わたしはかもめ2001年鴎の便り(3月)

便

3月15日

黒木ラスト登板

黒木が16日の日本ハム戦でオープン戦ラスト登板する。前回登板のオリックス戦では4回無失点も毎回走者を背負う苦しい内容だった。必勝祈願で訪れた成田山新勝寺では、アップシューズと帽子を護摩行の火にかざしてもらうなど、開幕に向けて気合を入れ直していた。

黒木
「内容を意識したい。そう簡単には抑えられんでしょ、日本ハムには。」

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護摩祈祷

選手・スタッフ約40人が、15日、地元千葉の成田山新勝寺で必勝を祈願した。必勝祈願は、3年ぶり、山本政権下では初。1998年にプロ野球史上ワーストの18連敗して以来「封印」されていたチーム行事を復活させた。

山本監督
「気が引き締まりましたね。勝負の年?もちろん。」

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山本監督ら40人が必勝祈願

後藤球団代表、山本監督をはじめスタッフ、選手ら総勢40人が成田市の成田山新勝寺で必勝祈願を行った。98年にプロ野球記録の18連敗を喫してから「効果がない」(後藤代表)と寺社参拝を行っていなかったが、就任3年目の今季に進退をかける山本監督の支援のために3年ぶりに復活。地域密着の意味も込めて千葉のシンボルでもある新勝寺を訪れた。神頼みならぬ初の“仏頼み”に山本監督は「千葉の皆さんと一緒に戦っていくということ。身が引き締まる思いです」と神妙な様子。過去2年は4位、5位とBクラスに低迷しているだけに「今年が勝負?もちろん。過去2年は何もしていませんから」と強い決意を滲ませていた。

◇エース黒木、清めの儀式

必勝祈願の際に清めの儀式を受けたのがエース黒木。祭壇で焚かれた「智恵の炎」と呼ばれる火に持ち物をかざしてもらうもので、関係者は「煩悩を清めて願いごとをかなえる」と説明する。昨年は右大腿裏の肉離れで苦しんだだけに帽子のほかにシューズを差し出し「足が1番不安ですから」24日の開幕戦(対西武、西武ドーム)に向け、16日の日本ハム戦で最終調整登板する黒木は「内容を大事にしたい」と話した。

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