わたしはかもめ2001年鴎の便り(5月)

便

5月1日

千葉ロッテ2−6福岡ダイエー(福岡ドーム)

ダイエーは、1回、1死一、三塁から小久保、松中、城島と適時打を放ち、3点を先制。5回には井口のソロ、7回には、エラーで出塁したランナーを小久保が返し、さらにエラーで得点。ロッテは、8回、代打・初芝の適時打で1点、9回にも1点を入れるが、田之上にプロ初完投勝利を許した。

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千葉ロッテ0000000112
福岡ダイエー30001020x6

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勝負はこれから

今季2度目の4連敗でついに借金1。田之上に7回までわずか2安打。8回、9回に反撃したが遅かった。試合後、今季初めて選手、コーチ全員を集めての緊急ミーティングが行われた。

山本監督
「借金1は分かっているよ。まだ5月に入ったばっかりだ。109試合も残ってる。勝負はこれからだ。」
横田
「立ち上がりで慎重になりすぎた。井口の1発も痛かった。」
高沢打撃コーチ
「田之上は良かった。ウチの得点源である左打者に対して、内角のカーブがいいところに決まっていた。」

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ついに初の借金生活

ロッテは4連敗で今季初の借金1。試合後、山本監督は苦悩の表情で7分間の緊急ミーティングを招集した。田之上の前にわずか5安打。初芝に代わり石井を「7番・DH」で起用した打線が振るわなかった。それでも「まだ109試合も残ってるんだから勝負はこれからだよ。去年の4月は12も借金があったんだから」と指揮官は自らに言い聞かせるように話した。

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