日本ハム打線が3本塁打を含む20安打で13点。黒木は、球が高めに浮き、切れもいまひとつ。5回を11安打、7失点の乱調だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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日本ハム | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 | 13 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 0 | 7 |
黒木がオープン戦最終登板となる日本ハム戦に先発したが、初回から大乱調だった。5回を投げ、11安打7失点。3年連続の開幕投手として、24日の西武戦で松坂と投げ合うことは決まっているが、不安を残した。あまりの乱調に20日最終戦で1イニングの調整登板を希望した。
西武からテスト入団した横田のオープン戦初登板が18日の西武戦になる見込み。試合前に山本監督が明らかにしたもので、右肩不安のためスロー調整を続けていたが2度のフリー打撃登板でメドが立った。開幕には間に合いそうもないが、山本監督は先発起用にこだわるつもり。
38歳の本西が、4打数4安打。福浦、ボーリック、メイのクリーンアップが合計12打数1安打、6三振と不振の中、1人気を吐いた。
16日、ファストフード店のロッテリアと1年間のスポンサー契約をしたと発表した。これにより、今季の公式戦開幕から終了まで、ヘルメットにロッテリアのステッカー広告を貼ることになった。
24日の西武戦(西武ドーム)で開幕投手に決まっているエース黒木が5回を投げ、3本塁打を含む11安打7失点の大乱調。「全てにおいて悪かった。このまま開幕を迎えたら大変なことになる」と肩を落とした。小笠原、野口、田中幸に打たれた本塁打はいずれも変化球が高めに浮いたところを狙い打たれたもので「他のピッチャーとの兼ね合いもあるから我儘は言えないけど、オープン戦の最終戦あたりで1イニングぐらい投げたい」と20日の中日戦(千葉マリン)での調整登板を志願。山本監督は「開幕までに修正してくれればいい。もう1回?本人と話して決める」と語り、エースが開幕へ向けて臨時の“追試”に臨むことになった。
昨季3敗を喫した苦手の日本ハム・建山に4回2安打と封じられた。試合前には「最初の対戦で今年は違うというところをきっちり見せておかないと」と自信を見せていた山下打撃コーチだったが、試合後は「思っていたよりやられた。左バッターが低めのボール球に手を出してしまった」と反省。4番ボーリック、5番メイの両外国人が3三振するなど対策が急務となった。