ロッテの得点は、1回、ダイエー先発・ラジオの暴投による1点だけ。ダイエーは、4回、ミッチェルのレフトへの特大2号ソロで同点に追いつくと、5回、バルデスの中前適時打で勝ち越し。さらに6回にもバルデスの2点二塁打で突き放した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ダイエー | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ダイエーの継投の前に散発の5安打。投手陣の踏ん張りに打線が応えられない負けパターン。山本監督は半ばヤケクソだった。これで地元でも成績は1勝3敗。試合後は1時間近いコーチミーティングが行われた。
3連勝を目指したロッテだが、ミンチーが7回4失点で敗戦投手に。ミンチーは千葉マリンで2連敗。千葉マリンのマウンドは、低いマウンドと柔らかい土に特徴があるだが、これとの相性も考えられる。本人はノーコメントを貫いた。
ロッテが米大リーグ、メッツ傘下のマイナーリーグ3Aで投げていた左腕投手のジェフ・キューバンカ(26)を獲得することが、6日、明らかになった。メッツが5日に発表した。キューバンカ投手は、昨季、ダイヤモンドバックスとアスレチックス傘下の3Aで21試合に登板し、2勝3敗1セーブの成績を残した。
4日の近鉄戦(大阪ドーム)に続いて1点しか奪えなかった打線に山本監督が激怒した。「毎試合1、2点だもん。もうちょっと目の色変えてやらんとピッチャーを殺してしまうよ」この日は散発5安打に抑えられチーム打率は.219まで下降した。打開策は?の質問には「インサイドに来たら逃げないでぶつかればいいんですよ」と半ばヤケ気味だった。
ミンチーが2試合連続KOされた。1日のオリックス戦で2回6失点されたのに続き、この日は7回11安打4失点。試合後は無言で球場を後にした。仁科投手コーチは「右打者のインコースの制球がいまひとつだった。あれだけ狙ったところに行かないと厳しいね」と柱として期待する右腕の今後に不安を抱いていた。
ロッテが第4の外国人選手として米大リーグ・メッツ傘下の3Aノーフォーク所属、ジェフ・キューバンカ投手=1メートル83、86キロ、左投げ右打ち=を獲得することが6日、分かった。正式に契約が成立し次第、発表される。同投手はメジャー経験こそ12試合で1勝1敗ながら、マイナーリーグ通算では278回1/3を投げ323奪三振。昨季は2勝3敗1セーブ、防御率6.33だった。山本監督は「先発と中継ぎとで両方使えればいい」と話した。