わたしはかもめ2001年鴎の便り(6月)

便

6月18日

オリックス11−2千葉ロッテ(GS神戸)

オリックスは、1回にビティエロが適時内野安打を放ち先制すると、2回2死から日高がヒットで出塁すると、塩崎の適時打を皮切りに打者一巡の猛攻で計6点を追加。3回には先頭の進藤がソロを放ち、黒木をKO。ロッテは、8回に福浦の適時打で2点をあげ、小倉を降板させるのが精一杯。

123456789R
千葉ロッテ0000000202
オリックス16100003x11

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黒木8失点KO

黒木が今季最短2回0/3、8安打8失点の大乱調でKOされた。初回ビティエロの適時打で先制を許し、2回には2死から打者8人に5安打の猛攻を受けて今季1イニング最多の6点。3回先頭の進藤に1発を浴びて降板した。開幕9連勝のあとは2連敗。5年連続2ケタがお預けとなったばかりか、防御率ではダイエーのラジオにトップを譲り、勝ち星でも近鉄前川に並ばれた。

黒木
「チームに申し訳ない。それ以上何も言うことがありません。次回頑張ります。」
清水将
「今日のジョニーはボールが高かった。初球から狙われてリズムにも乗れなかった。」
山本監督
「捕手のリードの問題もあるんだろう。」

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黒木、8失点KO

黒木が今季最短の2回0/3で8失点KO。チームは1日で2位から4位に転落した。「申し訳ない。次頑張ります。それしかないです」。悪夢は2回だった。2死から日高に右前打を許すと2四球をはさみ5連打で6失点。MAX145キロも切れを欠き、高めに浮いては抑えられない。捕手の清水将は「サインを出す方もそうだが、リズムが悪かった」と話したが、山本監督が「調子が悪いときもいつもと同じリードでは」と指摘したコンビネーションの悪さもあり、立ち直れなかった。4月に左ふくらはぎに打球を受け、戦線離脱を経験しながらも躍進ロッテを支えてきたエースが苦難の時を迎えた。

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来季は8年ぶり セ・パ同時開幕

プロ野球実行委員会が18日、東京・内幸町の日本野球機構会議室で行われ、来季は3月30日(土)にセ・パ同時開幕することで大筋が固まった。実現すれば94年以来8年ぶりになる。ただ、来季は米大リーグの日本開幕戦が予定されており、それに先行する形で3月23日になる可能性もある。開催地は川島コミッショナーの意向で順位、本拠地にとらわれず、札幌など全国展開することも検討された。

また、これまで夏休み期間中の7月20日以降に行われていたオールスターゲームを7月上旬に変更開催することも議題に上った。19日も開かれる実行委で本格討議されることになったほか、中日とオリックスの両チームが11月に韓国遠征を行うことも承認された。6月のサッカーW杯日本戦当日の公式戦は休止することで合意した。

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