わたしはかもめ2001年鴎の便り(3月)

便

3月12日

ルーキー渡辺俊に“記念品展示室”

ロッテのドラフト4位ルーキー渡辺俊介投手(新日鉄君津)の記念の品を公開する展示室が地元の栃木県下都賀郡で開かれたことが分かった。建設業を営む父・秀夫さんの会社事務所を改造したもので「それまで事務所として使っていたんですが、色々な方からオリンピックの時のグッズを見せてと言われるので部屋を改装しました」と秀夫さん。約30平方メートルの室内には昨年のシドニー五輪で使用したユニホームやロッテ・黒木や西武・松坂ら代表メンバー全員のサイン色紙など合計約100点が所狭しと並ぶ。

球界ではロッテOBの落合博満氏(評論家)の「落合博満野球記念館」(和歌山県太地町)や巨人・松井の「松井秀喜野球の館」(石川県根上町)が有名。都賀町役場観光課では「展示室を通じて都賀町の名前が全国的に知られるようになれば」と話しており、将来的にプロでの活躍の品を増やして拡充する構想もある。その第1歩として渡辺俊は「早く1軍で活躍してプロでの品も展示できるといいですね」と初勝利のウイニングボールを飾るつもりだ。

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