わたしはかもめ2001年鴎の便り(5月)

便

5月2日

千葉ロッテ7−8x福岡ダイエー(福岡ドーム)

ダイエーは、1点を追う3回、3者連続の四球で無死満塁のチャンスに松中が満塁ホームランを放ち逆転。ロッテは、4回、メイ、初芝の2者連続本塁打で2点を返し、5回、初芝の適時二塁打で同点に追いつくが、その裏、鳥越の適時打でダイエーが1点勝ち越し。8回も、福浦の適時二塁打でロッテが同点に追いつくが、その裏、井口の本塁打でダイエーが1点勝ち越し。9回、松中のエラーでロッテが同点に追いつき、延長戦へ。11回裏、1死から村松の三塁打、坊西の適時打で、ダイエーがサヨナラ勝ちを収めた。先発の加藤は8四球で自らの首を締めた。

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千葉ロッテ002210011007
福岡ダイエー01401001001x8x

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山本監督「選手はよくやった」

9回2死から同点に追いつく執念を見せたが、結局延長11回の末にサヨナラ負けで今季初の5連敗。ベンチ入り25人のうち23人をつぎ込む総力戦に敗れた山本監督は「選手はよくやった。本当によくやってくれた。加藤が誤算?選手を動かしているのはオレなんだから」と5回6失点KOの新人・加藤をかばった。延長11回1死三塁の場面で登板し、代打・坊西に左越え安打を打たれた小林雅は「肩は何度もつくっていました。最後は直球しか投げないつもりでした」と言葉少なだった。

加藤
「コースを狙いすぎてリズムを崩してしまった。四球でランナーをためてストライクを痛打される悪循環でした。」(先発し5回6失点で降板)
光山
「(11回は)2死までは直球勝負だった。最後は要求通りに高めにきたのだけど…。」

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黒木、4日BW戦で復帰先発

左ふくらはぎ打撲のために2軍で調整しているエース黒木が4日のオリックス戦で復帰し、先発することが決まった。黒木は4月10日の日本ハム戦(東京ドーム)で打球を左足に受けて出場選手登録を抹消し、2軍で調整していたが「4月29日のピッチング練習を見て決めた」と小野投手コーチ。「チームがこういう状況だし、あまりプレッシャーのかからない状態で投げさせたいね」とも同コーチは話したが、エースには疲れの見え始めた投手陣の立て直しが期待される。

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