わたしはかもめ2001年鴎の便り(6月)

便

6月11日

日本ハム1−3千葉ロッテ(東京ドーム)

日本ハムは、1回、小笠原のソロで1点を先制するが、4回、メイのソロで同点に追いつく。8回、堀が勝ち越し打を放ち、さらに、酒井にも適時打が出て3−1に。8回2死から登板した小林雅が9連続セーブで18セーブ目をあげた。

123456789R
千葉ロッテ0001000203
日本ハム1000000001

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ラッキー8復活?

1974年、金田監督のもとで日本一に輝いた年、8回の逆転劇が多発し、騒がれた言葉が「ラッキーエイト」だ。5月25日以降だけでもチームが8回に勝ち越した試合はこれで5試合目。

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サブロー走る走る

8回、1死一、二塁から二塁走者についた代走サブローが、堀の左前安打で、果敢に三塁を回った。タイミングはアウトだが、落球でホームイン。

「初球から積極的に行ったのが良かった。それにしてもサブローがよく走ってくれたよ。」
サブロー
「イチかバチかスタートを切った。ミットにめがけていったら落としてくれた。」

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小林雅が4人を12球

小林雅が、チーム記録を更新する9連続セーブ。8回2死から登板し、4人を12球で抑えた。

小林雅
「自分やり前のピッチャーが頑張ってくれたおかげ。チームが勝つことだけを考えました。」
山本監督
「今日は守りで勝った。」

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サブロー肉弾生還、ロッテ2位

ロッテが接戦を制して勝率差で2位に浮上。立役者は石井とサブローだ。5月3日以来の1軍昇格の石井は8回に先頭で四球。「相手がびびった?そんなことないでしょう」と苦笑いしたが、同点の場面でベテランの存在感が救援の若い2年目・佐々木を乱した。1死一、二塁では石井の代走サブローが堀の左前打で本塁に生還。捕手・田口の落球を誘う激しいスライディングに「タイミングはアウト。でも、打てないので足で貢献しないと」と笑顔を浮かべていた。

小野
「初回に失投をホームランされたあとは気持ちを切らさずに投げました。8回は先頭を出さないように意識したのが裏目。勝ててよかった。」(8回に連続四球で降板も6勝目)
小林雅
「自分より前の投手が一生懸命投げてくれているおかげです。」(9試合連続セーブでリーグ記録に王手)
「初球から積極的にいったのがよかった。サブローがよく走ってくれました。」(8回1死一、二塁から勝ち越し左前打)
メイ
「低めのボールを巧く上から叩くことができたね。逆方向だけど、よく伸びたよ。」(4回に左中間に17号同点ソロ)

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