日本ハムは1点差で迎えた1回裏、1死一、三塁から田中幸の適時打で同点とすると、続く島田が3ランを放ち逆転。2回にも上田のソロで1点を追加した。その後、先発・関根が初芝の適時打などで1点差まで追い上げられるが、中継ぎ陣が踏ん張り、最後は守護神ミラバルがしめた。ロッテは、対関根に3年越しの10連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 |
日本ハム | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
1999年7月8日以来、対関根に3年越しの10連敗を記録した。通算でも15勝1敗。関根は「カモにできるところは思い切りカモにしないと。」と舌なめずりしていた。
ミンチーは、2回までに2本塁打などで5失点。序盤の投球を悔やむと共に、黒木が戦線離脱した今、奮起を誓った。
11日、左足ふくらはぎ打撲の黒木が出場選手登録から外れた。11日も東京ドームでアイシングなど治療を受けたが、腫れがひかず、左足を床につけると立っていられないほど痛むという。再登録に必要な期間の10日は治療、リハビリに専念する。痛みがひいてからトレーニングを再開するため、復帰まで20日近くかかりそう。代わって横田が近日中に1軍昇格する。
1点差の9回は1死二塁まで粘ったが、福浦、ボーリックが凡退。山本監督は「よく粘ったけどな。あと1本が出なかった。でも去年のように一方的にやられての大敗じゃないから歯車さえ合えば」と意外にもサバサバと振り返った。対照的に6回2/3で5失点降板のミンチーは「黒木の分まで頑張って投げないといけないんだけど…」と悔やみ切れない表情。
前日の日本ハム戦で開幕4連勝を目前に打球を左ふくらはぎに受けて途中降板した黒木がこの日登録を抹消された。一夜明けても痛みが引かず、腫れが引くまで患部のアイシングを続けるが松葉杖姿の黒木は「今度登録されるときは今までと同等の投球ができる状態にして戻ってきます」と前向きに話した。山本監督は「(先発ローテーションから)何回飛ばすかは今後の経過次第。とにかく無理はさせられない」とエースの復帰には慎重を期す構えだ。