第3クールが始まった10日、黒木が初めて変化球を交えて97球を投げた。右打者の内角球、外角球という順でストレートを投げてきたが、「10点満点で8点」と納得したので、変化球の調整に移ったもの。しかし、35球試したカーブは、高めに浮いたり、ワンバウンドしたりと、不満そう。
諸積が、風邪のため、午前で練習を早退。グラウンドで悪寒を訴え、発熱が認められた。鹿児島市内の病院で点滴治療を受け、宿舎で静養した。11日の練習参加は当日朝の様子を見て決める。
山本監督が、ネットに歩み寄るやいないや、「ほかのヤツに迷惑だからやめろ。そんなんじゃ投げさせないぞ!」と川井を一喝。昨年4勝を挙げ、ローテ入りを期待する左腕だけに、覇気のない投球が気に入らなかった。
ドラ2・加藤が、フリー打撃に初登板したものの、橋本、光山、大村、松本の4人を相手に51球中26球がボールと大荒れ。登板後すぐにブルペンに直行し205球を投げ込んだ。
「日本ハム専門スコアラー」を務める園川編成部員が、日本ハムの名護キャンプを視察に訪れ、主力選手によるシート打撃などに熱視線を送った。26日まで異例の長期滞在で、新外国人右腕サンダース、昨季6敗を喫した関根らを徹底解剖する予定。持参したバッグは大型で3個。路線バスに乗車拒否にあったほど。
千葉マリンスタジアムが、来季、人工芝から天然芝に改修される可能性が濃厚になった。早ければ9月までに結論が出される。
ドラフト2位の加藤(日大)がフリー打撃に初登板したものの橋本、光山、大村、松本の4人を相手に51球中26球がボールと大荒れ。登板後すぐにブルペンに直行し205球を投げ込んだ。「バッターの方に迷惑をかけてしまいました。自分が情けなくなって気を引き締める意味で多めに投げました」と話した。それでもブルペンでの投球には納得できたようで「次の機会には気合を前面に出していきます」と気持ちを切り替えていた。
卒業試験のため石川県の実家に帰省していたドラフト1位の田中(加賀高)が千葉・館山で行われている2軍キャンプに合流した。ランニングと遠投の軽いメニューで初日を終え「早くみんなに追いつきたいです。でも、ユニホームはやっぱりいいですね」と初練習の感想を語った。14日まで行われる館山キャンプでは体づくりに専念し、投球練習開始はロッテ浦和球場に戻ってからになる予定。