わたしはかもめ2024年鴎の便り(3月)

便

3月31日

千葉ロッテ2−3北海道日本ハム(ZOZOマリン)

日本ハムが逆転で4年ぶりの開幕カード勝ち越しを決めた。1−2の9回1死一塁から田宮の適時三塁打で追い付き、水野が右前打で続いて勝ち越した。ロッテは佐々木が5回を6安打1失点。抑えの益田で逃げ切れなかった。

123456789R
北海道日本ハム0000100023
千葉ロッテ0011000002

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佐々木朗希の移籍先は「ドジャース」「もう分かっている」米球団幹部の発言を米紙記者伝える[ニッカン]

USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者は3月31日(日本時間4月1日)の記事で、ロッテ佐々木朗希投手(22)のメジャー移籍先がドジャースに決まっていると米球界幹部の間で臆測が流れていると伝えた。

同記者は「ササキは世界のベスト投手の1人」とし「ドジャースはもうこれ以上、スター選手を獲得できないと思っている人もいるだろうが、MLBの複数のGMは、彼が今季終了後にドジャースに移籍する計画だろうと予想している」と伝えた。1人のGMは「すべての球団が彼を欲しがっている。だが、彼がドジャース以外の球団に行くことはあり得ない。みんなもう分かっている」と話したという。

佐々木は以前から米国でも注目されており、2022年4月10日のオリックス戦での完全試合達成は米国でも大きく報じられた。昨オフにもメジャー移籍の可能性が取り沙汰され、注目を集めていた。

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[ロッテ]佐々木朗希160キロ超の剛速球は影潜めるも丁寧な投球披露、5回1失点初勝利お預け[ニッカン]

メジャースカウトの熱視線を浴びながら、ロッテ佐々木朗希投手(22)が今季初マウンドに立った。160キロを超える剛速球は影を潜めたものの、丁寧な投球を披露。5回6安打1失点で勝利投手の権利を持って降板した。チームが逆転負けして今季初勝利はお預けになったが、4回にはこの日最速の159キロ直球とフォークを投げ分け2者連続三振を奪うなど内容は上々。「フォークは最低限、良い感じには投げられている」とうなずいた。

将来的なメジャー挑戦への希望を球団に伝えている佐々木の投球を見るため、ドジャースなどメジャー8球団のスカウトが集結。米ワシントン・ポスト紙の記者も、この試合の取材に訪れていた。「ピンチを背負ってもメンタルが強く、よく投げていた。昨年は山本投手が注目されたが、今後は朗希が注目されるだろう。これからが楽しみ」と目を細めた。

吉井監督は「あれ以上投げると110(球)は超えてくるので、まだ早いかなと思って代えました」と説明しつつ「頑張ったと思います」と、5回95球で終えた今季初登板を評価した。だが、佐々木は納得せずに「投手としての仕事はイニング投げて抑えること。徐々に調子上げて、シーズン終盤までチームの戦力になれるように頑張りたい」と力を込めた。次回登板は中6日で、7日のオリックス戦(ZOZOマリン)の予定。ロッテのために1年間、走りきる。

◇佐々木のメジャーへの思い

入団当初から、メジャー挑戦について球団とじっくり対話を重ねてきた。1月26日に12球団大トリで契約更改を行い、翌27日に会見を実施。マイナー契約となる25歳以下でも行きたいかと質問され「球団との兼ね合いもあるので、そこは将来的にはって気持ちはあります。まずは目の前のシーズンをプレーすることが大事」と話していた。

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[ロッテ]逆転負けで開幕カード負け越し「選手達はよく頑張ってくれた。私の作戦失敗」吉井監督[ニッカン]

ロッテは逆転負けを喫し、開幕カードを1勝2敗で負け越した。

2−1で迎えた9回1死一塁。益田直也投手(34)から日本ハム田宮が右中間へ放った打球を捕球しようと中堅・和田康士朗外野手(25)と右翼・山口航輝外野手(23)が交錯し、落球。記録は三塁打となり、同点に。益田は直後に水野から右前打を浴び勝ち越しを許した。吉井理人監督(58)は「ああいうのはしょうがないです。お見合いして落とされるより、突っ込んでいって落とす方が全然いい」と話した。

流れが変わった場面があった。直前の8回の攻撃。1死一、三塁で佐藤都志也捕手(26)のセーフティースクイズが決まらず捕邪飛となり、追加点の好機を逃した。指揮官は「自分のせいで、8回のセーフティースクイズのところも左(左腕の北浦)対左(左打者の佐藤)で一塁側にバントするのって結構難しいんですけど、佐藤ならできると思って出した。ああいうところで難しいかなと思いながらやってて失敗したので、ああいうので流れ変わっちゃった」と悔やんだ。「今日は選手達はよく頑張ってくれたんですけど、私の作戦失敗で負けました。また頑張ります」と選手をねぎらった。

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[ロッテ]二保旭を支配下登録、背番号91「1日でも早く1軍の戦力として貢献できるように」[ニッカン]

ロッテは3月31日、阪神から加入した育成の二保旭投手(33)を支配下登録すると発表した。背番号は132から91になる。

二保は「正直、ようやくチームの一員になれたという思いです。2軍で結果を出して1日でも早く1軍の戦力としてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントした。

昨季は阪神で1軍での登板はなくオフに戦力外に。昨年11月、ロッテの入団テストに合格し、育成契約が決まった。春季キャンプでは連日ブルペン入りして球数を投げ込み、オープン戦では2試合で2回無失点で支配下登録へアピールしていた。

ソフトバンク、阪神で113試合登板の経験を持つ右腕が戦力として加わる。

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[里崎智也]ロッテ、絵に描いたような詰めの甘さ露呈、優勝できるものも、できなくなりますよ[ニッカン]

評論家になって10年目で、ロッテの優勝予想は今年を含めて2度目になる。何事も戦力だけをフラットに見て決めるスタイルで、優勝予想にしたのは佐々木と種市の2人で最低でも25勝はするだろうと踏んでいるからだ。2人の力量からすれば、決してむちゃな数字ではない。

そして迎えた佐々木の公式戦初戦となった。私の目が曇っているかを確認する評論となった。5回6安打、7奪三振、1四球での1失点。オープン戦ではフォームのバランスを崩す場面もあったが、そこはしっかり修正してきた。

球筋もシュート回転するボールはなく、真っ直ぐも変化球も制球は悪くなかった。5回を投げ、併殺の間に1点を取られたが、最低限の仕事はした。

5回を投げ95球で降板したが、私はまだ行けるのではないかと感じたが、それは吉井監督のベンチサイドのマネジメントになるため多くは語らない。

1試合に限り爆発的な成績を収めるより、中6日を守りながら試合を作り、勝ち試合の流れで後ろに託すことが大切な役割になる。

そのための工夫も見えた。得点圏に走者を置いた状況では、ギアを上げる意識が感じられた。逆に走者がいない時は、やや力感が抜けたように見えた。こうしたメリハリは長いイニングを投げるためには必須。ダルビッシュや田中将も、打順によって別人のような投球スタイルだった。

6回から継投に入り、完璧なロッテの勝ち試合だったが、8回裏のスクイズ失敗など、スキを見せたことは大きな反省点だろう。特に9回表の守り、1死一塁では田宮の右中間への飛球に、センター和田、ライト山口が捕球体勢に入りながら声の連係が足りずグラブが交錯。落球(記録は三塁打)で同点。さらに抑えの益田が打たれ逆転された。

これは自滅以外の何物でもない。佐々木、種市が投げる試合で、リードして試合を終わらせることができないようでは。絵に描いたような詰めの甘さを露呈した。

優勝予想をしておきながら、敗因分析のとどめを刺すのも皮肉だが、ここは言わせていただく。逆転された直後の9回裏1死一塁。ポランコの二直で一走藤岡が帰塁できず併殺でゲームセット。こういうところだろう。優勝できるものも、できなくなりますよと、ここはあえて厳しめのコメントで戒めを促したい。

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[ロッテ]佐々木朗希が目前で今季初勝利逃す、5回1失点で「まだまだ良くなる改善点がある」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(22)が5回を投げ6安打7奪三振1失点と試合をつくった。勝ち投手の権利を得て降板したが、9回に守護神益田が逆転され、今季初勝利を目前で逃した。

3回、連打を浴び四球と暴投で1死満塁のピンチを作るも三振、遊飛で切り抜けた。

3、4回に援護を受け2−0で迎えた5回、無死一、三塁から日本ハムのスティーブンソンに遊ゴロ併殺打の間に失点した。「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板に生かしたいです」とコメントした。

佐々木が開幕カードに先発したのは22年の開幕2戦目の楽天戦以来。同試合では6回3失点で勝ち負けはつかなかった。

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[ロッテ]佐々木朗希、被本塁打0の本拠地でシーズン1勝目狙う/見どころ[ニッカン]

昨季の佐々木は15試合に先発して7勝4敗、防御率1.78を残したが、ビジターで2勝3敗、防御率3.00に対し、ZOZOマリンでは5勝1敗、防御率0.73。同球場での黒星は故障明けの復帰登板となった9月10日オリックス戦だけ。ZOZOマリンの登板は8試合のうち5試合で2桁奪三振を記録し、奪三振率は13.59をマーク。打たれた長打は3本しかなく、本塁打を1発も許さなかった。昨季圧倒的な成績を挙げた本拠地でシーズン1勝目を狙う。

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ロッテ・佐々木朗希、5回1失点7Kも初勝利ならず、最速159キロ「まだまだ足りない」[サンスポ]

プロ5年目のシーズンが幕を開けた。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が今季初先発し、5回6安打1失点、7奪三振。勝利投手の権利を持って降板したが、救援が9回に逆転を許して初勝利はならなかった。

「最低限の仕事はできた。変化球はよかったが、真っ直ぐはもう少し勢いが欲しかった」。

最速は159キロ。自己最速の165キロにはほど遠い。それでも3回1死満塁ではギアを上げ、万波を157キロの直球で空振り三振、マルティネスをこの日最速タイの159キロで遊飛に抑えた。力のある直球もあったが「まだまだ足りない。平均的にもう少し(直球の質が)上がってきて欲しい」と納得はしていない。

今年1月には初めて公の場で将来的な「メジャー挑戦」の夢を明かした。幼少期から胸に秘めていた思い。実現するためには誰もが納得する結果が必要となる。昨季は7勝4敗、防御率1.78だったが、左脇腹の肉離れや体調不良などで離脱した。「年間を通した先発ローテーション入り」の目標をクリアするためにも、このオフは故障をしない体づくりから着手してきた。

バックネット裏にはドジャースやヤンキース、メッツなど米大リーグ8球団の関係者が陣取り、熱視線を向けた。「徐々に調子を上げて、シーズン終盤までチームの戦力になれるように頑張りたい」。次回登板は再び日曜日、7日のオリックス戦(ZOZOマリン)の予定。サンデー朗希≠フ戦いが始まった。

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ロッテ、二保旭と支配下選手契約「1日でも早く1軍の戦力としてチームに貢献できるように」[サンスポ]

ロッテは31日、昨季阪神を戦力外となり加入した二保旭投手(33)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「91」に決まった。

福岡・九州国際大付高から2009年に育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。12年に支配下登録され、21年に阪神にトレードで移籍した。22、23年は1軍登板はなかった。通算成績は113試合の登板で、13勝12敗、1セーブ、9ホールド、防御率4.38。

球団を通じ「正直、ようやくチームの一員になれたという思いです。2軍で結果を出して1日でも早く1軍の戦力としてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

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ロッテ、まさかの守備乱れで逆転負け、吉井監督「あれはしようがない。今日は自分のせい」[サンスポ]

ロッテは佐々木朗希投手(22)が5回1失点の粘投をみせるも守備の乱れなどもあり、9回に逆転されて負けを喫した。

2−1で迎えた9回は守護神の益田がマウンドに上がったが、1死一塁から田宮の捉えた右中間への打球を中堅手・和田、右翼手・山口のお互いのグラブに当たり落球。記録は三塁打となり、同点に追いつかれると水野に勝ち越しの適時打を浴びた。守備のミスについて吉井理人監督(58)は「あれはしようがないです。お見合いして落とされるより、突っ込んでいって落とすほうが全然いい」とかばった。

指揮官が悔やんだのは別の場面だった。8回の攻撃で、日本ハムの左腕、北浦を攻め立てて1死一、三塁の好機を作った後に佐藤にセーフティースクイズのサインを出すも初球で捕邪飛に終わったシーン。チャンスを作るも無得点に終わり「今日(の負けは)は自分のせい。8回のセーフティスクイズのところは左(投手)対左(打者)で一塁側にバントするのは結構難しいのですが、佐藤なら出来ると思ってやらせた。ああいうところで難しいかなと思っていて、失敗したのであれで流れが変わってしまった」と悔やんだ。

これで開幕カードは1勝2敗。4月2日からは敵地でソフトバンク3連戦に臨む。吉井監督は「選手達はよく頑張ってくれたんですけど、作戦失敗で負けました。明日からまた頑張ります」と前を向いた。

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ロッテ・佐々木朗希、今季初先発で5回6安打1失点「最低限の仕事はできた」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、5回6安打1失点に抑えた。今季初先発を終えて「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板に活かしたいです。あとはチームが勝てるように応援します」と振り返った。

最速は159キロを計測。3回は1死満塁のピンチを背負ったが、万波を空振り三振、マルティネスをこの日最速の159キロの直球で遊飛に抑えた。5回に2連打で無死一、三塁とし、スティーブンソンの併殺打の間に1点許したが、力のある直球を軸に試合を作った。

昨季は15試合に登板し、7勝4敗、防御率1.78。左脇腹の肉離れや体調不良による離脱があり、年間を通して先発ローテーションを回ることができなかった。今季の目標には「年間を通して先発ローテーション」を掲げ、新たなシーズンが始まった。

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ロッテ・佐々木朗希が今季初先発で5回6安打1失点、3回はギアチェンジで満塁のピンチしのぐ[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(22)が今季初先発し、5回6安打1失点に抑えた。最速は159キロだった。

ギアを一段階上げた。3回に2安打と四球で1死満塁のピンチ。内野陣と小野投手コーチがマウンドに集まって、一息つくと切り替えた。万波を157キロの直球で空振り三振、マルティネスをこの日最速タイの159キロの直球で遊飛に抑えた。5回に2連打で無死一、三塁とし、スティーブンソンの併殺打の間に1点許したが、力のある直球を軸に試合を作った。

昨季は15試合に登板し、7勝4敗、防御率1.78。左脇腹の肉離れや体調不良による離脱があり、年間を通して先発ローテーションを回ることができなかった。5年目の今季は「1年間ケガなくチームの力になれるように頑張りたい。去年より1イニングでも多く、球数も多く投げられるようにしたい」。誓いを胸に新たなシーズンが幕を開けた。

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ロッテ・山口航輝、今季初打点となる先制のタイムリー、先発の佐々木を援護する[サンスポ]

ロッテ・山口航輝外野手(23)が「4番・右翼」で出場し、3回1死一、三塁から先制の適時打を放った。先発の佐々木を援護する待望の一打となった。

3回は先頭の藤岡が四球で出塁すると、1死からポランコが安打でつなぎ、好機で打席に立つと初球のチェンジアップを振り抜いて遊撃への内野安打を記録して1点を挙げた。試合前時点で打率.143(7打数1安打)。ここ2試合は結果が出ていなかったが、今季の飛躍が期待される大砲候補が初打点を記録した。

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“本命”ドジャースの前でロッテ・朗希が5回7奪三振1失点、メジャー争奪戦開始8球団が熱視線[スポニチ]

朗希争奪戦の開幕だ。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が31日、今季初登板となった日本ハム戦で5回6安打1失点、7奪三振。逆転負けで今季初白星は逃したが、好投で真価が問われる5年目のスタートを切った。今オフ、ポスティングシステムを利用しメジャー移籍の可能性がある佐々木を、大リーグ8球団のスカウトが視察。大きな注目を集める右腕の24年が始まった。

ピンチでギアを上げた。0−0の3回1死満塁。フルカウントから157キロの直球で3番・万波を空振り三振に仕留め、佐々木は右手を強く握りしめ、雄叫びを上げた。続く4番・マルティネスはカウント2−2から直球を4球続け浅い遊飛。4球中3球がこの日の最速159キロの気合の投球で得点を与えなかった。

2点リードの5回無死一、三塁から二ゴロ併殺の間に1点を失い、球数も95球に達し勝利投手の権利を持ってこの回で降板。チームは逆転負けを喫し、白星をつかむことはできなかったが「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板に生かしたい」と前を向いた。今オフ、ポスティングシステムを利用し大リーグに挑戦する可能性のある右腕の今季初登板に合わせ、大谷、山本に続き獲得を目指すドジャースをはじめ、ヤンキース、カージナルスなどメジャー8球団のスカウトが視察。米球界からの高い関心の表れだった。

今季の最大のテーマは1年間通した活躍。ローテーションを守り抜き、プロ5年目で初の規定投球回到達と、勝ち星での貢献を周囲も自身も求めている。昨年は左脇腹の肉離れなどで3度の離脱。キャンプから体づくり、フォームを見直した。下半身の疲労蓄積を軽減させるため、立ち投げのような上半身主導のフォームで挑んだオープン戦。3月17日の楽天戦で4回6安打4四球4失点など球速も出ず、不安定な投球が続いた。

だが、オープン戦最終登板だった同24日の中日戦では本来の下半身主導のフォームに回帰し、最速162キロをマークするなど5回2安打無失点。下半身を沈み込ませて、踏み込む左足へのスムーズな体重移動を取り戻した。小野投手コーチは「下半身をうまく使えない、出力が上がらないというのは本人も自覚していた。元に戻したというか、進化しながらつかんだ部分もある」と明かした。

いよいよ始まった“ラストイヤー”。「徐々に調子を上げて、終盤までチームの戦力になれるよう頑張りたい」。佐々木の目は、長いシーズンを見通していた。

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ロッテ・朗希を大船渡時代から徹底マークのドジャース副社長も熱視線、23年にも侍合宿を編成本部長が視察[スポニチ]

「朗希争奪戦」の開幕。ネット裏に陣取った大リーグ8球団のスカウトの中には、ロッテ・佐々木を大船渡時代から徹底マークしている「本命」ドジャースも含まれていた。

昨オフ、代理人を通したメジャー挑戦を巡る交渉では、23年シーズン後の挑戦を球団側に要望するなど、早期挑戦を目指す佐々木側と球団の交渉が長期化。契約更改が1月27日までずれ込んだ。米メディアでもその動きなどが報じられ「次のMLBエース候補」と紹介されるなど、動向に注目が集まっている。23年2月には侍ジャパンのWBC宮崎直前合宿を、ド軍のアンドルー・フリードマン編成本部長が視察。この日は、当時同行したゲレン・カー球団副社長がスタンドから熱視線を送っていた。

資金力のあるメッツ、名門・ヤンキースも含め、各球団が今後も密着マークを続けることになる。

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牛島和彦氏、日本ハム打線封じたロッテ・朗希の「間」[スポニチ]

◇牛島和彦氏 視点

ロッテの佐々木は一球も160キロ超を計測しなかったが、それでも日本ハムの打者は直球に差し込まれていた。なぜか。それは修正された投球フォームにある。

まず、左足を高く上げた際に軸足である右足にしっかりと体重を乗せていた。そこから体重移動をし、踏み出した左足が地面につくまでに「間」があった。スッと足を下ろすのではない一瞬の「間」。これがフォームに迫力を生み出し、スピード表示に関係なく打者を押し込んでいた。

例えば初回に4失点した3月17日の楽天とのオープン戦。「早く、少ない球数で打ち取ろう」との意識が見え隠れし、手先でかわすような投げ方、体の使い方になっていた。結果、フォークを見逃されて球数が増える悪循環。この日のように下半身をしっかり使って投げた方が直球が生き、同時にフォークも振ってもらえる。これこそが佐々木本来の投球だ。

今季初登板。非常にいい内容だったと思うし、「7回を100球」のペースを目指して1年間フルに投げ続けて欲しい。

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逆転負けのロッテ、9回に和田と山口が痛い交錯、吉井監督「8回のスクイズ失敗とか私の作戦で負けました」[スポニチ]

ロッテは、2−1で迎えた9回は守護神・益田が登板。1死一塁から田宮の右中間の飛球を、中堅手・和田と右翼手・山口が交錯して落球(記録は三塁打)し同点にされると、続く水野に右前適時打を浴びた。

逆転負けで益田は今季初黒星。吉井監督は「お見合いして落とされるより、突っ込んで落とす方が全然いい。選手達は頑張ってくれたけど、8回のスクイズ失敗とか私の作戦で負けました」と責任を背負った。

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ロッテ、二保と支配下選手契約「1日でも早く1軍の戦力として貢献したい」[スポニチ]

ロッテは31日、育成選手契約だった二保旭投手(33=前阪神)と支配下選手契約を結んだと発表した。新背番号は「91」。

二保は「正直、ようやくチームの一員になれたという思いです。2軍で結果を出して1日でも早く1軍の戦力としてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントした。

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ロッテ佐々木朗希、今季初勝利ならず、9回に益田が痛恨の逆転許す、MLB関係者も見守る中で好投も[スポニチ]

プロ5年目を迎えたロッテの佐々木朗希投手(22)が31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で2024年シーズン初先発し、5回を6安打1失点で、7三振を奪う好投を見せたが、今季初勝利はならなかった。

1点リードの9回、守護神・益田がマウンドに上がったが、1死からレイエスに四球を与え、代走に五十幡が送られた。続く田宮の打球は右中間へ。この打球に対し、中堅手の和田と右翼の山口が交錯するような形で捕球できず(記録は三塁打)で同点。この時点で佐々木朗の初勝利は消えた。益田はさらに続く水野に右前打され、逆転を許した。打線も9回裏の反撃はならず、3連戦は負け越しとなった。

佐々木朗は3回1死満塁のピンチを招いたが、万波を157キロ直球で空振り三振に打ち取ると、さらにマルティネスもフルカウントからこの日最速の159キロ直球で遊飛に仕留めた。ピンチでギアを上げ、力でねじ伏せた。

5回に無死一、三塁のピンチではスティーブンソンをフォークボールで二ゴロ併殺に仕留め、最少失点に食い止めた。5回を投げ終え、95球となったところで、救援投手へバトンをつなぎ、6回以降は、沢田、西村、沢村が無失点に抑えたが、守護神がつかまった。

この試合はネット裏にMLB関係者の姿もあった。世界が注目する中で初勝利は得られず。佐々木朗は「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板に活かしたいです」と広報を通じてコメントした。

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佐々木朗の今季初登板は5回6安打1失点、7奪三振、粘る日本ハム打線に最速159キロで勝利投手の権利[スポニチ]

プロ5年目を迎えたロッテの佐々木朗希投手(22)が31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で2024年シーズン初先発。5回を6安打1失点で、7三振を奪い、今季初勝利の権利を得て降板した。

初回、先頭のスティーブンソンに投じた24年の初球は156キロの速球。カウント1ボール1ストライクからの155キロ直球で中飛に打ち取ると、続く松本剛は初球の157キロ直球で二ゴロ。万波には、遊撃内野安打を打たれたが、マルティネスを三ゴロに仕留めた。2回も2三振を奪った。

最初のピンチは3回に迎えた。1死から細川に中前打されると、続くステーブンソンに三塁側へセーフティーバントを決められる。さらに暴投、四球で1死満塁のピンチで万波を迎えた。

だが、ここで、フルカウントから157キロ直球で空振り三振に打ち取ると、さらにマルティネスもフルカウントからこの日最速の159キロ直球で遊飛に仕留めた。

5回に無死一、三塁のピンチを招いたが、スティーブンソンをフォークボールで二ゴロ併殺に仕留め、最少失点に食い止めた。5回を投げ終え、95球となったところで、救援投手へバトンをつないだ。

打線は3回に1死一、三塁から山口の遊撃内野安打で先制。「打ったのはチェンジアップです。打席に入る前に修さん+村田コーチ)からアドバイスをいただき、チャンスだったので、思い切っていく事だけ考えて打ちました。朗希に先制点を与える事が出来て良かったです」と語ると、4回には無死一、三塁から和田の左犠飛で加点。中村奨がヘッドスライディングで生還するなど、佐々木朗を全員で援護した。

佐々木朗は昨季は左脇腹肉離れなどで3度の離脱があり、15試合の登板で7勝4敗、防御率1.78。今春のオープン戦は3試合12回で12安打4失点だが、ラスト登板では5回2安打無失点と復調し、シーズンインを迎えた。

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ロッテ佐々木朗希の2024年第1投は156キロ直球、初回わずか8球で無失点の立ち上がり[スポニチ]

プロ5年目を迎えたロッテの佐々木朗希投手(22)が31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に2024年シーズン初先発した。

初回、先頭のスティーブンソンに投じた24年の初球は156キロの速球だった。

カウント1ボール1ストライクからの155キロ直球で中飛に打ち取ると、続く松本剛は初球の157キロ直球で二ゴロ。万波には、遊撃内野安打を打たれたが、マルティネスを三ゴロに仕留めた。わずか8球だった。

佐々木朗は昨季は左脇腹肉離れなどで3度の離脱があり、15試合の登板で7勝4敗、防御率1.78。今春のオープン戦は3試合12回で12安打4失点だが、ラスト登板では5回2安打無失点と復調し、シーズンインを迎えた。

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佐々木朗希、沖縄キャンプでロッテ同学年の絆深める食事会を提案…プロ5年目の22歳に芽生えたリーダーの自覚[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手(22)は仲間思いの22歳だ。2001年生まれの佐々木にとって、昨季までチームで同学年の選手は高卒同期入団のサイド右腕・横山だけだったが、今季は明大卒の上田がドラフト1位で入団。01年生まれが3人に増えた。春季キャンプ中の2月20日には沖縄県内のすし店で食事会が開かれた。

提案したのは朗希だった。入団当初は遠慮がちだった上田と打ち解けようと、歓迎会として企画したという。横山は「他の年齢と比べたら僕らの代は少ない。せっかくの同級生なので、仲良くしたいという気持ちで朗希は提案してくれたと思います」と思いを代弁した。

“すし交流”の後、同級生は急接近。横山は「(上田)希由翔は、最初はよそよそしかった。ご飯に行って、その辺から喋るようになりましたね」と明かした。5年目を迎えた朗希には、周囲を見る余裕が生まれ、リーダーの自覚も芽生えている。

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ロッテ佐々木朗希、メジャー8球団視察の今季初登板で5回7K1失点…取材の米紙記者も「スター候補」[報知]

落差抜群の宝刀でねじ伏せた。ロッテ・佐々木朗希投手(22)の今季初登板。併殺間に1点を返され、1点差の5回2死二塁のピンチだったが最後は万波を143キロのフォークで空振り三振に仕留めた。5回1失点、7奪三振で最速159キロ。チームが最終回に逆転され、今季初勝利とはならず「投手の仕事はイニングを投げて抑えること。変化球はよかったけど、真っ直ぐにはもう少し勢いが欲しかった」と反省の弁が口をついたが、ネット裏に陣取った8球団のメジャー関係者にアピールするには十分な内容だった。

ピンチで冷静だった。3回には連打と四球で1死満塁とし、「三振が取れたらいいと思った。しっかり最初に三振で抑えられてよかった」。直球とフォークを交互に投げ、万波を157キロの直球で空振り三振にすると、4番・マルティネスは159キロで遊飛にねじ伏せた。球数はシーズン初登板では自己最多95球に到達し、5回降板。吉井監督は「頑張ったと思う。あれ以上だと110は超えるので、まだ早いかなと思って代えました」と説明した。

海の向こうでも注目度はうなぎ登りだ。今オフにも米挑戦の可能性がある朗希の初陣は大谷、山本が所属するドジャースなどメジャーのスカウト、関係者が集結。さらには米ワシントン・ポストのジョシュ・メリン記者(37)も取材にわざわざ訪れ、「ケリー・ウッドの再来ですよ。(投球)スタイルがすごく似ている」と熱弁。カブスの元エースで160キロの直球を武器に1試合20Kをルーキーだった98年に達成した伝説の右腕に例え「(メジャーの)スター候補です」と続けた。

昨季は契約更改を越年し、今年1月末の会見では「将来的にメジャーでプレーしたい思いはある」と公の場で夢を言及した。昨季は15試合で7勝4敗、防御率1.78。目標のキャリアハイで年間を通じた活躍を期す右腕は「徐々に調子を上げ、シーズン終盤までチームの戦力になれるように頑張りたいです」と闘志。今季は結果で投手陣を牽引する。

ケリー・ウッド
高校時代から奪三振王ノーラン・ライアンの再来と言われた剛球右腕。95年に全体4位指名でカブス入り。98年に20歳でメジャーデビューし、5試合目のアストロズ戦でメジャータイ記録の20K。同年13勝で新人王。01年から3年連続2ケタ勝利を挙げたが、度重なる故障で06年以降はリリーフに。08年34セーブで、通算86勝75敗63セーブ。34歳の若さでメジャーの舞台から消えた。

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[ロッテ]守護神の益田直也が2失点でセーブ失敗…5回1失点の佐々木朗希は今季初勝利を逃す[報知]

ロッテは痛恨の逆転負けを喫して、日本ハムとの開幕カードを1勝2敗で負け越した。

今季初先発の佐々木は5回95球を投げて6安打1失点、7奪三振。勝利投手の権利を得て降板したが、9回に登板した守護神の益田がつかまった。

2−1と1点リードの9回に登板して1死後、レイエスに四球。続く田宮に右中間へ適時三塁打を浴びて同点に追いつかれた。なおも1死三塁で水野に右前適時打を許して、勝ち越された。

その裏、ロッテは先頭の藤岡が右前打。代打・角中は空振り三振で1死後、ポランコの二直で一塁走者の藤岡が戻れずに併殺。試合終了となった。

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[ロッテ]佐々木朗希、今季初勝利スルリ…益田直也が9回に逆転を許して逃げ切り失敗[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が日本ハム戦に今季初先発し、5回95球を投げて6安打1失点、7奪三振。勝利投手の権利を得て降板したが、9回に登板した守護神の益田がつかまり、今季初勝利を逃した。

2−1と1点リードの9回、益田が登板して1死後、レイエスに四球。続く田宮に右中間へ適時三塁打を浴びて同点に追いつかれた。なおも1死三塁で水野に右前適時打を許して、勝ち越された。

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[ロッテ]佐々木朗希は5回6安打1失点の今季初登板に「最低限の仕事はできたと思います」[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が31日、本拠のZOZOで行われた日本ハム戦に今季初先発。5回95球を投げて6安打1失点、7奪三振で、今季初勝利の権利を得て降板した。

「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので、次の登板にいかしたいです。あとはチームが勝てるように応援します」とコメント。試合は6回を終了してロッテが2―1と1点リードしている。

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[ロッテ]佐々木朗希が5回6安打1失点、7奪三振で今季初勝利の権利を得て降板…今季初先発の日本ハム戦[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が31日、本拠のZOZOで行われた日本ハム戦に今季初先発。5回95球を投げて6安打1失点、7奪三振で、今季初勝利の権利を得て降板した。

2−0と2点リードで上がった5回のマウンド。水野、細川に連打を許して無死一、三塁のピンチを招いた。スティーブンソンを二ゴロ併殺打に打ち取ったが、この間に三塁走者が生還して1点を失った。

佐々木は1点のリードを守って5回で降板し、6回のマウンドには沢田が上がった。

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[ロッテ]佐々木朗希は2回に今季初を含む2奪三振…今季初先発の日本ハム戦[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が31日、本拠のZOZOで行われた日本ハム戦に今季初先発した。

初回は1安打無失点。2回は先頭の郡司から今季初三振を143キロのフォークで奪った。続くレイエスを138キロのスライダーで見逃し三振。田宮は156キロの直球で三ゴロに抑えた。

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[ロッテ]佐々木朗希は初回に1安打も無失点…日本ハム戦で今季初先発[報知]

ロッテ・佐々木朗希投手が31日、本拠のZOZOで行われた日本ハム戦に今季初先発した。

初回は先頭のスティーブンソンを155キロの直球で中飛。続く松本剛を157キロの直球で二ゴロに仕留めて2死。万波には遊撃内野安打を許したが、マルティネスを155キロの直球で三ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

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ロッテ・佐々木朗希−日本ハム・上原健太…スタメン発表[報知]

[日本ハム]
1(左)スティーブンソン、2(中)松本剛、3(右)万波、4(一)マルティネス、5(三)郡司、6(指)レイエス、7(捕)田宮、8(遊)水野、9(二)細川、投=上原
[ロッテ]
1(二)藤岡、2(指)ソト、3(左)ポランコ、4(右)山口、5(一)安田、6(遊)茶谷、7(三)中村奨、8(捕)佐藤、9(中)和田、投=佐々木

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ロッテ佐々木朗希にMLB8球団スカウト熱視線、今季初登板5回1失点「終盤まで戦力になれるように」[デイリー]

今季初白星は逃したが、粘りは合格だ。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が5回を95球、6安打7奪三振1失点。ドジャース、ヤンキースなど米大リーグ8球団のスカウトが視察する中、満塁のピンチを背負う場面でも集中力を研ぎ澄ました。

「ランナーを背負ってから、良かった部分がある。変化球を見せながら抑えたのは良かった。真っ直ぐはもう少し勢いが欲しかった」。

初回は2死から万波に遊撃内野安打を許すも無失点の立ち上がり。2回は、先頭から2者連続三振に仕留め三者凡退とした。

だが3回だった。1死からスライダー、直球を連打され、一、二塁。さらに、松本剛への初球のフォークは暴投となり、それぞれ進塁。そのまま制球が定まらずに四球を与え、満塁のピンチを迎えた。

それでも、令和の怪物はヤマ場すらも見せ場に変える。「三振を取れたら良いと思っていた」と思惑通りに修正。続く万波はフルカウントから157キロ直球で空振り三振に斬り、ほえた。続くマルティネスはフォークで追い込み、この日最速159キロの直球で遊飛。満員御礼の球場から降り注ぐエールに応えた。

5回に2安打などで1点を失ったが、変化球をうまく扱って最少失点。1月の契約更改でメジャー挑戦を志願してからの、今季初登板を終えた。「シーズン終盤までチームの戦力になれるように頑張りたい」。佐々木朗希の1年間が幕を開けた。

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ロッテ・佐々木朗希、5回6安打1失点、満塁を背負った3回から手応え「変化球を見せながら抑えたのは良かった」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(22)が今季初先発し、5回95球を6安打1失点、7奪三振。「変化球はまあまあ良かったけど、真っ直ぐ自体はもう少し勢いが欲しかった」と振り返った。この日の最速は159キロだった。

「ランナーを背負ってから、良かった部分もある。変化球を見せながら抑えたのは良かった」と、3回に迎えたピンチから手応えを得た。

0−0の3回、1死から連打を許し、さらに松本剛への初球のフォークが暴投となり二、三塁に。そのまま松本剛は四球とし、満塁とした。

だが、後続の万波はフルカウントまで粘られるも157キロ直球で空振り三振。最後はマルティネスを159キロ直球で遊飛に打ち取り、無失点とした。「三振が取れたらいいと思っていた。最初三振でその後も抑えたので良かった」と振り返った。

鋭い落差が武器の佐々木のフォークだが、万波、マルティネスの打席ではストライクゾーンに収める場面もあった。フォークの投げ分けについては「カウントによってはある。高さを間違えないようにと、落ちてくれたらストライクゾーンでもいいのかな」と話した。

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ロッテ、阪神からテスト入団の二保を支配下登録、「1日でも早く戦力として貢献できるように」[デイリー]

ロッテは31日、育成・二保旭投手(33)と支配下選手契約を結んだことを発表した。新背番号は「91」。

二保は昨オフ、阪神を戦力外となりロッテにテスト入団した。「正直、ようやくチームの一員になれたという思いです。2軍で結果を出して1日でも早く1軍の戦力としてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントした。

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ロッテが逆転負け、吉井監督は「私の作戦ミス」、8回、佐藤都のセーフティースクイズ失敗を悔やむ[デイリー]

ロッテは逆転負けを喫し、開幕カードを負け越した。吉井理人監督は「今日は選手たちはよく頑張ってくれたんですけど、私の作戦ミスで負けました」と、2−1の8回、佐藤都に出したセーフティースクイズの指示を悔やんだ。

8回1死一、三塁だった。相手投手は左投げの北浦。打席には左打ちの佐藤都が入った。セーフティースクイズの構えをしたが、初球で捕邪飛となり失敗。後続の和田も中飛に倒れ、好機はつぶれた。指揮官は「左対左で一塁側にバントするのって結構難しいんですけど、佐藤ならできると思って出した。難しいかなと思いながら失敗した。ああいうので流れが変わっちゃった」と反省した。

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ロッテまさかの逆転負けで朗希の白星スルリ、9回、守護神・益田登板も中堅・和田と右翼・山口が交錯落球で同点、直後に逆転打浴びる[デイリー]

ロッテは逆転負けを喫し、開幕カードを負け越した。

先発の佐々木は5回6安打1失点。初回は、2死から内野安打を許すも、無失点スタート。2回は先頭から2者連続三振を奪い、三者凡退とした。1−0の3回は、連打、暴投、四球と乱れたが、きっちり修正。1死満塁から万波を空振り三振、マルティネスを遊飛に打ち取り無失点で切り抜けた。

2−0の5回は、先頭から連打で無死一、三塁とピンチを背負うと、続くスティーブンソンの二塁への併殺打の間に1点を失ったが、最後は万波を空振り三振に斬り最少失点とした。

打線は0−0の3回、1死一、三塁から山口が遊撃への適時内野安打を放ち先制。今季初打点とした。1−0の4回には、先頭・中村奨が右翼線二塁打でチャンスメーク。佐藤都が右前打で続き無死一、三塁と好機を拡大すると、続く和田の左犠飛で追加点を挙げた。

2−1の9回からは抑えの益田が登板したが、1死一塁から田宮が放った右中間への飛球を追いかけた中堅・和田と右翼・山口の互いのグラブがぶつかり落球。適時三塁打とされ、同点となった。さらに1死三塁から水野に適時右前打を許し勝ち越された。

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ロッテ・佐々木朗希は5回95球6安打1失点で降板「最低限の仕事はできた」この日の最速は159キロ[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、5回95球を6安打1失点だった。「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板にいかしたいです」と振り返った。

初回は、2死から万波に遊撃へ内野安打を許したが、わずか8球で無失点にまとめた。2回は、先頭・郡司をフォークで空振り三振、レイエスをスライダーで見逃し三振に斬った。続く田宮には7球粘られたが、8球目で三ゴロに仕留めた。

3回には制球に苦しんだ。1死から細川への4球目でこの日最速159キロを計測したが、8球え目のスライダーを中前打とされると、スティーブンソンには三塁内野安打を浴び一、二塁。さらに松本剛の初球に投じたフォークが暴投となり、それぞれの走者に進塁を許した。松本剛には四球と、1死満塁の大ピンチを背負った。

だが、ここからが見せ場だった。手に汗握る展開で万波を直球とフォークで攻めた。フルカウントまで粘られたが、157キロの直球で空振り三振。マウンドで吠えた。最後はマルティネスを159キロ直球で遊飛。この日1番の山場を切り抜けた。

1−0の4回は修正力を見せた。先頭・郡司は158キロの直球で空振り三振とすると、続くレイエスもフォークで空振り三振。最後は田宮を遊ゴロに打ち取り、三者凡退とした。

2−0の5回は、先頭・水野から連打を浴び無死一、三塁とし、続くスティーブンソンの二塁への併殺打の間に失点した。さらに2死から松本剛にも中越え二塁打を浴びたが、最後は万波を空振り三振に取り、最少失点とした。

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ロッテ、佐々木朗希がわずか8球で初回を無失点、万波に内野安打許すもストライク先行の投球[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が今季初先発となるマウンドに上がり、初回をわずか8球で無失点に抑え立ち上がった。

先頭を力強いストレートで中飛に仕留めると、松本剛は1球で二ゴロに打ち取った。3番・万波には変化球から入り、3球目に遊ゴロに打ち取ったかに思われたが、内野安打で出塁。それでも続くマルティネスを1球で三ゴロに仕留め、わずか8球で無失点。ストレートは150キロ台中盤ながらキレの良さを感じさせ、ストライク先行の投球が際立った。

オープン戦最終登板で最速162キロをマークするなど圧巻のピッチングを見せ、5回2安打無失点に抑えた佐々木。オープン戦序盤は不安定なボールもあったが、しっかりと開幕に向けて仕上げてきた。

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ロッテ・西村天裕「いつも通り自分のピッチングをするだけ」今季もブルペンを支える頼りになる右腕[BASEBALL KING]

「特に深く考えていないです。しっかり投げているところで、3人で抑えるとか、0で次のピッチャーに繋げるとか、そこで自分のピッチングをするしか考えていないですね」。

ロッテの西村天裕は昨季のこの時期は移籍直後でファームで過ごしていたが、今年はここまで2試合、勝ち試合の7回を任されている。任されているポジションが昨季の同時期と違っても、マウンド上での考え方は変わらない。

昨季は4月2日に初昇格を果たすと、昇格直後はビハインドゲームで投げ、そこで結果を残し徐々に序列を上げていき、シーズン中盤以降は勝ち試合で登板した。シーズン最終盤の9月に故障で離脱した時期はあったが、44試合に登板して、4勝0敗、防御率1.25と成績を残した。

新シーズンに向けて、昨季取り組んできた“アウトの取り方”にプラス、キャッチャーミットを突き抜けるようなイメージのストレートの質を求め、自主トレからこだわってきた。

1軍の実戦2度目の登板となった3月3日の西武とのプレシーズンマッチでは、「いい感じに指先にかかっている感じがする。いい感じに投げられているなと感じました」と強いストレートを投げ込んだ。オープン戦では「球速は思ったより出ていないですけど、ファウルとか取れたりしているので、いい感じなのかなと思います」と手応え。

2月の練習試合から6試合に登板したが、5試合が被安打0。3月19日の巨人とのオープン戦で4安打され2点を失ったが、「逆に色々課題が出たのでそれが次に繋がったと思うので良かったと思います」と前を向いた。

「あそこで悪いところが全部出たと思って、ダメなところが出たのが明確だった。ボールが高かったとか、追い込んでからの決め球に欠けた」と悪かった部分を客観的に分析し、「次の中日戦、(開幕してからの)日本ハム戦にいい方向に持って行けたんじゃないかなと思います」と、しっかりと課題を修正した。

今季初登板となった3月30日の日本ハム戦は、「3人で切れたので球数少なく切れたので良いスタートを切れたのかなと思います」と、3−0の7回に登板し、先頭の野村佑希を右飛、続くレイエスを空振り三振、最後は水野達稀を二飛、1イニングをわずか12球で終えた。連投となった3月31日の日本ハム戦も、1本安打を打たれたが、2つの三振を奪うなど、1回を15球で片付けた。

昨季同様に良いスタートを切った。昨年の秋、シーズンを終えて西村は「1年間戦い抜けなかったので、体をもっとどういう風にケア、休養をしたり、どうやって怪我を防ぐのかというのをできなかったのでしっかりやっていかないといけないなと改めて思いました」と、ケア、休養の重要性を改めて実感した。

今季シーズンを戦い抜くために「定期的にトレーニングして、体を衰退させないというか、現状維持で終わらないように。現状維持にしちゃうとそこで満足しちゃダメなので、自分の体を練習しながら、いい状態に持っていって、その中でもケアを毎日しっかりできればなと思います」と、昨年の反省を活かし、トレーニングをしっかりやりながら、体のケアも入念に行う。

「いつも通り自分のピッチングをするだけだと思っているので、やるだけだと思います」。背番号“40”は今季も、頼もしい投球をマリーンズファンの前でたくさん見せてくれそうだ。

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