わたしはかもめ2000年鴎の便り(9月)

便

9月29日

慰労セレモニー

シドニー五輪から帰国した黒木の慰労セレモニーが、1日、千葉マリンで西武戦の試合前に行われる。場内アナウンスで熱投をねぎらうことになる。当日は通算1000投球回達成の連盟表彰も行われる予定。また、復帰先発は3日の日本ハム戦が濃厚。

後藤球団代表
「黒木にとって(帰国後の)地元の初戦。大がかりなものではないがやりたい。」

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小野に3冠ローテ

小野の投手3冠獲得ローテーションが組まれることになった。前日の近鉄戦でも白星がつかず、ここ4試合勝っていない小野だが、防御率(3.38)勝率(.733)の2冠で、勝ち星もトップの松坂に1差の11勝。山本監督は「ここまで来たらタイトルを獲らんと。中4日で使えばあと3回投げられる」とまずは中4日で10月3日の日本ハム戦、続いて9日の西武戦、16日のオリックス戦に登板させる方針。小野も「期待に応えられるよう頑張る」と意欲を見せていた。

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2001年パは月曜もヤル!!

21世紀は「マンデー・パ・リーグ」−パ・リーグ理事会(井箟重慶理事長=オリックス球団代表)が29日、東京・銀座の連盟会議室で行われ、来季の公式戦は原則的に月曜日も開催することを決めた。従来は月曜日は移動日などに充てられており、原日程から月曜日に試合を組み込むのは史上初めてのこと。基本的には金曜日から翌週水曜日までに試合を行い、移動日には木曜日を充てる。

その背景について井箟理事長は「単純に集客面で考えれば、月曜日よりも木曜日の方が望めるが、メディアへの露出度が高まる点に期待した」とした。営業担当者レベルからは疑問視する声もあったが、昨年の観客動員はセ・リーグが1333万9500人に対し、パ・リーグが907万1000人。こうした数字が示すセ、パ両リーグの人気格差を是正するには長期的な視野に立つ何らかの打開策が必要との認識で一致した。それに加え、今年6月の開発協議会で、来季の日程編成をセ、パ両リーグが合議して進めていく方針が確認されたにもかかわらず、事実上進んでいない経緯もパ・リーグ側の危機感を募らせる一因となった。

また、来年の開幕日もセ・リーグより1週間早い3月24日(土)とすることも決定。あらゆる方法でパ・リーグの存在をアピールしていきたい考えだ。

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五輪戦士らに特別表彰

この日の理事会では原野和夫会長から特別表彰の提案も行われ、了承された。表彰を受けるのは7年連続首位打者を獲得した場合のオリックス・イチローとシーズン最多得点記録を更新した日本ハム・小笠原。シドニー五輪に派遣したダイエー・松中、日本ハム・田中、西武・松坂、オリックス・田口、ロッテ・黒木、近鉄・中村に昨年9月のアジア予選に出場した日本ハム・井出、オリックス・川越、ロッテ・初芝の9選手。

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