日本ハムは、1回、小笠原のソロで1点を先制するが、4回、メイのソロで同点に追いつく。8回、堀が勝ち越し打を放ち、さらに、酒井にも適時打が出て3−1に。8回2死から登板した小林雅が9連続セーブで18セーブ目をあげた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 |
日本ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
1974年、金田監督のもとで日本一に輝いた年、8回の逆転劇が多発し、騒がれた言葉が「ラッキーエイト」だ。5月25日以降だけでもチームが8回に勝ち越した試合はこれで5試合目。
8回、1死一、二塁から二塁走者についた代走サブローが、堀の左前安打で、果敢に三塁を回った。タイミングはアウトだが、落球でホームイン。
小林雅が、チーム記録を更新する9連続セーブ。8回2死から登板し、4人を12球で抑えた。
ロッテが接戦を制して勝率差で2位に浮上。立役者は石井とサブローだ。5月3日以来の1軍昇格の石井は8回に先頭で四球。「相手がびびった?そんなことないでしょう」と苦笑いしたが、同点の場面でベテランの存在感が救援の若い2年目・佐々木を乱した。1死一、二塁では石井の代走サブローが堀の左前打で本塁に生還。捕手・田口の落球を誘う激しいスライディングに「タイミングはアウト。でも、打てないので足で貢献しないと」と笑顔を浮かべていた。