19日の楽天戦で約2ヶ月ぶりの白星をつかんだ佐々木朗希投手(20)は、中6日で再び楽天打線と対峙する。
井口監督が「金曜日です。先週と変わらないです」と、26日の同対戦(ZOZOマリン)に先発させる方針を明かした。前回は6回を投げて自己ワーストタイの5失点。プロ入り後初めて1試合で3被弾し、逆転打を打った松川に感謝した。次こそはしっかり抑えて8勝目を狙う。
19日の楽天戦で自己ワーストの3発を被弾したロッテ・佐々木朗の次戦も、26日の同戦(ZOZOマリン)となった。6回5失点ながら、後半戦初白星の7勝目を挙げた右腕について、井口監督が「金曜日です。先週と変わらないです」と中6日で送り出す方針を示した。右手中指のマメをつぶしてから復帰後3試合で計13失点。「修正しないといけない」と雪辱を期している。
ロッテ・平沢大河内野手(24)と西巻賢二内野手(23)が22日、母校・仙台育英が夏の甲子園大会で東北勢として史上初の全国制覇を達成し、喜びのコメントを発表した。
平沢は3年夏の甲子園で3本塁打をマークするなど大活躍。決勝まで進んだものの、東海大相模に敗れ、準優勝と涙を飲んだ。同大会では、西巻も1年生ながら出場した。
ロッテの平沢大河内野手と西巻賢二内野手が夏の甲子園で東北勢として初の優勝を果たした母校・仙台育英(宮城)を祝福した。
3年生だった15年夏に準優勝を飾った平沢は「優勝おめでとうございます。長い歴史の中で東北に初めて優勝旗を持ち帰ってくれた後輩達を誇りに思いますし、自分の事の様に嬉しく思います。これから三年生の皆さんは別々の道を歩むことになると思いますが、今回の優勝という経験を活かし、自信をもって、より成長をして欲しいと思います。感動をありがとうございました。そして本当におめでとうございます」と球団を通じコメント。
同じく15年夏に1年生でベンチ入りを果たしていた西巻は「優勝おめでとうございます。深紅の大優勝旗が白河の関を越えるのは僕達東北の人達の悲願でしたが、そんなこれまで誰もが成し遂げられなかった夢を後輩達が実現させてくれた事に感動をしています。先輩として嬉しいです。本当におめでとうございます。そしてお疲れ様でした」とコメントした。
ロッテは22日、28日の楽天戦(ZOZOマリン)でドリフトレーサーの高橋和己が試合前セレモニーに登場することを発表した。
当日は球団オフィシャルスポンサーでラジコンカーメーカーの株式会社レーヴ・ディーの冠協賛試合「レーヴ・ディー ラジコンスペシャルナイター」を開催。高橋はドリフトカー「TMS RACING TEAM SAILUN TIRE 36号車」を運転し登場する。また当日はZOZOマリン球場外周正面特設ブースでドリフトラジコンカーの展示や走行デモンストレーションも実施する。
プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は22日、臨時12球団代表者会議をオンラインで開催した。
会議の中では、無症状の陽性者の練習開始時期について緩和策が確認された。
NPBの井原事務局長は「隔離期間中におけるコンディショニング、調整練習の開始について確認しました。無症状の陽性者は、検体採取日から2日目3日目の2日連続で抗原定性検査を行い、陰性を確認できた場合、そこからバブル方式による個人練習、または隔離者同士での練習を可能とする。昨年まで外国人選手が来た際にバブル方式でコンディション調整したやり方と同じです」と説明した。
外部との接触が遮断された練習施設での調整とし、自宅などの療養施設から他者との接触がない専用車での移動、原則シャワー使用禁止、練習後は使ったところを可能な限り消毒するなど、感染拡大防止策を徹底した上で、無症状者が早めに試合復帰できる環境を整えることが確認された。
NPBとJリーグの第61回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が22日、オンラインで行われた。
会議では検査のあり方が議題にあがった。結論は出なかったが、定期的な全数検査の必要性について、専門家と意見が交わされた。
NPBの斉藤コミッショナーは「検査のあり方が話題になりました。プロ野球は2週間に1回のPCR検査、スクリーニングをやっている訳ですけど、どれだけ有効なのか。社会的にも2類から5類へと話題になっている」と今後も検討を進めていく考えを示した。
プロ野球では「第7波」の影響で、各球団で感染が広がっている。専門家の賀来満夫・東北医科薬科大学医学部感染症学特任教授は「検査体制をどうやっていくのか。社会の中で、ものすごい数の方が感染している中、検査体制管理体制をどうやっていくのか、議論を深めていこうということです」と説明した。
無症状者も含めたチーム全員の定期的な検査が必要なのか、今後も様々なデータをもとに議論を進めていくことが確認された。
ロッテの佐々木朗希投手が26日にZOZOマリンスタジアムで行われる楽天戦に先発登板することが決まった。中6日で5月まで開幕5連勝して以来となる2連勝での今季8勝目を狙う。22日はさいたま市のロッテ浦和球場で調整した。
今季の楽天戦は4試合に投げて1勝1敗、防御率5.48と相性が悪い。3日の対戦では5回1/3でともに自己ワーストに並ぶ8安打5失点で黒星を喫し、前回19日は6月22日以来の後半戦初勝利を挙げたものの、プロ初の複数本塁打となる3発を浴び、6回5安打5失点で6奪三振と振るわず雪辱が期待される。
ロッテ・佐々木朗が中6日で26日の楽天戦(ゾゾ)に先発する。
井口監督は「金曜日です。先週と変わらないです」とカード初戦を託すことを明言した。右腕は前回19日の楽天戦で自己ワーストの1試合3被弾したが、打線の援護で7勝目を挙げている。
ロッテの平沢大河内野手が母校・仙台育英の初優勝を祝福した。
自身は3年夏の大会で3本塁打を放ち活躍し準優勝。この日は、ベルーナドームでナイターで開催されるイースタン・西武戦、練習前にベンチ裏で決勝戦序盤をテレビ観戦していた。「優勝おめでとうございます。長い歴史の中で東北に初めて優勝旗を持ち帰ってくれた後輩達を誇りに思います。これから3年生の皆さんは別々の道を歩むことになると思いますが、今回の優勝という経験を生かし、自信を持って、より成長してほしいと思います」とコメントした。
ロッテは22日、8月28日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)に、ドリフトレーサー高橋和己選手がドリフトカー試合前セレモニーに登場すると発表した。
当日は球団オフィシャルスポンサー・ラジコンカーメーカーの株式会社レーヴ・ディーの冠協賛試合「レーヴ・ディー ラジコンスペシャルナイター」を開催。4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN」に参戦中の株式会社レーヴ・ディーは高橋和己選手のスポンサーを務めており、試合前セレモニーでは同社の麻生実社長が、高橋和己選手がドリフトカー「TMS RACING TEAM SAILUN TIRE 36号車」を運転し、マウンドまで送り出す。
ロッテの荻野貴司は、7月17日のソフトバンク戦で通算250盗塁を達成し、8月11日のソフトバンク戦で新人から13年連続2桁盗塁を達成した。昨季、史上最年長で盗塁王のタイトルを獲得するなど、今年の10月で37歳を迎えるチーム最年長のベテランは“足”での貢献度は若手の頃と変わらず今も高い。
シーズン中に盗塁や、次の塁を狙った走塁をするための準備は、変わらず行っている。1月の自主トレでは反応の練習の1つとして、一塁ベースの後ろに立つスタッフが手を叩く音にあわせて走ることもあれば、投手役に牽制などを入れてもらい実戦を想定した走塁練習も繰り返し行ってきたが、今季に向けて膝の調子があまりよくなかったため、自主トレ期間で行ってきた練習を春季キャンプ中に行った。
盗塁の心構えについても過去の取材で荻野は「基本的にはピッチャーの雰囲気というか、ボワーンと見て、あんまり集中しないというか、ガッと見ない。全体を見て雰囲気をつかんで走っていますね」と話していたが、この2年で「(盗塁への)意識は特に変えていないですけど」と前置きしたうえで「あまり最近スタートがうまくきれないので、自重することが多くなってきました」と率直な思いを語った。
確かに直近3年の盗塁を見ても、20年は初球盗塁が7盗塁、21年が4盗塁あったのに対し、今季は初球に盗塁を決めたのが1回しかない。今季ここまで11盗塁記録しているが、そのうち3球目以内で盗塁を決めたのも3個。初球からスタートすることが少なくなったのも、スタートがうまくきれていないことが関係しているのか訊くと「そうだと思います」と返ってきた。
それでも2桁盗塁を達成し、8月19日の楽天戦では1−1の3回2死一、二塁で、山口の打席中に一塁走者の中村奨吾が二塁盗塁を試みると、捕手が二塁に投げたのを見て三塁走者の荻野がスタートを切りホームインした。素人目には、まだまだスピードは衰えていないように見える。
ただ本人は「順調に落ちてきている。そんなにスピードはないと思います」と口にする。具体的に「自分で走っていても感じますし、スタートを切れなくなったというところで感じています」と説明した。
落ちてきたスピードを技術でカバーしようとしているのだろうか−。
「カバーできるところはカバーしていきたいですし、そんなに技術がある方ではないので、ビデオでピッチャーを見ながらやっています」。スピードが落ちたことを受け入れ、その中でどうやったら盗塁を成功できるのか思考を張り巡らせている。
「やっぱり小ちゃいし、そんなにパワーがない。自分も目立とうと思うと、走るしかないなと思った。入団した当時の西村監督が、そういうタイプの方だった。僕に求められているのは、そういう選手なのかなと思って、走らなあかんなと思っていました」とプロの世界で生き抜くため、自身の最大の武器である走塁技術を新人時代から磨いてきた。
通算200盗塁を達成した時には「区切り、積み重ね」と話していたが、通算250盗塁を達成したときも「(通算200盗塁達成のときと)同じ気持ちですね」と変わらない。これまでも“積み重ね”と話してきたように、スピードの衰えと向き合いながら、まだまだ盗塁を積み重ねていくはずだ。和田康士朗、部瑛斗といった俊足の若手選手が台頭してきたが、荻野も彼らにはもっていない経験、技術で素晴らしい盗塁を披露し続けて欲しい。
※盗塁数/出場試合数
※2022年8月21日現在