わたしはかもめ2001年鴎の便り(4月)

便

4月26日

オリックス2−2千葉ロッテ(GS神戸)

延長12回規定により引き分け。5回裏、塩崎の適時打でオリックスが1点を取ると、その直後の6回表、福浦が各々ソロを放って追いつき、8回裏、田口の適時打でオリックスが1点を取ると、その直後の9回表、ボーリックがソロを放って追いつき、延長戦となった。

123456789101112R
千葉ロッテ0000010010002
オリックス0000100100002

ページトップ

4人の継投で引き分け

14安打を浴びながらも4人の継投で2失点でしのぎ、延長12回引き分け。得点が本塁打による2点だけに、勝ちに等しい引き分けに山本監督は上機嫌だった。

山本監督
「なかなか点が入らないな。うちの方が分が悪かったからね。価値があるよ。」
藤田
「(12回は)投げる準備はできていたし、抑える自信もあった。」

ページトップ

加藤反省

初めて中4日で先発したルーキー加藤は、10安打されながらも、8回を失点2。打線の援護がなくマウンドを降りたが、8回に田口に許した2点目のタイムリーを悔やんでいた。

加藤
「追い込んでからの球が悪かった。田口さんに打たれたのも甘いボール。」

ページトップ

初めて同点の場面で登板

9回途中、今季初めて同点の場面で、小林雅が登板した。

小林雅
「あの状況は自分の仕事です。何とか抑えられてよかった。」

ページトップ

ボーリック、土壇場千金同点5号

ロッテは敗色濃厚の9回にボーリックの中越え5号ソロで追いつき、何とか引き分けに持ち込んだ。「価値がある。うちの方が分は悪かったけど、ボーリックと福浦が見事にホームランを打ってくれた。ピッチャーもよく踏ん張ってくれたよ」と山本監督。ボーリックは「自分の形でボールをとらえることができた。納得のいくバッティングができたよ」と値千金の1発を自画自賛していた。

加藤
「追い込んでからのボールが甘かったです。もう少し粘りの投球をしたかった。そう簡単には勝てませんね。」(8回2失点も3勝目はお預け)
小林雅
「0点に抑えられてよかったです。三振は追い込んでからは狙っていました。」(10回に3者三振を奪うなど2回1/3を無失点)

ページトップ