日本ハムは、2回に田中幸の適時打で先制。3、4回に1点ずつを加え、8回には田中幸の適時打でさらに加点した。ロッテは、9回裏に初芝が3ランを放って1点差としたが及ばずに4連敗。今季の負け越しが決まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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日本ハム | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 |
シドニー五輪から帰国後の初戦となった黒木が12敗目。8回を被安打12の4失点で、8月18日から続いていた連勝は5で止まったが、あと2勝で届く4年連続2ケタ勝利に意欲を燃やしていた。
シドニー五輪後初登板の黒木が今季ワーストタイの12安打を浴び、8回4失点KO。自身の連勝は5でストップし、12敗目を喫した。2回1死一、三塁から五輪の“戦友”田中幸に先制の中前打。3、4回にも1点ずつを失い、8回無死一、三塁からも田中幸に左前打された。チームの5年連続の負け越しも決定したとあって黒木は「リズムに乗れなかった。残りの投げる試合は全て勝つつもりで全力を尽くすだけ」と肩を落としていた。
山本功児監督の来季続投が3日決まった。山本監督は後藤節夫球団代表と共に東京・西新宿のロッテ本社を訪れて重光昭夫オーナー代行に今季の成績を報告。席上、来季続投を前提とした上での補強面も話し合い、全面バックアップを約束された。3年契約の最後の年となる来年に進退をかける山本監督は「あと9試合残っているけど、報告しました。補強はしっかりしていきます」と話し、後藤代表は「続投は前から決まっていたこと。今日はそれを前提にした話し合いでした」と語った。