楽天の藤平が5回1/3を1安打無失点で2018年9月以来の白星を挙げた。松井裕が26セーブ目。5回に小深田の適時二塁打で得た1点を守り切った。ロッテはわずか1安打と元気なく、好投の小島を援護できなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 1 |
ロッテはリーグ単独ワーストとなる今季16度目の完封負けを喫し、再び自力優勝が消えた。
楽天藤平を打てなかった。2回の菅野の左前打のみ。6回途中からは強力リリーフ陣に抑えられた。1安打完封負けは今季3度目の屈辱だ。
守備でも痛恨のミスが出た。5回2死一、二塁で、右翼岡が小深田のフライを見失った。午後6時半ごろ。ナイター照明はついていたが、ちょうど薄暮で、打球が見づらかった可能性はある。とはいえ、完全に打ち取った当たりが適時二塁打になった。走者を背負っても粘り強く投げていた小島は、これが唯一の失点。打線の援護もなく、見殺しにされた。
ベンチの勝負手も空振りとなった。1点を追う7回、先頭の山口が四球を選ぶと、代走で和田を送った。宋家豪の4度の牽制の後、和田は二盗を試みる。だが、外角真っ直ぐを要求した炭谷は、捕球後、二塁へ好送球。ベテラン捕手の思惑が勝り、球界屈指の俊足は刺された。
仮に盗塁成功なら無死二塁。そこから1死三塁をつくれれば、同点のチャンスは広がっただろう。僅差の終盤にもう1度、打席が回る可能性がある4番を下げてでも1点を取るべく、積極的に動いた。現状を打開しようという意図は伝わってきた。しかし、突破口を開く前に封じられた。
井口資仁監督(47)は「(小島は)いいピッチングをしてました。野手が、ちょっと足を引っ張ってしまいましたね。打つ方は1安打しか打ててない。本当に小島を援護できなかった」と嘆いた。
対戦が少ない藤平だったが、ミーティングは重ねていた。「1打席で終わってる訳じゃないので、攻略していかないといけない。打てる球はいっぱいありました」と、理由にはしなかった。
今カード、初戦は佐々木朗が3本塁打を浴びながらも、松川の逆転打が飛び出し、白星スタートだった。だが、そこから2連敗で負け越し。この日は1安打とはいえ、失点は1点のみだ。勝機が全くなかったとは言えない。9回は相手の守護神・松井裕に簡単に3人で終わった。もちろん、負けるつもりでやっている選手は誰もいない。ただ、あまりに悔しさが残る試合だった。
23日からは本拠地で6連戦が待つ。西武、楽天と上位チームが相手。井口監督は「しっかり1週間、打ち込める時間もあるので頑張っていきたい」と言った。屈辱を、どう生かすか。何もしなければ、CS圏内は離れていくばかりだ。
ロッテが今季3度目の1安打敗戦となったが、4月19日西武戦、同20日西武戦に続き、3試合とも唯一の安打が菅野。シーズンに3度も1人でチームの全安打を記録してノーヒットを阻止したのは、82年山本浩(広島)96年久慈(阪神)13年陽岱鋼(日本ハム)に次いで4人目だ。また、ロッテが1安打負けをシーズン3度以上は、4度喫した東京時代の65年以来57年ぶり2度目。
ロッテは悔やまれる形で先制を許した。
先発の小島和哉投手(26)は初回からテンポよく楽天打線を抑えていた。5回2死一、二塁で小深田を迎えた。初球、スライダーで右飛に打ち取ったと思われた。右翼の岡大海外野手(31)が落下点へ。が、直後にボールは岡の数メートル手前にポトリと落ちた。ボールを見失っていた。その間に二塁走者が生還。先制を許す適時二塁打となった。
この日の試合は午後5時開始で、先制打の場面は午後6時半頃。既にナイター照明はついていたが、薄明かり。薄暮の時間帯だった。
ロッテは21日、フリーアナウンサー袴田彩会(31)が26日の楽天戦(ZOZOマリン)で始球式を行うと発表した。
袴田は球団を通じ「よく観戦に行くZOZOマリンスタジアム。眺めが良くて、もつ煮込みがおいしくて、大好きな球場です!そんな場所で始球式をさせていただけること本当に嬉しく思っています。今回背番号は22番を用意してもらっています!いつもお世話になっているあの方がつけていた番号でもあり、今回お話をくださった株式会社ライブズ様が今年で創立22周年を迎えたということで、不思議な縁を感じています!師匠の教えをいかし、マリンの風に負けない強い球を投げ込みたいです!」とコメントした。
同戦は、球団オフィシャルスポンサーである株式会社ライブズの冠協賛試合として開催される。
袴田は、元ロッテの里崎智也氏(46=日刊スポーツ評論家)出演のYouTube「Satozaki Channel」でアシスタントを務める。22は、里崎氏が現役時につけていた背番号でもある。
ロッテは今季16度目の零封負け。先発した小島和哉投手(26)は6回1失点で9敗目(2勝)を喫した。5回2死一、二塁。小深田の平凡な飛球が右翼に上がり、失策こそ記録されなかったが、右翼手の岡が打球を見失い、適時二塁打となった。試合後、代表取材に応じた井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。
ロッテは零封負け。小島が先発し、6回1失点で役割を果たしたが、9敗目を喫した。
「走者を出す機会が多かったが、しっかりバッテリーで攻めたり、交わしたりする投球ができたと思います」。
守備でも足を引っ張られた。0−0、5回2死一、二塁。右翼へ平凡な打球が上がった。失策こそ記録されなかったが、右翼手の岡が打球を見失い、適時二塁打となった。
ベンチから見守った木村コーチから「3回は全打者にフルカウントまでいったので、色々なことを考えすぎず、もう少しシンプルに攻めてもらいたい」と指摘されたが、左腕は修正しただけに、悔いが残る。
計90球、ボールを丁寧に低めに集めた。小島は要所を締めたが「もう1イニングは投げなければいけないし、中継ぎ陣にも申し訳ないです」と責任をかぶった。
井口監督は「小島はいい投球をしてくれた」とねぎらった。チームは今季16度目の零封負け。本拠地に戻り、23日から上位の西武、楽天と6連戦。チーム一丸となって食い下がるしかない。
ロッテは、0−0の5回2死一、二塁の場面。薄暮の空に上がった打球を右翼・岡が見失い、適時二塁打となった。打線は2回に菅野が放った左前打のみ。わずか1安打で今季16度目の零敗。
6回1失点の小島には9敗目(2勝)がつき、井口監督は「小島を援護できなかった。ミーティングもしているし、1打席で終わった訳じゃない」と藤平を攻略できなかった打線にため息。2連敗で借金6となった。
好投のロッテ・小島を不運が襲った。0−0の5回2死一、二塁。打ち取った小深田の飛球を右翼の岡が見失う。午後5時開始で、まだ明るさが残る時間帯のプレー。薄暮の空に消えた打球は右前へ落ちる適時二塁打となった。
この1点を打線が跳ね返せない。安打は相手先発・藤平から2回に菅野が放った左前打のみ。わずか1安打で今季16度目の零敗。「しっかりバッテリーで攻められた」と、6回1失点の小島には9敗目(2勝)がついた。井口監督は「小島を援護できなかった。ミーティングもしているし、1打席で終わった訳じゃない」と藤平を攻略できなかった打線にため息。2連敗で借金6。4位・オリックスと5ゲーム差となった。
ロッテマリーンズは8月26日の楽天戦(ZOZOマリン)で球団オフィシャルスポンサーである株式会社ライブズの冠協賛試合「LIVES SPECIAL DAY2022」を開催し、「Satozaki Channel」でお馴染みのフリーアナウンサー袴田彩会が始球式を行うと発表した。
袴田は東北放送で情報・バラエティ・スポーツ・震災取材と幅広く担当。野球の知識が豊富で、同社退社後、元ロッテの里崎智也さんが出演するYouTube「Satozaki Channel」のアシスタントを務める。スポーツナビの「2021年好きなスポーツアナウンサーランキング」では1位を獲得した。
ロッテは21日、26日の楽天戦(ZOZOマリン)で「Satozaki Channel」でお馴染みのフリーアナウンサー・袴田彩会が始球式を行うことを発表した。
当日は球団オフィシャルスポンサーの株式会社ライブズの冠協賛試合「LIVES SPECIAL DAY2022」を開催。袴田さんは「よく観戦に行くZOZOマリンスタジアム。眺めが良くて、もつ煮込みが美味しくて、大好きな球場です!そんな場所で始球式をさせていただけること本当に嬉しく思っています。今回背番号は22番を用意してもらっています!いつもお世話になっているあの方がつけていた番号でもあり、今回お話を下さった株式会社ライブズ様が今年で創立22周年を迎えたということで、不思議な縁を感じています!師匠の教えを活かし、マリンの風に負けない強い球を投げ込みたいです!」とコメントした。
ロッテ・小島は6回を1失点に抑えたものの、打線がわずか1安打で今季16度目の零封負けを喫した。
5回2死一、二塁のピンチで、右翼の岡が打球を見失い適時二塁打の不運。防御率2.80ながら2勝9敗となった左腕は「しっかりバッテリーで攻めたりかわしたりするピッチングはできた」と悔しそうに振り返った。
ロッテは先発小島が6回を7安打1失点と粘りの投球をしたが、打線が今季最少タイの1安打で16度目の零封負けを喫した。
小島の降板後も7回は唐川、8回は勝ちパターンのゲレーロを投入し、5回の1失点にしのいでいたが、9回は松井裕に三者凡退に抑えられゲームセット。井口監督は防御率2.80ながら、2勝9敗となった左腕の力投をかばった。「いいピッチングはしていましたしね。打つ方はなかなか…。本当に1安打しか打てていないので、本当に小島を援護できなかったです」と申し訳なさそうに振り返った。
1週間の遠征が終わり楽天3連戦は負け越し。23日からはZOZOマリンで6連戦。「打つ方が、これじゃあいけない。しっかり(ZOZOでは)打ち込める時間があるので、頑張っていく」と巻き返しへ必死の姿勢をみせた。
ロッテの小島和哉投手が6回を7安打1失点に抑える好投も不運な失点と、打線の援護なく3勝目を逃した。
初回から直球にスライダー、カットボールなどを制球よく決め4回まで無失点も5回、2死一、二塁から小深田を完全に打ち取った打球は薄暮で右翼の岡が打球の行方を見失い先制点を献上。打線も5回まで2回に菅野が放った左前打のみと援護なし。7回は先頭の山口が四球で出塁も代走和田が二盗に失敗にこの回無得点で交代が告げられた。
昨年は10勝を挙げた左腕も防御率2点台の投球を続けながら、2勝止まりと勝ち星に恵まれない展開が続いている。
ロッテの岡外野手が打球を見失い、痛恨の先制点を許した。
5回2死一、二塁から小深田の打ち上げた打球は平凡な右翼への飛球も右翼の岡が見失い、ポトリと落ちた。球場もどよめき、打球の行方を見ていた小島もあ然とした表情でマウンド上に立ち尽くした。
ロッテは21日、8月26日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)で「Satozaki Channel」に出演中のフリーアナウンサー袴田彩会さんが始球式を行うと発表した。
当日は球団オフィシャルスポンサーの株式会社ライブズの冠協賛試合「LIVES SPECIAL DAY2022」を開催し、ファーストピッチセレモニーとして行われる。袴田さんは球団を通じ「よく観戦に行くZOZOマリンスタジアム。眺めが良くて、もつ煮込みが美味しくて、大好きな球場です!そんな場所で始球式をさせていただけること本当に嬉しく思っています。今回背番号は22番を用意してもらっています!」とコメント。
さらに続けて「いつもお世話になっているあの方がつけていた番号でもあり、今回お話を下さった株式会社ライブズ様が今年で創立22周年を迎えたということで、不思議な縁を感じています!師匠の教えを活かし、マリンの風に負けない強い球を投げ込みたいです!」と意気込んだ。