わたしはかもめ2001年鴎の便り(7月)

便

7月13日

西武3−2千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテは、2回、初芝の左前適時打で1点を先制、8回、ボーリックのレフトへのソロで1点を追加した。しかし、西武は、その裏、1死一、三塁とし、2人目藤田から代打・垣内の適時打で1点、さらに3人目小林雅から小関が2点適時打を放ち、逆転に成功。

123456789R
千葉ロッテ0100000102
西武00000003x3

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白星がスルリ

黒木の粘投も白星には結び付かなかった。8回、1死一、三塁のピンチで降板。代わった藤田、小林雅が崩れ、12勝目は消えた。

黒木
「あそこ(8回)は、そのままいかなきゃいけない。ああいう場面にしたところが悪いんです。」
藤田
「僕の投球ミスです。」
小林雅
「打たれたのはシュート。いつもと変わりはなかったんですが…。」
山本監督
「(中継ぎの調子が)落ちてることは落ちてる。どっちにしても使った方が…。」

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黒木、12勝“スルリ”

黒木の12勝目がするりと逃げた。7回まで無失点に抑えたが、疲れの見えた8回に悪夢が待っていた。先頭の大友に中堅二塁打された1死後、ここまで2三振のカブレラにも中前打。ここで降板すると藤田、小林雅の救援陣が逆転を許してしまった。「ああいうふうにした(ピンチを招いた)僕が悪いんです」と黒木。129球の力投が報われずにがっくりと肩を落とした。松坂との投げ合いは3・24開幕戦で勝利して以来今季2度目だったが「大輔と投げると疲れる」と先にマウンドを降りたこともあり、悔しそうな表情を見せた。チームもこれで貯金ゼロ。山本監督は「(リリーフが打たれたのは)使った方が悪いんだ」と話して球場を後にした。

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