わたしはかもめ2001年鴎の便り(3月)

便

3月1日

ドラ4・渡辺俊が対日本ハム戦秘密兵器?

日本ハムとのオープン戦には、ドラ4・渡辺俊を登板させずに、対日本ハム戦限定のベールを張る。

山本監督
「日本ハム戦に限ってオープン戦では使わないよ。ビデオでは分析されるけど、実際に対戦したのとは大きな差がある。」

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ドラ5・青野が1軍合流

鹿児島出身のドラ5・青野の1軍合流が確定した。28日、部活動で優秀な成績を収めた卒業生に贈られる特別賞を授与され、1日は卒業式に参列。その後2日から1軍キャンプに参加する。地元だけに3日、4日の中日戦で起用されることに。

山本監督
「地元の選手だし、出るチャンスがあればいい。」

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ペース上げる横田

西武から移籍した横田が、調整のペースを上げてきた。何度も痛めた右肩をかばいながらスロー調整を進めて来たが、2月末から全力投球を開始。この日はクイックからスライダー、フォークを試した。2日にはフリー打撃に登板予定。

横田
「最近は肩の調子がいい。少しずつ仕上げていく。」

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キャンプ打ち上げを2日に変更

5日の新人研修会に出席する加藤・渡辺俊や、6日からの教育リーグに出場する選手が、チームを離れるため、全員揃っている2日に打ち上げることになった。

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松坂&黒木、Tシャツで開幕予告

名勝負Tシャツで異例の開幕予告だ!西武は24日からのロッテとの開幕カード(西武ドーム)で松坂大輔投手とロッテ・黒木知宏投手の2人がデザインされたTシャツを発売することになった。事実上の“開幕投手予告”だが、この日から発売された開幕戦のチケットの売り上げは約4000枚。指定席約1万2000枚が即日完売した昨年に比べて出足が鈍かっただけに名勝負Tシャツで盛り上げを狙う。

「ONLY STRAIGHT BATTLE」(直球勝負)の文字に松坂と黒木のツーショット。今季のパ・リーグを沸かせるはずの2人がTシャツになって登場する。発売は24、25日のロッテとの開幕カードに限定。となれば、これはもう事実上の“開幕投手予告”だ。

「既に西武とダイエーで合同グッズを発売している。今回も盛り上げの一助になれば」と球団関係者。両球団はかつて清原(現巨人)と伊良部(現エクスポズ)の「平成の名勝負Tシャツ」を発売したことがある。しかし、開幕戦では初の試みだ。今後は千葉マリンで試合を行う際の発売と共に、第2弾として近鉄戦での「松坂対中村Tシャツ」の製作も検討する。イチローが抜けたリーグの活性化。さらに開幕戦を盛り上げるのが狙いだ。

この日から西武ドーム、各プレイガイドなどで開幕戦のチケット発売がスタート。前日の午前9時から並んだ徹夜組を含め、発売開始の午前10時には約100人が窓口に列を作った。だが、雨の影響もあってこの日の発売枚数は約4000枚。A指定席(3200円)はほぼ完売したが、1万2000枚が即日完売した昨年に比べて出足は鈍かった。「最終的には完売、満員になると思う」と球団関係者は見通しを語ったが、そのサポート役を「名勝負Tシャツ」が務める。

もちろん黒木との本番での対決は松坂本人も望むところ。前日にキャンプから帰京した松坂はこの日都内で整髪し、2日からの松山遠征に備えて気分を一新した。キャンプでの投球数は1870球に達したが、オープン戦中の投げ込みも「必要ならやるつもりでいます」と言う。その視線の先には3・24西武ドームのマウンドで「オーラが出ている。闘争心の塊のような人」と評する黒木が待っている。

黒木
「Tシャツ?自分には関係ないですからね。でも、うちでも作って会社の利益になればいいんじゃないかな。」

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