わたしはかもめ2022年鴎の便り(8月)

便

8月6日

埼玉西武1−2千葉ロッテ(ベルーナドーム)

ロッテが連敗を3で止めた。0−1の8回1死二塁で代打レアードの15号2ランで逆転した。小島は8回6安打1失点で6月10日以来の2勝目を挙げ、益田が25セーブ目。西武は山川の32号本塁打の1点だけで、連勝が4で止まった。

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千葉ロッテ0000000202
埼玉西武0100000001

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[ロッテ]小島和哉「いきます」と直訴した直後にレアードの逆転弾、今季2勝目[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(26)は90球で7回のマウンドを終えてベンチへ戻ると、木村1軍投手コーチがブルペンへ電話する様子が見えた。

まだ投げたい−。「いきます」とキッパリ直訴したら「今日の出来で、逆に代えるタイミングはない」との言葉が返ってきたという。直後にレアードの逆転弾が。「(8回にも)行かせてもらった監督、投手コーチにもしっかりとした姿を見せたい」。8回のマウンドに堂々と向かい、今季2勝目を手放さなかった。

防御率2点台ながら、前半戦を終えて1勝7敗。打線の援護が少なかったのは間違いない事実ながら、本人は責任を己に求めた。「僕が勝てていないというよりも、僕が投げた試合で全部負けているので。チームが勝てるような試合に持っていけていないと思っているので」と話したこともある。責任感が強い。

掃除もした。映像はこま送りで何度も見直した。身につけるものの色も変えたりした。それでも最後は“強気”のキーワードにたどり着き、そうでなくなっている自身にも気付く。「僕とかは本当に、1人1人のバッターからしっかりアウトをとって、アウトを積み重ねることしか。その先を見てる余裕はないので」。

強気と表裏一体の“無防備”にならぬよう、徹底して備えた上で、次のマウンドへ向かう。次の打者へ、次の1球へ向かう。160キロも強烈な決め球もなくとも、仕事への高い意識が小島の芯として揺るがない。2勝7敗にして、防御率もパ・リーグ4位に躍り出た。

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[ロッテ]小島和哉「自分に問いかけて。しっかり、大丈夫だぞと」心でつかんだ今季2勝目[ニッカン]

絶対に今季2勝目を−。ロッテ小島和哉投手(26)は敏感に察知した。1点リードの8回2死二塁、打者は西武の3番森。初球は変化球でストライクを取り、1度マウンドを外した。

「その前に(捕手の佐藤)都志也と話した時に、内角直球が勝負球になるからと。どこで使おうか探ろうと。1球目の後すぐにそのサインが出て」。

浦和学院(埼玉)ではセンバツ優勝投手になるなど若くして経験は豊富。牽制球の動きでマウンドを降り、歩いて、上を向いて考える。10秒少々。

「もう1度考えて、いや、大丈夫だと。取り越し苦労じゃないかなって」。

佐藤都を信じ、勝負球を投げ込む。「ちょっと甘かったですけど、気持ちで抑えられたと思います」。二ゴロに抑え、グラブをパーンとたたいた。

1勝7敗で後半戦を迎え、前回登板後には登録抹消された。「球以外なら、第三者的に見ておどおど投げてるなとか、攻めてないよなと思って。そこの切り替え1つだけだと思ったので」。コロナ禍での特例2022昇格で予期せぬ巡ってきた中6日。140キロ台終盤で攻めた初回から、8回最後の球まで、強気の芯を貫き通した。

帽子つば裏に「強気に攻めろ」と書いたのは昨年のこと。この夜、マウンドで何度か眺めたそこに文字はない。「自分に問いかけて。しっかり、大丈夫だぞと」。心でつかんだ今季2勝目が、正念場のチームを救った。

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[ロッテ]小島和哉8回1失点2勝目「今日は強気」井口監督たたえる好投「もちろん」ローテ復帰[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(26)が8回1失点の好投で、今季2勝目を挙げた。

前回7月30日に登板後に出場選手登録を抹消されたが、先発陣にも新型コロナ陽性判定の選手が出たため、今回は特例2022の代替指名選手としての先発になった。

昨季10勝を挙げた小島は今季は雨天中止、ローテ再編などの影響で、登板予定がずれるケースも多々。その中での今回の好投に、井口資仁監督(47)は「しっかりと投げてくれました。今日は強気な投球でしっかり投げ込んでくれたので。どうしてもいつも逃げてしまって、カウントが不利になってしまうところあったので、今日はしっかりできたと思います」と左腕のマウンドさばきをたたえた。

今回は代替指名選手としての1軍再昇格になったが、来週以降の先発についても「もちろん」と話し、1軍の先発ローテーションに戻ることになる。

首位西武相手に終盤の攻防で1勝1敗とし、第3戦の7日は森遼大朗投手(23)がプロ初先発する。井口監督は「明日の森も、みんなで盛り上げていけたらと思います」と、総動員でカード勝ち越しを狙う。

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[ロッテ]代打レアード逆転15号「高めの球に目付け」好投小島への“ご褒美弾”連敗3でストップ[ニッカン]

敗色が濃くなっていたロッテが、ブランドン・レアード内野手(34)の一振りでひっくり返し、連敗を3で止めた。

7回まで西武与座にチームが2安打に抑えられ、8回から2番手水上に交代。レアードは1死二塁の同点機に代打で登場すると、ボールを3つ選んだ。4球目、スライダーが甘く入ってきたのが見えた。

「スライダーももちろん頭に入れながら、高めの球に目付けをして、失投が来るという気持ちの中で反応することができたよ」。

4球目を迷わず振り抜くと、完璧な弾道が左翼席中段に飛び込んだ。逆転15号2ラン。打席に入る前、先発で好投した小島に「1本ちょうだい」とねだられ、白星がつかずとも奮闘してきた左腕に“ご褒美弾”をプレゼントした。

レアードはカウント3−0からも狙ってくる打者だ。井口資仁監督(47)は「ああいう自分の有利なカウントからしっかりと振れたのが大きい」とし「そこ(3−0)で打ってもなかなか前に飛ばせてなかったんですけど、今日はしっかりとねらい球を絞って打てたと思います」と、値千金の1発をたたえていた。

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[ロッテ]森遼大朗7日の西武戦でプロ初先発「やっと来たチャンスなのでしっかり頑張りたい」[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(23)が7日の西武戦(ベルーナドーム)で先発する。プロ初先発となる。

5日には井口監督らも見守る中でブルペン投球を行い、この日は最終調整。「やっと来たチャンスなのでしっかり頑張りたいと思います。プロ初先発は人生で1回しかないので、その1回を楽しめたらいいなと思います。西武打線は勢いよく振ってくるバッターがたくさんいると思うので、そこに投げ負けないようにしたいです。調子は悪くないです。良い感じで調整できています」とコメントした。

森は都城商(宮城)から18年育成ドラフト2位で入団。プロ4年目の昨季、イースタン・リーグで10勝を挙げ、シーズン後に球団と支配下選手契約を締結。今季は2軍で登板を重ね、7月30日のオリックス戦(ZOZOマリン)でリリーフとしてプロ初登板を果たしていた。

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[ロッテ]藤原恭大が体調不調で「特例2022」登録抹消、2位池田来翔が代替登録[ニッカン]

ロッテ藤原恭大外野手(22)が6日、特例2022で出場選手登録を抹消された。

球団によると、体調不良のため大事をとっての措置となった。

代替指名選手としてドラフト2位の池田来翔内野手(22=国士舘大)が出場選手登録を受けた。

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ロッテ・小島、2ヶ月ぶり白星でチームの連敗3でストップ、今季最長8回1失点[スポニチ]

ロッテ・小島の気持ちが入った一球だった。2−1の8回2死二塁。145キロ直球で森のバットを二ゴロに詰まらせ、拳を突き出した。珍しく感情をむき出しに。「(マウンドに)行かせてもらった監督、投手コーチにそういう姿を見せたかった」と振り返った。

今季最長の8回を投げ、6安打1失点。6月10日のDeNA戦以来6試合ぶりの2勝目で、チームの連敗を3で止めた。「本当は投げるはずじゃなかったのにもらったチャンス」。昨季10勝を挙げ、今季は先発の軸を期待されながら15試合で1勝7敗。6回途中4失点の前回7月30日のオリックス戦後に2軍再調整を命じられた。

自身の登板試合を映像で見直して、「頼りなさそうに投げていた」と反省。この日は2軍戦登板の予定だったが、コロナ禍で「特例2022代替選手」として中6日で先発が回ってきた。2回に山川に145キロ直球を左越えソロとされたが、4回無死三塁では山川を低めのスライダーで空振り三振。中村、オグレディも凡打に仕留めた。「技術じゃない」と気持ちで抑えた。

浦和学院2年の春、甲子園で頂点に立った。その頃の貪欲さを取り戻した。井口監督も「強気に投げ込んでくれた」とうなずいた。負ければ首位・西武に7.5ゲーム差となる危機を切り抜けた。

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ロッテ・代打レアード、小島からの本塁打おねだりに「任せろ」、逆転の決勝2ラン[スポニチ]

ロッテは代打・レアードが小島との約束通り一発で試合を決めた。

0−1の8回1死二塁。打席に向かう前、小島から「1本ちょうだい」と声をかけられ「任せろ」と返した。その直後、水上の128キロスライダーを捉え、左翼席に7月24日の日本ハム戦以来のアーチとなる逆転15号2ランを放った。助っ人は「いいタイミングでの起用に応えることができた」と自画自賛した。

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ロッテ、代打・レアードが千金逆転15号2ラン!8回1失点と好投の小島に2ヶ月ぶり白星届けた[スポニチ]

5位・ロッテが首位・西武に2−1で逆転勝ち。0−1の8回、代打・レアードが15号逆転2ランを放ち、チームの連敗を3で止めた。先発の小島和哉投手(26)は8回6安打1失点と好投し、6月10日DeNA戦以来2ヶ月ぶり白星となる2勝目を手にした。先発の小島は2回、山川に2試合連続となる32号ソロを被弾。先制点を許したが好投を続け追加点は与えず。3回から7回までスコアボードにゼロを並べた。

すると8回、この回から登板した2番手の水上から1死二塁とし、代打・レアードが値千金の15号逆転2ラン。真ん中やや高め128キロのスライダーを捉え左翼スタンドまで運んだ。

8回も続投した小島は1死二塁とされるも源田を左飛、森を二ゴロに打ち取り無失点。打者30人に対し100球、被安打6、被本塁打1、奪三振7、無四球の1失点という内容で降板した。

9回は守護神・益田が山川に二塁打を打たれるも後続を封じ、リーグトップの平野佳(オリックス)に並ぶ25セーブ目。最後は2死二塁から代打・栗山の強烈な打球を大きく弾いてしまうも、浮き上がったボールがちょうど遊撃・小川の元へ。結果的に遊ゴロとなって試合が終了した。

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[ロッテ]8回、レアードが代打で逆転2ラン、水上由伸から[報知]

ロッテは1点を追う8回1死二塁。代打のレアードが3ボールから甘く入ったスライダーを左翼席へ15号逆転2ラン。ベンチに帰り笑顔ですしを握った。

3連敗中のロッテは西武先発・与座の前に7回までわずか2安打に抑えられていたが、2番手の水上を攻め逆転に成功した。

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西武・与座海人−ロッテ・小島和哉…スタメン発表[報知]

[ロッテ]
1(左)荻野、2(右)マーティン、3(二)中村奨、4(捕)佐藤都、5(三)安田、6(一)井上、7(中)福田秀、8(指)菅野、9(遊)エチェバリア、投=小島
[西武]
1(二)外崎、2(遊)源田、3(捕)森、4(指)山川、5(三)中村、6(左)オグレディ、7(一)ジャンセン・ウィティ、8(右)愛斗、9(中)川越、投=与座

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ロッテ・小島2勝目、2ヶ月ぶり白星「ここから巻き返していけるように」[デイリー]

ロッテ・小島が8回1失点で6月10日・DeNA戦以来、約2ヶ月ぶりの白星となる2勝目をつかんだ。

今季は結果が残せず、7月31日に2軍降格。だが、先発に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、この日急遽代替選手として再登録された。チームの連敗も3で止め、「ずっと負けっぱなしで…。ここから巻き返していけるように」と話した。

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