わたしはかもめ2001年鴎の便り(8月)

便

8月3日

千葉ロッテ3−0西武(千葉マリン)

ロッテが完封リレーで、連敗を4で止めた。ミンチーは7回4安打無失点。加藤を挟んで、最後は小林雅が締めた。ミンチーは6月27日以来の9勝目、小林雅は25セーブ目。打線は、1回に福浦の2ランで先制、8回に1点を加えた。

123456789R
西武0000000000
千葉ロッテ20000001x3

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快気祝いの1発

右ひじのケガから復帰した福浦が一振りで復活をアピール。この日出場選手登録され、1回、最初のスイングで2号2ランを放った。

福浦
「たまたまです。久々の打席で、つなぐことだけ考えてました。入って良かった。」
山本監督
「福浦が戻って打線につながりと重みが出てきたよ。」

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ミンチー9勝目

先発のミンチーが丁寧な投球で、7回を4安打無失点に抑えた。

山本監督
「ミンチーがよく投げたよ。予定通りだね。」

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ボーリックが月間MVP

3日、7月度の月間MVPが発表され、野手部門にボーリックが選ばれた。ボーリックの7月の成績は、本塁打8本、打率は.367。そして、長打率が.833、出塁率が.513と、リーグトップ。9日の福岡ダイエー戦で、延長戦では史上初となる逆転サヨナラ満塁ホームランを打った。なお、ボーリックは3年目で初受賞。

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福浦、復帰初打席先制決勝2ラン

福浦が復帰初打席の初回にいきなり右越え12号2ランを放って存在をアピールした。「久し振りの打席だったのでとにかくつなげることだけ考えていました」。7月17日の近鉄戦で右上腕部に死球を受けて以来17日ぶりの復帰戦。勝率5割で前半戦を折り返したチームは借金4まで沈んでいた。「自分のバットでというより、自然体で打席に立ってそれが勝ちにつながれば」。

14年ぶりの甲子園出場を決めた母校・習志野の奮闘にも刺激された。「テレビで見て鳥肌が立ちました。凄いですよね」とにっこり。この日は8回にも右前打を放って4打数2安打で打率を.352とし、首位打者もがっちりとキープした。先発要員の加藤もつぎ込む執念の投手起用で完封リレーを決めた山本監督は「今日は福浦さんに聞いてよ」と終始ご機嫌だ。連敗を4で止めたロッテが混パをさらに面白くする。

ミンチー
「最近はアンラッキーなことが多かったけど、今日は幸運があったね。」(6月27日以来の9勝目)

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