わたしはかもめ2001年鴎の便り(7月)

便

7月28日

オリックス1−2千葉ロッテ(GS神戸)

1−1で迎えた8回表、ボーリックが決勝となるホームランを放った。1点を勝ち越したロッテは、その裏、2死二塁のピンチで代打・五島にヒットを打たれるが、レフトの大塚の好返球で走者を本塁で刺した。9回を抑えた小林雅が24セーブ目。

123456789R
千葉ロッテ0100000102
オリックス0001000001

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小野復活

小野が右ひじ痛から復活。約1ヶ月ぶりの先発で今季自己最多の140球を投げ、7回1/3を1失点。6月11日以来の7勝目を挙げた。また、昨年から続くオリックス戦の連勝を5とした。

小野
「自分が点を与えなければ味方が点を取ってくれると思った。粘り強く気持ちで投げました。やっと勝てました。ピッチャーが頑張れば、まだまだ上を狙っていけますからね。」
山本監督
「よう立ち直ってくれた。」

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立川が負傷退場

立川が、28日のオリックス戦(GS神戸)の2回、ヤーナルから左上腕に死球を受け退場した。打撲で病院には行かずアイシング治療で様子を見る。

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小野、気迫の140球

小野の背中にジョニーの気迫が乗り移った。ピンチに「ウリャーッ」とうなる魂の投球。その姿は師と仰ぐ黒木の姿にそっくりだった。「昨日黒木さんが1球に泣いた部分があったので、自分は絶対にそういうことがないように気持ちを入れて投げました」。

前日、黒木は8回2失点と好投したが、日高に痛恨の1発を浴びて白星を逃がした。くしくもこの日1−1で迎えた6回2死三塁でその日高を打席に迎えた。そして内角へ切れ込むスライダーで右飛に。兄貴分の借りを見事に返した。6月11日以来の7勝目は格別な1勝となった。

140球の力投に山本監督も「よく立ち直ってくれた」とご機嫌。打線は4安打と低調ながら、ボーリックだけは8回に24号ソロを放つなど勝負強さを見せた。これで勝率を5割に戻し、首位・ダイエーに4.5ゲーム差。まだまだ“5強”から離れる訳にはいかない。

大塚
「よかった。ストライクの返球がいってホッとしました。」(8回に本塁への好返球で同点のピンチを阻止)

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