朗希で借金完済だ。ロッテ井口資仁監督は7月1日からの楽天3連戦(ZOZOマリン)の先発について「朗希、小島、美馬です」と予定を明かした。
前回登板で今季6勝目を挙げた佐々木朗希投手は、中8日で金曜日のカード初戦を任されることになった。剛腕の好投で4月16日以来となる勝率5割復帰を狙う。ソフトバンクを襲ったコロナ禍の影響で29日の試合が中止になり、チームはこの日、遠征先の福岡で打撃練習などで調整した。29日に先発予定だった小島和哉投手は2日の先発に回り、佐々木朗との並びで貯金生活入りを託される。
ロッテは29日、7月16日からのソフトバンク3連戦(ZOZOマリン)の各試合前にスペシャルライブを行うと発表した。
16日はSKY−HI(スカイハイ)とedhiii boi(エディーボーイ)が、17日はAile The Shota(アイルザショウタ)が、18日はNovel Core(ノベルコア)が、それぞれ試合開始15分前頃からグラウンド上でパフォーマンスを行う予定。いずれも「才能を殺さないために。」をスローガンに掲げるレーベル&マネジメント会社BMSGに所属するアーティスト。
「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported byクーリッシュ」の一環として行われる。
プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)の事務折衝が29日、行われ、今オフの導入が目指されている現役ドラフトについて意見交換がなされた。
前回2日の事務折衝で、NPB側から現役ドラフトの案を提示。導入へ前進した。
今回、選手会からの要望として、実施時期を後ろにずらすことが提案された。現状の案では、12月2日の保留選手名簿公示から1週間後となっている。選手会の森忠仁事務局長は「開催時期を、もうちょっと調整して欲しいという話をしました。契約更改もあると思う。余裕を持ってやった方がいいのでは、ということで調整できませんか、という話をさせていただいた」と、各球団が契約更改に追われる時期とはずらすことを提案した。
また、現役ドラフトの規定に「出場機会に恵まれない選手のため」という制度の趣旨を明記することも要望した。
今後は、NPB側が理事会・実行委員会で協議する。その結果を受け、選手会はオールスター第1戦(7月26日)の前に総会を開き、選手の意思を確認する。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が29日、オンラインで行われ、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる現役ドラフトの制度案を話し合った。選手会側は開催時期を現状案の12月上旬から遅らせるように要望するなど修正点を伝えた。
選手会の森忠仁事務局長は「選手会から直してもらいたいところを出して意見交換をした」と説明した。7月26日の臨時大会で選手らの意見を確認した上で、今季終了後の導入に向けてNPB側と細部を詰める。
ロッテはソフトバンクのコロナ禍で試合が延期となったことで、7月1日からの楽天3連戦(ZOZOマリン)の先発ローテーションが再編された。
井口監督が「週末は(佐々木)朗希、小島、美馬の予定です」と明言。初戦は当初の予定通り佐々木朗に託し、2戦目はこの日の先発予定だった小島が回ることになった。
チームは午前中にペイペイドームで全体練習を行い、午後に福岡から帰京した。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が29日、オンラインで行われ、前回2日にNPB側が提案した現役ドラフトの制度案について大きな隔たりはなく、今オフの開催が確実となった。
同制度は出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるため、各球団が2人以上の選手リストを提出。最低1人以上獲得し、1人以上は他球団へ移籍する案で、この日の選手会側は開催時期を保留者名簿提出後の12月上旬から遅らせるように要望するなど修正点を伝えた。各球団の契約更改が始まるタイミングとあり、選手会の森忠仁事務局長(60)は「直してもらいたいところをいくつか出して意見交換した」と説明した。7月26日のオールスターの第1戦前に行う臨時大会で選手らの意見を確認した上で、協議していく。
NPBは同4日に12球団実行委員会を開催する予定。実施時期や除外対象選手の年俸の設定金額など、選手会と双方で細部を詰めていく。
7月26日の臨時大会では審判問題についても意見を交わすことになった。選手会は4月24日のオリックス戦でロッテ・佐々木朗と球審を巡る判定トラブルから端を発した問題について、審判員の技術向上の取り組みなどNPBに質問書を提出した。森事務局長は7月10日までに書面で返答があると明かし「選手からの意見を聞いて、それを(NPBに)バックする」と語った。
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が29日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、ロッテでの厳しい練習を振り返った。
ロッテで3冠王を獲得した1986年のオフに中日の牛島、上川、平沼、桑田による「1対4の世紀のトレード」が発表された。当時の中日監督の星野仙一から「ロッテ時代のような特別扱いはしない」という発言があったのか真偽を聞かれると「いや、その記憶はない」と否定した。
また球団から合流は2月1日から始まる沖縄キャンプよりも「早く来い」という話もあったのか聞かれると、「“早く来い”っていうような話はなかったと思う」と、このウワサも否定。「だって、2月1日からキャンプインだから、それに間に合わせればいいんだろって。体力的に貯金もあったからね。どうせ大した練習はしないんだろうっていう」と当時の胸の内を明かした。
この発言にスタッフが驚くと、「そりゃロッテの練習から比べれば、よその練習なんか楽なもんだわ」と振り返った。「ロッテはそんなに厳しかったんですか?」と尋ねられると「ああ。だって1時間半から2時間アップやるんだから。汗びっしょりだよ。あの寒い鹿児島の鴨池球場で。靴の中ビショビショになるんだよ」と過酷さを伝えた。
さらに「“あぁ、アップ終わったら今日の練習終わりだ”っていうようなアップの仕方だから。それから比べればよそは30分、40分だろ?楽なもんだよ、そんなもん」と振り返った。
日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会の事務折衝が29日、オンラインで行われ、選手会は今オフから導入する「現役ドラフト」について、12球団から提示された具体案に対し、選手会側も開催時期など修正要望案を示した。
事務折衝後、オンラインで取材対応した森忠仁事務局長は「提示された案から直してもらいたいところを、いくつか出して話しました」と説明。次年度の契約保留者名簿提出後とされる12球団案の開催時期を後ろにずらせないかとの要望など意見交換した。
12球団は7月4日の実行委員会で再度協議。その提示案を、選手会はオールスター第1戦(7月26日・ペイペイドーム)前の選手会総会で審議していくことになる。
また4月24日のオリックス戦でロッテ・佐々木朗希投手(20)と白井一行審判員(44)をめぐる判定トラブルから端を発した問題について、選手会は質問状を提出したが、機構側から来月10日までに返答が来ることも分かった。
ロッテは「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」が開催される7月16〜18日のソフトバンク3連戦(ZOZOマリン)で、BMSGに所属するアーティストのSKY‐HI(スカイハイ)、edhiii boi(エディーボーイ)、Aile The Shota(アイルザショウタ)、Novel Core(ノベルコア)がスペシャルライブを行うと発表した。
7月16日にSKY‐HIとedhiii boi、17日にAile The Shota、18日にNovel Coreが試合前イベントとしてグラウンド上で試合開始15分前頃からパフォーマンスを行う。
BMSGはSKY‐HIが発起人及び代表取締役CEOとして設立した「才能を殺さないために。」をスローガンに掲げるレーベル&マネジメント会社。各アーティストのプロフィルは以下の通り。
日本プロ野球選手会と、日本野球機構(NPB)の事務折衝が29日、オンラインで行われ、今オフ開催を目指す現役ドラフトの詳細について意見交換した。選手会側からは開催時期について現行案の保留者名簿提出後の12月上旬から後ろにずらす希望を伝えた。
今後、12球団側が来月の実行委員会で協議し、選手会側は同26日に行われる選手会臨時大会で提出された案を確認することになる。
現行案は各球団が任意で2名以上の選手リストを提出し、最低1名以上獲得し、1人以上他球団へ移籍するものとなっている。
ロッテ2軍は29日、本拠地で日本ハム戦に臨む。
1軍は27日のソフトバンク戦(東京ドーム)で勝利。28日は移動日で、29日のソフトバンク戦(ペイペイD)に備えてチームは福岡入りしたが、その後にソフトバンクのチーム内でコロナ陽性判定が多発していることを受け、29日の試合を行わず延期とすると決まった。
30日は当初から試合がなく、7月1日の楽天戦(ZOZO)まで3日間試合なしとなる。
この日の2軍戦は、外国人枠の関係で登録抹消中のエチェバリアが3番、2軍調整中の井上が4番、菅野が5番に入る。両チーム先発メンバーは以下の通り。
ロッテは、30日午前10時から球団オンラインストア限定でライフスタイルブランド「umi(ウミ)」の新商品として夏物アパレルの販売を開始すると発表した。
「umi」は「your marine life is」をコンセプトとした海とスタジアムが好きな人のためのライフスタイルブランド。
第5弾となる今回は、6月13勝7敗で借金返済、勝率5割復帰まであと1勝と好調のチームを支える小島和哉投手と佐藤都志也捕手がモデルを務めている。
半袖Tシャツや7分丈Tシャツ、ショートパンツなどをラインナップ。半袖Tシャツ(胸ロゴプリント・税込3500円)のカラーはホワイト、ブラック、ライトブルー、メロン、アプリコットが用意されている。
ロッテ・佐々木朗の次回登板が29日、7月1日の楽天戦(ゾゾ)に決まった。井口監督がペイペイドームでの全体練習後に、今週末の楽天との3連戦の先発について「朗希、小島、美馬(の順)の予定」と明言した。
チームはこの日、予定されていたソフトバンク戦が中止のため、全体練習後に帰京。30日も含め、3日連続で試合のない日程となる。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が29日、オンライン形式で開かれ、出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」について、12球団からの具体案に対し、選手会側も修正を希望するなど意見交換を行った。
選手会・森事務局長は「提示案から直してもらいたいところを、いくつか出した」と説明。12球団案の12月上旬とする実施時期を、さらに後へ変更するなどの要望を行った。
次回の実行委員会で協議された12球団の最終提案を受け、選手会は7月の臨時総会で議論をしていく予定だ。
ロッテは「心躍る、夏のボールパーク。」をコンセプトとした夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」が開催される7月16〜18日・ソフトバンク戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)で、BMSGに所属するアーティストのSKY−HI(スカイハイ)、edhiii boi(エディーボーイ)、Aile The Shota(アイルザショウタ)、Novel Core(ノベルコア)がスペシャルライブを行うと発表した。
7月16日にSKY-HIとedhiii boi、7月17日にAile The Shota、7月18日にNovel Coreが試合前イベントとしてグラウンド上で試合開始15分前頃からパフォーマンスを行う予定。BMSGはSKY-HIが発起人及び代表取締役CEOとして設立した「才能を殺さないために。」をスローガンに掲げるレーベル&マネジメント会社である。
パ・リーグはセ・リーグと違い、混戦の様相を呈してきた。開幕直後は低調だったロッテが6月に13勝7敗と徐々に状態を立て直し、35勝36敗1分けで5割復帰まであと1勝。昨年のこの時期と比べ借金1は同じ成績。そこで後半戦に向けて井口監督に聞いてみたが、投手陣への手応えを自信を持って語る姿が印象的だった。
4位と、この順位ながら、防御率は2.77で3位。先発防御率に限っては2.38とリーグ2位のオリックスを大きく突き放し1位。それでもまだ、ファームでは1軍を虎視眈々と狙う。20年に右肘のトミー・ジョン手術を受けた種市篤暉投手は6月に先発で3試合登板し14回2/3を投げ2失点。井口監督は「下でしっかり投げてくれてます。去年、手術をしているので、まだ、ちょっと投げる体力というところがありますが、そこは急いでないですよ。後半戦にチームとしてここぞというところでいけたらと思っています」と強い口調で語っていた。19年にチームトップタイの8勝を挙げた右腕に後半戦のキーマンに期待している。
昨年先発で8勝を挙げた岩下もいる。今年の3月に右肘のクリーニング手術をしたが、術後の回復は順調のようで井口監督は「岩下もピッチングが始まります。復帰できるぐらいになっているので、本当に先発陣も競争ですよ」と、語る口調は昨年の優勝争い中に似ていた。さらに腰痛の石川も復帰間近だという。
元々ロッテというチームは優勝時は05年など、先行逃げ切り型だったが、近年は追い上げ型に変わりつつある。昨年は終盤にオリックスと優勝争いを演じた。ここにきてメジャー通算155セーブのオスナが加わり、リリーフ陣も安定してきた中で、先発陣も豊富な手駒になってきた。井口監督の中には投手陣の整備で守り勝つ野球で、後半戦、パ・リーグの優勝争いをかき回すプランだ。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が2日、オンライン形式で開かれた。出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」について、前回提示された12球団の具体案に対して選手会側も修正希望案を示すなど、意見交換がなされた。
選手会・森事務局長は「提示された案から直してもらいたいところを、いくつか出して意見交換をした」と説明。オフの保留者名簿提出後とされている実施時期を、12球団案よりも後のタイミングに変更するなどの要望をした模様だ。
そのほかの選手会側からの要望についても、12球団は次回実行委員会で協議予定。その最終提示案を受け、選手会は7月の臨時総会で協議をしていく。
「10」。
この数字は今季ここまでロッテの左腕が挙げた白星の数だ。昨季は左腕全体でロッテが挙げた勝ち星は「13」で、(左腕全体で)10勝に到達したのは小島和哉が7勝目を挙げた9月11日の日本ハム戦ということを考えれば、このままのペースでいけば昨年の「13」勝はオールスター前にも上回ることが期待できる。
なお6月29日終了時点で左腕の勝ち星数は、パ・リーグではオリックス(16勝)についで2番目に多い。ベンチ入りのリリーフが右投手のみという時があるなど、近年は左のリリーフは不足しているが、チーム最多の6勝をあげるロメロ、開幕からなかなか勝ち星に恵まれないがローテーションで投げる小島と、一時期1軍にいる左投手が松永昂大のみという状況から脱しつつある。
成瀬善久氏がヤクルトに移籍した2015年以降、ロッテの左腕の白星数は15年が11勝、16年が5勝、17年が4勝、18年が4勝、19年が8勝、20年が10勝、21年が13勝と長年左腕不足に悩まされてきた。
とはいえ、2014年以降は毎年左投手をドラフトで指名しており、将来的に1軍で戦力として期待のもてる左腕は増えつつあった。18年ドラフト3位でプロ入りした小島は1年目の19年後半から先発ローテーションに入り、2年目の20年はわずかに規定投球回に届かなかったが7勝をマーク。昨季自身初となる規定投球回達成、チーム最多の10勝を挙げ、2年連続2位入りに大きく貢献した。今季は1勝6敗という成績ではあるが、開幕からローテーションを守り、防御率は2.30。小島は“期待の左腕”から“計算のできる左腕”となり、今やチームに欠かせない先発投手に成長した。
プロ入りしたときは育成選手だった本前郁也と佐藤奨真は、1年目にファームで力をつけ、2年目の開幕前に支配下選手登録を掴んだ。プロ3年目の本前は6月5日の巨人戦で5回4失点ながら今季初勝利をあげると、6月17日の日本ハム戦ではリリーフで4回を無失点に抑え、味方打線が終盤に逆転し白星を手にした。
佐藤奨真は5月14日のオリックス戦でプロ初先発を果たし敗戦投手になったが、6回2安打1失点と好投し、6月12日のDeNA戦で嬉しいプロ初勝利を挙げた。ここまで1勝4敗と黒星が先行するも、先発した5試合全て6イニング以上を投げ、先発投手の指標の1つであるクオリティスタート(6回以上3自責点以内)は4度達成している。
何といっても、外国人左腕のロメロの存在は大きい。移籍2年目の今季、4月を4試合・26回1/3を投げ、2勝0敗、防御率0.34と抜群の安定感を見せると、5月は1勝4敗、防御率5.11と低迷したものの、6月は3試合・21イニングを投げ3勝0敗、防御率0.43。佐々木朗希と並びチームトップの6勝をあげる。
ロメロの6勝を除けば、まだ4勝しか挙げていないではないかと言われてしまいそうだが、小島がエース格へと成長し、本前、佐藤も先発ローテーションを掴み取ろうと必死でアピールしている。鈴木昭汰、中村稔弥、成田翔、山本大貴、土肥星也もきっかけを掴めば、いつ1軍定着してもおかしくないという実力はつけてきている。さらに、高卒左腕の秋山正雲もファームで実戦デビューを果たし、ここまで6試合・7イニングを投げ、0失点と順調にステップを踏む。ドラフトで獲得した若手左腕が少しずつではあるが芽を出していることに間違いない。あとは小島に続き、1軍に定着する左腕がどれだけ出てくるかというところだ。
直近10年でロッテの左腕白星数の最多は13年の30勝。ロメロと小島が2桁勝利を挙げ、本前と佐藤が5勝以上マークし、その他の左腕も1、2勝すれば十分達成可能な数字といえる。左のリリーフという課題はあるものの、左腕王国と呼ばれる日がそう遠くないうちに訪れそうな予感だ。