わたしはかもめ2001年鴎の便り(2月)

便

2月22日

人骨騒動

鴨池球場の近くで人骨らしきものが見つかり、22日、パトカーが出動する騒ぎが起こった。場所は鴨池球場に隣接する陸上競技場北門前信号付近で、歩道脇の植え込みに直径3センチほどの大きさの骨が2つ置かれていた。関係者からの通報を受けた下荒田交番の署員や鹿児島中央警察署から出動した警察官5人が駆けつけると、現場は物々しい雰囲気に包まれた。

第一発見者は石井博明トレーナーだった。石井トレーナーは、18日、練習前に現場を通りかかった際に骨を1つ発見。その後も現場を通っていたが、骨が2つに増えたためと不審に思っていた。石井トレーナーは練習中に現場に呼ばれ、簡単な事情聴取を受けた。人骨か動物の骨かはまだ分からず、2、3日の鑑定期間が必要。

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黒木200球

前日の紅白戦で3回7安打5失点と大荒れだった黒木が、ブルペンで200球の投げ込みを行った。オープン戦初戦となる24日の広島戦には参加せず、鹿児島で調整する。

黒木
「昨日は力が入っていたからね。6とか7の力で9くらいのボールを投げられるようにしないと。」

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サブローが好調

サブローが「昨季終盤にタイミングをつかんだ。それを持続できている」と手ごたえ十分。22日までの紅白戦4試合で12打数7安打9打点の大当たり。

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武藤が望みをつなぐ

武藤が1軍生き残りを目指して紅白戦に登板。17日の散々な内容から一変、威力十分の直球で1回を無失点に抑えた。今季からプレートの踏む位置を一塁寄りに変えており、今回は感じがつかめてきた様子。山本監督も見直していた。

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川井が好投

昨季4勝を挙げた左腕の川井が紅白戦で3回を無失点。カーブ、スライダーが切れ、無安打無四球と好投した。

川井
「がむしゃらに投げることが必要だと分かった。あれからよくなってきた。」

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清水直、オープン戦開幕投手に

2年目のロッテ清水直がオープン戦開幕投手に指名された。24日の広島戦(都城)先発に備えてこの日は95球の投球練習。「まだ何も聞いていないですよ」ととぼけたが「結果を出さないと。余裕はないです」と引き締まった表情で話した。山本監督は「3回ぐらいを予定している。試合をつくって欲しいね」と期待を口にした。

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