ」と振り返る。
二塁、三塁をこなせる即戦力の内野手で開幕1軍を目指している。
「将来的には千葉ロッテの中心選手として活躍したい。直近ならば、1年目から活躍してチームの原動力になりたい」。
疲労もたまっているが、練習では元気いっぱいな姿を見せている。
ロッテはマリーンズオンラインストアで小島和哉投手、藤原恭大外野手のレプリカユニホームの予約販売を開始した。
今季から背番号43から14に変更となった小島、2番から1番に変更となった藤原のレプリカユニホームがラインナップに新たに登場。
詳細は次の通り。デザイン:ホーム、ビジター、価格:9000円(税込)、サイズ:S、M、L、O。予約販売はマリーンズオンラインストアにて受付し、3月上旬から中旬の届けを予定。3月以降にマリーンズストア各店でも販売を予定している。
ロッテ・井口資仁監督が11日、石垣島キャンプのシート打撃に登板した森遼大朗投手を高く評価した。
オフに育成選手から支配下登録された昨季イースタン・リーグの最多勝右腕は、打者17人に対し、わずか2安打投球。球速は140キロ前後ながら、制球力と球の切れがよく、指揮官も「ストライクを取るのに困らない。先発の1人として考えているので、開幕までアピールしてくれればいいなと思う」と期待した。
育成選手の2年目・小沼健太投手も打者7人を相手に1安打と好投。こちらについても「中継ぎの候補。開幕までそういう形(抑え続けれる)になれば、支配下でベンチに入ってもらうことになると思う」と、練習試合、オープン戦でも好投することを期待した。
ロッテが11日からマリーンズオンラインストアで小島和哉投手、藤原恭大外野手のレプリカユニホームの予約販売を開始した。
デザインはホーム、ビジターの2種で価格は9000円(税込み)。サイズはS、M、L、Oで予約販売はマリーンズオンラインストアで受付中。3月以降はマリーンズストア各店でも販売を予定している。
ロッテのドラフト2位・池田来翔内野手=国士舘大=が11日、沖縄・石垣島キャンプでの“森脇塾”で充実の汗を流した。
全体練習が終了した午後4時頃。池田と小川、育成2位の速水=BC富山=が森脇1軍ヘッド兼内野守備コーチ、根元2軍内野守備・走塁コーチによる特守を開始。ノックを終えた後のゴロ捕球の練習では、足を大きく開いて重心を落とし、ゆっくりと転がってくるボールをそのままの体勢で30球捕る下半身を鍛えるきついメニューだった。はじめに小川が30球をクリアしたが、2番手の池田には29球目の時点で「あと30本で終わりだよね?」と森脇ヘッド。池田はもだえながらも追加の30球をクリアしたが、森脇ヘッドはそれでもボールを転がすのをやめず、さらに追加で10球。その4球目のところで池田が本数を忘れたためさらに10球が追加されてしまった。声を張り上げながら最終的には計100球以上となり「結構やばいです」と息も絶え絶えで?苦笑い。それでも「楽しくやらせてもらっている。きつさもあるが、その分楽しんでできている」とルーキーらしく充実感をにじませていた。
ロッテの高部瑛斗外野手が11日、沖縄・石垣島キャンプで打撃力をアピールした。
この日行われたシート打撃では小野から痛烈な左前安打をマーク。国士舘大時代は東都2部の最多安打記録を塗り替える通算129安打をマークしたヒットメーカーが、首脳陣が見守る中で巧みなバットコントロールを披露した。その後は二盗なども決め、外野手のレギュラー争いへ打撃&走力でアピールした。
ロッテ2年目の育成・小沼健太投手(23)が2度目のシート打撃に登板。打者7人を1安打1三振に抑え、前回8日の打者8人、1安打4三振に続く好投。井口監督は15日からの沖縄A組(1軍)2次キャンプへの帯同を明言した。
最速152キロ右腕の評価がまた上がった。この日は最速148キロながらも結果でアピール。最後の福田光は直球で見逃し三振。「調子はよくはなかったですけど、ストライクゾーン近辺に投げられたのはよかった」と振り返った。
今後の実戦でも結果を出せば、支配下登録される可能性がある。井口監督は「(沖縄)那覇に連れて行く予定。中継ぎの候補の1人ではある」と明かした。小沼は「試合でアピールしないと意味がない。結果を出していく」。目標へ全力投球する。
プロ野球の斉藤惇コミッショナーは11日、日本代表が3月5、6日に東京ドームで台湾と対戦する強化試合開催に「できたらやりたい。条件次第ですね」と慎重に語った。日本の新型コロナウイルス感染再拡大で10日に台湾の地元メディアが延期の可能性を報じたことを受け、巨人のキャンプ視察に訪れた宮崎市で取材に応じた。
台湾側とは連日、連絡を取り合っているといい「両方で話し合って、国民感情とか行政(の方針)とか、色々ある。複雑ですけど、どうしても駄目なら駄目にします」と話した。台湾代表の入国ではスポーツ庁を通じて交渉が続いている。
ロッテの育成選手の小沼健太投手(23)が今キャンプ2度目となるシート打撃に登板し、打者7人に被安打1と前回に続いて好投し、15日以降の沖縄A組(1軍)2次キャンプ帯同が有力となった。
前回登板の7日は打者8人に対し被安打1、4奪三振の力投。「この前よりもあんまり良くなった。自分の中では納得してはいない」という中でも、最速148キロの直球にフォークなどの変化球を織り交ぜ、力投した。最後の打者、福田光からは直球で見逃し三振を奪った。井口監督は「中継ぎの1人の候補ではある。去年はずっと、ファームの抑えをしてくれていましたので、そう考えている」と話した。
BCリーグ・茨城から20年の育成ドラフト2位で入団した小沼は昨季、1軍登板はなかったものの、2軍で34試合に登板して0勝2敗18セーブ、防御率2.86の好成績を残し、イースタンリーグの最多セーブを獲得した。
育成投手で唯一、A組キャンプに参加しており、「試合でアピールしていかないと意味がないので、しっかり調整をして試合で結果を出していけたら」。19、20年は阪神・宜野座キャンプで打撃投手のアルバイトをしていた右腕は目標達成へ気を引き締めた。
ロッテは11日、マリーンズオンラインストアにて小島和哉投手、藤原恭大外野手のレプリカユニホームの予約販売を開始したと発表した。
今シーズンより背番号43から14に変更となった小島、2から1に変更となった藤原のレプリカユニホームがマリーンズストアのラインナップに新たに登場する。
小島和哉投手、藤原恭大外野手レプリカユニホームの詳細は次の通り。デザイン:ホーム、ビジター、価格:9000円(税込)、サイズ:S、M、L、O。予約販売はマリーンズオンラインストアにて受付しており、3月上旬から中旬の到着を予定している。3月以降にはマリーンズストア各店でも販売を予定。
「A組の合流も初めてだったので緊張すると思っていたんですけど、意外と緊張せずに野球を楽しむことができました」。
ロッテの育成2位・速水将大(富山GRNサンダーバーズ)は、11日に行われた石垣島春季キャンプA組シート打撃での守備をこう振り返った。
キャンプB組スタートの速水は、午後から行われたA組のシート打撃でショートの守備に就いた。速水は最初の打者・和田康士朗が放ったショートフライをさばくと、シート打撃の後半では「セカンド歴が長いのでそんなに苦になることはなかったです」とセカンドのポジションに入った。
セカンドとショートでは「若干ショートの方が自信はあります」と話し、プロとBCリーグでの打球のスピードについては「打球の速さ、質は日々実感しています」とのことだ。
速水の守備を見ると、ボールを捕球してからの握り替えのスピードが非常に早い。新人合同自主トレのノックでも、握り替えの早さは際立っていた。
「僕が短大時代のときの監督の教えが、ボールを捕ってからいつまでも持っていてもランナーが進むというところで、ボールを捕ったらすぐ放すという意識はそこからきています」。
キャッチボールのときから「捕って握り替えまでの一連の動作は意識しています」と明かす。
昨年12月に行われた新入団選手発表会で、目標とする選手に小坂誠2軍打撃兼守備兼走塁コーチを挙げていた。春季キャンプでは小坂コーチから「打者の癖であったり、どっちの打球方向が多い、外のアウトコースだったら、こっちに飛ぶ確率が高いとか、前の段階の準備が大事だぞと教わっています」と、守備力を向上するため日々多くのことを学んでいる。
打撃では「バットに関してはこれっていうのが見つからず、手探りの状態だった」と、BC・富山時代、その時々によって違うバットを使用していた。
「独立時代の6月から8月にかけて調子がよかった時に使用していたバットから選ばせていただいて、その1つを決めて今使っています」と、84.7センチ、860〜870グラムのバットを使用する。
打撃で意識していることについては「元々体に力がないので、バットをうまく利用して、コンパクトにシャープに打つことを意識しています」と教えてくれた。
BC・富山時代も入団当初は練習生契約で、プロも育成選手からのスタートとなる。
「まだ育成選手なので、失うものは何もないと思っています。常に上だけを目指して日々前進していきたいと思います」。
また、BC・富山時代、現役時代ロッテでプレーしていた細谷圭氏から指導を受けてきたが、細谷氏からは「もっと自分を出して攻めていけ、アピールしていけ!」と言葉を送られたという。
「1番の長所である守備、足をいかして走塁と守備を磨き上げれば、バッティングもついてくると思う。まずは長所である守備力に特化した選手になりたいと思います」。背番号『123』から2桁の背番号を勝ち取って見せる。