巨人は増田陸の適時二塁打、岡本和の16号2ランなどで5回までに5点を先行。2点差の8回は6安打を集めて5点を奪った。戸郷が7回無失点でリーグ最多に並ぶ6勝目。ロッテの佐々木朗は自己最悪の5失点で今季初黒星を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
巨人 | 0 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | x | 10 |
ロッテ佐々木朗希投手(20)が5回89球を投げ、プロワーストの5失点で今季初黒星を喫した。
佐々木朗の被本塁打 | |||||
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年月日 | 試合 | 選手(相手) | 回 | 走者 | 球場 |
21-6-10 | 公式戦 | 村上(ヤクルト) | 2 | なし | ZOZO |
21-06-24 | 〃 | 柳田(ソフトバンク) | 1 | なし | 〃 |
21-08-15 | 〃 | ジョーンズ(オリックス) | 2 | 一塁 | 〃 |
21-09-10 | 〃 | 山崎剛(楽天) | 6 | なし | 〃 |
21-10-07 | 〃 | 鈴木大(〃) | 2 | なし | 〃 |
22-03-18 | オープン戦 | 岡本和(巨人) | 5 | 満塁 | 東京ド |
22-06-03 | 公式戦 | 〃(〃) | 3 | 二塁 | 〃 |
調子が悪かったといえばそれまでだが、ロッテの佐々木朗には明確な弱点がある。本来、まだ高卒3年目の投手だから厳しい目で見たくないのだが、最年少で完全試合を達成した“怪物投手”。超一流投手としての視点で評論したい。
佐々木朗と対戦するチームが真っ先に考えるのは、「100球限定」というスタイル。粘りさえすれば、余程でない限り9回までは投げられない。チームの目標とすれば5回までで100球ぐらいを投げさせれば勝機は大きくなる。明確な目標を定められる。
目標というのは明確になればなるほど「迷い」がなくなる。特に佐々木朗は右の本格派で投球スタイルもシンプル。攻略法もそれに比例してシンプルになる。
狙いは真っ直ぐ1本。追い込まれるまではとにかく真っ直ぐ狙い。ボールゾーンへの変化球にどこまで我慢できるか。ストライクゾーンへの変化球にはどこまでファウルで粘れるか。勝負の分かれ道になる。
今試合の佐々木朗は真っ直ぐがシュート回転し、高めに抜ける球が多かった。球威があるだけに、意図して真っ直ぐを高めに投げているときはいいが、真っ直ぐだけを待っている状況だと、プロの打者は簡単に空振りしてくれない。実際、真っ直ぐの空振りは1球もなかった。
フォークも真っ直ぐと同じように高かった。3回のウォーカーの中前安打、岡本和の2ランは落ちきらないフォーク。フォークという球種は高めに浮くと落ちが悪くなり、長打になりやすい。好調時の佐々木朗は、意図してフォークをストライクゾーンに投げられるが、今試合ではそこまで操れなかった。
好投手と対戦する打線は、それなりの「備え」をしてくる。球数制限以外でいえば、クイックを苦手にしているところだろう。
まともに打ち崩すのが難しいなら、機動力を使うのは常とう手段。「アウトになってもいいから揺さぶっていこう」となれば、それだけ思い切ったスタートが切れるようになる。今試合でもウォーカーが1盗塁し、吉川が2盗塁。得点に結び付いていた。
盗塁に関して言えば、捕手の松川がフォローできなくなっている。開幕当初は気にならなかったが、ここにきて投球を捕ってから投げるまでが遅くなっている。
おそらく後ろにそらしたり、しっかりキャッチングしなければいけないという圧力を感じているのかもしれない。送球の素早い捕手はミットに捕球前に送球の体勢に入れるが「しっかり捕ってから投げる」という意識が動きを遅らせているだろう。佐々木朗の剛速球を高卒ルーキーが受けているだけでもすごいのだが、プロの世界では見逃してくれない。
もっとも佐々木朗の調子そのものが良ければ、簡単には攻略できない。ただ、佐々木朗の潜在能力をもってすれば、調子が悪いときでも勝てる投球はできる。真の“怪物投手”を目指し、球界NO.1投手ではなく、歴代NO.1を目指して欲しい。
セ・リーグ2位の巨人が、パ・リーグ5位のロッテと対戦。
先発は巨人が戸郷翔征投手(22)。ロッテは6勝目をかけ、佐々木朗希投手(20)が登板するも、巨人の4番岡本和真内野手(25)に今季初めて本塁打を打たれるなど、5回5失点で降板。8回にレアードの3ランで2点差に迫るも、その裏に5点を奪われ、突き放された。佐々木朗希は今季初黒星、巨人戸郷は7回無失点で6勝目を挙げた。
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
巨人 | 0 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | x | 10 |
ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が敗戦の中、バットでは意地を見せた。
5点を追う8回、2死から走者一、二塁のチャンスが作られると、巨人デラロサの初球152キロ直球をジャストミート。左中間最深部の最上段近くに届く、特大の9号3ランとなった。
佐々木朗が打ち込まれ、苦しい中でファンを盛り上げる1発。試合中、球団広報を通じて「5点差はあったけど、まだまだあきらめる段階ではないので良い本塁打が打てたよ。追いつけるようなチャンスもあるし、東京ドームだったら何が起こるか分からないからね。最後まで諦めないよ」とコメントした。
レアードは9回以降の長打も期待され、8回には今季初めて三塁守備についた。しかし1死後、正面のライナーを捕れずに失策し、それを機に一挙5失点で試合が決定づけられた。今後の三塁起用には不安を残した。
東京ドームに「敗戦投手、佐々木朗希でございます」のアナウンスが響いた。今季初の黒星。ロッテ佐々木朗希投手(20)は巨人相手に5回5失点で「結果の通り、あまり。いい打者が多い中で失投が多かったかなと思います」と苦しいマウンドを振り返った。
初回、吉川尚と岡本和を連続三振にしたが、2人で14球かかった。何か違う空気。3回にはオープン戦で被弾した岡本和にフォークを右中間席へ運ばれた。今季の公式戦、233人目の打者でついに初の被本塁打。「全体的に配球だったり、コントロールミスだったり」。浴びた長打は5本。本塁打以外にもフェンス直撃が2本あった。カーブを初めて投じたのは79球目。緩急も入れづらい緊迫が続き、機動力も絡められ、終始押されてしまった。
場の主役には違いない。2回2死満塁で打席へ。巨人戸郷にファウルで5球粘り、当てる度に拍手やどよめきが大きくなった。最後は二塁ゴロで一塁へ全力疾走。ゆっくりベンチへ戻り、顔をふきマウンドへ。「慣れないことやったので、結構大変だったんですけど」。直後のマウンドで連続長打から失点。苦い経験になった。
2リーグ制後では史上最速タイとなる10試合目で、100奪三振に到達した。ただ、チームの借金がかさむ状況で求められるのは勝利のみ。本人も十二分に理解する。「色々次に向けて修正しなきゃいけないなと思ったので…次、頑張ります」。次回、確実に6勝目を。牙を研ぎ直す。
S=ストライク、F=ファウル、空=空振り
ロッテ佐々木朗希投手(20)がプロワーストの5失点で、5回限りで降板した。
巨人打線に2回以降、毎回失点した。2回は先頭から三塁打、二塁打と連続長打を許し、3回には岡本和に打者233人目での今季初被弾となる2ランを浴びた。4回は自身の失策で出した走者をかえすなど苦しんだ。
5回にこの試合6個目の三振を奪い、100奪三振に到達したものの、89球で8安打され、無傷の6勝目はつかめず。佐々木朗は「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」とコメントした。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季10試合目の登板にして、早くも100奪三振に到達した。
この日の巨人戦を94奪三振で迎えた。5回1死二塁、増田陸内野手(21)を145キロのフォークで空振り三振に仕留め、今季の奪三振数が100個に達した。
昨季は打者258人から68個の三振を奪い、今季は打者244人目で100奪三振。直球は164キロ、フォークは150キロまでそれぞれ最速球速を高めており、奪三振のペースを上げている。
奪三振数はパ2位のソフトバンク千賀(64個=3日の試合前時点)、セ1位の中日柳(56個=同)に大きく差をつけている。
100奪三振の内訳は、直球空振り=19個、直球見逃し=15個、変化球空振り=59個、変化球見逃し=7個となっている。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季初打席に立った。
2回、レアードとエチェバリアが安打、松川が四球とつなぎ、2死満塁の好機で回ってきた。
巨人戸郷に2球で追い込まれたが、そこからフォーク、150キロの直球、フォーク、148キロの直球と4球連続ファウルで食らい付いた。1球ファウルするごとにスタンドからは歓声と拍手が起こった。
1ボールを挟み、最後は8球目の外角スライダーを打って二ゴロに倒れた。先制点で自らを援護することはできなかった。
ロッテ佐藤奨真投手(24)が4日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。
3月に育成から支配下契約を勝ち取り、3月31日のソフトバンク戦に中継ぎでプロ初登板。5月に入ってオリックス戦、阪神戦と2試合に先発し、いずれも6回まで投げきったが、0勝2敗となっている。
待望のプロ初勝利がかかる。「前回、前々回の登板では立ち上がりが悪かったので、明日の試合ではそこをしっかり意識して、まず初回をゼロで抑えられるように準備していきたいと思います。子供の時はジャイアンツ戦を見に来ることもあった東京ドームでの登板ですが、気負わずにいきたいと思います」と意気込んだ。
ロッテ柿沼友哉捕手(29)が3日、再調整のため出場選手登録を抹消された。代わって、加藤匠馬捕手(30)が出場選手登録された。
この日の巨人戦(東京ドーム)でもスタメン出場するドラフト1位ルーキーの松川虎生捕手(18=市和歌山)の成長が著しい。一方で、昨季までのレギュラー格だった田村龍弘捕手(28)が今季、まだ1軍公式戦に出場していない。
田村は2軍のイースタン・リーグでも5月下旬以降、試合出場がない。井口資仁監督(47)はこの日「またケガですね、同じ箇所です。肉離れをして」と現状を説明した。昨季は10月に脇腹を肉離れしている。
セ・リーグ2位の巨人が、パ・リーグ5位のロッテと対戦。先発は巨人が戸郷翔征。ロッテは6勝目をかけ、佐々木朗希が登板する。
ミスターと令和の怪物が夢の対面を果たした。
巨人と公式戦で初めて対戦するロッテ先発の佐々木朗希投手(20)と巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(86)が、試合前に東京ドームで対面。2人は笑顔で記念撮影。長嶋終身名誉監督が「何センチ?」と佐々木朗の身長を質問。192センチと知ると「大きいね」と驚く場面もあった。
長嶋終身名誉監督は佐々木朗について「身長が高くて良い体格をしていました。惚れ惚れするストレートとフォークボールを投げて、それでいてコントロールも素晴らしい最高の投手です。私が見てきた約80年の中で杉下茂さん、金田正一さん、佐々木主浩さんの3人がNO.1でしたが、今は佐々木朗希くんがNO.1です。キャッチャーの松川君も素晴らしいキャッチャーですね。これからの成長が楽しみです」と絶賛のコメントを並べた。
ロッテは3日、小沼健太投手(23)のNPB初勝利記念グッズを受注販売すると発表した。
ラインアップはTシャツ、フェイスタオル、直筆サイン入りボール(49個限定、証明書付き)など。球団オンラインストア限定で6月12日まで販売し、発送は7月下旬以降の予定(直筆サイン入り商品は8月下旬以降)となっている。
野球殿堂博物館は3日、ロッテ佐々木朗希投手(20)の完全試合達成時着用ユニホームの展示を始めた。11月頃まで、館内エントランスホールで見ることができる。
4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した時に着用していたもので、ロッテ球団より寄贈された。この他、完全試合使用球、4月17日の17イニング連続無安打の日本新記録達成試合使用球(ともにサイン入り)、完全試合の公式スコア(複製)も引き続き展示する。
野球殿堂博物館は東京ドーム21ゲート右。
開館時間は、平日午後1時〜5時、土日祝日午前10時〜午後5時(東京ドームでのプロ野球開催日は変更の場合あり)。休館日は月曜(祝日、東京ドームでの野球開催日、春・夏休み期間中は開館)、年末年始。
入館料は、大人600円、高・大学生400円、小・中学生200円、65歳以上400円。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が3日、巨人戦(東京ドーム)に先発する。この日は巨人がホームゲームのため、佐々木朗も打席に立つ展開になる。
印象的な表情がある。岩手・大船渡高3年時の19年4月21日のこと。高校生史上最速163キロを4月6日に出したばかりの佐々木朗は出力を抑えるため、登板を制限していた。
前日に仙台育英(宮城)との練習試合で変化球主体で75球を投げたばかりで、21日は早朝からナインとバス移動。岩手・宮古にある本州最東端の球場へ向かった。宮古高との練習試合ではプレーイングマネジャーのような役割で、仲間達の戦いを見守っていた。カメラを構える記者も私1人だけ。どこにでもあるような高校野球の練習試合の風景だった。
試合はダブルヘッダー。1試合目、2試合目ともに最後に代打で出場した。1試合目はこすったような、変な回転がかかった内野フライ。打った瞬間に、笑って悔しがっていた。それもあってか2試合目は、右翼線に鋭いライナーを放つと、打った瞬間こそ「してやったり」の表情を浮かべたが、必死の形相で一塁へと膨らんだ。二塁打性の当たりで、三塁をうかがうかのような勢いで。
春先の、代打で出場するだけの練習試合。「大船渡の仲間と絶対に甲子園へ」と誓っていた本人としても、そこまで比重が高くなかった試合に思える。それでも、投げるだけじゃない。野球が本当に好きなんだな−。本州の隅で、私1人しかカメラを構えていないような試合で見せた、高校生史上最速右腕の本質。そのひたむきさで、どんどん伸びて、今の活躍は皆が知るところだ。
今日の巨人戦。投球はもちろん、どんな打席を見せるだろうか。カメラを持ってドームで観戦する人はぜひ、一塁へ走る表情にも注目して欲しい。
ロッテ佐々木朗希投手(20)が今季打者233人目で初被弾した。
0−1で迎えた3回1死一塁、巨人の4番岡本和真内野手(25)を打席に迎えた。ウォーカーに盗塁を許して走者二塁。2ボールからの外角141キロフォークを右中間スタンドに運ばれ、リードを3点差に広げられた。
日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は3日、現役ドラフトを今オフから導入するためには、遅くとも11月までに機関決定が必要との考えを示した。
前日にプロ野球選手会と事務折衝を行い、NPB側が具体案を提示。全球団で選手の入れ替えが起きる仕組みとなっている。同事務局長は「修正箇所はある。7月の選手会総会でどういう意見が出るかで、また検討が追加される。最速(導入)がこのオフなので、機関決定は11月頃、実行委員会で固まればいいのではないか」と話した。
借りを返せなかった。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が5回を投げ、今季ワーストの5失点(自責点4)で今季初黒星を喫した。
「見ての通りです。自分のミスもあり、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」。
令和の怪物は3月18日の巨人とのオープン戦(東京ドーム)に先発し、岡本和に満塁本塁打を浴びるなど4回?を5安打5失点で降板。この日も3回、岡本和に今季初被弾となる2ランを浴びるなど今季ワーストの8安打を許した。
それでも、160キロ超の速球を連発し、最速162キロを計測。5回に6個目の三振を奪い、セ、パ両リーグ史上最速タイとなるシーズン10試合目で100奪三振に到達。1990年の野茂英雄(近鉄)、17年の則本昂大(楽天)らに並んだ。
試合前には東京ドーム内で巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(86)と対面。ミスターから「いつもテレビでみていたよ」と歓迎され、「私が見てきた中で杉下茂さん、金田正一さん、佐々木主浩さんの3人がナンバーワンでしたが、今は佐々木朗希くんがナンバーワンです」と称賛された。
次回登板は10日のDeNA戦(ZOZOマリン)の予定。佐々木朗は、「(長嶋氏から)激励いただいて、もっと頑張りたいなと思いました」と金言≠胸にマウンドに上がる。
巨人の長嶋茂雄元監督が3日、東京ドームで行われた交流戦の巨人−ロッテ1回戦を観戦し、先発したロッテの佐々木朗希投手を試合前に激励した。
長嶋元監督はユニホーム姿の佐々木朗と歓談し、記念撮影に納まった。球団を通じ「ほれぼれするストレートとフォークボールを投げて、それでいてコントロールも素晴らしい最高の投手です。私が見てきた約80年の中で杉下茂さん、金田正一さん、佐々木主浩さんの3人がナンバーワンでしたが、今は佐々木朗希君がナンバーワンです」とコメントした。佐々木朗は「激励をいただいて、もっと頑張りたいなと思った」と話した。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発し、5回を投げて今季ワーストの5失点(自責点4)で今季初黒星を喫した。今季最多の8安打を許し、今季初被弾した。試合後の佐々木朗の一問一答は以下の通り。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発し、5回8安打5失点(自責点4)で今季初黒星を喫した。試合後、井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が巨人戦に先発。5回8安打5失点6奪三振89球で今季10試合目にして初黒星(5勝)を喫した。
佐々木朗は1回、1死からウォーカーに左へ二塁打を浴びたが、続く吉川、岡本をフォークで連続三振に斬った。この回の球数は17球。
2回、先頭のポランコにあわや本塁打の右翼フェンス上部直撃の三塁打を浴びると、増田に右中間を破る適時二塁打を許して先制点を奪われた。さらに1死二、三塁とピンチは続いたが、戸郷を空振り三振、丸を左飛に抑えた。この回は28球を費やし、2回まで45球。
3回、先頭のウォーカーに中前打。二盗などで1死二塁から、岡本にフォークを右中間へ運ばれ、0−3と差を広げられた。佐々木朗は今季、64イニング目で初めて許した本塁打だった。球数はこの回まで56球。
4回、先頭の中山の一ゴロをベースカバーに入った際に落球。自身のエラーでピンチを作った。戸郷から4つ目の三振を奪うなどした2死二塁から、丸に左前適時打を打たれて今季ワーストの4失点目。この回まで奪った三振は5個、球数は74球。
5回、先頭の吉川に中前打を打たれ、続く岡本の場面で二盗、1死から三盗を許すと、ポランコに左フェンス直撃の適時二塁打を浴び0−5とされた。この回まで奪った三振は6個、球数は89球。佐々木はこの回限りでマウンドを降りた。
打線は8回2死一、二塁からレアードが左中間へ特大の9号3ランを放ち3−5と2点差に迫った。しかしその裏、4番手の広畑が5失点と打ち込まれ追い上げムードは一転した。
佐々木朗は、巨人とは3月18日のオープン戦(東京ドーム)で登板し、岡本和に満塁本塁打を浴びるなど4回2/3を5失点で降板していた。シーズンでは4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成するなど、今季はこの試合まで9試合に先発して5勝0敗、防御率1.33だった。
ロッテの佐々木朗希投手が3日、東京ドームでの巨人1回戦に先発して5回に6個目の三振を奪い、セ、パ両リーグ史上最速タイとなるシーズン10試合目で100奪三振に到達した。1990年の野茂英雄(近鉄)、2017年の則本昂大(楽天)らに並んだ。
佐々木朗は5月27日の阪神戦までの9試合で94奪三振。5回1死で増田陸内野手を空振り三振として3桁に乗せた。
巨人のドラフト1位・大勢投手(22)が関西国際大の先輩にあたるロッテ・益田と試合前に談笑した。
2度セーブ王に輝いた実績がある益田は憧れの存在という。かねて交流があり、変化球の重要性を説かれたことがある。150キロ超の直球を武器とするルーキーは「益田さんみたいな安心感を出していきたい。自分も競っていけるような成績を残したい」と意気込んでいた。
野球殿堂博物館は3日、ロッテの佐々木朗が4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した際に着用していたユニホームを11月頃まで展示すると発表した。
サイン入りの完全試合使用球や公式スコアなども展示している。
完全試合など開幕5連勝の快投を見せてきたロッテ・佐々木朗本来の姿ではなかった。5回まで毎回8安打を浴びて89球を要し、自己最多の5失点KO。最速162キロだった直球は54球投げて空振りは1個も奪えなかった。「見ての通りです。自分のミス(失策)もあり、足を引っ張ってしまった」と10試合目で今季初黒星を喫した。
2回2死満塁の今季初打席では、二ゴロに全力疾走。その直後の投球で、先頭ポランコに右越え三塁打、続く増田陸に右中間二塁打を許して1点先制された。3回には岡本和に今季初被弾となる2ランも浴びた。3月のオープン戦で直球を満塁本塁打された宿敵に、今度はフォークを右中間席まで運ばれた。
返り討ちに遭ったが「(打席に入ってから投球とか)慣れないことで大変だったけど、特に影響はなかった」と言い訳はしなかった。試合前には巨人・長嶋茂雄終身名誉監督と初対面。握手を交わし「激励を頂き、もっと頑張りたいと思った」と発奮材料もできた。
5回に増田陸から奪ったこの日6三振目で、90年野茂英雄(近鉄)らに並び最速タイとなるシーズン10試合目で100奪三振に到達。この男はやはり、ただでは転ばない。
佐々木朗(ロ)が5回1死からこの日6個目の三振を奪い、今季10試合、65回2/3でシーズン100奪三振を達成した。登板10試合目での到達は90年野茂英雄(近鉄)、14年金子(オ=現日)、17年則本(楽)らに並ぶ史上最速。到達イニングでは、15年サファテ(ソ)の62回1/3などがあり史上最速とはならなかったが、オール先発での記録としては、17年則本の73回2/3を8イニングも更新する最速記録となった。
野球殿堂博物館は3日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)が4月10日のオリックス戦で達成した完全試合の着用ユニホームを展示したと発表した。
ロッテから寄贈されたもので、完全試合使用球、同17日の日本ハム戦での17イニング連続無安打の日本新記録達成試合使用球(ともにサイン入り)、完全試合の公式スコア(複製)も11月頃まで展示する。
ロッテ・佐々木朗希投手が自己ワーストとなる5回8安打5失点で、今季初黒星を喫した。
試合後の一問一答は以下の通り。
プロ自己ワースト5失点で今季初黒星を喫したロッテ・佐々木朗希。本紙評論家の槙原寛己氏(58)が巨人戦の登板から見えた3つの課題を指摘した。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回を投げ、8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で今季初黒星を喫した。
直球がシュート回転し、フォークボールも高めに浮くなど、本来の姿を見せられなかった。3回1死二塁から迎えた岡本和にはカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。今季64イニング目で打たれた初めての一発だった。4回には自らの失策から走者を出し、2死二塁から、丸に右前打され4点目。5回にはポランコに左越え適時二塁打されるなど、巨人打線につかまった。
公式戦ではプロ初めての巨人戦。3盗塁を決められるなど、松川虎生捕手とのバッテリーにも隙があった。佐々木朗は降板後に「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」と話した。相手の研究が進む中、投手とっての総合力を高める必要があることを知る一戦ともなった。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回で8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で降板。6勝目はならなかった。
2回、ポランコ、増田陸の連打で先制を許すと、3回は1死二塁から迎えた岡本和にカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。佐々木朗は今季64イニング目で初の被弾。4、5回も立て直せず失点し、5回89球で8安打5失点6奪三振でマウンドを下りた。
SNSでは「佐々木朗希から5点!?」「巨人が佐々木朗希松川をよく研究していたというような打たれ方」「巨人さん、佐々木朗希の攻略本貸して!」「岡本を目覚めさせるのがまさか佐々木朗希だとは思いもしなかったな」「佐々木朗希に勝つとか実質優勝じゃん」と驚きの声が続々。
ロッテファンからは「こんな朗希みてられない」「めっちゃ汗かいてるじゃん。こんな朗希くん見たことない」「ここ数試合、不調続きなのが気になる」「投球の質が落ちてるなぁ シュート回転しすぎだし変化球の精度も悪いし」「朗希もこんな日はある」と嘆きの声が上った。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回を投げ、8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で降板。6勝目はならなかった。
直球がシュート回転し、フォークボールも高めに浮くなど、本来の姿を見せられなかった。2回、ポランコに右翼フェンス直撃の三塁打を打たれると、続く増田陸に161キロ直球を右中間二塁打され、先制を許してしまう。3回には先頭のウォーカーの中前打を許すと、1死二塁から迎えた岡本和にカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。今季64イニング目で打たれた初めての一発だった。4回には自らの失策から走者を出し、2死二塁から、丸に右前打され4点目。5回にはポランコに左越え適時二塁打されるなど、巨人打線につかまった。
それでもこの試合最後のイニングとなった5回1死から増田陸を空振り三振に仕留め、この試合6個目の三振を奪い、両リーグ最速で100三振に到達。シーズン10試合目で100奪三振に到達するのは、セ、パ両リーグ史上最速タイで、1990年の野茂英雄(近鉄)、2017年の則本昂大(楽天)らに並んだ。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、5回を投げ、8安打を浴びて自己ワーストの5失点(自責4)で降板。6勝目はならなかった。
「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」。
初回1死二塁では、吉川、岡本和を連続三振に斬ってピンチを脱したが、2回、ポランコの右翼フェンス直撃の三塁打を打たれると、続く増田陸に161キロ直球を右中間二塁打され、先制を許してしまう。
直球がシュート回転し、フォークボールも高めに浮くなど、本来の姿を見せられない状況で、3回には先頭のウォーカーの中前打を許すと、1死二塁から迎えた岡本和にカウント2ボールからの3球目、高めに浮いたフォークボールを右中間席へ運ばれた。今季64イニング目で打たれた初めての一発だった。4回には自らの失策から走者を出し、2死二塁から、丸に右前打され4点目。5回にはポランコに左越え適時二塁打されるなど、巨人打線につかまった。最速は162キロをマークし、5回に増田陸からこの試合6つ目となる三振を空振りで奪い、今季通算100三振到達も、表情は厳しかった。
投球数は89球で、8安打のうち5本が長打だった。公式戦で巨人との対戦は初めてだが、3月18日のオープン戦では、同じ東京ドームで4回2/3を投げて5安打5失点(自責4)だった。最速は163キロをマークしながら、巨人の4番、岡本和にはシュート回転した直球をバックスクリーン右へ運ばれる満塁弾を打たれた。前日には「チームが勝てるように、自分ができることを精一杯頑張りたい」と雪辱を期したマウンドで、再び打ち込まれてしまった。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発。初回1死二塁のピンチを無失点でしのぐと、0−0の2回2死満塁で今季初打席を迎えた。
巨人先発の戸郷を相手に2球で追い込まれた後、4球ファウルで粘ると、ロッテベンチは総立ちで見守る。SNSでは「マーティンめちゃくちゃ応援してるしベンチ総立ち」「ロッテベンチ総立ちで佐々木の打席見守るのいいな」「朗希の打席、ベンチが総立ちで見ててなんか可愛かった」と反響があった。
最後は二ゴロに倒れてプロ初安打はお預けとなったが、「野手陣よりもよっぽど戸郷に球数投げさせてる佐々木朗希」「戸郷vs佐々木朗希 の8球 見応えあったなあ」「セカンドゴロとはいえ戸郷に8球も投げさせた朗希見事だったよ」とSNSで感心の声が上った。
BS日テレなどで解説を務めた前ソフトバンク監督の工藤公康氏(59)も「おおー、スイングいいんじゃないですか?」と感嘆の声。ファウルで粘る姿に「しっかりバットに当てましたもんね」と話し、「今シーズン初めて打席に入る割には、ストライクゾーンを把握している」と打撃センスに感心していた。
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が3日の巨人戦(東京ドーム)に先発。初回を無失点に抑えた。
初回1死からウォーカーに左翼線二塁打され、ピンチを招いたが、吉川を空振り三振。続く4番の岡本和もフルカウントとなったが、8球目のフォークボールで空振り三振に斬った。
公式戦で巨人との対戦は初めてだが、3月18日のオープン戦では、同じ東京ドームで4回2/3を投げて5安打5失点(自責4)だった。最速は163キロをマークしながら、巨人の4番、岡本和にはシュート回転した直球をバックスクリーン右へ運ばれる満塁弾を打たれた。前日には「チームが勝てるように、自分ができることを精一杯頑張りたい」と話していた。
試合前には巨人の長嶋茂雄終身名誉監督と対面。「頑張ってね。まだ3年目、これから。いつもテレビで見ているよ」と激励され、長嶋終身名誉監督の左手を両手でガッチリ握手。佐々木朗にとって、いつもと違った気持ちも加わったマウンドとなった。
ロッテは4日午前10時から12日午後11時59分まで、マリーンズオンラインストア限定で小沼健太投手の初勝利を記念したグッズの受注販売を行う。
小沼は5月26日の広島戦に2番手として登板。2回1失点と好投し、今季12度目の登板でNPB入り後初勝利を記録した。球団育成選手出身者としては3人目となる。
野球殿堂博物館(東京ドーム21ゲート右)は3日から館内エントランスホールでロッテ・佐々木朗希投手(20)の完全試合達成時のユニホームを展示したと発表した。
ロッテから4月10日のオリックス戦で同投手が着用したユニホームを寄贈されたもので、このほかに完全試合使用球、4月17日の17イニング連続無安打の日本新記録達成試合使用球(ともにサイン入り)、完全試合の公式スコア(複製)も展示している。11月頃まで展示予定となっている。
登板後も悔しさを隠しきれなかった。ロッテの佐々木朗が5回まで8安打を浴び、自身最多の5失点(自責4)KO。本来の姿を見せられなかった。
表情を曇らせた。「見ての通り。自分のミスもあったし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ない。いい打者が多い中で失投が多かった」。3月18日のオープン戦以来2度目となる巨人との対戦でリベンジに挑んだが、この日は序盤からシュート回転が目立ち、変化球も高めに浮いた。2回に今季初の2者連続長打を浴び先制点を献上。3回1死二塁では、3月18日の同戦でグランドスラムを浴びた岡本に141キロのフォークを右翼席へと運ばれ今季打者233人目にして初被弾。さらに5回までに3つの盗塁を許すなど足でもかき回された。
この日のストライク率は70.8%と前回登板に比べて3%アップも、空振り三振は全てフォーク。自慢の直球での空振りは今季初めて0に終わり、「全体的に配球だったり、ボールの質だったり(反省点は)色々」と全てにおいて納得がいかなかった。5回には増田陸から三振を奪い、1990年の野茂英雄(近鉄)、2014年の金子千尋(オリックス)、17年の則本昂大(楽天)に並び、両リーグ史上最速タイとなるシーズン10試合目で100奪三振に到達も、開幕からの連勝は5でストップ。打線も援護できず、今季初の黒星がついた。
この日の試合前には巨人の長嶋茂雄終身名誉監督=報知新聞社客員=に初対面した。「激励いただいて、もっと頑張りたいなと思った」と右腕。連勝は止まったがこの黒星がまた1つ、朗希を成長させる。
ロッテは試合前まで今季5勝0敗、防御率1.33の佐々木朗希投手(20)が先発。5回89球で6奪三振、ともに今季自己ワーストの8安打5失点(自責点4)で今季初黒星を喫した。防御率は1.77となった。
2回にポランコ三塁打、増田陸の適時二塁打で先制を許すと、3回には岡本和に高めのフォークを右中間席に運ばれ、今季打者233人目で初被弾。4回には丸、5回にはポランコの適時打で1点ずつ失った。
試合後は「いい打者が多い中で失投が多かったかなと思います」と振り返った。
試合前には、球場を訪れた長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督と対面。「激励いただいて、もっと頑張りたいなと思いました」と話した。
ロッテが今季3度目の2ケタ失点となる10失点で大敗。借金8となった。
先発の佐々木朗希は5回8安打5失点で今季初黒星を喫した。
8回にレアードが3ランを放ったが、得点はその一発のみ。7回まで無得点が続いた打線に、井口監督は「前半ね、もう少し朗希が楽になるように投げさせてあげたかったところなんですけど。ま、また明日切り替えていきます」と話した。
ロッテが今季3度目の2ケタ失点となる10失点で大敗。借金8となった。
先発の佐々木朗希は5回8安打5失点で今季初黒星を喫した。
8回に登板した広畑が味方の失策から5失点。投手陣は計15安打、バッテリーは計6つの盗塁を許した。
打線も8回にレアードの3ランによる得点のみでつながりを欠いた。
ロッテが今季3度目の2ケタ失点を喫した。
0−5の8回、レアードの3ランで2点差に迫った。
その裏の守備。4番手で広畑がマウンドに上がり、一塁のレアードが三塁、代打で出ていた山口が一塁に入った。1死から小林のライナーをレアードがはじいて失策。ここから重信、丸、ウォーカー、吉川と4連打を浴び、岡本和三振を挟んで中島、増田陸と連打で失点。さらに増田大、重信、立岡と1イニングで二盗を3度決められた。捕手の佐藤都が懸命に二塁に送球も及ばなかった。
8回は1イニング6安打、1失策、3許盗塁で5点を失い3−10と点差を大きく広げられた。
ロッテのレアードが8回2死一、二塁、2番手デラロサから左翼席上段に特大の9号3ランを放った。
2死走者なしからマーティン二塁打、中村奨四球の直後の初球、152キロを完璧にとらえた。
レアードの7試合ぶりの一発で試合は0−5から3−5と2点差になった。
ロッテは試合前まで今季5勝0敗、防御率1.33の佐々木朗希投手(20)が先発。5回89球を投げて6奪三振、ともに今季自己ワーストの8安打5失点(自責点4)で降板した。
2回にポランコ三塁打、増田陸の適時二塁打で先制を許すと、3回には岡本和に高めのフォークを右中間席に運ばれ、今季打者233人目で初被弾。
4回に丸、5回にポランコの適時打で1点ずつ失った。
54球投じた直球は最速162キロを計測したが、空振りゼロ。直球で1度も空振りを奪えなかったのは初めてだった。
ロッテは試合前まで今季5勝0敗、防御率1.33の佐々木朗希投手(20)が先発。
2回にポランコ三塁打、増田陸の適時二塁打で先制を許した。
3回、1死二塁から岡本和に高めのフォークを右中間席に運ばれ2ランで0−3。佐々木朗は今季被弾ゼロだったが、これが打者233人目で初被弾となった。
ロッテは試合前まで今季5勝0敗、防御率1.33の佐々木朗希投手(20)が先発。
2回、先頭のポランコに低めのフォークを右翼フェンスへ運ばれ、打球はフェンス最上部の防球ネット付近に当たって返ってきた。
これを右翼手マーティンが処理したが、本塁打と勘違いしたのか、なかなか返球せず、緩慢な動きを見せている間にポランコは一気に三塁へ。通常の動きで処理していれば二塁打コースの打球が三塁打となった。
無死三塁、続く増田陸の右中間二塁打で佐々木朗は先制を許した。
ロッテは試合前まで今季5勝0敗、防御率1.33の佐々木朗希投手(20)が先発。
初回を1安打2奪三振で無失点に抑えると、0−0の2回2死満塁で打席へ。
プロ通算3打席目は初球ファウル、2ストライクから4球ファウル、ボールと戸郷の球に食らいつき、スタンドがどよめいた。
最後は二ゴロでプロ初安打初打点はお預けとなったが、打席で食らいつく姿に拍手が送られた。
ロッテは試合前まで今季5勝0敗、防御率1.33の佐々木朗希投手(20)が先発。
初回、先頭の丸を157キロ直球で三邪飛。2番・ウォーカーには初球の158キロをライナーで左翼線二塁打にされたが、3番・吉川を160キロ直球などで追い込み、最後は142キロのフォークで空振り三振。4番・岡本和もフォークで空振り三振に打ち取った。
最速は161キロ。電光掲示板の球速が赤く表示される160キロ以上が初回は3球あり、東京ドームがどよめいて騒然とした。
ロッテは3日、マリーンズオンラインストア限定で小沼健太投手の初勝利記念グッズの受注販売を行うことを発表した。
小沼は5月26日の交流戦・広島戦(マツダスタジアム)でプロ初勝利をマーク。育成出身選手としては3人目となった。初勝利記念グッズはTシャツ(3800円)や、フェースタオル(1800円)、アクリルキーホルダー(600円)など5アイテム(全て税込み)。販売はマリーンズオンラインストアで4日午前10時から12日まで受注している。
ロッテの加藤匠馬捕手(30)が3日、東京ドームで1軍に合流し、出場選手登録された。今季は1軍で3試合の出場で打席なし。4月27日に再調整のため抹消となっていた。
中村稔弥投手(25)も出場選手登録された。今季は6登板で防御率10.29。
代わりに柿沼友哉捕手(29)、福田秀平外野手(33)が登録抹消となった。 また、本前郁也投手(24)は出場選手登録されなかったが、東京ドームで1軍に合流した。
野球殿堂博物館は3日、ロッテ・佐々木朗希投手(20)が4月10日に完全試合達成時に着用したユニホームを展示すると発表した。11月頃までを予定している。
館内エントランスホールで公開される。この他、完全試合使用球、4月17日の17イニング連続無安打の日本新記録達成試合使用球(ともにサイン入り)、完全試合の公式スコア(複製)も引き続き展示している。
10試合目でついに不敗神話が途切れた。5回8安打で自己ワーストの5失点で今季初黒星。ロッテ・佐々木朗希投手(20)は「見ての通りです。いい打者が多い中で、失投が多かった」。オープン戦と同じ東京ドームで、4回2/3を5失点と打たれた巨人打線にリベンジを果たせず、悔しそうに振り返った。
開幕5連勝中の右腕が初回から毎回安打を浴びる苦しい内容だった。3回にはオープン戦で満塁弾を許した岡本和にフォークを右中間席へ運ばれた。今季64イニング、打者233人目で今季初被弾。この日の最速は162キロ。平均球速も158.9キロと、いつもの速さではなかった。打席でも2打席凡退でプロ初安打はお預け。「慣れないことだったので大変だったんですけど、良い経験になります」と成長の糧とする。
それでも、5回には増田陸から空振りで今季通算100三振を奪った。シーズン登板10試合目での到達は史上最速タイの快挙。それでも3盗塁を許すなど、課題も見つかった。
試合前には巨人・長嶋終身名誉監督と対面も快投で応えることはできず「激励していただいてもっと頑張らないと」。まだまだ成長が必要と感じ取った朗希。次回は勝利につなげる投球をする。
ロッテの佐々木朗希投手が5回を投げ8安打自己ワースト5失点で今季初黒星を喫した。
初回から毎回安打を許す苦しい内容で、登板中は3盗塁を許した。3回は1死一塁から岡本和の初球に二盗を許し、3球目のフォークを右中間席へはじき返された。今季初被弾に「結果の通り、いい打者が多い中で、失投が多かった。次に向けて修正しなきゃいけなお」と反省した。
オープン戦で打たれた巨人に公式戦は抑えることを期待した井口監督は「今日は全体的に高かったですね。スイングの軌道にいってしまったかなと。もう少し、緩急をつけてと思ったんですけど、ちょっと一辺倒になってしまったかなというところです」と、単調になった投球を残念がった。チームは2連敗で借金8となった。
ロッテは大敗で2連敗。先発した佐々木朗希投手は、巨人打線に5回を投げ毎回被安打を浴び8安打、プロワースト5失点で今季初黒星を喫した。
佐々木はこの日最速は162キロにとどまるなどボールのキレ、制球ともやや精彩を欠き、巨人の4番岡本和に今季64イニング目、233人目の打者で初被弾となる2ランを浴びるなど、2回から4イニング連続で失点。足を絡めた攻撃にも苦しみ、球数もかさんだ。降板後、広報を通じて「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」と、悔しさをにじませた。
チームはその後も巨人打線を止めきれなかった。
ロッテの佐々木朗希投手が、巨人打線に5回を投げ毎回被安打を浴び8安打、プロワースト5失点で降板した。最速は162キロ止まりだった。
降板後、佐々木朗は広報を通じて「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」と、コメントした。
この日はボールのキレ、制球ともやや精彩を欠き、巨人の4番岡本和に今季初被弾となる2ランを浴びるなど、2回から4イニング連続で失点。苦しいピッチングとなった。
ロッテの佐々木朗希投手が、巨人打線に5回を投げ毎回被安打を浴び8安打、プロワースト5失点で降板した。最速は162キロ止まりだった。チームはそのまま敗れ、今季初黒星を喫した。
初回は無失点で切り抜けたが、2回益田陸に右中間へ適時二塁打を浴び先制を許した。3回には岡本和に141キロフォークを右中間席へ今季初被弾となる2ラン。4回にも丸に右前適時打。5回には先頭の吉川に出塁を許すと、二盗、三盗を決められて、5番ポランコに適時二塁打を浴びた。増田陸をフォークで空振り三振を奪い、両リーグ最速となる通算100奪三振をマークも、昨年のプロ初勝利を挙げた阪神との交流戦5回4失点を上回る失点となった。
打席では2回に二ゴロ、5回には空振り三振を喫し、プロ初安打もお預けとなった。
降板後、佐々木朗は広報を通じて「見ての通りです。自分のミスもありましたし、チームの足を引っ張ってしまい申し訳ないです」と、コメントした。
ロッテの佐々木朗希投手が3日、東京ドームでの巨人1回戦に先発して5回に6個目の三振を奪い、セ、パ両リーグ史上最速タイとなるシーズン10試合目で100奪三振に到達した。1990年の野茂英雄(近鉄)、2014年の金子千尋(オリックス)、17年の則本昂大(楽天)に並んだ。5回8安打5失点6奪三振で開幕6連勝はならず今季初黒星を喫した。
佐々木朗は5月27日の阪神戦までの9試合で94奪三振。5回1死で増田陸内野手を空振り三振として3桁に乗せた。
ロッテの佐々木朗希投手が4回に自らの失策からピンチを広げた。
この回先頭の中山には160キロ台の直球を連発もフルカウントからの9球目、161キロの直球を詰まって一ゴロ。捕球したレアードからトスをベースカバーで捕球もグラブからポロリ。失策が記録された。その後2死二塁から丸に右前適時打を浴び、マーティンのホーム返球がそれて、セーフ。井口監督がリプレー検証を要求も判定は変わらず、今季ワーストの4失点目を喫した。
ロッテの佐々木朗希投手が3回に岡本和に2ランを被弾し、今季64イニング目、233人目の打者で初被弾した。
3回に先頭ウォーカーに中前打後、吉川の打席で盗塁を決められ1死二塁。2ボールからの3球目。高めに浮いた141キロのフォークを右中間席へ運ばれた。佐々木朗は悔しそうにスタンドを見つめた。
試合は3回を終えて、ロッテは0−3でリードされている。
ロッテの佐々木朗希投手が先発し初回を無失点で切り抜けると、2回2死満塁の第1打席で戸郷から5球ファウルで粘り、8球目をしぶとく打ち返したが、惜しくも二ゴロに倒れ、自ら援護点とはならなかった。ただ、粘りの姿にベンチではマーティンらが笑顔で称えていた。
2死一、二塁から松川が四球を選び満塁に。初球のスライダーをファウルにし、東京ドームにどよめきが起こった。昨季は交流戦阪神戦で2打席立ち、2三振に倒れており、プロ初安打は第2打席以降に持ち越しとなった。
ロッテの佐々木朗希投手が先発し初回はウォーカーに158キロを左線二塁打を浴びたが、オープン戦で本塁打を浴びた岡本和をフォークで空振り三振を奪った。
巨人ファンからも大きな拍手を受けながら、マウンドへ。先頭の丸は直球で三邪飛に抑えた。続くウォーカーに二塁打を浴びたが、吉川をフォークで空振り三振。岡本和には2球目に初回の最速161キロをマーク。2死二塁からフォークで空振り三振に仕留め、淡々とマウンドを降りた。
千葉県は3日、28年ぶりの完全試合達成などの活躍をたたえ、プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(20)に知事賞を授与すると決定した。シーズン終了後に表彰式を開く予定。
県は表彰理由で、4月10日の完全試合だけでなく、8回まで完璧に抑えたところで降板した同17日の試合での好投も挙げ「社会的に大きな話題となった」とした。その上で「広く県民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えた」と評した。
これまで県は、スポーツの振興に貢献し、功績が顕著な人に知事賞を授与してきた。
巨人のドラフト1位・大勢投手(関西国際大)とロッテの益田直也投手が、試合前練習で挨拶を交わした。
同じ関西国際大出身の10学年離れた先輩後輩の間柄。マウンド近くで言葉を交えると、最後は互いに手を突き出し、タッチをして別れた。
大勢は両リーグ断トツトップの19セーブ。対する益田はリーグ4位の11セーブを挙げている。3月18日のオープン戦(東京ド)では8回裏に益田、9回表には大勢が登板し、2人の登録名が大型ビジョンに並んだ。抑えという起用法上実現は難しいと思われるが、公式戦での投げ合いに期待したい。
ロッテは3日、マリーンズオンラインストア限定で小沼健太投手の初勝利を記念したグッズの受注販売を行うと発表した。期日は6月4日10時から6月12日23時59分まで。
小沼は5月26日の交流戦広島戦(マツダスタジアム)に2番手としてリリーフで登板。2回1失点と好投し、今季12度目の登板でNPB入り後初勝利を記録した。
球団育成選手出身者としては3人目となる。商品一覧は次の通り。Tシャツ(ホワイト/ブラック サイズはS、M、L、XL)3800円、フェイスタオル1800円、アクリルキーホルダー600円、直筆サイン入りフォトファイル(49個限定、証明書付き)1万5000円、直筆サイン入りボール(49個限定、証明書付き、ボールケース付)1万8000円。全て税込。
打ちたい気持ちは十分、伝わってきた。ロッテ・佐々木朗希投手(20)である。
2日、ヤクルト戦(神宮球場)の試合前だった。ブルペンで行っていたバント練習の合間に、バッティングの構えを見せ、タイミングを取った。表情は真剣そのもので“実践モード”の鋭い眼光だった。
3日の巨人戦(東京ドーム)に先発予定。セ・リーグの本拠地で行われる交流戦では投手も打席に入る。ノックバットを握って振ったかと思えば、試合用のバットを手に素振りを披露。アップ中もバッティング動作を繰り返すなど、2日までのヤクルト3連戦の試合前練習は“打”をアピールする姿が印象的だった。
昭和の怪物、巨人・江川卓投手は通算709打席で117安打を放っている。野手顔負けのホームランは13本も。打者の性格や心理を読むことにも長けていた同投手だったが、投手が打席に入ることによって打者の目線や心理を体感し、それがピッチングに生きることは少なからずあるだろう。
死球や走塁中のケガなどのリスクはあるが、パ・リーグの公式戦では経験できない“二刀流”の相乗効果があるだろう。ヒットやホームランを打てなかったとしても、長い目で見ればプラスになるに違いない。“令和の怪物”のフルスイングに期待したい。