わたしはかもめ2001年鴎の便り(5月)

便

5月20日

千葉ロッテ3−6大阪近鉄(千葉マリン)

近鉄は、4回1死一、二塁から礒部の適時打で先制。さらに吉岡、川口、前田の連続適時打で4点を先行した。ロッテは、先発ミンチーが誤算だった。打線は9回にやっと反撃し、好投の山村を降板させたが、8回まではわずか2安打に抑えられ、勝率5割を切った。

123456789R
大阪近鉄0004002006
千葉ロッテ0000000033

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8回までわずか2安打では…

最終回の追い上げもむなしく、またまた借金生活転落に逆戻り。山本監督は打線を敗因に挙げた。8回までわずか2安打。あまりにも淡泊な攻撃に「積極的にいけと言っていたんだが」と嘆いた。

山本監督
「初回(1死一、三塁)に点取れなかったし、その後もずっと打てなかったな。」

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拙守、拙攻5位転落

福浦と平井の本塁打で9回に3点差まで迫ったロッテだが、反撃も及ばなかった。初回は1死一、三塁から先制できず。逆に4回は1死一、三塁でスクイズを外して2死二塁としながら続く前田の当たりでミンチーの一塁カバーが遅れ、一塁内野安打にして4点目を失うなど拙攻、拙守が響いた。借金1、勝率差で5位に落ち、山本監督も「ゲームセットまで分からない。ああいうところをしっかりやっておかないと」と不満顔だった。

福浦
「打った瞬間分かったけど、もっと早く打ちたかった。」(9回に連日の右越え9号ソロ)

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