サブローの先頭打者本塁打で先制したロッテは、3回1死一、二塁から初芝、福浦の連続長短打と堀のライトへの犠飛で3点を追加。中盤にもボーリックの23号ソロなどで加点した。黒木は、7回を8安打3失点、3連勝で6勝目を挙げた。ロッテは4連勝。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
黒木は、3回にはMAX150キロを記録。7回3失点で降板したが、3連勝で6勝目と本来の調子を取り戻した。五輪でのメダル獲得が至上命令の日本代表にとって、黒木の復活は吉報。チームにとって7連敗中と鬼門だった東京ドームで、今季このカード5勝目をもたらした。
黒木と同じ平成7年入団組のサブローが、1回、左越え先頭打者アーチ。プロ初アーチだった5月18日のダイエー戦含め、今季5本のホームランのうち、黒木が登板した試合でのホームランは3本。
黒木が7回を3失点と力投し、東京ドームでは98年6月6日以来となる白星で6勝目を挙げた。3回1死三塁では今季最速の150キロ直球で井出、小笠原を連続空振り三振。3度の無死からの走者を全て併殺で切り抜け「この調子でいきたい。今は内容より結果。底力を見せないといけないし、残り少ないけど、悪あがきする」。今季4度目の4連勝に山本監督も「ジョニーがよう投げた。五輪まであと2回いってもらう」とエースに中4日でのフル回転指令を出した。