山本監督が恵みの雨を喜んだ。左ひざ痛の福浦、5日の練習中に自打球を当てた酒井らレギュラー陣に故障者が続出。雨天中止は大歓迎。福浦は9日の西武戦から復帰のメドが立っている。
黒木が5月度月間MVP・投手部門に選出された。
左ひざの違和感で2試合欠場した福浦が9日の西武戦(西武ドーム)から復帰する。山本監督は「福浦は次の西武戦にはいけるよ。そのために2試合休ませたんだから」と語った。雨でオリックス戦が中止になったこの日、福浦はウエートトレーニングのみの軽いメニューで切り上げたが「ひざはもう大丈夫。(試合まで)あと3日あるし、8日にはノックも受けます」と明るい表情で話していた。
セ、パ両リーグは6日、5月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、セはヤクルトのロベルト・ペタジーニ内野手が3度目、中日・野口茂樹投手が4度目、パは近鉄・中村紀洋内野手が4度目、黒木知宏投手が2度目の受賞をした。ペタジーニは月間最多の30打点が評価され、4勝した野口は40回で46奪三振の好成績をマークした。ともに2カ月連続の受賞。中村は26試合で打率.406、13本塁打、33打点。現在9連勝中の黒木は5勝が評価された。