わたしはかもめ2000年鴎の便り(7月)

便

7月20日

千葉ロッテ7−2福岡ダイエー(千葉マリン)

ロッテが1発攻勢で、このカード4連勝。1回、1死一、二塁からボーリックの1発で3点を先制。6回に1点差に詰め寄られたが、その裏、バリーと初芝がソロホームラン、8回にもボーリックの2ランで駄目を押した。小野は2失点で7回途中降板ながら、リーグ10勝1番乗り。

123456789R
福岡ダイエー0010010002
千葉ロッテ30000202x7

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サンデー晋吾からホリデー晋吾へ

ホリデー晋吾として、右ひじの故障から小野が復活した。9日の日本ハム戦で右ひじに違和感を訴え、中10日での先発。4月23日から12試合続いた日曜日の登板は途切れたものの、この日は祝日。7回途中まで2失点。4月23日以来の10連勝で、リーグ単独トップ。ロッテ勢が前半戦で2ケタ勝利に到達したのは96年のヒルマン以来の快挙。防御率、勝率もトップで、3冠のまま前半戦を終えた。

小野
「多少の不安はあったけど、いけるところまでいこうと思っていた。10勝は本当に実感がなくて…。」

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ボーリックが2発

クリーンアップが4発で全7打点を挙げ、晋吾を援護した。1回にボーリックが16号3ラン、1点差の6回にバリー、初芝。8回には再びボーリックがダメ押し17号。ボーリックは2度目の1試合2本塁打。

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3連勝で借金5

3連勝で、4月12日以来の5まで借金を減らした。対ダイエー戦も4連勝と、後半戦へ向けていい感触。

山本監督
「前半戦で借金を5にしたかったから、目標で終わることができた晋吾のヒジも大丈夫そうだし、球宴休みで再点検して、またスタートしたい。」

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山本監督来季も続投

山本監督が来季も続投する方向であることが20日に明らかになった。3年契約の最終年にあたる2001年までの契約続行を明言したもの。2年目の今年は、開幕20試合目で3勝17敗だった成績も、以降は34勝26敗となり、若手の起用で盛り返した手腕と、「山本マリーンズ」コールが起きる人気面が評価された。

後藤球団代表
「あくまで3年契約。『続投』という言葉を使う必要もない。短命監督が続いた過去は変えなくてはいけない。」

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サンデーじゃなくても小野勝った!

日曜日じゃなくたって勝てた。サンデーからホリデー晋吾へ。小野は日曜日9連勝中だったが、祝日「海の日」の木曜日に先発。6回0/3を2失点で勝ち、ロッテでは85年の村田兆治以来の10連勝。ハーラー単独トップの10勝、防御率2.70、勝率.909のリーグ投手3冠を維持したまま前半戦を終えた。

小野
「勝ててよかったです。前回あんな形で代わったのでとにかく最後までのつもりで投げました。気持ちでいきました。今日は祝日?この前、ナイターで初めて勝ったし、今度は平日に頑張りますよ。」

9日の日本ハム戦の7回、右ひじに違和感を訴えて降板。疲労回復のために日曜日登板を回避して中10日になったが、決め球のシュート、スライダーを駆使してダイエー打線を翻弄した。

これで対ダイエー4連勝。4月12日以来の借金5とした山本監督は「よう晋吾が投げた。後半は軸になってもらう」。球宴明けからエースとして中5日でフル回転させる。

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ボーリック2発5ラン

クリーンアップが4発揃い踏みで全7打点を挙げ、小野を援護した。初回にボーリックが左中間16号3ランすると、1点差の6回はバリー、初芝。8回には再びボーリックがダメ押し17号2ランを右翼席へ叩き込んだ。自身2度目の1試合2本塁打にボーリックは「チームが波に乗っているので気合が入った。勝利に貢献できて嬉しい」と笑顔だった。

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