山本監督が、現役時代の昭和54年秋の巨人伊東キャンプ参加者が集まる「伊東会」で、長嶋監督と再会。しごかれた当時の想い出話に花を咲かせた後、その恩返しを誓った。それは、日本シリーズでの対戦。長嶋監督に挑戦状を叩きつけた山本監督は、24日、27年ぶりの優勝へ向けてスタップ会議を開く。
ドラフト2位・加藤(日大)3位・長崎(プリンスホテル)4位・渡辺(新日鉄君津)の新人3投手の鹿児島キャンプ1軍スタートが決まった。荘トレーニングコーチは「山本監督には“3人とも十分に1軍の練習についていける”と報告します」と語り、1軍キャンプメンバーが発表される24日のスタッフ会議で正式決定する。この日は渡辺が変化球を交じえて53球の投球練習を行うなど3人とも順調な調整が目をひいた。
山本監督が「伊東会」の席上、巨人の長嶋監督に日本シリーズでの対戦を誓った。「今年は巨人とオープン戦もないし、対戦するとすれば日本シリーズしかないから」と「伊東会シリーズ」の実現を約束。地獄の伊東キャンプを経験したメンバーの中で最初の監督とあり、出席者から激励を受けていた。