わたしはかもめ2001年鴎の便り(4月)

便

4月29日

西武7x−6千葉ロッテ(西武ドーム)

西武は、2点を追う9回にカブレラが同点本塁打を放ち、延長戦へ。11回2死満塁から押し出し四球で決勝点を奪い、今季3度目のサヨナラ勝ち。ロッテは、松坂から6点を奪ったが、抑えの小林雅が9回2死二塁からカブレラと勝負して痛い一撃を浴びた。

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千葉ロッテ000302100006
西武30001000201x7x

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小林雅、今季初自責

新人・渡辺俊がサヨナラの押し出し。小林雅が、9回、2死二塁からカブレラに浴びた同点2ランが響いた。初球ストレートをレフトスタンドにたたき込まれ、これが今季の初自責。

小林雅
「一塁が空いていたのは頭になかった。歩かせる気はなかった。自分の持ち味として力の勝負にいったけど、やってはいけなかった。」
山本監督
「マサだって打たれることはある。」
黒木
「投手として分からなくもないけど、やってはいけなかった。」

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クベンカは3失点

新外国人左腕のクベンカが初先発したが、2安打4四球3失点と散々なデビュー。1回も持たず2死で降板した。

クベンカ
「チームメートに迷惑かけて申し訳ない。」

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黒木が気合の43球

黒木が、西武ドームのブルペンでスパイクをはいた投球練習を再開した。全部で43球。うちカーブ、フォークなど、変化球も13球披露した。いずれも低めに決まり笑顔を見せた。

黒木
「感じはいいですよ。ちょっとだけね(笑)。」
仁科投手コーチ
「上出来だ。仕上がったよ。明日でも行けるんじゃないか。」

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小林雅、力の勝負悔やむ

ロッテは痛恨の押し出し四球でサヨナラ負けしたが、ポイントは2点リードの9回2死二塁、小林雅がカブレラと勝負して同点2ランされた場面だった。今季初失点に「歩かせる気はなかった。自分の持ち味として力の勝負にいったけど、やってはいけなかった」と小林雅。山本監督は「たまには打たれるときもある」とリリーフエースをかばったが、エース黒木も「投手として分からなくもないけど、やってはいけなかった」と小林雅と同じ言葉を吐いた。

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