若手9選手が出席した「ロッテプラザ忘年会」が、23日開催され、恒例の模擬結婚式も行われた。今年は、小林宏と渡辺正がタキシード姿で、抽選で選ばれてウェディングドレスに身を包んだ女性ファン代表と、ケーキカットやキャンドルサービスを行った。
ファンとの忘年会に、ただ1人、蝶ネクタイ姿で出席した寺本が、マル秘プランをお披露目した。競輪トレーニングを導入して下半身強化を目指すという。今秋からサイドスローへ復帰。秋季キャンプでは走り込み、投げ込み、シャドーピッチングと、懸命に練習した。来季、そのサイドスローに賭けるからこそ、競輪トレーニングは本気。幸いなことに、同郷・徳島出身の小倉選手というS級競輪選手もいる。
西武から戦力外通告を受け、テストで移籍してきた横田が、古巣と激突する3月25日の開幕第2戦の先発を目指している。キャッチボールを毎日かかさず、東尾監督への「恩返し」を誓った。
「食べて!遊んで!年忘れ!千葉ロッテマリーンズ選手と一緒に忘年会」が23日正午から東京・錦糸町のロッテプラザでファン300人を集めて行われた。3時間にわたる会で最も盛り上がったのは選手と抽選で選ばれた女性との模擬結婚式。タキシード姿の渡辺と鈴木真紀さん(28)、小林宏と上田美代子さん(29)の披露宴はケーキカット、キャンドルサービスありと本番さながらで、小林宏は「彼女のためにも1円でも多く稼ぐ」と本気?
カラオケコーナーで男性ファンと「男と女のラブゲーム」をデュエットした寺本は「来年は女性封印。上手から横手投げにしたけど、同じ四国出身の潮崎さんにポイントを聞いた」と“潮崎流サイド”でのプロ初勝利を誓っていた。
ユニセフ募金のキャンペーン「ハンド・イン・ハンド中央大会」が23日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われ、日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンのほかプロ野球界からロッテ・初芝と日本ハム・上田、大相撲の琴光喜らが参加。街頭で大勢の人達と握手をしながら募金を呼びかけた。今オフ初めてボランティア活動に参加した初芝はかねてから主張してきた千葉マリンスタジアムの「チャリティーシート」創設の意欲が再燃。「来季こそ実現できるよう行動していきたい」と話していた。
西武を自由契約になってロッテで復活を期す横田が西武第2球場で約3時間の練習。右肩痛も癒えて「いい状態を保ちたい」と連日続けているキャッチボールに力を込めた。年内は和歌山の実家にも帰省せずに所沢で、年明けからはロッテ浦和球場で練習する予定。「野球ができるだけでもありがたいと思わないと」開幕カードで古巣との対決を心待ちにしている。