延長12回規定により引き分け。5回裏、塩崎の適時打でオリックスが1点を取ると、その直後の6回表、福浦が各々ソロを放って追いつき、8回裏、田口の適時打でオリックスが1点を取ると、その直後の9回表、ボーリックがソロを放って追いつき、延長戦となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
14安打を浴びながらも4人の継投で2失点でしのぎ、延長12回引き分け。得点が本塁打による2点だけに、勝ちに等しい引き分けに山本監督は上機嫌だった。
初めて中4日で先発したルーキー加藤は、10安打されながらも、8回を失点2。打線の援護がなくマウンドを降りたが、8回に田口に許した2点目のタイムリーを悔やんでいた。
9回途中、今季初めて同点の場面で、小林雅が登板した。
ロッテは敗色濃厚の9回にボーリックの中越え5号ソロで追いつき、何とか引き分けに持ち込んだ。「価値がある。うちの方が分は悪かったけど、ボーリックと福浦が見事にホームランを打ってくれた。ピッチャーもよく踏ん張ってくれたよ」と山本監督。ボーリックは「自分の形でボールをとらえることができた。納得のいくバッティングができたよ」と値千金の1発を自画自賛していた。