わたしはかもめ2022年鴎の便り(12月)

便

12月22日

[ロッテ]吉井監督が新助っ人に"20人斬り"指令「多分メルセデスもそんなタイプ」[ニッカン]

ロッテ吉井監督が新助っ人に"20人斬り"の指令を出した。

巨人6年間で29勝を挙げたメルセデスが、来季からロッテに加入。先発左腕として期待する中で「大体の投手をデータで見ていると(打者)20人頃からやられだすので、多分メルセデスもそんなタイプかなと」。すでに本人にも「20人にしっかり投げられるようにしといてくれ」と伝えていることを明かした。

20人はちょうど、打者3巡目にあたる。「ゲーム的にも大事な場面になってくるので。こちら側が(投手を)替えるタイミングを見極めやすいということですね」と説明。高望みしすぎずに継投を用いていく。同じく新外国人右腕のカスティーヨは「(ソフトバンク加入の)ガンケルに似ている。これほんと、悩みどころですよね」と先発か救援かで迷い中。大部分が入れ替わる見込みの助っ人勢も、吉井流に染めていく。

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ロッテ・吉井監督が新加入メルセデスに打者20人ノルマ=uしっかり投げて欲しい」[サンスポ]

ロッテ・吉井理人監督(57)が22日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで、巨人から新加入したC.C.メルセデス投手(28)について打者20人ノルマ≠フ珍しい先発起用法を明らかにした。

「イニングとか考えていなくて、20人くらいしっかり投げて欲しい」。

期待の先発左腕に求めたのは、投球回数でなく打者の人数だった。既に本人に伝えている。

巨人に6年在籍したメルセデスは昨季、全20試合に先発して5勝7敗、防御率3.18。平均投球回数は5回2/3で、登録と抹消を繰り返した。

日米球界で活躍した投手出身の新監督は「大体の投手をデータで見ていると20人頃からやられ出す。多分メルセデスもそういうタイプ」と分析。先発が勝利投手の権利を得る5回にこだわらず、打者20人を境に交代を見極めてチームの白星を目指す。

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ロッテ・吉井監督、新加入左腕・メルセデスに期待、先発ローテへノルマ「打者20人」[スポニチ]

ロッテの吉井監督が新加入した左腕メルセデスに来季の先発ローテーション入りを期待し、「打者20人」のノルマを課した。

巨人では通算5年で29勝している一方で、負け数も28敗と多い。指揮官は「投手のデータを見るとそのくらい(打者20人)でやられ出す。メルセデスもそういうタイプかなと考えている」と分析。本人にも伝えていると明かし「打者20人にしっかり投げてくれれば」と独自理論を展開した。

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ロッテ・小島、登場曲が「嵐」の理由は「甲子園で負けた時に、ラジオで相葉さんが…」[スポニチ]

ロッテ・小島和哉投手(26)が22日放送の文化放送「ナニモノ!」(木曜後7:45〜8:30)にパーソナリティとして出演。登板時の登場曲で「嵐」の「Powe of the Paradise」を使用するに至った経緯を語る場面があった。

登場曲について「毎回悩むんですよね。最近は嵐をずっと使っているんだけれど」と語った小島は、エースとして活躍していた浦和学院時代に「嵐」との思い出があったという。「高校2年の夏、甲子園で負けた時に、ラジオで嵐の相葉さんが俺の話をしてくれていたの。今でも"え、嵐!?"となるけれど、高校生の俺からすれば雲の上の人、テレビで見る人。その人が自分の話をしてくれていたんだと思って、そこから嵐の曲を聴くようになった」と「嵐」相葉雅紀(39)が自身を話題に挙げていたことへの驚きを振り返った。さらに「嵐って歌詞がいい。それで結構聴く」とグループへの思い入れも語った。

同ラジオに出演した高部瑛斗外野手(25)も自身の登場曲「寿君」の「Believe in myself」について説明。「高校の時に結構キツい時期があって、その時に親友から"この曲を聴いて元気を出して欲しい"と言われた。それで、ずっとこの曲に助けられて、野球を頑張ることができたきっかけの曲です」と東海大甲府時代の思い出を語った。

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[ロッテ]吉井理人監督、前巨人の新加入メルセデスに「1試合あたり打者20人」の珍ノルマ[報知]

ロッテの吉井理人監督(57)が22日、巨人から移籍したC.C.メルセデス投手(28)に「1試合あたり打者20人」のユニークなノルマを設定した。

序盤は快調にアウトを重ねても、突然ガス欠を起こしてG党をガッカリさせてきた左腕に、クオリティ・スタート(QS=6回以上で自責点3以下)でも100球でもない、新たな目標が示された。

「打者20人」は、先発ならクリーンアップに第3打席が回る手前。疲労や配球への慣れでリスクが高まってくる局面で、そこまでの結果にかかわらず継投に入る。吉井監督は「20人、本当にやっつけられたら、ゲームはほとんど決まる」と期待する一方で、勝利投手の権利などにはこだわらない方針。今季、20試合に先発してQSは半分以下の8試合だが、イニングや球数ではなく対戦打者数を決めることで、スタミナ配分や配球面にも変化が生じる可能性はある。

新たなノルマは、すでに本人に通知済み。「とにかく20人、しっかり投げられるようにして欲しい」と指揮官。流行のショートスターターと従来の先発投手の中間ともいえる新たな起用法で、メルセデスのエンジンが新車並みの高性能を取り戻せるか。

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ロッテ・メルセデスよ、20人倒せ、吉井監督が限定起用の方針明かす、「5、6回いける」[デイリー]

ロッテ・吉井理人監督(57)が22日、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ、新加入のメルセデスに対し「あまりイニングとか考えていない。20人くらいしっかり投げてほしい」と限定起用の方針を明かした。

左腕はここまで6回以降に崩れる事が多かった。通算83試合で7回以上投げることができたのはわずか23試合。3巡目の対応が課題となっていた。

そんな左腕のために練られたのが"打倒20人構想"。「20人本当にやっつけられたらゲームのほとんどいける。5、6回はしっかり20人投げてくれたらいける」と説明し、「大体の投手をデータで見ていると20人頃からやられだす。多分メルセデスもそういうタイプ」と分析した。適材適所で最大限の力を引き出す。

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昨季5登板 → 今季自己最多の59登板、復活したロッテ・東條大樹[BASEBALL KING]

ロッテの東條大樹は昨季わずか5試合の登板にとどまり苦しいシーズンとなったが、今季シーズン自己最多の59試合、30ホールドを挙げ、防御率は2.08、見事に復活した。

右打者に大きく曲がるスライダーを武器に19年に58試合に登板しブレイクすると、翌20年も39試合に登板して防御率2.54と、マリーンズのブルペンを支えた。しかし、昨季はわずか5試合・防御率5.40、4月21日の日本ハム戦を最後に1軍登板がなく、チームはオリックスとリーグ優勝争いを繰り広げる中ファームで過ごした。

「(優勝争いをする)そういう場面とかで投げられなかったのは、悔しかったなと思っていました」。

東條はファームで過ごす中で、「去年スライダーが微妙だったので、カーブも使ってみようかなと」と、高校時代以来となるカーブに挑戦。そのカーブが「ちょっとカーブをやってみようかなと思って投げたら意外と良くて、それで使っています」とハマった。

今季に向けてシーズンオフの自主トレでは、「ストレートあってのピッチングなので、ストレートの強さは意識してやっていました」とストレートの強化に励んだ。

今季はキャンプB組スタートで、練習試合、オープン戦でも1軍の登板機会がなかなか巡ってこなかったが、オープン戦も最終盤となった3月16日の広島戦で1軍の実戦登板を果たす。昨季ファームで磨いたカーブ、右打者だけでなく左打者にも大きく曲がるスライダー、力強いストレートで1回、10球、0被安打、1奪三振と完璧な投球を見せた。

「去年活躍できなかった分、今年頑張ろうかなというのはあります」。

開幕1軍を掴むと、ビハインドゲームで結果を残し、勝ちゲームでの登板を増やしていき、5月4日の西武戦以降は勝ち試合の7回を任されるようになった。

シーズン序盤、これまで苦手にしていた左打者を完璧に封じ込んだ。バックドアのスライダーが良く、「コントロール良く投げられているポイントだと思います」と好感触。そして何よりも、東條本人が5月の取材で語っていたのが「ストレートあってのピッチングなので、ストレートの強さは意識してやっていました。ストレートがすごくいいので、状態よくできているかなと思います」とストレートに強さが戻ったことが大きい。

「カーブは去年ファームに落ちてから練習したボールで、結構良くて今年も使っています」と、右打者、左打者に対して投げるカーブは早いカウントでストライクを取るのに有効になった。投球成績を見ても、4月27日の楽天戦から6月1日のヤクルト戦にかけて15試合連続無失点に抑え、安定感は抜群だった。

7月13日には「初出場なので凄く嬉しいです。前半戦良い結果が出て、こうして選んでいただけるまでになったことを嬉しく思いますし光栄なことだと思います。選んでいただき、感謝をしたいです」と監督選抜でオールスター初出場を決めたが、新型コロナウイルス陽性判定を受け、オールスターの出場は叶わず。

8月27日の楽天戦で1軍復帰した後は勝ちゲームだけでなく、9月3日のオリックス戦、9月20日のオリックス戦などではビハインドの場面でも登板した。イニングの途中でマウンドに上がることもあり、9月13日の日本ハム戦では3−0の7回無死満塁で先発・鈴木昭汰の後を受けてマウンドへ。今川優馬を三併、清宮幸太郎を二ゴロに仕留める完璧な火消しを見せたこともあった。

コロナによる離脱はあったが、今季は佐々木千隼、国吉佑樹、唐川侑己といった昨季勝利の方程式を担当したリリーフ陣が不調や故障で開幕から苦しい台所事情の中、東條、そして様々な場面で投げた小野郁は、チームにとても貴重な存在だった。シーズンが終わった10月4日に右足を手術したが、来季も今季のような投球を披露して欲しい。

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