わたしはかもめ2000年鴎の便り(9月)

便

9月2日

千葉ロッテ6−4日本ハム(東京ドーム)

サブローの先頭打者本塁打で先制したロッテは、3回1死一、二塁から初芝、福浦の連続長短打と堀のライトへの犠飛で3点を追加。中盤にもボーリックの23号ソロなどで加点した。黒木は、7回を8安打3失点、3連勝で6勝目を挙げた。ロッテは4連勝。

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千葉ロッテ1030110006
日本ハム0000300104

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急上昇

黒木は、3回にはMAX150キロを記録。7回3失点で降板したが、3連勝で6勝目と本来の調子を取り戻した。五輪でのメダル獲得が至上命令の日本代表にとって、黒木の復活は吉報。チームにとって7連敗中と鬼門だった東京ドームで、今季このカード5勝目をもたらした。

黒木
「残り試合は少ないけど、とにかく悪あがきをしないと。今は内容より結果。オリンピックのことは考えてません。シドニーでは日の丸を着て、監督も変わる訳ですから、そのときに気持ちを切り替えます。」

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サブローが同期・黒木をアシスト

黒木と同じ平成7年入団組のサブローが、1回、左越え先頭打者アーチ。プロ初アーチだった5月18日のダイエー戦含め、今季5本のホームランのうち、黒木が登板した試合でのホームランは3本。

サブロー
「打ったのはスライダー。ホームランが打てたことが嬉しいのに、初めての先頭打者アーチでもっと嬉しいです。」(初回無死から左越え5号ソロの先頭打者アーチ)

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出た150キロ!黒木6勝

黒木が7回を3失点と力投し、東京ドームでは98年6月6日以来となる白星で6勝目を挙げた。3回1死三塁では今季最速の150キロ直球で井出、小笠原を連続空振り三振。3度の無死からの走者を全て併殺で切り抜け「この調子でいきたい。今は内容より結果。底力を見せないといけないし、残り少ないけど、悪あがきする」。今季4度目の4連勝に山本監督も「ジョニーがよう投げた。五輪まであと2回いってもらう」とエースに中4日でのフル回転指令を出した。

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