わたしはかもめ2001年鴎の便り(1月)

便

1月10日

パを盛り上げよう!

浦和の室内練習場で自主トレをスタートさせた黒木が、3月24日の西武との開幕戦の相手投手として、松坂の登板を切望した。一昨年の対戦は1勝1敗。昨年は直接対決がなかった。

今年の黒木は選手会長。さらに、全140試合で「顔見せ」することを宣言した。

黒木
「見るものはパ・リーグしかない時期ですしね。もし大輔と投げ合えば注目されるし、全国ネットの中継もあるでしょう。ベンチ入りするかはともかく、花を受け取ることぐらいだったら仕事ですからやります。」

◇黒木が悲鳴

春季鹿児島キャンプの日程に黒木が悲鳴をあげた。1月31日に鹿児島へ出発し、打ち上げは3月5日。オープン戦の日程との兼ね合いから、自宅へ戻れるのは、さらにその6日後。38日間の遠征となる。そこで、高給取りの黒木だが、その間のお小遣いを心配している。

◇ミンチー、メイの背番号発表

10日、広島から移籍したミンチーの背番号を、本人の希望により、広島時代と同じ「43」に決めたと発表した。新入団のメイは「00」。

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賀詞交換会

10日、東京・西新宿のヒルトン東京で、新年賀詞交換会を開催した。重光オーナー代行は急用のために欠席したが、後藤球団代表をはじめとする球団スタッフ、山本監督らコーチ陣、新選手会長の黒木ら、46人が出席した。

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ドラ1・田中が興奮

新人合同自主トレ初日、ドラ1・田中が、憧れの黒木と初めて挨拶を交わし、一野球少年に戻って興奮していた。ちなみに、田中の方が黒木より5センチ背は高い。

田中
「『お願いします』と言った後、喋れませんでした。でかいですねぇ。オーラがありますよ。」

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ドラ4・渡辺俊が熱投53球

新人合同自主トレ初日に、ドラ4・渡辺俊がパフォーマンス。浦和の室内練習場で、ブルペン入りし、ブルペン捕手を立たせたまま、53球を投げた。許可した荘1軍トレーニングコーチは、「びっくりしたよ」と驚いていた。

渡辺俊
「オフも通して投げてきたし、肩はずっと動かしていた方がいいですから。」

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黒木が本格始動

黒木が、10日、浦和市内の室内練習場で本格的に始動した。体が鈍らないように12月半ばから走り込んでいた。ダッシュなどでたっぷり汗を流し、久々のノック、ティー打撃と精力的に動いた。また、キャッチボールではフォームや指先の感覚を思い出すように1球1球丁寧に投げ、約4時間の練習を終えた。

黒木
「走っていた分、体ができている。最初にしては感触がよかった。怪我が1番怖い。開幕まできっちり調整したい。ミンチーもいるし、小野もいるけど、開幕しか考えていない。」

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黒木「開幕しかない!」

ロッテのエース黒木知宏投手が10日、浦和市内の室内練習場で本格的に始動した。「体が生らないように」と12月中旬から走り込んできたとあってダッシュなどでたっぷり汗を流した後は久々のノック、ティー打撃と精力的に約4時間。練習を終えると「(広島から移籍の)ミンチーもいるし、小野もいるけど、開幕しか考えていない」と3月24日の西武戦(西武ドーム)での開幕投手を宣言した。

自主トレ初日からいきなり開幕宣言をしたのには訳がある。山本監督就任時の99年、当時エースだった小宮山(横浜)を差し置いて開幕投手に指名してくれた。昨年は右太腿の肉離れで調整が遅れていたにもかかわらず、自分にかけてくれた。意気に感じて投げるタイプの黒木にとって山本監督に恩返しをする意味でも開幕初勝利を自らの手でプレゼントしたいのだ。開幕の西武戦の相手は松坂が有力だが「僕は西口さんだと思いますけど、相手は関係ない」黒木が3年連続の開幕投手を目指して01年のスタートを切った。

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渡辺、いきなり投げた

新人合同トレーニングが10日、浦和市内の室内練習場で始まった。授業のため欠席したドラフト2位の加藤(日大)を除く4人が約5時間の体力強化に励んだ。シドニー五輪代表でドラフト4位の渡辺(新日鉄君津)がいきなりピッチング。「肩はずっと動かしていた。練習日は毎日投げる」とキャンプの1軍スタートに意欲を見せた。荘トレーニングコーチは「投げるのは20日くらいと思っていたからびっくりした」。

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