8回、エラーがらみで決勝点を与えた。先発・川井が4回2失点とまずまず。打線は11安打を放ちながら、決定打不足。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
18日、本拠地を川崎から千葉に移して10年目を記念したロゴマークを作製したと発表した。ユニホームの袖につけることも検討している。マリーンズの「M」と10周年の「10」とを組み合わせ、その中に球団のペットマークのカモメがあしらわれている。ロゴの下には「WITH CHIBA WITH YOU(千葉とともに、あなたとともに)」のメッセージが入っている。
ロッテの激励会が、千葉・幕張プリンスホテルで、選手・関係者ら約850人を集めて行われた。
好評の「ジョニー黒木弁当」の第3弾を発表し、18日の西武戦から発売した。黒木の出身地・宮崎にちなみ、宮崎牛を使ったメニューを売り物にしているが、本人の「肉を多めにして欲しい」という要望を受け、昨季の青椒牛肉糸からビーフシチューに変更した。近鉄戦だけは、ウインナーに代わり、ライバルの中村の折れたバットに見立てたエビフライが入る。価格は1100円。千葉マリンスタジアムで行われる主催試合で発売される。
昨秋、西武を解雇され、テスト入団した横田が、ようやく初登板。2回を無安打2奪三振と、復活のマウンドを飾った。
オープン戦初先発の川井が4回を3安打2失点にまとめ、先発ローテ入りをアピールした。1月には巨人・工藤の宮崎自主トレに押しかけて弟子入り。「走り方、投げ方、何でも自分で確認しながらやる」という教えを受け、刺激されたという。
嬉しかった。でも、不安だった。しかし、ここまでやってきたのだ。ロッテの横田は静かに言う。
オープン戦初登板。5回を3人で片づけ、6回には先頭の小関に死球を与えたが、松井とカブレラを得意のフォークで空振り三振にうち取った。満点の内容だったが、それを素直に喜べないところに横田の悲劇がある。
87年8月28日のロッテ戦でプロ初完封勝利を挙げた翌日に初めて右肩を痛めた。それから横田のプロ野球生活は肩痛との闘いだった。そして99年7月7日のオリックス戦の試合中に7度目の故障。昨年、1度も1軍の出場がないまま9月に西武から戦力外通告を受け、ロッテにテスト入団した。
キャンプ時から横田の先発ローテーション入りを期待していた山本監督も「ホッとしたけど、明日以降の状態を見て」と言う。首脳陣の青写真では教育リーグでの登板を経て、開幕3カード目のオリックス戦に登録即先発だが、それも右肩の状態次第だ。
だが、横田の努力を知らない者はいない。会見の輪が解けた時、苦しいリハビリを見続けてきた西武・島田マネジャーはそっと右手を差し伸べた。横田はそれを力を込めて握った。
先発した3年目の左腕・川井が4回を3安打2失点に抑える好投を見せ、先発ローテーション入りに名乗りを上げた。ローテーション入りが確定している左腕はドラフト2位の加藤(日大)だけという状況に「変化球が低めに決まった。期待を裏切らないようにしたい」と意気込んだ。今年1月の自主トレでは巨人・工藤と宮崎で合同自主トレ。「これからも相談したい」と先輩左腕のエキスを吸収したい考えだ。
毎年恒例の「千葉ロッテマリーンズ激励会」が千葉市の幕張プリンスホテルで行われた。飯豊周二後援会会長が「千葉市では優勝したらマリン球場のドーム化も計画していらっしゃる。今年は是非とも優勝して欲しい」と挨拶。山本監督も「昨年のようなことはない。全力を挙げて優勝を目指します」と答え大きな拍手を浴びていた。
好評の「ジョニー黒木弁当」がリニューアルされた。本人の強い希望でメーンのおかずがチンジャオロースーからビーフシチューにグレードアップ。また、近鉄・中村との対決を強く意識し、近鉄戦に限って通常は折れたバットをイメージしたウインナーを中村の「フルスイング弁当」で使用しているエビフライに換える念の入れようだ。試食した黒木は「マジで美味いですよ」とPRに懸命だった。
ロッテは92年に本拠地を千葉に移すと共に「マリーンズ」に名称変更してから今年で10周年を迎えたことを記念するロゴマークを発表。マリーンズのM、それにペットマークのカモメがデザインされている。また「WITH CHIBA、WITH YOU」のメッセージで地域密着の姿勢を強く打ち出しており、ユニホームの袖にこのロゴマークをつけることも検討されている。