わたしはかもめ2001年鴎の便り(4月)

便

4月28日

西武11−0千葉ロッテ(西武ドーム)

ミンチーは、1回、鈴木の適時二塁打、和田の適時打で2点を先制されると、3回にも、カブレラに適時打、小関に適時三塁打を打たれ、3点を謙譲。4回を7安打4四球5失点でマウンドを降りた。打線は、西口に8回を2安打に抑えられ、0封された。

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今季初の完封負け

大敗で西武に今季初の黒星。しかも、今季初の完封負け。山本監督は強気を装っていたが、表情に悔しさが滲み出ていた。

山本監督
「今日は西口が良かった。年間10勝する投手からそうは打てない。ここまで5つも勝ってるし不運もあったからね。」

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黒木、1軍の練習に合流

左ふくらはぎを痛めて2軍で調整中の黒木が、試合前の1軍の練習に合流した。10日のけが以来初めてスパイクをはいて、走り込みと約60球のキャッチボールで汗を流した。29日にはブルペンで投球を再開する。

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名手・本西2拙守…ロッテ初零敗

球団初の西武戦6連勝を狙ったが、投打共に振るわず今季初の零敗。山本監督は「西口は年間10勝する投手。そうは簡単に打たせてもらえない」と脱帽した。守っても中堅・本西が初回1死から柴田の左中間の打球を、3回2死一、二塁でも小関の打球を追いつきながらこぼして(記録は安打)失点につながった。ベテランらしからぬプレーに「足が動くということの確認にはなったけど…」と本西。もっとも指揮官は「神様じゃないんだし、それより打線の真ん中が打てばいいんだ」と無安打の主軸に苦言を呈した。

ミンチー
「今日は球を低めに集めることができなかった。次回は気持ちを切り替えて頑張るよ。」(4回5失点で4敗目)
薮田
「打たれたのは外角低めのフォーク。あれをあそこまで持っていくなんて…。唖然としました。」(7回1死からカブレラに左越え14号ソロを被弾)
福浦
「負けるにしても1本打っておかないと。こういうところが駄目なんですよ。」(8回1死一、二塁から二ゴロ併殺打に倒れるなど3打数無安打)

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ジョニーが合流

左ふくらはぎの打撲で戦列を離れていたエース黒木が1軍に合流した。西武第2球場で故障後初めてスパイクを履き、軽めのダッシュとキャッチボール。「明日(西武は)松坂でしょ?僕も明日いきますよ」とおどけるなど順調な回復ぶりをアピールした。29日には投球練習を始める予定で、山本監督は「走れるかどうか」と慎重ながら早ければ5月5日のオリックス戦で復帰する見通しだ。

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