2−2に追いつかれたオリックスは、7回無死満塁で、代わった藤田からイチローが左中間へ走者一掃の二塁打を放って勝ち越した。杉本友はボーリックのホームランなどで2点を失ったが、3連勝。オリックスは6連勝、ロッテは昨年7月以来の7連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 1 | 9 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
昨年、オリックス戦で3勝2敗、防御率2.70とキラーぶりを発揮した後藤だが、同点に追いついた直後の7回無死から3連打されて無念の降板。2番手・藤田がイチローに走者一掃の左中間二塁打を浴びたため、5失点で敗戦投手になった。
ロッテとオリックスを象徴する光景があった。5回裏からの約10分間、一塁側ロッテベンチ付近に「局地的」天気雨が降った。しかし、相手三塁側ベンチは晴天。本塁を境に正反対の天気となった。試合後は、ロッカー室で今季初の全体ミーティング。
昨年7月以来の7連敗。5回途中から一塁側ロッテベンチ前だけに“局地的”な雨が降るなど天も味方してくれなかった。同点までがやっとで、最後は7点差をつけられた。試合後はロッカー室で今季初の全体ミーティング。山本監督は「攻守とも守りに入っているけれど、もっと攻撃的にいこう。みんなで頑張るしかない」とゲキを飛ばした。今季まだ2勝。特効薬は開き直りしかない。